インナーシュラフ最強おすすめランキング12選!夏・冬に使える人気商品を徹底比較
キャンプの睡眠の質を上げたい!そんな人におすすめしたいのが「インナーシュラフ」。さまざまなインナーシュラフが販売されていますが、違いが判断しにくいですよね。そこでhinata編集部が、「携行性」「暖かさ」「機能性」の3つの基準で徹底検証。おすすめアイテムをランキング形式で紹介します。
インナーシュラフとは
インナーシュラフとは、寝袋(シュラフ)の中に入れて使うアイテムです。「シュラフだけでもしっかり就寝できるし、荷物になるから必要ない…」という人も多いと思いますが、インナーシュラフの魅力を知らずにいるのはもったいない!
今回は、インナーシュラフが持つ大きなメリットと、人気インナーシュラフの性能を徹底的に比較したおすすめランキングを紹介。インナーシュラフ選びにぜひ役立ててみてください。
インナーシュラフを利用するメリット
インナーシュラフには、睡眠の質を大きく向上させる3つのメリットがあります。
シュラフ・寝袋をより暖かくできる
高価なシュラフをシーズンに合わせて何個も購入するのは大変です。しかし、持っているシュラフにインナーシュラフを追加すれば、寒いシーズンでもキャンプを楽しむことができます。インナーシュラフを使うことで保湿性が上がり、アイテムによってはシュラフ内の温度を10℃以上向上させることも可能といわれます。
また暑い夏キャンプでは、インナーシュラフのみで寝ることも可能。通気性が良いものも多いので、汗をかいても快適!布生地のインナーシュラフは汗で肌に張り付く感覚が少ないので、寝苦しい夏の夜にもおすすめです。
シュラフ・寝袋を清潔に保てる
インナーシュラフを使う2つ目のメリットは、洗濯できることです。シュラフ本体、特にダウンを使っているものはなかなか洗濯することができず、汗や臭い、汚れが気になるアウトドア環境で不快な思いをすることもしばしば。
しかし、インナーシュラフを使用していれば、直接肌が触れる内側だけ簡単に洗濯ができるので、キャンプ時に衛生的な睡眠環境をつくれます。高価なシュラフの性能を長持ちさせてくれるという点でも、持っていたいアイテムです。
衛生対策になる
昨今、感染症や衛生対策としてのインナーシュラフの利用が注目されています。山小屋や宿泊施設などの共有寝具においても、自分のインナーシュラフに包まれていれば、ウイルスなどを移したり移されたりする可能性も低くなるからです。
また最近では、感染症対策の一環としてインナーシーツの持参をお願いしている山小屋や宿泊施設も増えてきています。なかにはインナーシーツがないと宿泊できない施設もあるため、事前に情報を確認し、自分に合ったインナーシュラフを用意しておきましょう。
インナーシュラフの選び方
次にインナーシュラフの選び方を紹介します。選ぶ際には、「形状」「保温性」「携行性」「生地の種類」の4つのポイントを考慮するようにしましょう。
形状で選ぶ
シュラフと同じく、インナーシュラフには大きく2種類の形があります。丸みがあり、足元に向けてすぼんだ形が特徴の「マミー型」と、長方形でサイドにジッパーがある「封筒型」です。
身体へのフィット感が好きな方はマミー型を、圧迫感を感じたくない人は封筒型のシンプルなものを選ぶと良いでしょう。使用しているシュラフの形に合わせると、生地のもたつきがないのでおすすめです。
保温性で選ぶ
冬はメリノウールやフリース生地を選ぶと保温性が増し、シュラフのみでの使用よりも暖かく眠れます。ドローコードで首元がすぼめられるものであれば熱を逃がしにくく、冬の利用に最適です。
しかし、保温性が高いインナーシュラフは生地が若干厚くなるため、重さや収納時のサイズが大きくなってしまうのは注意点です。
夏は、インナーシュラフだけで寝ることが可能。薄手の生地のものは温度調節がしやすく、夏でも快適に過ごせます。通気性の良い生地であれば汗を逃がしてくれるため、身体に張り付く感じが少なく寝やすいのも魅力です。
軽量・コンパクトさで選ぶ
荷物をできるだけ減らしたい人は、軽量かつコンパクトに収納できるインナーシュラフがおすすめです。特に登山やソロキャンプ、ツーリングキャンプなどは荷物を減らして向かいたい人も多いはず。
