【2025年】防災用の寝袋おすすめ11選!選び方や便利なアイテムも解説
もしものときにあると便利な防災グッズのひとつがアウトドア用の寝袋です。この記事では、おすすめの寝袋11選を防災の観点から紹介します。キャンプ経験のない人でも、寝袋の選び方のポイントや避難所生活を快適にするアイテムがわかるようになるはずです。
災害に備えて防災用に寝袋は必要
地震や台風などの大きな災害時にそなえて、
寝袋の用意は必要といえます。もしも避難生活をせざるを得ない状況になっても、寝袋があれば少しは快適に過ごせるからです。
内閣府の「防災情報のページ」によれば、防災備蓄は次の4種類にわかれるとのこと。
- 常備品…常に持ち歩く防災グッズ
- 一次品…災害発生時にさっと持って非難するための最低限のそなえ
- 二次品…災害発生から3日間の避難生活へのそなえ
- 三次品…長引く避難生活をできるだけ快適にするためのそなえ
寝袋はこの防災備蓄のうち、三次品に該当します。
夏場のキャンプでも、夜中や明け方には肌寒さを感じることがあります。避難場所が体育館や車の中など屋内であっても、それは同じ。春や秋、ましてや冬であれば、非常に冷え込むことが想像できます。寝袋があれば暖がとれて、睡眠の質が向上するはずです。
体力確保のために良質な睡眠は非常に大切。避難所生活を強いられてしまうケースを想定すると、寝袋を用意しておくと安心といえます。
内閣府|防災情報のページ
防災用寝袋の選び方
寝袋の形状で選ぶ
中綿の種類で選ぶ
快適温度で選ぶ
コンパクトさ・重さで選ぶ
寝袋といっても種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷う人も多いはずです。そこで、4つの観点で防災用の寝袋の選び方を解説します。
寝袋の形状で選ぶ
寝袋は主に「マミー型」「封筒型」の2種類の形状にわけられます。
【マミー型】
ミノムシのように身体にピタッと沿った形状が特徴です。
身体にフィットしやすいため寝袋内の暖かい空気を逃しません。また頭部を冷やさないフードや首元まで締められるチャックが付いていることがあるので、暖かく眠れます。北海道や東北などの寒い域、標高が高く気温が低い場所に住んでいる人におすすめです。
封筒型に比べると収納サイズがコンパクトになるのもポイント。持ち運びがしやすいのはもちろん、小さくしまえるので避難先でも邪魔になりません。
【封筒型】
名前のとおり封筒のように長方形の寝袋です。
封筒型はマミー型に比べると、寝袋内の空間に余裕があります。ファスナーを全開にすれば、掛け布団のようにも使えます。身動きが取りやすく、すぐに出られるのも避難時にはうれしいポイントです。
収納サイズは大きめのため、車中泊での使用や避難所のスペースで十分に取れる場合におすすめです。
中綿の種類で選ぶ
寝袋の中綿には「化学繊維」「羽毛」の2種類が使われているケースが多いです。それぞれの特徴を解説します。
【化学繊維】
化学繊維の一番のメリットは、価格が安い点にあります。もしものときのそなえとして寝袋を用意する場合、高額なものを家族全員分そろえるのは厳しいという人も多いはず。化学繊維が使われている寝袋であれば、コストを抑えられます。
ただし値段が安い分収納サイズが大きく、かさばるのがやや難点です。置き場所にある程度のスペースが必要なため、車の中で避難生活を送る人に向いています。
【羽毛】
羽毛は保温力に優れているのが特徴。化学繊維の寝袋に比べるとコンパクトに収納できて持ち運びもしやすいため、寒い地域で避難所生活を送る場合に向いています。
一方で、羽毛が使われている寝袋は高額になりがちです。WORKMAN(ワークマン)をはじめとする、コスパの良いメーカーの製品もチェックしてみましょう。
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快適温度で選ぶ
寝袋は形状や中綿などによって、保温性が大きく変わります。寝袋を選ぶ際は、快適に眠れる温度の指標を示す「対応温度」に着目するのが大切です。
メーカーによって対応温度の表記はやや異なりますが、主に「快適温度」「下限温度」「限界温度」などの表記が用いられています。
快適温度…この温度域までであれば、快適に眠れる
下限温度…男性が身体を丸めれば朝まで眠れる
限界温度…使用を推奨されていない温度域だが、工夫次第で使用できる
たとえば快適温度が5℃と記載されている寝袋の場合、5℃以上の気温なら朝までぐっすり眠れるという意味です。寒さの感じ方は人それぞれ異なりますが、快適温度より+5℃の環境下での使用なら、心地よく眠ることができるでしょう。
