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複数のコットを並べた画像

コット(キャンプベッド)おすすめ15選!徹底比較してわかった最強モデル【2024年】

※本記事には一部プロモーションが含まれます

人気のハイコット・ローコット・2WAYコットを比較検証!実際に設営・撤収、寝転ぶなどして徹底的に調査し、スコアを算出してランキング化しました。この記事ではコットのメリット・デメリットを解説すると共に、各種類のおすすめトップ5を紹介します。

コットとは?

コットの特徴

  1. 1

    手軽に持ち運べる、アウトドア用の簡易ベット

  2. 2

    暑い・寒いなどの地面の影響を受けにくい

  3. 3

    自宅に近い環境を再現でき、睡眠の質が上がる

  4. 4

    ベンチ・荷物置きにもなる

コットとは、手軽に持ち運べて簡単に設営できる簡易ベッドのこと。キャンプベッドやフォールディングベッドともいわれ、アウトドアシーンで活躍します。
寝袋でコットの上に寝る様子
インフレーターマットやクローズドセルマットなどのマット類とは違い、コットには脚が付いているのが特徴。地面との距離をあけて眠ることができます。

地面の影響を受けにくい

ローコットに寝転ぶ様子
地面に直接マットや寝袋を敷いて横になると、地面の凹凸を感じたり、冷気が身体に伝わってきたりと不快な思いをすることがあります。 一方、コットを敷けば地面と身体の間に距離ができるため、コンディションの影響を受けにくく快適。サイトの状態を気にせず寝具をレイアウトできるのも利点のひとつです。

睡眠の質が上がる

コットの上で寝ている様子
アウトドアの慣れない環境で眠るとなると、「寝付けないかもしれない」「夜中起きてしまうかもしれない」といった不安もあるのではないでしょうか。コットがあれば、自宅のベッドに近い環境を再現でき、結果として質の高い睡眠をとることが可能。寝心地の良いコットでぐっすり眠れば翌日に疲れを残すことなく、キャンプの時間を思いきり楽しめます。

ベンチ・荷物置きとしても使える

コットに座り、横に荷物を置いている様子
コットの魅力のひとつは、就寝時以外にも活用できる点。日中はベンチや荷物置きとして使用すれば、チェアや棚などを別途用意する必要がありません。1日を通して活躍し荷物を減らすのにも役立つ、非常に便利なキャンプギアといえます。

キャンプにコットは必要?

コットを所有しているキャンパーに独自アンケートを実施しました。その結果を紹介します。

7割のキャンパーがコットに満足している!

コット購入についての満足度を表した円グラフ
hinata公式Instagram(@hinata_outdoor)のフォロワーにアンケートを実施(実施日:2024年2月16日/有効回答数:725)
上の円グラフが示すとおり、約7割ものキャンパーが「コットを買って満足している」と回答しました。
  • どこでも寝心地が良い
  • 寝るときに高さができて底冷えしない
  • 日中から気軽に寝れるし、チェアにもなる
  • マットより積載が楽
  • と、寝心地の良さや利便性を高く評価するコメントが寄せられました。また、
  • ハイコットは腰痛対策になる
  • 腰痛持ちだが、起きて痛いことがなく、気にせずキャンプできるようになった
  • など、腰痛対策としてコットを使っているという声も。快適な寝心地を重視するキャンパーにとって、コットは必須アイテムといえそうです。

    3割がコットの選び方を失敗

    一方、3割のキャンパーがアンケートで「コットを買って後悔している」または「どちらでもない」と回答。
    • デザインで選んだら収納サイズと重量が…
    • 重すぎた
    • 脚が5本あり組み立てが面倒。脚が少なくて簡単に組み立てできるものが良かった
    • コットはいいけど、もうちょい収納サイズ小さいの買えば良かった
    といったコメントが寄せられました。コットそのものに不満があるというよりは、コット選びに失敗したという声が多いようです。この結果から、自分のスタイルに合ったコットを見極めて選ぶことが重要といえるでしょう。

    ハイコット・ローコット・2WAYコットはどれが良い?

    コットの上に座ったり寝転んだりしている様子
    コットは「ハイコット」「ローコット」「2WAYコット」の3種類に分類できます。それぞれに長所や短所があり、一概にどれが一番良いとはいえないもの。自分のキャンプスタイルに合わせたサイズや重さ、収納場所や予算などに応じて総合的に判断して選びましょう
    ハイコット
    • 高さ30〜50cm程度
    • 設営が簡単なモデルが多い
    ローコット
    • 高さ10〜20cm程度
    • 軽量でコンパクトなモデルが多い
    2WAYコット
    • ハイとローを切り替えられる
    • 幅広い価格帯から選べる

    一番人気は2WAYコット!

