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エルブレススタッフの谷中さん

ナンガなら20年選手も夢じゃない!今、買うべき一生モノのダウンシュラフ2選

2020.09.23キャンプ用品PR

ダウンシュラフの価格が気になって、未だ手を出せていないという方もいるのでは?そんな方に選んで欲しいブランド・ナンガ。必携の理由から長持ちの秘訣まで、疑問を全てエルブレススタッフが解決してくれます!

あなたが買うべき一生モノのダウンシュラフ

キャンプをしているうちに気付くのは、睡眠の重要性。やはり自宅と比べてテントの中は寝にくいものです。睡眠の質が上がるだけで、キャンプの快適さが一気に向上します。そこで寝具を整えたくなりますが、睡眠の質を最も左右するシュラフに迷っている方も多いのではないでしょうか。 特に、ダウンシュラフは化繊のものと比べて価格の高さが気になるところ。他にも、「お手入れが大変そう」「寿命が短そうな気がする」「夏は暑すぎていらないのでは?」など、疑問は尽きません。 でももし「一生モノ」のダウンシュラフがあるとしたら?
ナンガのシュラフを持つスタッフさん
今回、一生モノのダウンシュラフの秘密を、アウトドア専門店「エルブレス 新宿店」のスタッフ・谷中祐介さんが教えてくれます。

選ばれたのは、ナンガ。その理由とは?

ナンガのシュラフを持つスタッフさん
谷中さんが持ってきたのは、シュラフやジャケットを手掛けるダウンメーカー「ナンガ」の商品。3シーズン使える「オーロラライト 450DX」と、サマーシーズンにぴったりな「200 STD」です。
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谷中さん

やっぱり、ナンガなんですよね。
「ナンガといえば、モンベル、イスカと並ぶダウンシュラフの御三家のような存在。ただ、初心者だと知らない方も多いです」。谷中さんはこう指摘します。三者には一体どのような違いがあるのでしょうか?

三大シュラフメーカーの違いを探る

モンベルやイスカではだめ?

シュラフに限らず登山用品・アウトドア用品を広く扱う有名ブランド・モンベル。谷中さんによると、キャンプ初心者でも名前を知っている方は多く、名指しでモンベルのシュラフを探しに来ることも。
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谷中さん

「モンベル」って聞くと「じゃあそれで」と購入していく方は多いのですが、しっかり説明を聞いてみた上で、比較してみてほしいです。
モンベルの特徴は、吸い付くようなフィット感。スパイラルストレッチ、もしくはスーパースパイラルストレッチという独自のシステムを採用しており、体に合わせて伸縮してくれます。 一方、ナンガは人の体に合わせて3Dの立体構造を採用しており、効率的に保温してくれます。
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谷中さん

どちらも十分暖かいですが、シュラフがまとわりつくような感覚が苦手な方はナンガを選ぶのが吉です。立体のためシュラフ内に余裕ができ、動けてしまうのがあまり好きではないという方は、モンベルのほうが良さそうです。
もうひとつ、有名なシュラフのメーカーといえばイスカ。登山家などハードなアウトドアを楽しむ方の間では特に一目置かれているブランドです。
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谷中さん

冬の登山でも活躍するハイスペックなものが多く、細かい作りに気を配っている印象です。
イスカのシュラフ
イスカは、ナンガと同じく体の形に合わせた3D構造を採用しており、快適さはしっかり備えています。
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谷中さん

ただ、イスカのシュラフはキャンプに持って行くには、ちょっとスペックが高すぎるかもしれません。

水濡れのトラウマを払拭してくれるナンガのシュラフ

ナンガのシュラフをもつスタッフさん
「ただし、モンベルやイスカには少し気になる弱点があります」と谷中さん。
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谷中さん

どちらにも防水機能はなく、撥水機能しかついていないので、水濡れが心配ですね。
テント内外で気温差があったり、人の呼気などの湿気によって、水分が結露し、シュラフが濡れてしまう場合があります。特にダウンシュラフは水に濡れると、羽毛同士がくっついて固まり、保温性を著しく損ないます。
結露を防ぐためにはシュラフカバーが必要となりますが、問題はそのお値段。例えば、シュラフに加え、シュラフカバーもモンベルでそろえるとなると、5,000円から20,000円程度の追加出費が必要になります。 ナンガのダウンシュラフには、高い防水機能が搭載されており、シュラフカバーを使わなくても結露におびえずに眠れます。
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谷中さん

ナンガはシュラフ単体で使えるのが良いところですね。出費を抑えられる上、荷物も減らせて一石二鳥です!苦い経験がある方は、次のシュラフを選ぶ際、どのくらい結露を防げるのかどうかを気にする方が多いです。

夏にシュラフは必要?