なお、シーズンごとに快適温度は変わるので、季節に合わせた寝袋の用意が必要です。シーズン別の快適温度については居住地域の気温に合わせて判断してください。
東京都の過去10年の最低気温を元に考えると次のようになります。 東京都では冬場でも最低気温が0℃を下回りません。冬場の避難でも、
春〜秋の3シーズンで使える寝袋に支給された毛布を併用して調節するのがおすすめです。
居住地域の季節ごとの気温を調べて、環境に適した寝袋を選ぶようにしましょう。
気象庁
コンパクトさ・重さで選ぶ
収納サイズと重さも重要なチェックポイントのひとつ。寝袋の収納サイズが大きく、さらに重いとなると避難所までの移動が困難になるのが理由です。「避難所が自宅から離れている」「途中の道が崩壊しているかもしれない」などを想定し、できるだけコンパクトで持ち運びしやすいものを選びましょう。
持ち運びしやすい収納サイズの目安は、直径15×長さ30cm以下。これは2Lのペットボトルとほぼ同じ大きさです。
重さに関しては、1kg以下を目安にしてください。1Lの牛乳パックがおよそ1kgなので、寝袋のほかの荷物も背負って避難するのが大変と感じる場合は、より軽い寝袋を選びましょう。
なお、車中泊を検討している場合は重さはあまり気にせず、使い勝手の良さで検討してみてください。
機能も最強!安心のアウトドアメーカー
数あるメーカーのなかでも機能の高さから信頼の置けるアウトドアメーカーの寝袋の特徴を解説します。寝袋選びに迷ったら、次のメーカーの寝袋から選んでみましょう。
Coleman(コールマン)
優れた品質と実用性を兼ねそなえ、アウトドア愛好者に長く愛され続けているアウトドアメーカーです。
コールマンの寝袋は豊富なラインナップが魅力。特に封筒型のシュラフの取り扱いが多く、子ども向けの小さいサイズから親子で一緒に寝られる大きなサイズまで幅広いサイズが用意されています。使う気温に合わせて生地を追加したり、フードを取り外したりとカスタムできる寝袋があるのも特徴のひとつです。
封筒型はマミー型に比べると対応温度が高めに設定されているので、比較的暖かい地域に住んでいて、豊富な選択肢のなかから家族一人ひとりに合わせた寝袋を選びたい人におすすめです。
mont-bell(モンベル)
高い品質と先進的な技術で知られ、アウトドア愛好者に信頼されているメーカーです。
モンベルの寝袋は優れた機能性をそなえ、厳しい環境でも頼りになる保温性が魅力。厳選された高品質な羽毛を使った寝袋が多く、過酷な高山登山にも対応できます。
「スパイラルストレッチシステム」というのは、モンベル独自縫製。一般的な生地では不可能な伸縮性を生み出す縫製で、身体の動きに合わせて生地が伸縮するため快適な寝ごこちが得られます。寒い地域に居住していて、寝ごこちを強く追求する人にモンベルの寝袋はおすすめです。
ワークマン
手頃な価格と高い機能性で注目されているメーカーで、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
ワークマンの寝袋は春から秋向きの製品が多いものの、なかには羽毛の寝袋もあります。メーカーによっては5万円を超える冬用の羽毛寝袋であっても、ワークマンなら1万円代で購入可能。安かろう悪かろうな品質ではなく、‐11℃まで対応できるような高スペックな寝袋もあります。
ワークマンは手に取りやすい価格と実用性を兼ねそなえた製品をそろえているので、なるべく安く寝袋を購入したい人にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。
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マミー型寝袋
ここからは防災用寝袋のおすすめ製品を紹介します。まずは保温力に優れ、全身を包み込むことで安心感が得られるマミー型寝袋からです。
軍用モデルの引き裂きにも強い丈夫な寝袋。靴のまま入れるように足元が補強されています。中綿は化学繊維ですが、スナグパック独自開発のソフティーを使っており、ダウンに匹敵する保温性を確保。収納サイズもコンパクトなので持ち運びやすいのもポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅75×長さ220cm
- 収納サイズ:幅24×奥行き18×高さ18cm
- 重さ:1,300g
- 中綿素材:ポリエステル
- 快適温度:2℃
- 下限温度:-3℃
