【コスパ最強】冬用のおすすめ化繊シュラフ15選!コンパクトに圧縮する方法も紹介
化繊シュラフ(寝袋)は、ダウンシュラフに比べて低価格なのが魅力の1つ。保温性もしっかりとキープでき、寒い冬でも温度表記に気をつけて選べば寒い冬でも十分対応できます!今回は、化繊シュラフの選び方と特におすすめのアイテムをご紹介していきます!
冬用化繊シュラフのメリット・デメリット
化繊シュラフは寒い冬におすすめのアイテムですが、以下のメリット・デメリットがあります。
冬なら「ダウンシュラフ」という人も少なくありませんが、価格や積載量に問題なければ化繊シュラフでも十分対応できます。化繊シュラフにはどのようなメリット・デメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
メリット①ダウンシュラフに比べて低価格
化繊シュラフは、何より「低価格」なのが魅力の1つ。値段は比較的安いので、初心者キャンパーでも安心して購入できます。
ダウンシュラフと比べても、価格がダウンシュラフの1/2〜1/3程度。選ぶブランドによっては高い場合があるものの、全体的に低価格なのが最大の特徴と言えます。
メリット②保温性をキープできる
化繊シュラフのメリットとして、保温性をしっかりとキープできるという点があります。もし濡れたとしても、乾きが早いので保温性が落ちにくいのが特徴的。例えば、冬キャンプではテント内部と外とでは気温差が激しいことから、テントの内壁で結露が発生します。
結露から水滴が垂れた場合、ダウンシュラフだと乾きが遅いので保温性が低下してしまうのです。その点、化繊シュラフであれば乾きも早いので、保温性が低下しない状態のまま朝を迎えられます。
メリット③丸ごと洗濯ができてメンテナンスも楽
化繊シュラフであれば、丸ごと洗濯できるというのも魅力の1つ。ダウンシュラフは天然素材を使っていることから、専用洗剤を使って手洗いをし、中の羽毛が乾くように丁寧に乾燥させなくてはいけません。
一方で、化繊シュラフはポリエステル素材を使用していることから、耐久性も高く乾きが早いです。洗濯機でも簡単に洗えるので、メンテナンスが楽という特徴があります。
デメリット:収納性が悪く、ソロや登山など積載が少ない場合は向かない
化繊シュラフはコストパフォーマンスに優れてはいるものの、ソロキャンプや登山には不向きです。なぜなら、ダウンシュラフに比べて重たく、収納性が悪いからになります。一般的なダウンシュラフであれば平均の重さが1kg前後である一方、化繊シュラフは平均して2〜3kgなので持ち運びに不便を感じる重たさです。
選ぶ化繊シュラフにもよりますが、ダウンシュラフよりも寒く感じる場合があります。ただし、中には軽量化されていたり保温性の高い化繊シュラフもあるので、商品を選ぶ際にチェックするようにしてみてください。
冬用化繊シュラフの選び方
冬キャンプに備えて化繊シュラフは欲しいけど、どうやって選ぶべきなのか悩んでしまうことはありませんか?ここからは化繊シュラフの選び方について解説していくので、参考にして「これだ!」というアイテムを見つけてみてください。
重量・サイズで選ぶ
化繊シュラフを選ぶ際には、重量やサイズをチェックしてから購入するようにしましょう。化繊シュラフのデメリットとして、「重い」「収納サイズがかさばる」というデメリットがあります。
重くてサイズがかさばる化繊シュラフを持っていくと、せっかくのキャンプや登山も楽しめません。中には軽量かつ小さいサイズのアイテムもあるので、選ぶ際にはチェックしておくのがおすすめです。
温度表記を見て選ぶ
化繊シュラフには、コンフォート温度(快適温度)とリミット温度(限界温度)が表記されています。表記内容によって、寒い冬空を乗り越えられるかが決まるので、選ぶ際には必ずチェックしましょう。
冬の夜は冷えるので、現地の想定気温から-5℃以上低いコンフォート温度の化繊シュラフを選ぶようにしましょう。例えば、現地の想定気温が-5℃なのであれば、「コンフォート温度:-10℃以下」のシュラフを選べば問題ありません。
冬キャンプに行った際、温度表記を見ておらず「寒すぎて眠れなかった」という人は少なくないので、選ぶ際には注意しましょう。
価格・素材・嵩高を見て選ぶ
化繊シュラフを選ぶ際には、価格だけでなく素材や嵩高(寝袋の膨らみ)をチェックしましょう。ブランドによっては独自の化繊を使用しているせいで、高値になるケースがあります。
化繊シュラフは素材として、ポリエステルを使用していることがほとんど。安すぎるシュラフは保温性の低い中綿素材を使っており、温まった空気を溜め込むための膨らみが少なく、薄くなっている場合もあるので注意が必要です。
信頼できるブランドかで選ぶ