インナーシュラフのなかには、500mLのペットボトルサイズ以下の大きさで重さも300gほどのものなど、パッキングしやすくコンパクトなものがあります。バックパックやバイクの積載量なども視野に入れて、収納サイズや重量をチェックして購入を検討しましょう。
生地の種類で選ぶ
インナーシュラフの肌触りや伸縮性も大切なポイント。起毛で毛布のようなものから、密度が高く滑らかなものまで種類によって肌触りが異なります。快適な寝心地を重視する人はアウトドアショップに行き、実際に触って肌触りを確かめてみるのがおすすめ。伸縮性の高い生地は窮屈さを感じにくく、寝心地が良いです。
人気インナーシュラフおすすめランキング12選
人気のインナーシュラフ12点を、「持ち運びやすさ」「保温性」「機能性」の3つの観点で、hinata編集部が徹底検証。おすすめのアイテムを総合評価が高かった順にランキング形式で紹介します。
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
【1位】シートゥサミット エキスパンダーライナー スタンダード
【総合評価4.94】
携行性5.00|保温性4.82|機能性5.00
【2位】サーマレスト シナジースリープバッグライナー
【総合評価4.91】
携行性4.90|保温性4.82|機能性5.00
【3位】Naturehike インナーシーツ
【総合評価4.90】
携行性4.94|保温性4.76|機能性5.00
【4位】NANGA SLEEPING BAG INNER SHEET
【総合評価4.81】
携行性4.78|保温性4.94|機能性4.70
【5位】NEMO Tracer 寝袋 ライナー
【総合評価4.61】
携行性4.92|保温性4.82|機能性4.10
【6位】キャプテンスタッグ サーモライト インナーシュラフシーツ
【総合評価4.53】
携行性4.92|保温性4.88|機能性3.80
【7位】ロゴス 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ
【総合評価4.44】
携行性4.94|保温性4.88|機能性3.50
【8位】コールマン フリースインナー
【総合評価4.14】
携行性4.05|保温性4.88|機能性3.50
【9位】ロゴス フリースシュラフ(ターコイズナバホ)
【総合評価4.14】
携行性3.75|保温性4.88|機能性3.80
【10位】ハイランダー フリースインナーシュラフ
【総合評価4.01】
携行性3.22|保温性5.00|機能性3.80
【11位】スナグパック フリースシュラフ
【総合評価3.95】
携行性3.77|保温性4.88|機能性3.20
【12位】ビジョンピークス フリースシュラフ
【総合評価3.74】
携行性2.43|保温性5.00|機能性3.80
インナーシュラフとして代用できるものはある?
インナーシュラフは持っているとさまざまなメリットがありますが、わざわざインナーシュラフを買い足すのが億劫な人もいるでしょう。そんな人のためにインナーシュラフの代用方法を紹介します。
シュラフを2枚重ねにする
寒い季節のキャンプであれば、夏用シュラフと冬用シュラフを2枚重ねにすることでインナーシュラフの代わりになります。厚みが出てゴワゴワしてしまいますが、保温効果は抜群。重ねる際は、双方の形状が同じであること、また外側のシュラフの方がサイズが大きくなるように注意しましょう。
毛布をインナーシュラフ代わりにする
毛布をシュラフにインすることで、インナーシュラフの代わりとする方法もあります。気温や通気性など、重視するポイントに合せて毛布の素材や厚さを選んでください。シュラフと形状が異なるため寝返りを打ちにくいなどのデメリットがありますが、保温性を高め、衛生的にシュラフを使ううえでは有効です。
インナーシュラフでキャンプの睡眠をワンランクアップ!
インナーシュラフは、キャンプの睡眠環境を簡単に改善できる便利なアイテム。季節や気温を問わず、オールシーズンで役立つことでしょう。また大事な寝袋を清潔に保ち、長持ちさせるうえでも非常に有効です。まだインナーシュラフを持っていない人は、ぜひ検討してみてください。
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