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ナンガ独自開発の防水透湿素材オーロラライトを使用した寝袋。ダウンの偏りを防ぐボックスキルト構造を採用し、ダウンの保温性能をさらに高めているので寒い地域の人におすすめです。ファスナーの噛み込みを軽減するパーツも採用しているので着脱しやすいのもポイント。
【基本情報】
- 使用サイズ:-
- 収納サイズ:幅30×奥行き14×高さ14cm
- 重さ:865g
- 中綿素材:スパニッシュダックダウン
- 快適温度:0℃
- 下限温度:-5℃
累計販売個数45,000個を超え、コスパ最強と評判の高い寝袋です。春から冬までオールシーズン使用可能なのでこれ1本あれば安心ですよ。カラーバリエーションが豊富なのも特徴のひとつ。家族でカラーをそろえてみたり、お気に入りのカラーを選んだりするのも防災グッズ集めを少しでも楽しくするコツです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅72.5×長さ210cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:1,620g
- 中綿素材:中空ホローファイバー
- 快適温度:-
- 下限温度:-15℃
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封筒型寝袋
寝袋に不慣れな人でも使いやすい封筒型寝袋のおすすめを紹介します!ファスナーを全開にすれば布団代わりやブランケットになるアイテムもピックアップしました。
中綿に人口羽毛のサーモスリープを使用し、優れた保温性を発揮するアイテム。冬場の災害時で使いやすいです。収納時にカバン型になり肩にかけて持ち運べるので両手があいて避難しやすいのも特徴。北欧デザインで「来客布団」「普段使い」にも使えます。収納袋に詰めやすく1分で収納できるため初心者にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅75×長さ225cm
- 収納サイズ:幅38×奥行き30cm
- 重さ:2,200g
- 中綿素材:-
- 快適温度:-6℃
- 下限温度:-16℃
横幅が80cmと広いので寝心地がゆったりしている寝袋。自宅で寝ている布団のような寝心地を求める人におすすめです。ファスナーをフルオープンにすれば、かけ布団としても使える優れもの。サーモキーパー機能により、朝までずっと暖かさが持続するのでぐっすり休めます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅80×高さ230cm×
- 収納サイズ(約):幅39×奥行き23×長さ23cm
- 重さ:1,035g
- 中綿素材:中空化学繊維
- 快適温度:8~28℃
- 下限温度:-6〜8℃
3つのレイヤーを組み合わせたり分割したりすることで温度調節ができる、オールシーズン対応の寝袋。これ1本で防災用の寝袋の用意はばっちり。やや重さが気になるところなので、車の中で避難を想定している人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅90×長さ200cm
- 収納サイズ(約):幅52×奥行き29×高さ38cm
- 重さ(約):4,900g
- 中綿素材:ポリエステル
- 快適温度:-5~12℃
- 下限温度:-
その名の通り、大型洗濯機で丸洗い可能な寝袋。同じ寝袋を2つ連結させられるので、全身を覆える大きなブランケットや床に敷くシートなど幅広い使い方ができます。持ち運びやすい収納袋付きです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅80×長さ190cm
- 収納サイズ(約):幅40.5×奥行き30×高さ30cm
- 重さ(約):2,300g
- 中綿素材:ダイナチューブファイバー
- 快適温度:-
- 下限温度:-2℃
緊急搬送用の担架機能もそなえている、防災特化型の寝袋。速乾性に優れた生地と断熱シートを使った高い保温性もポイントです。頭部にはエアー枕も装着可能なポケット付きで、寝ている間に枕がずれにくいためぐっすり休めます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅80×長さ210cm
- 収納サイズ:-
- 重さ:-
- 中綿素材:ポリエステル
- 快適温度:-
- 下限温度:-
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子ども用寝袋