初めて化繊シュラフを購入する場合、信頼できるブランドかで選ぶのも1つの手段です。大手ブランドであれば、素材にこだわっている場合が多く、冬のキャンプで失敗するリスクを避けれます。アウトドアメーカーであれば保証が付いている場合もあるので、安心してキャンプを楽しむことが可能です。
コスパ最強!冬用のおすすめ化繊シュラフ15選
ブランドによって化繊シュラフの種類はさまざま。伸縮性が高いアイテムもあれば、保温性を重視したアイテムなど多種多様です。ここからは信頼あるブランドの中でも、特におすすめの化繊シュラフを順番に紹介していきます。
ダウンブランドのナンガが出した、限定シュラフ。他のブランドが出す化繊シュラフと比べても非常に軽く、コンパクトに収納できるのが特徴的です。生地の肌触りが良いので、寒い冬でも快適な睡眠を体感できます。
【基本情報】
- サイズ:178cmまで
- 収納サイズ:42.9x28x20.3cm
- 重さ:約0.98kg
- コンフォート温度(快適温度):5℃
- リミット温度(限界温度):0℃
化繊の中綿「ダクロン(R)ファイバーフィル」を使用した、通気性・耐久性・嵩高に優れた化繊シュラフです。中は空洞になっていることから中空率が高く、約1.78kgと軽いのが特徴的。丸洗い洗濯もでき、高機能な中綿を使っていることから、ホコリが出にくいのも魅力の1つです。
【基本情報】
- 適応身長:180cmまで
- 収納サイズ:43.4x28.4x23.8cm
- 重さ:約1.78kg
- コンフォート温度(快適温度):-5℃(上限:-10℃まで)
登山やワンダーフォーゲルなどを行う人たちに人気の化繊シュラフです。独自素材「マイクロライト」を利用しており、保温性に優れています。冷気の侵入を防ぐ瓦ぶき構造を採用していることもあって、「雪が積もる冬山のキャンプでも眠れる」という声が多く見られました。
【基本情報】
- サイズ:81(肩幅)×203(全長)cm
- 収納サイズ:39x20.4x18.5cm
- 重さ:1.36kg
- コンフォート温度(快適温度):-6℃
サイズが大きい、ファミリー向けの化繊シュラフです。足元がフリースの様な生地で対応温度も-15℃なっているので、足冷えを起こすことなく暖かい状態が続きます。肌触り・機能性も優れていることから、快適な睡眠を体感することが可能です。
【基本情報】
- サイズ:肩幅85×全長220cm
- 収納サイズ:直径23×48cm
- 重さ:2.8kg
- コンフォート温度(快適温度):-15℃
低価格なのに保温性に優れている、冬キャンプにもぴったりの化繊シュラフになります。最適温度は-18℃となっており、「暑いぐらいに暖かい」といった声が多く見られました。サイズが大きいという難点はあるものの、コストパフォーマンスに優れているので初心者にもおすすめです。
【基本情報】
- サイズ:約81×208cm
- 重さ:2.63kg
- コンフォート温度(快適温度):-18℃以上
高い保温性と機能性に優れた、化繊シュラフです。生地が分厚く首周りもしっかり守ってくれるので、布団に包まれているような感覚を体感できます。寝返りがうてる可動性もあるので、寒い冬でも問題なく眠ることが可能です。
【基本情報】
- サイズ:約83×203cm
- 収納サイズ:49.79x36.1x29.7cm
- 重さ:2.85 kg
- コンフォート温度(快適温度):-2℃以上
- リミット温度(限界温度):-8℃
シュラフを着た状態で移動をしたり、焚き火をしながらご飯を食べたい時におすすめしたいアイテムです。シュラフから手足が出せれ、着たままでも移動ができます。途中で飲み物や食べ物をこぼしても、洗濯機で丸洗いできる優れものです。
【基本情報】
- サイズ:約75×198cm
- 収納サイズ:約φ20×35cm
- 重さ:約1.4kg
- コンフォート温度(快適温度):5℃以上
4シーズンに対応している化繊シュラフになります。3つのレイヤーを組み合わせたり分割したりできるので、キャンプをする時期に合わせて調整が可能です。寝心地もよくコストパフォーマンスにも優れているので、シーズンに合わせてシュラフを買い替えたくない人にピッタリなアイテムと言えます。
【基本情報】
- サイズ:約90×200cm
- 収納サイズ:約52×29×38cm
- 重さ:4.9kg
- コンフォート温度(快適温度):-11℃
オールシーズン対応した、日本限定レイヤーシステムの化繊シュラフになります。レイヤーを重ねて使用すれば-12℃まで対応できるだけでなく、寒い冬に合わせていちいち連結し直す必要もありません。コストパフォーマンスも優れており、使用した後もスムーズに収納できます。
【基本情報】
- サイズ:縦(長さ)220×横(胸囲)80cm
- 収納サイズ:直径30×長さ50cm
- 重さ:3.1kg
- コンフォート温度(快適温度):-2℃(内)/3℃(外)/-12℃(重ねて)
