出典:イスカ
イスカの魅力と寝袋おすすめ14選!寝袋(シュラフ)専門ブランドとしてその道40年
イスカは日本で生まれたシュラフ専門ブランド。多くのアウトドアブランドでシュラフを目にしますが、シュラフ専門のブランドはなかなかありません。シュラフカバーやマットも取り扱い、キャンプの睡眠を快適にしてくれるアウトドアブランドです。今回はイスカのシュラフの魅力と、おすすめのシュラフ14選を紹介します。
最高品質の寝袋をつくり続けるシュラフ専門ブランド
シュラフブランドであるイスカ。「HEARTY&QUALITY」をポリシーに掲げ、「こころあるものづくりで最高の品質」をお届けできるよう、常にユーザーの気持ちに寄り添ったモノづくりを続けています。根強いファンも多く、寝袋といえばイスカ!と答える方も少なくありません。
そんな「イスカ」とはどのようなブランドなのでしょうか。
シュラフを専門に扱う珍しいブランド!
イスカと他のアウトドアブランドとの大きな違いは、シュラフのみを専門に扱っているというところ。その分、シュラフにかける情熱は並々ならぬものです。縫製や構造、素材にとことんこだわり、製品に合ったフィールドや、人工気象室でのテストを実施。日々、最高品質の製品作りを行っています。
シュラフの可能性を広げる様々な活動
イスカでは、シュラフの可能性を広げる活動として登山大会を開催したり、商品の良さを知ってもらいたいという想いから、数多くのフェスイベントを開催しています。参加者は年々増加傾向にあり、シュラフの可能性を広げるいい機会となっています。
また、人道的支援への取り組みも実施しており、壊れてしまって使い物にならなくなってしまったものや、新しいシュラフに買い替えたため不要になったシュラフを引き取り、必要な補修を施した後、災害などで不自由な避難生活をしている方たちに寄付する活動も行っています。そういった精力的な活動姿勢からも、イスカの人気の秘密がうかがえますよね!
きっとあなたも欲しくなる!イスカのシュラフの魅力
シュラフの専門ブランドとして名を馳せるイスカ。ファンが愛してやまないイスカの魅力を3つ紹介します。
①こだわりぬいた素材と縫製
イスカでは、生地の素材を適材適所で活用しています。その種類は多岐にわたり、生地に対するこだわりが感じられるでしょう。
- 強度があり軽量の素材「ファブリックス」
- 最高度の耐久防水性をもった「ゴアテックス」
- 引裂き強度や耐摩耗性を持つ「コーデュラ」
- 優れた活湿性能を持つ「ゴアウィンドストッパー」
- 雨・風・雪のシーンに強い「ウエザーテック」
さらにダウンの中綿には最高の保湿素材、
800フィルパワーと720フィルパワーのダウンを使用しています。縫製方法ひとつで性能と耐久性に大きく影響するため、最高品質の素材を確かな技術で素材を生かし仕上げています。
②アウトドアでの快眠を追求した構造
イスカのシュラフは素材や製法だけでなく、構造にもこだわっています。それぞれのシーンにあった構造を採用し、アウトドアで快適な睡眠を体感してもらうためにさまざまな工夫が施されているのもイスカの魅力です!
③数多くのテストをクリアした性能
素材の品質や設計された製品が、想定通りの性能を発揮するかどうかはとても重要なポイントです。イスカでは東レ人工気象室テクノラマという湿度センサーやサーマルイメージャーを使用した客観的測定、更にテスターへのヒアリングによる体感的測定をし、情報収集を行っています。また各種のラボに依頼し検証や測定を行うラボテストを実施しています。
その他にも様々な天候で疲れた身体の休息や回復、そしてテント内での使用感を知るために実際にフィールドに出かけ本来の性能が十分に発揮できているかを確認する、体感的なテストも積み重ね行われています。
④幅広いアイテム展開
イスカはアイテム展開が豊富なので、さまざまなニーズに対応します。低山や夏キャンプ向けのライトなシュラフから最低使用温度-30度に対応する心強いシュラフまでさまざま。
イスカのホームページでは、使用したいシーンや対応季節などさまざまな観点から種類分けされているので、初めてシュラフを選ぶ方でもスムーズに選べます!