災害が起こる前に、自宅やキャンプ場で親子一緒に寝袋の練習をしてみるのはいかがでしょうか。寝袋で眠ったという経験が、お子さんの力になるときが来るはずです。
暑いときに足元のファスナーだけ開けられ、温度調節がしやすいのが魅力の寝袋。名前を記入できるラベルが付いているため失くす心配もありません。ファスナーを全開にするとブランケットになり、昼間の肌寒いときでも暖かく過ごせる優れものです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅75×長さ195cm
- 収納サイズ:幅36×奥行き22×高さ22cm
- 対応身長: 155cmまで
- 重さ:1,050g
- 中綿素材:ホローファイバー
- 快適温度:7℃
- 下限温度:2℃
形をコロンとした卵型にすることで保温力を高めた寝袋です。胴部分はゆったりとしているので、寝袋に慣れていないお子さんでも快適な寝ごこちが得られるでしょう。フードにはドローコードが付いているため、絞ったり緩めたりして頭部の温度調節がしやすいです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅75×長さ160cm
- 収納サイズ(約):幅21×奥行き21×高さ39cm
- 対応身長: -
- 重さ(約):950g
- 中綿素材:ポリエステル
- 快適温度:-
- 下限温度:10℃
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マット付き寝袋
マットが付属されているタイプの寝袋です。自宅に近い環境で眠れるので、寝ごこちにこだわりたい人におすすめですよ。
持ち運びができる布団のような寝袋です。掛け布団とマットがセットになっており、家で寝るような心地良さを実現。マットと寝袋の間は隙間ができにくい構造で、寒くて目が覚める心配もありません。マットは厚さ5cmと分厚いので、地べたからの冷気を感じることなくぐっすり休めます。
【基本情報】
- 使用サイズ:[掛け布団] 幅170×長さ180cm [マット] 幅126×長さ193cm
- 収納サイズ:[掛け布団] 幅58×奥行き38×高さ38cm [マット] 幅74×奥行き25×高さ25cm
- 重さ:[掛け布団] 3,700g [マット] 3,000g
- 中綿素材:ウォッシャブルダウン
- 快適温度:-
- 下限温度:-15℃
マット・インナーシュラフ・コットを併用すると快適!
避難所生活を快適にするには、寝袋だけではなく次のようなアイテムもあると便利です。
マット
寝袋用インナー(インナーシュラフ)
コット
これらのアイテムを追加で用意しておくと、慣れない環境下での生活も少しは楽になるはずです。 マット
防災目的でマットを購入するなら、山岳用のエアマットがおすすめ。その理由は、山岳用のマットはバックパックにサッと入れられるように、コンパクトかつ軽量につくられているものが多いからです。もちろん、キャンプ用のマットでも問題ありませんが、持ち運びやすいマットが避難時は重宝します。
どんな体勢でも身体にフィットするデザインのマット。収納ケースは注入ポンプにもなり、女性でも簡単にマットをふくらませられます。幅が広いため、寝返りを打ちやすいのもうれしいポイント。快適さとコンパクトさを兼ねそなえた優れものです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅74×長さ186×高さ6cm
- 収納サイズ(約):幅26×奥行き11×高さ11cm
- 重さ(約):725g
- 材質:ポリエステル
材質にこだわり、軽量性と耐久性を実現したマットです。本格的な山岳用のマットなので収納サイズも非常にコンパクト。丸めてしまえば移動時も楽に持ち運べます。断熱性の高いつくりのため、底冷えを気にせず質の高い睡眠を叶えられるでしょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅51×長さ183 cm
- 収納サイズ:幅20×奥行き13×高さ13 cm
- 重さ:530g
- 材質:ポリエステル
寝袋用インナー(インナーシュラフ)
寝袋の中に入れて保温機能をアップさせたり、清潔に保ったりするために使うインナーシュラフ。暑い日はそのままインナーのみで眠ることも可能です。非常にコンパクトに収納できるので、予備として用意しておきましょう。