    持っているコットの種類を示した円グラフ
    hinata公式Instagram(@hinata_outdoor)のフォロワーにアンケートを実施(実施日:2024年1月31日/有効回答数:320)
    アンケートを実施し、キャンパーに所有しているコットの種類を聞きました。その結果、コットを使っているキャンパーのうち、57.2%が「2WAYコットを持っている」と回答しました。コメントを見てみると、
    • 季節によって使いわけそうなので
    • 便利だから
    • テントやキャンプ場など、気分とスタイルで使いわけられるから!
    と、汎用性の高さが評価されているとわかります。どのコットを買おうか悩んでいる場合は、まずは2WAYコットで自分のキャンプスタイルとの相性を探ってみるという方法も有効かもしれません。

    ハイコットはファミリーやグループキャンプにおすすめ!

    ハイコットで寝返りをうつ様子
    ハイコットとは、コットのなかでも高さがおよそ30〜50cmある製品のこと。2WAYコットやローコットと比べると製品数は少なめですが、自宅のベッドに一番近いスタイルで根強い人気を誇ります。 広げるだけで簡単に設営できるモデルも多く、比較的組み立てや片づけが容易なのもハイコットの特徴。準備や片づけに時間をとられず、アクティビティを充実させたいファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめです。

    ハイコットのメリット

    1. 組み立てや片づけが簡単

    2. 地面の温度の影響を受けにくい

    3. ベンチや荷物置きとして使いやすい

    4. 自宅での簡易ベッドとしても便利

    ハイコットのデメリット

    1. 収納サイズが大きく、重い

    2. 比較的高価

    ▼ハイコットの選び方はこちらを参考に

    ローコットは山登りやソロキャンプにおすすめ!

    ローコットに寝ている様子
    ローコットとは、コットのなかでも高さがおよそ10〜20cm程度の製品のこと。コンパクトで軽量なアイテムが多く、さまざまなキャンプスタイルに適応できる点で人気の高いアイテムです。 1kg程度の製品もあり、リュックにも収まるため、山登りやソロキャンプに最適。自転車や電車など車を使わないキャンプにもおすすめです。低いため安定感がありテントの中で圧迫感がないのが特徴。ソロ用の狭いテント内でもゆったり過ごせます。

    ローコットのメリット

    1. 軽量で携帯性に優れている

    2. 安定感がある

    3. 狭いテントでも圧迫感なく使用できる

    4. ケガの心配が少ない

    ローコットのデメリット

    1. 底冷えをやや感じやすい

    2. ベンチや荷物置きとしては使いにくい

    ▼ローコットの選び方はこちらを参考に

    2WAYコットは汎用性を重視する人におすすめ!

    コットをベンチにして2人が座っている様子
    2WAYコットとは、高さをハイ・ローの2段階で変えられるコットのこと。季節やキャンプサイトの状態、希望のレイアウトに合わせてコットの高さを変えられる、汎用性の高さが人気です。 まだキャンプスタイルが定まっていない人や、どんなスタイルにも対応できるコットを探している人には2WAYコットがおすすめ。ハイかローか、どちらが自分に合うのかを見極めるために、まずは2WAYコットから試してみるというのもひとつの手です。

    2WAYコットのメリット

    1. ハイとローのいいとこ取り

    2. 収納サイズはローコットとほぼ変わらずコンパクト

    3. 人気がある

    2WAYコットのデメリット

    1. 価格に幅がある

    2. 部品が多い

    コットの検証スタッフ

    hinataのスタッフ男女2名がハイコット、ローコット、2WAYコット合計36点を徹底検証し、ランキング化!各コットのおすすめトップ5を紹介します。
    icon

    hinataスタッフ

    渡部(わたなべ)

    身長185cm、服のサイズはUSサイズのXL。ソロ、ファミリーキャンプがメインで、移動手段は自転車や車です。睡眠時は横向き寝に適した枕、睡眠専門のスマートリングを愛用中!

    icon

    hinataスタッフ

    間﨑(まざき)

    身長150cm、服のサイズはXS。初心者キャンパーです。ギアは手頃な価格かつ耐久性など安心できるアイテムを選びたい!寝具は程よい反発があり、しっかり支えてくれるものが好み。