秋冬のシーズンに対応した、スナグパックの日本限定モデルになります。フルオープンで広げれるので、シュラフだけでなく布団としても利用可能です。足部分がフルジッパーとなっていたり、ファスナーには生地噛み込み防止対策が施されていたりと、細部までこだわって作られています。
【基本情報】
- サイズ:縦(長さ)220cm・横(周囲)160cm
- 収納サイズ:直径30×長さ50cm
- 重さ:2.6kg
- コンフォート温度(快適温度) : -12℃
- リミット温度(限界温度):-17℃
宇宙服にも使われている保温素材「Reflectatherm」を利用した、高性能な化繊シュラフになります。体熱が反射されることによって保温性が保たれ、ファスナーをしっかりと閉めれば冷気をシャットアウトしてくれる優れもの。引き裂きにも強く足元も補強されているので、靴のまま入ることも可能です。
【基本情報】
- サイズ: 縦(長さ)220cm・横(周囲)160cm(拡張185cm)
- 収納サイズ:直径24×長さ28cm
- 重さ:1.95kg
- コンフォート温度(快適温度):-10℃
- リミット温度(限界温度):-15℃
中綿にはワンサーモファイバーを使用した、オールシーズンに対応した化繊シュラフです。軽量かつ保温性に優れているだけでなく、湿気にも強い中空ポリエステル繊維を採用。テント内で発生した結露がシュラフに垂れてきても、速乾性が高いのですぐに乾きます。
【基本情報】
- サイズ:(約)幅80×長さ220cm
- 収納サイズ:(約)外径27×高さ39cm
- 重さ:1.8kg
- コンフォート温度(快適温度):-3℃
- リミット温度(限界温度):-9℃
軽量で肌触りがよく、作りが丁寧な化繊シュラフです。3つのシリーズを展開しており、種類ごとに適応温度が「-8℃」「-12℃」「-15℃」と異なります。肩まわりが狭いという難点はあるものの、外気の侵入を防いでくれます。
【基本情報】
- サイズ:長さ210×肩幅80×足幅50cm
- 収納サイズ:94x68.9x49.9cm
- 重さ:1.3kg,1.55kg,1.75kg
- コンフォート温度(快適温度):-8℃,-12℃,-15℃
これぞMade in Japan!プロモンテの寝袋がおすすめ!
皆さんは、プロモンテというブランドをご存知ですか?日本で使うからこそ、日本の天候や地形を知り尽くすブランドが作る、アイテムを使いたいですよね。国内工場での生産・縫製されたシュラフは、アフターケアまで安心できます。こだわりの寝心地を叶えるプロモンテの寝具アイテム、ぜひチェックしてみてください。
センタージッパーやアームジッパーを採用した化繊シュラフです。ジッパーを開ければ手足が出せれるので、シュラフを着たまま携帯を操作したり移動したりもできます。保温性も高いので、テント泊だけでなく車内泊にもおすすめのアイテムです。
【基本情報】
- サイズ:205 ×(最大幅)85cm
- 収納サイズ:27×50cm
- 重さ:2..05kg
- コンフォート温度(快適温度):-3℃
- リミット温度(限界温度):-10℃
化繊シュラフをコンパクトに圧縮・収納するコツ
化繊シュラフの最大のデメリットは「コンパクトに収納できない」という点ですが、
コンプレッションバッグを使えばコンパクトに圧縮・収納可能です。コンプレッションバッグとは、かさばる寝袋や衣類を圧縮してくれるアイテムになります。少しでも荷物を軽くしたい時に便利で、通常の収納サイズから1/3〜1/2ほど小さくすることが可能です。
冬キャンプとなると、シュラフ以外にもさまざまなアイテムが増えがち。少しでも荷物を小さくコンパクトにするためにも、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
冬のキャンプは化繊シュラフで乗り切ろう!
化繊シュラフはダウンシュラフに比べて、低価格で保温性も高いのが特徴的です。ブランドによってはコンパクトに収納できるアイテムもあり、コンプレッションバッグを使えば通常の収納サイズから1/3〜1/2ほど小さくできます。
冬のキャンプを最大限楽しむのであれば、利用する状況に合わせて最適なシュラフを選ぶようにしてみてください。
【2023年】寝袋(シュラフ)のおすすめ商品30選紹介!選び方も徹底解説
寝袋(シュラフ)とひとくちに言っても、マミー型や封筒型から、ダウンや化学繊維、リーズナブルな商品まで種類もさまざまです。今回は、アウトドア専門店のチーフの監修のもと、選び方や性能について解説します。また、形状別におすすめの寝袋を厳選して紹介!ナンガやイスカ、モンベルなどの有名ブランドから、自分に合った寝袋を見つけましょう。
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