コスパの優れた安いコット26選!キャンプに適した1万円以下のアイテムを紹介
制作者
ほかぞの
キャンプ歴4年。かたちにとらわれず、自然の中でのんびり過ごすのが好きなアラサーソロキャンパー・フリーランスライターです。主に桜島を眺められるキャンプ場を利用。日本の高い技術が用いられ、丁寧で繊細につくられたギアにロマンを感じます。好きなアウトドアブランドは「UNIFLAME」。
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もくじ
ワックの2WAYコットの基本スペックを紹介
2023年10月現在、ワックから販売されているコットは、レギュラーサイズの「2WAY フォールディングコット」と大きいサイズの「2WAY ワイドコット」の2種類。それぞれのサイズや重さを紹介します。比較しやすいように表にまとめたので、どちらが自分に合っているかチェックしましょう。
ワックのコットが支持される6つの魅力
ワックのコットは、Amazonや楽天、ヤフーショッピング!など多くのサイトで高評価を得ている人気アイテムです。なぜ数あるコットの中から選ばれているのでしょうか?ここでは、ワックのコットが多くのキャンパーに支持されている「6つのポイント」を解説します。
【1】心地よい絶妙な張り感
ワックのコットは、たるみ過ぎず硬すぎない「絶妙な張り感」が最大の魅力です。コットはピンと張ったシートの上で寝たり、座ったりするキャンプ道具。敷き布団であり、ベンチにもなるアイテムですが、寝心地が悪い布団では誰しもがリラックスできないものです。シート生地が厚すぎると硬くて体が痛くなったり、張りが弱いと体が沈みすぎて身動きがとりにくくなります。
ワックでは、快適な使用感を得るため試行錯誤を繰り返し、多くの人が「適度な張りがあって心地よい」と感じるコットを開発しました。シートに「300Dリップストップナイロン」という素材を採用しているのも大きなポイント。強度が高く軽量でありながら、こすれに強く裂けにくい素材で、特にワイドコットの「たるみやすい」というデメリットをカバーしています。
※ リップストップナイロンとは、ナイロンに強度の高い糸を織り込んだ強度の高い素材です。
【2】ギシギシ音が気にならない
ワックのコットは、コット独特の「ギシギシ音」が少なく高い評価を受けています。静かなキャンプ場では小さなギシギシ音でも気になったり、一緒に寝ている人に気を遣ったりしてしまいますが、ワックのコットは「ギシギシ音が気にならない」とのレビューが多数。
発売当初はきしみ音への意見が多かったことから、改良を重ね、現在は多くのユーザーが満足する人気商品として注目を集めています。利用する人の体格などにより、多少のギシギシ音が発生することはありますが、静かにストレスなく眠りにつきたい、ギシギシ音で周りに迷惑をかけたくないという人に利用してほしいアイテムです。
【3】軽量で持ち運びやすさ抜群
ワックのコットは、軽量で持ち運びやすいのが大きな魅力です。レギュラーサイズの2WAYフォールディングコットは3.2kg、2WAYワイドコットは4.1kg。
数字だけを聞くとそれなりの重さがあるように感じますが、例えば、コールマンの「トレイルヘッド(TM)コット」は約9kg、スノーピークの「コットハイテンション」は7.3kgなので、その軽量さは一目瞭然。
軽さの秘密は、フレームに超軽量の「超々ジュラルミン」が採用されていること。軽量なので、ソロキャンプはもちろん、複数のコットが必要なときでも持ち運びの負担が軽減されます。特に、キャンプを楽しんでヘトヘトなとき、道具が少しでも軽いのは大きなメリットです。
※ ジュラルミンとは、アルミに銅やマグネシウムなどを加えた合金素材。1円玉などに使われている軽量なアルミにほかの素材を混ぜることで「柔らかい」というアルミの弱点がカバーされています。
【4】おしゃれなカラー展開
ワックのコットは、おしゃれなカラー展開も人気のポイントです。2種類のコットはどちらも、タン・オリーブ・ブラックの3色展開。キャンプ道具は機能性だけでなく、カラーにこだわって選ぶ人も多いですが、この3色は、自然の中でも悪目立ちせず落ち着いた印象で、多くのキャンパーが好むカラーです。
また、ワックのキャンプギアは同じ3色展開のものが多く、マットやチェア、テントなど、他のアイテムと色味をそろえれば、簡単に統一感のあるサイトが完成します。
【5】ワイドコットは長さも2m超え
「もっとゆったり寝たい」「窮屈で落ち着かない」という人におすすめなのが、ワックの「2WAYワイドコット」。レギュラーサイズのコットは携帯性が重視されていますが、体格の大きい人やリラックスしたい人は若干窮屈に感じる場合も。2WAYワイドコットは、そのような悩みに応える210×81cmのビッグサイズです。