    ハイコットおすすめトップ5

    ※各数値はhinata編集部がコットを種類ごとに測定・算出したものです。メーカー公表値とは異なります ※ランキング一覧表の「扱いやすさ」は、ハイコットの場合「組み立て・片づけやすさ」を意味しています ※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
    商品
    商品リンク
    寝心地
    扱いやすさ
    持ち運びやすさ
    使用サイズ(約)
    収納サイズ(約)
    重さ(約)
    耐荷重(約)
    カラー・カラー展開
    5.00
    2.90
    3.76
    75×205×49cm9.5×19×102cm6.6kg100kgブラウン
    3.71
    4.94
    4.61
    64×190×38cm17×22×94cm4.7kg80kgグリーン
    4.86
    2.78
    3.06
    65×200×32cm14.5×16.5×125cm7kg-ベージュ
    4.14
    4.67
    3.28
    72×205×34cm15×30×74cm7.2kg120kgベージュ
    5
    キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
    3.71
    3.02
    4.92
    63.5×185×43.5cm10×21×95cm5.1kg100kgカーキ
    ▼ハイコットのランキングの詳細はこちら

    【第1位】ogawa(オガワ) アルミGIベッド ワイドII

    【総合評価4.38 寝心地5.00|組み立て・片づけやすさ2.90|持ち運びやすさ3.76
    寝心地抜群!全体的にスペックの高い優秀ハイコット
    ogawaアルミGIベッドワイドII
    日本の老舗アウトドアブランド「ogawa」のハイコットが、総合評価堂々1位!75cm幅のワイド感と205cmの奥行きで、背の高い男性スタッフも広々。ゆったりとした寝心地が好評でした。 3本ある脚のうち、真ん中の脚にストッパーが付いており、コットが勝手に閉じてしまうようなこともありません。ほかのハイコットに比べて少々揺れるものの、不安に感じることもなく快適。きしむ音などもなく、非常に静かです。
    ogawaのハイコットを設営する様子
    設営はサッと開いて頭と脚の部分にフレームを差し込み、脚のストッパーをしっかり留めるだけなので簡単。収納袋が少し小さく、袋にしまうのに力が必要だった点を除けば、力を要する工程や危険を感じる部分はありませんでした。 扱いやすく、全体的にハイスペックなコットを探している人におすすめです。
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    【第2位】Coleman(コールマン) パックアウェイ(TM)コット

    【総合評価4.12 寝心地3.71|組み立て・片づけやすさ4.94|持ち運びやすさ4.61
    組み立て簡単!高コスパなコット
    コールマンパックアウェイコット
    アメリカ発の世界的アウトドアブランド「コールマン」のハイコット。少々沈みを感じる、クセのないベーシックな寝心地で、好き嫌いがわかれなさそうな印象です。骨組みが多い見た目に反して、きしむ音もなく揺れもほとんど感じません。 しかし寝台面の幅が64cmと、今回検証したハイコットのなかでは比較的スリムなため、サイドのポールがときどき体に当たって気になるとの声も。体の大きな人には不向きかもしれません。
    コールマンのハイコットを設営する様子
    公式が「わずか3秒で設営完了!」とうたっているだけあり、設営は非常に簡単。広げるだけでストッパーや留め具はないためやや不安になりますが、見た目に反してしっかりと安定している点が高評価でした。 機能性が高く、安心して使用できるアイテムながら、ネットショップでは12,000円(税込)ほどの低価格で入手可能。今回検証したアイテムの平均価格が約24,520円なので、非常にコスパの良いハイコットと いえるでしょう。
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    【第3位】Snow Peak(スノーピーク) スノーピークコット ハイテンション

    【総合評価4.10 寝心地4.86|組み立て・片づけやすさ2.78|持ち運びやすさ3.06
    安定感抜群!静かな夜を過ごしたい人に
    スノーピークのスノーピークコットハイテンション
    全国に直営店を構える人気ブランド「スノーピーク」のコットです。2本脚とは思えないほどしっかりと安定している点は、検証スタッフもおどろき。ほどよく背中が沈み、寝心地が良く好評でした。 音が非常に静かなことも特筆すべきポイント。金属のきしむ音や、生地のすれる音がなく、快適に過ごすことができます。
    スノーピークのコットを設営する様子
    タイプは折りたたみ式。ポールが伸縮するスライド部分のすべりが良すぎるため、急にポールが出てくることがある点には注意が必要です。 ほどよい沈みと安定感があり、寝心地は快適。音がしないので、静かな夜を過ごしたい人におすすめです。
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    【第4位】LOGOS(ロゴス) Tradcanvas(トラッドキャンバス)コンフォートベッド