「暑い夏の時期にしかキャンプに行かないのであれば、シュラフは不要なのではないか?」。そんな疑問を持っている初心者の方もいるのではないでしょうか。谷中さんに伺ってみると、きっぱり首を振られました。
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谷中さん

夏とはいえ、少しでも標高の高いキャンプ場を選ぶと夜は肌寒く感じます。僕自身もキャンプに行きますが、持っていかないシーズンは基本的にありません。
ただし「対応温度がマイナス15度まであるような、ハイスペックなものは必要ありません」と谷中さん。春・夏・秋の3シーズン対応可能なものを選ぶか、本当に暑いシーズンにしかキャンプに行かないなら、夏用シュラフをおすすめしてくれました。
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谷中さん

冬の使用時の暖かさはもちろん、チャックを開ければ、夏の夜でもかけ布団のように使用できるのがシュラフのいいところですね。
「他にも、暖かさをアップさせてくれるシュラフシーツを仕込んだり、コットを使用したりすれば、一つのシュラフでオールシーズン過ごせる」と谷中さん。工夫次第でより快適な使い方ができそうです。

シュラフを「一生モノ」にするための3ステップ

シュラフが並んでいる様子
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谷中さん

いくら良いシュラフを持っていても、きちんと手入れをしていなければ長持ちしません。逆に、丁寧に扱えば一気に寿命が伸びます!今回は、シュラフの重要なお手入れ方法を、3ステップで教えます。

①丁寧な乾燥

ダウンシュラフにとっては湿気が命取り。使用の前後は基本的にきちんと陰干ししておくのが重要です。可能であれば、キャンプ場で撤収時にシュラフを乾かしておけるとベストです。

②汚れはきちんと落とす

泥や汗などでシュラフが汚れてしまった場合、自宅で洗濯することができます。洗濯ネットに入れた上で洗濯機で洗います。ナンガの公式HPに詳細が載っているので、ぜひチェックしてみてください。 公式はこちら:羽毛は自宅で洗える! “正しいダウンの洗い方”

③保管方法を徹底

シュラフが並んだ様子
シュラフは、自宅ではなるべく広げた状態で保管するのがベスト。通常の収納袋に入れておくのではなく、通気性が良くゆとりのある袋にしまっておきましょう。そうすることで、中のダウンが一部分に偏り、保温力が低下してしまうのを防ぎます。

破損してしまったらどうする?

使っていて穴が空いてしまったり、ダウンがへたって保温力が落ちたりした場合、個人で修復するのはちょっと難しいですよね。ナンガ、モンベル、イスカなら、郵送や店頭持ち込みで修復のサポートが受けられます。
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谷中さん

ナンガの良さはここにもあります。もちろん、3社ともサポートには対応しているのですが、モンベルとイスカは修復するのに費用がかかってしまいます。ところがナンガは、なんとすべての商品に永久保証がついているため、いつでも無償でサポートを受けるられます。自社工場を日本に構えているため、他の2社よりスピードも早く感じますね。

結論!一生モノのダウンシュラフ2選はこれ

ナンガのシュラフ
ナンガのシュラフの良さや、使用する際のポイントは十分に伝えてもらいました。ですが、結局選ぶべきシュラフは具体的にどれなのでしょうか?

①LB 200 STD

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谷中さん

シュラフを一生モノにしたいなら、夏用は10度までが適温となるLB 200 STD、3シーズン使うならマイナス5度まで耐えうるLBオーロラライト450DXがぴったりです。
ナンガのシュラフ
【基本情報】 使用サイズ:最大長210×幅80cm(身長175cm) 収納サイズ:直径14×24cm 重量:約620g ダウン量:200g フィルパワー:650FP

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②LBオーロラライト450DX

ナンガのシュラフを持つスタッフさん
【基本情報】 使用サイズ:最大長210cm×幅80cm(身長178cmまで) 収納サイズ:直径14×30cm 重量:865g ダウン量:450g フィルパワー:760FP

春から秋までキャンプを楽しみたい方はこちら!

シュラフは一生モノがいい!

シュラフを長く使っていれば、愛着も湧いてくるというもの。一生モノのシュラフを選んで、キャンプの相棒にしてみてはいかがでしょうか?

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