⑤メンテナンスサービスを実施
どんなアイテムにも言えますが、性能をそのままに長く使うためにも、
シュラフには正しい手入れが必要です。使用した寝袋は汗や空気中の水分をたくさん含んでいる状態になります。そのため、使用した後は早めに風通しのいい場所で陰干しを行うなどの手入れがとても大切になります。
また、普段の手入れとは別に、
目安として30~50泊程使用した際には1度クリーニングにだし、染みついた汗や不純物を洗い流すことで保温力など本来の性能を取り戻すことができます。イスカでは、より効果的に汚れを落とし製品が持つ性能の回復を優先事項とした、
大切なシュラフのクリーニングサービスを行っています。専門性の高いクリーニングで、より長く性能を維持できます。
クリーニングサービスはこちらから:
イスカ クリーニングサービス▼同じくシュラフで有名なモンベルとナンガとの徹底比較をした記事はこちら!
おすすめのイスカのシュラフ5選
対応温度やシュラフの形状など種類があるので、自分のアウトドアスタイルに合わせて選びましょう。ここでは、汎用性が高かったり多シーズンで使用できたりするイスカのシュラフを紹介します。ぴったりの寝袋が見つかるはずです!
スリーシーズン対応で汎用性の高いモデル。春や秋の3000m級の登山におすすめです。コーデュラ素材を採用しており生地の耐久性も言うことなし!
【基本情報】
- 使用サイズ:78×213cm
- 収納サイズ:φ16×32cm
- 重量:840g
- 最低温度:-6℃
空気のような軽さのシュラフ。軽さコンパクトさ、温かさと、日本国内で定番となっているのがエアシリーズのシュラフです。気温15度~-30度にそれぞれ適した製品があり、日本の山で使用するのに最も適しています。狭すぎず広すぎず、軽量コンパクトな3D構造となっています。撥水性能と引裂き強度、耐摩耗性、耐熱性に優れ圧迫感を感じさせない製品となっています。
使用頻度の高い方におすすめのシュラフ。山登りなど使用頻度の高い方にオススメで、キャンプや車中泊にも適した製品です。ダウンプラスには7種類あり、気温10度~-35度まで対応するアイテムが揃っています。
【基本情報】
- 使用サイズ:78×208cm
- 収納サイズ:17×34cm
- 重量:1.07kg
- 最低温度:-6℃
濡れにも強いシュラフ。濡れや湿度に強いモデルで20デニールポリエステルリップストップを採用したことにより、軽量化を実現しています。イスカ独自の3Dパターンで保湿性能が強化され快適性も配慮した設計となっています。気温15度~-15度まで対応した製品が販売されています。
【基本情報】
- 使用サイズ:81×203cm
- 収納サイズ:18×34cm
- 重量:1.02kg
- 最低温度:0℃
高品質の720フィルパワーのダウンをたっぷりと使用し、ジッパーの内側にドラフトチューブを採用し冷気の侵入も防ぐので、保温性は抜群!ポリエステルマイクロファイバー素材を使用しているので、肌触りもよく丈夫なので、心地よく眠れます。春先や冬キャンプでの使用もおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:80×213cm
- 収納サイズ:φ20×34cm
- 重量:1.27kg
- 最低温度:-15℃
夏キャンプもイスカで揃える!5選
ここでは最低使用温度が5度以上の、比較的過ごしやすい気温で使用するのに適したシュラフを5つ紹介します。夏のキャンプや春秋にかけて活躍するアイテムですので、すでに冬用シュラフを持っている方や、サブやインナーシュラフをお探しの方はチェック!
イスカのドライトシリーズの中で最も軽量かつコンパクトなモデル。軽量化の観点から、フード部分もジッパーもなく実にシンプルな作りとなっています。夏場のキャンプで使用するのにおすすめ!冬期はインナーシュラフとしても活躍するので、オールシーズン使えてコスパがいいです。
【基本情報】
- 使用サイズ:70×180cm
- 収納サイズ:φ10×18cm
- 重量:300g
断面がかまぼこのようになった3D構造で、身体にフィットしつつも窮屈に感じません。マイクロ繊維と中空ポリエステルを組み合わせた保温材、マイクロライトを使用しておりコンパクトながら保温性が高い点が魅力的。
【基本情報】
- 使用サイズ:79×201cm
- 収納サイズ:14×27cm
- 重量:670g
- 最低温度:6℃
やっぱり定番はベーシック。ジュニア用もあるベーシックシリーズは、夏をメインに使用する人におすすめです。サイクリストもこぞって愛用するものがウルトラライトで、その他には防犯用にも適しています。キャンプ初心者の方は、まずこちらのシュラフを手にとってみるのがおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:80×202cm
- 収納サイズ:12.5×27cm
- 重量:630g
- 最低温度:10℃
フードレスでシンプルな作りですが、サイドにジッパーを備えているので温度調節も快適にできます。コンパクト設計なので冬キャンプなどの環境は不得意ですが、夏の登山や緊急避難時用としての使用に最適。超撥水性能で、結露などによる水分から体を守ります。海外旅行に携帯するのもおすすめのサイズ感です!