    【総合評価4.00 寝心地4.14|組み立て・片づけやすさ4.67|持ち運びやすさ3.28
    一瞬で設営完了!キャンプの時間を有意義に
    ロゴストラッドキャンバスコンフォートベッド
    日本を代表するアウトドアブランドのひとつである「ロゴス」のハイコットは、とにかく設営が簡単!組み立てにかかった時間はたったの13秒で、検証現場にいたスタッフたちからも思わず歓声が上がりました。 一方、生地が沈みやすく寝返りがうてない、人によっては肘に金具が当たってしまうといった弱点も。しかし、幅が72cm、奥行きが205cmあり広々としているため、マットを併用することでこのコットの持ち味を最大限に生かせそうです。
    ロゴスのハイコットを設営する様子
    収束タイプなので設営はただ開くだけ!ストッパーもなく、あっという間に完成します。力がいる工程や危険な場所もありません。立てたまま置いておけるのも、収納場所のバリエーションが増やせて便利。一方、重さがあり、収納サイズも大きいため、キャリーカートで運ぶことをおすすめします。 キャンプの時間を有意義に使いたい人にとって、この設営と撤収の簡単さは非常に価値があるはずです。
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    【第5位】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 簡単フィールドGIベッド

    【総合評価3.91 寝心地3.71|組み立て・片づけやすさ3.02|持ち運びやすさ4.92
    収納バッグが優秀!軽くて持ち運びやすい
    キャプテンスタッグ簡単フィールドGIベッド
    台所用品メーカーとして有名な、パール金属が手掛けるブランド「キャプテンスタッグ」のハイコット。軍用ベッドを意味する「GIベッド」の無骨なたたずまいとシンプルなスタイルが魅力的です。 沈みが少なくクセのない寝心地。幅63.5cmと、今回検証したハイコットのなかでは一番幅が狭いものの、そこまで窮屈さは感じません。一方、きしむ音が気になるという声も…。静かな環境でないと眠れないという人は対策が必要かもしれません。
    キャプテンスタッグのハイコットを設営する様子
    設営と撤収の工程は少なく、比較的スムーズです。収納袋はファスナー付きのバッグ型で収納しやすいのはうれしいポイント。持ち手の強度が高く、重さの割に持ちやすいと評判でした。 収納袋の持ちやすさ、本体の軽さが高評価。駐車場とサイトが離れていても、比較的運搬しやすいコットです。
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    ローコットおすすめトップ5

    ※各数値はhinata編集部がコットの種類ごとに測定・算出したものです。メーカー公表値とは異なります ※ランキング一覧表の「扱いやすさ」は、ローコットの場合「組み立て・片づけやすさ」を意味しています ※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
    商品
    商品リンク
    寝心地
    扱いやすさ
    持ち運びやすさ
    使用サイズ(約)
    収納サイズ(約)
    重さ(約)
    耐荷重(約)
    カラー・カラー展開
    4.25
    3.83
    4.25
    70×190×17cm16×16×42cm2.1kg150kgグリーン、ブラウン
    4.34
    3.91
    3.78
    78×190×17cm20×65cm2.6kg150kgダークブラウン、木目柄
    5.00
    2.83
    2.76
    75×210×17cm17×17×58cm2.9kg145kgブラック
    4.06
    3.52
    3.90
    64×182×15cm15×15×53cm2.5kg80kgブラック、カーキ
    5
    ヘリノックス(Helinox)
    3.60
    3.51
    4.55
    60×185×13cm13×13×53cm0.9kg120kgブラック、グレー、ベージュ、ホワイト
    ▼ローコットのランキングの詳細はこちら