コットン100%で快適な肌ざわり。ダブルファスナーなので、寝苦しいときには足元だけでなくお腹部分だけ開けて温度調節も可能です。ファスナーを全開にしてブランケットとしても活用できます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅90×長さ220cm
- 収納サイズ:幅21×奥行き10×高さ10cm
- 重さ:450g
- 素材:コットン
保温性化学繊維「サーモライト」を採用したインナーシュラフシーツ。ストレッチ性が高い生地で眠りの邪魔をしません。フードは調節可能なコードロック付きで、シーツ内の暖かい空気を逃しにくいのもうれしいポイント。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅90×長さ210cm
- 収納サイズ(約):幅17×奥行き11×高さ11cm
- 重さ(約):330g
- 素材:ポリエステル
コット
「コット」とはポールと丈夫な生地でつくられた、簡易ベッドのようなアイテムです。寝ごこちが良いのはもちろん、床から高さを保った状態で寝られるため、床や地面が冷たい場所でも寒さを感じにくいのがポイント。マットと比較すると収納サイズはかさばりますが、寝ごこちを重視したい人にはおすすすめです。
ハイスタイルとロースタイルの2Wayで使えるコット。ハイスタイルにすればイス代わりに使えて便利です。シート全体は固すぎず、ほどよい沈み込みがあるので自宅で寝ているように身体をしっかりと休められます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅67×長さ190×高さ[ハイ]37[ロー]17cm
- 収納サイズ(約):幅60×奥行き18×高さ18cm
- 重さ(約):3,200g
- 材質:ナイロン
- 耐荷重:150kg
寝袋が用意できなければアルミシートで代用!
「エマージェンシーシート」とも呼ばれるアルミシートは、災害時に身体を保護するアイテムのひとつです。断熱性があるため、身体にシートを巻き付けることでシート内に熱がこもり、体温の低下を防ぐ効果があります。屋外で過ごすことになっても、強風や雨による寒さから身を守れる便利なアイテムです。
防水性・防風性・防寒性を兼ねそなえているシートで、かぶるだけで身体全体を温めてくれる優れもの。目立つレッドカラーが遭難時には命綱になります。コンパクトに収納できて場所を取らないため、家族全員分を用意しておくと安心です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅90×長さ210cm
- 収納サイズ:幅16×奥行き10×高さ4cm
- 重さ:115g
ポケットサイズでコンパクトになるため携帯に便利。アルミ部分は熱や光を反射する性質があり、シートを身体に巻くことで体温の低下を防ぎます。静音タイプなため、大勢が集まる避難所で使用してもまわりに迷惑をかける心配がありません。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅90×長さ210cm
- 収納サイズ:-
- 重さ(約):50g
防災用の寝袋をさっそく準備しよう!
突如、日常が一変してしまうのが災害のおそろしいところ。しかし、いざというときでも避難所で良質な睡眠がとれれば体力を温存でき、心の安定も保てます。住んでいる地域の気候や避難所の様子なども事前にリサーチして、自分や家族に合う防災用の寝袋を前もって探しておきましょう。
キャンプ道具は防災にも活躍!今一度見直したい災害時の備蓄
東日本大震災から12年。その後も国内各地で地震や台風の被害は頻発し、他人事ではありません。レジャーとして人気のキャンプですが、被災時に「外で過ごす」という訓練になる側面も。キャンプに欠かせないテントや寝袋、ランタンなどのアイテムは、被災時に自分や家族の命を救う道具にもなります。被災時に実績のあるアイテムを見ながら、防災の観点でアウトドア用品を見直してみてはいかがでしょうか。
防災セットおすすめ18選!気になる中身も紹介!
地震や台風などの災害時の備えとして、必要なものが一式そろった「防災セット」。日本は世界的に見ても災害が多く、停電や断水への備えは、「時には命を守る重要なツール」です。本記事では、防災セットの必要性やおすすめセット、選び方を紹介します。
おすすめ防災ラジオ14選!必要性や選び方のポイントも解説
「防災ラジオ」はライフラインがストップしても利用でき、最新の情報を得られるツールとして、災害時の備えには欠かせません。たくさんの商品があってどれがいいか分からない人に向けて、防災ラジオの必要性や、おすすめの防災ラジオを紹介します。