スノーピーク寝袋「オフトン」が快適すぎる！ぐっすり眠れる秘密に迫る

1996年の発売以来、長く愛され続けているスノーピークのオフトン。快適性や素材など、オフトンが選ばれる理由を解説していきます。

オフトンは「日本の布団のような寝袋」をコンセプトにしたスノーピークの人気シュラフ。一見すると通常の封筒型シュラフに見えますが、布団のように敷き布団と掛け布団を分離して使用できます。 寝袋であるものの布団のように扱えるため、キャンプだけではなく自宅でも利用できる点もメリット。たとえば友達や親戚などの来客時に、布団ではなくスノーピークのオフトンを用意することで対応可能です。布団を余分に用意する必要がなくなるため、収納場所を圧迫せず、余計な支出を減らせます。

寝袋特有の圧迫感がなく、布団のような快適さを味わえるオフトン。ジッパーの連結部分を取り外すことで敷き布団と掛け布団を分離でき、布団のように使用可能です。好きな体勢で伸び伸びと眠れるため、キャンプに快適な睡眠をもたらしてくれます。 また、あらゆる環境でも快適な睡眠がとれるように設計されているのもポイント。暑い時期に足元だけ開いてトンネル状にしたり、寒い時期に全てを一体化させて保温性を高めたりするなどして使用できます。 ほかにも、ウェアやブラケットなどを頭部に配置されたポケットに収納すれば、枕として使用可能。枕を持ち歩かなくても、自宅のような環境で睡眠できるのです。

オフトンの素材には、保温性に優れたウォッシャブルダウンやアモノフォロファイバーなどを使用。また、睡眠時にかく汗、汗に含まれる低級脂肪酸は悪臭の原因になりますが、デオブレインを採用することで嫌なにおいを軽減してくれます。詳しくは、次の表を確認してください。

オフトンは、小さな子どものいる家庭におすすめしたい寝袋。小さな子どもの場合、親のぬくもりを感じないと安心して就寝できないこともあります。 オフトンなら寝袋同士を連結して布団のように使用できるため、複数購入して2人以上で寝ることが可能。また、大きめのダブルサイズなら連結せずに子どもと一緒に就寝できます。キャンプでも家と同じような環境で寝れるのはうれしいポイントです。

スノーピークでオフトンと並んで人気を集めているのが、コンパクトで軽量な「SSシングル」です。封筒型である点はオフトンと同じですが、快適温度や価格などが大きく異なります。 また、SSシングルは収納時にクッションとして使用できます。移動中にクッションとして活用したい人や初心者キャンパーにおすすめのアイテムです。オフトンとSSシングルの違いは下の表を参考にしてください。

オフトンは、身体に合わせて選べる3サイズが展開されています。オフトン同士を連結することもできるため、さまざまなシーンにマッチするアイテムです。

オフトンは、シングル、ワイド、ダブルの3サイズが展開されています。シングルサイズよりも25cm幅が広いワイドは、身体の大きな男性でもゆったり寝られる広さです。 ダブルは、ワイドよりも幅が21cm広いため、より広い就寝スペースを確保できます。マミー型シュラフの窮屈感が好きではない人や、シュラフに慣れていない人におすすめです。

オフトンを連結することで、就寝スペースをより大きく確保できます。簡単に連結できるため、慣れていない人でも扱いやすいのもメリットです。掛け布団と敷き布団は、それぞれ単独で連結可能。親子やカップル、友人同士など複数人で一緒に寝ることもできる使い勝手のいい寝袋です。

オフトンの使用サイズや下限温度などを表にまとめました。オフトンを選ぶときの参考にしてください。

オフトンシリーズから展開されている製品を詳しく紹介。オフトンを使用することで、整備されていない過酷な環境でも快適な睡眠をもたらしてくれます。

スノーピークのオフトンは寝心地にこだわった人気のシュラフですが、購入時に注意したいポイントがあります。購入後に後悔しないよう、以下で解説している2つの注意点をチェックしておきましょう。

オフトンで一番ラインナップが多いワイドサイズは、一般的なシングルサイズのシュラフよりも収納サイズが大きめ。また、グランドオフトンはマットと掛け布団を別々に収納しなければならず、荷物がかさばってしまいます。 そのため、自宅や車などの収納スペースに余裕がない場合、保管や持ち運びに困る可能性も。「とにかく荷物をコンパクトにしたい！」という人にはあまり向いていませんが、キャンプでの睡眠を快適にしたい人は、収納サイズを考慮したうえで購入しましょう。

オフトンをはじめとする封筒型の寝袋には絞りがないため、隙間から冷気が侵入し、寒冷地や真冬のキャンプでは寒く感じてしまうことも。 寒い環境でもキャンプを楽しみたい人は、隙間の少ないマミー型の寝袋がおすすめです。マミー型の寝袋は、下限温度が低い製品が豊富にラインナップされています。 それでもオフトンを使用したい人は、下限温度-15℃のグランドオフトンシリーズを選びましょう。グランドオフトンなら冷気の侵入をブロックする工夫が施されているため、気温の低い環境でも対応できます。

ここではオフトンをうまくたたむ方法を紹介します。キャンプの撤収を素早く行うために、使用前に練習してみるのもおすすめです。

オフトンは、素材や製品によって洗濯方法が違います。製品によって使用素材が変わるので、洗濯するときは注意しましょう。また、グランドオフトンはウォッシャブルダウンを採用していますが、手洗いのみしか対応していません。

家でシュラフを洗濯するのは手間がかかるうえ、洗濯だけでは不純物を落としきれません。干すだけでも保温力を長く保てますが、少しずつ性能が低下していってしまいます。そこでおすすめしたいのが、スノーピークのシュラフクリーニングサービス。乾燥させる場所がない人や、忙しくて洗濯の時間が取れない人にもおすすめです。 シュラフクリーニングサービスは、ダウンの芯に付着した不純物から、ダニの糞や死骸までしっかり除去できる点が最大の魅力。洗濯でもダニを死滅させられますが、糞や死骸が残ってしまいます。シュラフクリーニングサービスならダニの糞や死骸をしっかり吸引し、新品のようにきれいな状態にしてくれます。 スノーピーク

オフトンシリーズ以外の寝袋、寝袋とセットで使いたいスノーピークの就寝用アイテムを紹介していきます。季節や自分の就寝スタイルにあわせて、さまざまなアイテムを活用してみましょう。

まずは、オフトンシリーズ以外の寝袋を紹介します。封筒型のほかにマミー型も展開されているので、より保温性能が高い寝袋を求めている人は要チェックです！

より快適な睡眠を求める人は、マットの購入も検討しましょう。マットシーツも用意すると、マットが汚れにくくなります。

枕がないとなかなか寝付けないという人は、キャンプ用のピローを導入してみましょう。スノーピーク製のピローは、空気を入れて高さを調整できるため、自分に合ったサイズで使用することができます。

ぐっすり眠るために、こだわりをもって選びたい寝袋。睡眠は一日の疲れを癒し、翌日に楽しく過ごすための大事な要素です！ 掛け布団と敷き布団を分離できるオフトンは、布団のように扱える寝袋。マミー型の寝袋とは違う、快適な寝心地を得られます。シュラフの購入を検討中の人は、今回の記事を参考に、スノーピークのオフトンをはじめとした製品をチェックしてみてください。