    【第1位】TOMOUNT(トモウント) アウトドアベッド

    【総合評価4.19 寝心地4.25|組み立て・片づけやすさ3.83|持ち運びやすさ4.25
    寝心地・設営・価格と全方位に優秀なローコット!
    トモウントのローコット
    堂々1位に輝いたのは、手頃な価格と高品質なアイテムが話題の「トモウント」のローコット!いわゆる大手メーカーではなく、スタッフも「ネットで名前はよく見るけど、アイテムを手に取るのははじめて」という状態から検証スタート。 少々跳ねるほどにハリ感のある生地で、背中にしっかりと支えを感じる寝心地。検証スタッフからは寝転んだ瞬間に「これはいいですよ…」と高評価の声が上がりました。体格の良い男性スタッフが横になっても、快適に過ごせるとのこと。 今回検証したローコットは幅の平均が約67cmなのに対し、こちらのコットは幅70cmと平均よりやや広め。ハリが強いぶん、体感ではもっとワイドにも感じられます。
    トモウントのローコット
    ポールにはショックコードが内蔵されており、スムーズに設営が可能。生地にポールを差し込む穴は少々狭めですが、問題なく通すことができました。この検証で何度も苦戦をしいられることとなる、脚をはめる工程も非常にスムーズ。ほかのコットに比べて硬くなく、女性1人でも難なく脚をはめることができました。 片づける際も折りたたみやすいですが、ショックコードのはたらきでポールが暴れやすいのでしっかりとゴムで束ねて収納しましょう。収納袋は短めで、腕まで入るハンドルが付いており持ちやすいと好評でした。 とにかく寝心地が良く、安定感があり、全体的に高評価。それでいて10,000円(税込)以下と手に取りやすい価格で販売されているので、「これからキャンプをはじめる人にも安心してすすめやすい」と、スタッフも太鼓判のコットです。
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    【第2位】FIELDOOR(フィールドア) アルミコンパクトコット ワイドタイプ

    【総合評価4.14 寝心地4.34|組み立て・片づけやすさ3.91|持ち運びやすさ3.78
    広さナンバーワン!寝返り余裕のリラックス系ローコット
    フィールドアのローコット
    僅差での第2位は、インターネット専売でコスパが高いと評判の、日本のアウトドアブランド「フィールドア」のローコット。幅78cmと、今回検証したコットのなかでも一番のワイドサイズでゆったり過ごせる点が高評価でした。体格の良い男性スタッフも「寝返り余裕」と満足の寝心地。脚がそれぞれしなることで衝撃が吸収されるため、安定感も抜群です。 生地のこすれる音は気にならず、動くと少し「ムギュムギュ」といった音がする程度で静か。類似サイズの他製品よりもハリ感があり寝返りしやすいため、多少反発のある寝具が好きな人や、寝返りをよくうつ人に非常におすすめです。
    フィールドアのコット
    ポールはショックコード付きで連結しやすく、生地を張るのにも力は不要。脚がすぐにはまらず苦戦しましたが、手を挟みそうな危険な部分はありません。今回検証したローコットの平均組み立て時間が4分28秒であるなか、こちらのコットの組み立て時間は4分29秒とごくごく平均的。難しい部品もなく、直感的に組み立てることができました。 収納袋は余裕がある大きさで、しまいやすいと好評。ファスナーではなく巾着タイプで絞り紐とショルダーが一体化しており、肩掛けできる仕様です。上下のデザインが似てるため、上下反対に持つと中身が出てしまう点は要注意。 広々としたワイドサイズながら、収納すると軽くてコンパクト。ゆったりした寝心地でリラックスしたい人におすすめのローコットです。
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    【第3位】Helinox(ヘリノックス) コットマックス コンバーチブル

    【総合評価4.11 寝心地5.00|組み立て・片づけやすさ2.83|持ち運びやすさ2.76
    起き上がりたくない…優勝クラスの寝心地で快適さ抜群!
    ヘリノックスのローコット
    今回でのローコット検証では寝心地スコア最高得点の5.00」を叩き出した「ヘリノックス」のローコット。検証スタッフも寝転んだ瞬間、思わず「あ〜〜、いい」と声を漏らすほどでした。生地が非常にしっかりしており、斜め方向のステッチが安定感を高めているのを実感。きしむこともなく、脚の安定性も抜群です。 体格の良い男性スタッフも問題なく寝返りが可能。女性スタッフに至っては「私、2人寝られるかも…?」というほど広々していて、サイズ面でも快適です。コットと思えないほどの寝心地に、検証スタッフはすっかり夢中の様子でした。
    ヘリノックスのローコット
    最高の寝心地に賞賛が集まる一方、設営は少々難航。難しい作業ではないものの、脚の向きを確認しながらの設営に時間がかかり、平均よりも2分長い6分39秒を要してしまいました。また、生地をポールに引っ掛ける耳が硬いため注意が必要です。 脚はロック機構のおかげで女性1人でもはめやすく好評でした。英語だけの説明書に加え、正規代理店が発行している日本語の説明書が付いている点も安心。 収納袋には持ち手が1つ付いているほか、Dカンとループ穴も付いているため、自分でショルダー紐を付けるアレンジが可能です。持ち手だけでは運びにくい場合は別途ショルダー紐を付けると良いでしょう。 このコットに関してはやはり寝心地の良さが最大の注目ポイント。とにかく何を差し置いても寝心地!という人には一番おすすめのローコットです。 またオプションパーツとして、コットマックスコンバーチブル専用の脚が販売されているのも要チェック!脚を取り付けることで、高さ38cmのハイコットとしても使用できます。
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    【第4位】キャプテンスタッグ トレッカー イージーライトコット