【基本情報】
- 使用サイズ:70×180cm
- 収納サイズ:φ11×19cm
- 重量:360g
夏の登山や春秋の低山での使用におすすめです。1万円を切る価格でコスパがよく、一枚あって損はないモデル。軽くてコンパクトなので持ち運びもストレスになりません!
【基本情報】
- 使用サイズ:85×210cm
- 収納サイズ:φ20×33cm
- 重量:1.3kg
冬の寒さにも打ち勝つ!イスカの冬用シュラフ4選
ここでは、最低使用温度が-25度以下に対応しているモデルを紹介します。厳冬期の登山や真冬のキャンプで使用するシュラフを検討中の方はぜひ参考にしてください!
厳冬期の3000mクラスや、底冷えの八ヶ岳にも最適のモデル。イスカ独特の3D構造と保温効率の高い台形のボックス構造で、圧迫感が少なく快適な保温性を実現しました。
【基本情報】
- 使用サイズ:84×208cm
- 収納サイズ:24×38cm
- 重量:1.9kg
- 最低温度:-30℃
厳冬期の3000mクラスの山岳縦走を想定したモデルです。生地はポリエステルマイクロファイバー素材を使用しており、丈夫でありながら肌触りがいいです。冬登山でも冬キャンプでも問題ない暖かさなので安心して眠れます!
【基本情報】
- 使用サイズ:84×208cm
- 収納サイズ:22×38cm
- 重量:1.65kg
- 最低温度:-25℃
濡れに強いエアドライトシリーズで、対応気温が一番低いモデル。撥水加工を施した高品質なダウンを860g使用しているので濡れに強いのが特徴です。厳冬期の3000mクラスの山岳を想定して作られた、保温性抜群のアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ: 84×208cm
- 収納サイズ:φ21×37cm
- 重量:1,33kg
こちらも厳冬期を想定して作られた保温力が高いモデル。冬場は服の装備も分厚くなることを想定し、本体を大きめに設計してあるのもうれしいポイントです。コーデュラ素材の採用で、耐摩擦性に優れており丈夫。
【基本情報】
- 使用サイズ:84×208cm
- 収納サイズ:φ21×37cm
- 重量:1,28kg
あると便利なシュラフ小物も充実!
寝袋以外にも、快適な眠りをサポートするアイテムがあります!
防水性の確保と保湿性の向上を求め、多くのキャンパーが愛用しているシュラフカバー。悪天候による寝袋の性能低下に備える役割として使用されています。素材は超軽量な15デニールナイロンをベースに3層構造のゴアテックス素材を使用。製品は3サイズ展開されており、ゴアテックス素材は防水性と透湿性に優れていることから多くのキャンパーに支持されています。
【基本情報】
- 使用サイズ:87×209cm
- 収納サイズ:7×8×25cm
- 重量:380g
布団のシーツと同じ役割をはたすシュラフシーツ。寒さの厳しい季節に適したポリエステル素材で保湿性を高めてくれるものから、夏に適したコットン100パーセント素材で汗や汚れを防ぎ肌触りもいいタイプのものあります。中にはサイドスリット付きのものもあり、出入りがしやすいのと折り返しても使えるというものもあります。
【基本情報】
- 使用サイズ:85×185cm
- 収納サイズ:7×14cm
- 重量:130g
軽量耐久性に優れたナイロン素材をベースに下側には強力なノンスリップ加工されています。持ち歩きにも便利なコンパクトサイズで厚さは25mmのものから、冬などの寒い時期に適した32mmの厚さのものもあります。
【基本情報】
- 使用サイズ:50×175×2.5cm
- 収納サイズ:13×26cm
- 重量:580g
よりよい睡眠に欠かせないピローは自動拡張式となっており、持ち運びにも便利なコンパクトサイズとなっています。中央が凹んだ設計はより快適な睡眠をもたらしてくれる設計。他にもソフトなストレッチ素材を使用し下側には強力なノンストリップ加工が施され、寝返りもできるゆったりとしたサイズ感の製品もあります。
【基本情報】
- 使用サイズ:30×40×5cm
- 収納サイズ:8×28cm
- 重量:190g
イスカの寝袋でキャンプでもいい睡眠を
シュラフを選ぶ際に、性能やフィールドに適した製品を選ぶことが重要です。シュラフを専門に扱うイスカで、永年ともにできるシュラフを見つけてみてください。
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