    【総合評価3.94 寝心地4.06|組み立て・片づけやすさ3.52|持ち運びやすさ3.90
    スマートながら寝返りしやすさトップクラス!高反発系ローコット
    キャプテンスタッグのローコット
    キャンプを始めたばかりの人からベテランまで、幅広い層に人気のブランド「キャプテンスタッグ」のローコット。幅は64cmで今回検証したローコットの平均幅67.2cmに比べてややスマートですが、ハリが強くて狭さを感じさせません。ハリが強いぶん寝返りしやすく、寝返りの打ちやすさでいえば2位のフィールドアのワイドコットを凌ぐとの感想も。 一方、奥行きが182cmのため、身長185cmの男性スタッフは頭がはみ出てしまったのが残念。しかしながら肩と肘はしっかりと収まりました。
    キャプテンスタッグのローコット
    組み立て時間は平均よりも1分ほど早い3分35秒を記録。脚は安全ピンのような構造で、作業は簡単なものの直感的に設営できる仕組みではないため必ず予習が必要です。脚をしっかり固定する際に、硬くて力がいるので注意。 収納袋はサイドファスナーのため袋に入れやすい点が好評でした。持ち手が2つ付いているので両手で抱えて持ちやすいのもプラスポイント。 スマートなサイズですが、狭さを感じさせないハリ感と寝心地がおすすめのローコット。サイズが合えば、高反発な寝心地が好みな人におすすめです。
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    【第5位】ヘリノックス ライトコット

    【総合評価3.82 寝心地3.60|組み立て・片づけやすさ3.51|持ち運びやすさ4.55
    驚くほど軽い!携帯製ナンバーワンの軽量ローコット
    ヘリノックスのローコット
    3位のコットマックス コンバーチブルに続き、上位にランクインした「ヘリノックス」のローコット。特筆すべきはやはりその軽さです。今回検証したローコットの重さ平均が2.7kgだったのに対し、こちらのコットはなんと0.9kg。平均より3分の1も軽いのです。 「軽いコットって寝心地はどうなんだろう?」と横になってみると、寝心地も比較的良好。 今回の検証では最小の60cm幅とあって狭さは感じましたが、沈み込みはなし。金属が体に当たるような感触もなく、女性スタッフは寝返りも可能。生地のシャカシャカ、ギュッギュという音はするものの、気になるほどではありませんでした。
    ヘリノックスのローコット
    ポールはショックコード式で、その軽さもあいまって取りまわしがよく非常に組み立てやすいとの感想。まるで磁石のようにパーツが吸い寄せられてはまっていくので簡単です。一方、片づけは少々難航。ポールをはずすのが硬くて大変との声があがりました。 収納袋には持ち手やショルダーなどがありませんが、軽くてコンパクトなのでつかんで持っても問題ありません。 軽さとコンパクトさを追求するのであれば、断然おすすめのローコット。自転車や電車でのキャンプのほか登山用も兼ねたコットを持っておきたい人にもおすすめです。

    2WAYコットおすすめトップ5

    ※各数値はhinata編集部がコットの種類ごとに測定・算出したものです。メーカー公表値とは異なります ※ランキング一覧表の「扱いやすさ」は、2WAYコットの場合「切り替えやすさ」を意味しています ※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
    商品
    商品リンク
    寝心地
    扱いやすさ
    持ち運びやすさ
    使用サイズ(約)
    収納サイズ(約)
    重さ(約)
    耐荷重(約)
    カラー・カラー展開
    5.00
    4.49
    4.70
    70×200×38/13cm15×17×53cm3.8kg150kgブラック、ベージュ、カーキ
    4.59
    4.16
    4.51
    67×190×37cm18×18×60cm2.8kg150kgブラック、オリーブ、ベージュ、グレー
    4.59
    4.55
    4.31
    66×190×37/17cm18cm×55cm3.3kg150kgブラック、ベージュ
    4.87
    4.73
    3.48
    71×191×42/25cm17×19.5×59cm5.2kg120kgグレー、ベージュ
    5
    TOKYO CRAFTS(東京クラフト)
    4.59
    4.06
    4.42
    64.5×190×39/19cm17.5×17.5×63cm2.6kg150kgグレー
    ▼2WAYコットのランキングの詳細はこちら

    【第1位】AS2OV(アッソブ) フォールディングコット 2WAY

    【総合評価4.85 寝心地5.00|切り替えやすさ4.49|持ち運びやすさ4.70
    堂々の第1位!広くて快適、全項目が高得点の優等生
    アッソブの2wayコットハイタイプ
    アッソブの2wayコットロータイプ
    2013年にバッグブランドとしてスタートした、日本のブランド「アッソブ」。ブランドが誇る高いデザイン性と機能性はアウトドアギアにも反映されており、「フォールディングコット 2WAY」もスタッフ陣から「おしゃれ!」との声が多数上がりました。 幅70cmのワイドタイプで、ゆったりと快適な寝心地。脚は3本ですが生地のたわみはなく、しっかりとハリ感があるところもスタッフから好評でした。
    アッソブの2WAYコット
    設営も簡単で、ローからハイにチェンジする際はハイ用の脚をはめるだけ。力を入れずに脚を装着できる点が高評価でした。フレームの抜き差しもしやすく、収納サイズも検証アイテムのなかで最もコンパクト。収納袋にタオルなどを詰めることで枕にできるというのも、機能性にすぐれたアイテムを展開するアッソブならではの着眼点です。 全項目において文句なし!寝心地やサイズ、価格が自分の好みと合えばぜひおすすめしたいアイテムです。
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    【第2位】WAQ(ワック) 2WAYフォールディングコット

    【総合評価4.51 寝心地4.59|切り替えやすさ4.16|持ち運びやすさ4.51
    これからキャンプを始める人に!高品質なスタンダードモデル
    ワックの2wayコットハイタイプ
    ワックの2wayコットロータイプ
    「アウトドアを通じて人生にワクワクを」をテーマに掲げる「ワック」は、大阪のアウトドアブランド。誰でも扱いやすく、ついキャンプに出かけたくなるような商品を提案しています。 品質の改良によりギシギシ音が改善したとあって、きしむ音や生地の擦れを感じず静か。体格の良い男性は少々狭く感じるようですが、生地がしっかりと張っており、高反発な寝心地が好みの人におすすめです。
    ワックの2wayコット
    設営と撤収もしやすく、余分な力が必要ないところもうれしいポイント。ポールがマット加工されていて少々滑りにくいものの、抵抗なくポールを抜き差しできます。肩掛けと手持ちの両方が収納袋にはカラビナループが付いており、小物をぶら下げられるのも魅力的。 重さや大きさ、価格も平均的で、キャンプを始めたばかりの人にもおすすめしやすい2WAYコットです。
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    【第2位(同率)】HOTEL CAMPS(ホテルキャンプス) 2WAY フォールディングコット

    【総合評価4.51 寝心地4.59|切り替えやすさ4.55|持ち運びやすさ4.31
    設営・撤収がシームレス!音も静かで上品なたたずまい
    ホテルキャンプスの2wayコットハイタイプ
    ホテルキャンプスの2wayコットロータイプ
    「アウトドアの眠り」に特化したキャンプギアブランド、「ホテルキャンプス」の2WAYコットが同率2位にランクイン!2022年に誕生したばかりのブランドですが、機能性とデザイン性の高さからSNSなどで早くも話題に。 今回の検証では音の静かさが注目を集めました。きしみはほとんどなく、2人の検証スタッフどちらも高評価。幅66cmと比較的スマートなコットですが、それほど狭さは感じません。
    ホテルキャンプスの2WAYコット
    設営・撤収も簡単です。切り替え方法は、ロー状態の脚にハイ用の脚を繋ぐことで高さを変えるタイプ。組み立て時に力は必要ないものの、脚をはめるときにカチっと音がするので、間違いなく設営できている安心感があります。収納袋には両端に持ち手があり、両手で持てるので運搬が楽。 寝心地や操作性、携行性と全体的にバランスが良く、レイアウトの関係などでワイドすぎないコットを探している人におすすめです。
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    【第4位】ogawa(オガワ) ハイ&ローコットワイド

    【総合評価4.50 寝心地4.87|切り替えやすさ4.73|持ち運びやすさ3.48
    高さ調節が簡単!やさしい寝心地の広々コット
    Ogawaの2wayコットハイタイプ
    Ogawaの2wayコットロータイプ
    1914年の創業から100年経ってもなお、日本のアウトドア業界を支え続ける老舗ブランド「ogawa」の2WAYコット。 特徴的なのは、脚の差込口を変えるだけで高さを切り替えられる調節システムです。切り替えに要するタイムはハイ→ローが27秒、ロー→ハイが35秒と非常に簡単。外付けパーツが不要なので、パーツ忘れや紛失の心配がありません。幅71cmのゆったりとしたワイドサイズで、ほどよく沈む生地は腰の圧迫感がなく快適な寝心地です。
    ogawaの2wayコット
    一見パーツが多く見えますが、ショックコードで繋がっているので、ポールを連結する際の抜き差しに力は不要。設営や撤収の際に危ないと感じる箇所もなく非常に安全です。 高さの切り替えやすさとゆったりとした寝心地の良さが好評。1位のアッソブと比べると、ハリが強すぎないコットが好みな人におすすめです。
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    【第5位】TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト) UTコット

    【総合評価4.47 寝心地4.59|切り替えやすさ4.06|持ち運びやすさ4.42
    スリムさで選ぶならコレ!個性とこだわりを感じるコット
    TOKYO CRAFTSの2wayコットハイタイプ
    TOKYO CRAFTSの2wayコットロータイプ
    2020年に発足した気鋭のアウトドアブランド「トウキョウクラフト」。「日本人が手がけた機能美が感じられるデザインを世界に届けたい」という思いでつくられた製品は、いずれも個性とこだわりを感じるラインナップです。寝台面のサイドにカラビナループが付いていて、ちょっとした小物を収納するのに便利。 今回検証した2WAYコットのなかでは一番スリムな64.5cm幅ですが、しっかりとハリのある生地でたるみがないので狭さを感じません。ハリのある硬めの寝心地が好みの人におすすめです。
    東京クラフトの2wayコット
    高さ調節は、ロータイプの脚にハイ用の脚を連結させるタイプ。パーツははめるとカチッと音がするので、組み立て時に安心感があります。検証スタッフによれば、「少しねじるようにするとポールが抜きやすく、切り替えがスムーズ」とのこと。 収納袋は肩掛けでき、2.6kgと軽量で持ちやすいのもポイント。細部まで使い勝手がよく考えられていてこだわりを感じます。小さめのテントや車中泊など、少しでも省スペースでコットを置きたい人におすすめです。
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    コットでアウトドアでの睡眠を快適に!

    ハイコット・ローコット・2WAYコットには、それぞれメリットやデメリットがありますが、導入すれば快適になることは間違いなし。自分のスタイルに合うコットを見つけて、アクトドアでの睡眠の質を高めましょう! 撮影/青柳光昭 取材・文/アヤ

    今回紹介したアイテム

    商品画像ogawa アルミGIベッド ワイドIIコールマン パックアウェイ(TM)コットスノーピーク コットハイテンション ロゴス トラッドキャンバスコンフォートベッドキャプテンスタッグ 簡単フィールド GIベッドトモウント アウトドアベッドフィールドア アルミコンパクトコット ワイドタイプヘリノックス コットマックス コンバーチブルヘリノックス コットレッグ(16PCS)キャプテンスタッグ トレッカー イージーライトコットヘリノックス ライトコットアッソブ フォールディングコット 2WAYワック 2WAYフォールディングコットホテルキャンプス 2WAY フォールディングコットogawa ハイ&ローコットワイドトウキョウクラフト UTコット
    商品名ogawa アルミGIベッド ワイドIIコールマン パックアウェイ(TM)コットスノーピーク コットハイテンション ロゴス トラッドキャンバスコンフォートベッドキャプテンスタッグ 簡単フィールド GIベッドトモウント アウトドアベッドフィールドア アルミコンパクトコット ワイドタイプヘリノックス コットマックス コンバーチブルヘリノックス コットレッグ(16PCS)キャプテンスタッグ トレッカー イージーライトコットヘリノックス ライトコットアッソブ フォールディングコット 2WAYワック 2WAYフォールディングコットホテルキャンプス 2WAY フォールディングコットogawa ハイ&ローコットワイドトウキョウクラフト UTコット
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