ほかのメーカーからもワイドサイズのコットが販売されていますが、2mを超える長さのアイテムは意外となかったりするもの。体格の大きい人はもちろんですが、特に身長が高くて「従来のアイテムでは余裕がない」という人にワックの2WAYワイドコットがおすすめです。
【6】ブランドとしての信頼性の高さ
ワックは2017年にスタートした、大阪に本社を構える日本の企業です。シンプルで無駄のないおしゃれなデザインと、品質の高いアイテムが支持され「ワックが好きだから選ぶ」というユーザーも少なくありません。
ワックコットのちょっと気になる【2つのデメリット】
高評価を得ているワックのコットですが、100%高評価ということではありません。高い評価の中で「いい商品だけど、ここが少し気になる」という部分を解説します。どのような商品でも多少のデメリットはあるもの。購入前にしっかりとチェックしておきましょう。
【1】組み立てには少し力が必要
ワックのコットに限ったことではありませんが、コットの組み立てには力が必要です。とは言え、「男性でないと無理」というほど強い力が必要なわけではありません。コットはシートをピンと張るために、脚(レッグフレーム)を設置する際に力が必要ですが、ワックのコットは、レバーをグッと押し込むだけの簡単仕様なので、女性でも設営可能です。
また、初めての設営ではうまく力を加えられず、時間が掛かってしまうケースもあるので、余裕があれば、キャンプ本番前に自宅で練習するのがおすすめです。
【2】生地は極厚ではない
ワックのコットに対して、「少し生地が薄い」というレビューを目にすることも。シートの厚さは、300D(デニール)のナイロン素材が用いられていますが、ほかのメーカーから600Dの極厚シートのアイテムも販売されているため、比較すると薄いと感じる人もいらっしゃるでしょう。
ですが、シート生地は厚いほど重くなり、収納サイズが大きくなるのがデメリット。また、生地は薄く感じてもコットとしては150kgまで耐えられる丈夫さもあり、コンパクトになることも大きな魅力です。
※ D(デニール)とは、生地を作っている糸の太さの単位。数値が大きいほど厚く丈夫になります。
ワックのコットの組み立ては【簡単2ステップ+α】
ワックのコットの組み立ては、思っているよりとても簡単です。ここでは、組み立ての流れを解説します。わずか2ステップで完了してしまうので「組み立ては苦手」と思ってコットを敬遠している人でも、実は取り入れやすいアイテム。公式サイトでは動画で解説されているのでそちらもチェックしてみましょう。
STEP1:サイドポールをシートに通す
サイドポールをシートに通します。シートの角にはフックが付いているので、グッと引っ張れば簡単にポールを固定できます。また、ポールはショックコードでつながっているので、紛失などの心配もありません。
STEP2:レッグフレームを設置する
シートに通したサイドポールにレッグフレームを取り付けます。レッグフレームの両足をサイドフレームにはめ込み、しっかりと体重をかけてレバーを押し込みます。
※ ポイント:レッグフレームは、中央から設置すると張りが均等になります。
+α ハイ用のレッグポールを付ける
ハイコットとして利用したいときは、レッグポールを取り付けます。レッグポールは独立しているので、使う予定がない時は持ち歩く必要がなく、荷物がコンパクトになります。
ワックのコットと合わせて使いたい【3つのアイテム】
コットはベッドの役割をしてくれますが、合わせて準備したいのがマットや枕です。多くのアイテムが販売されていますが、ワックのコットとセットで利用したいおすすめのアイテムを紹介します。
統一感ばっちり!ワックの【マット&枕】
ワックからコットと同カラーのマットと枕が販売されています。メーカーが同じなので統一感ばっちりです。
虫対策には【蚊帳】がおすすめ(ポップアップシェルター)
夏キャンプの課題とも言える「虫対策」ですが、コットの上に蚊帳(ポップアップシェルター)を設置するスタイルで、夏のキャンプを楽しむ方が増えています。つり下げ式の蚊帳もありますが、設置できるテントが制限されるのがデメリット。ポップアップ式は自立するので場所を選ばず利用できます。
ワックのコットでキャンプを快適に楽しもう
シンプルなデザインと、落ち着いたおしゃれなカラーのワックのコットは、快適な寝心地で多くのキャンパーに支持されています。また、同メーカーの枕やマットを併用すれば、快適さは格段にアップ!慣れないテントでの睡眠に、快適なコットは必要不可欠なアイテムです。初めてのコット購入や、さらに快適なコットを求めている人にワックのコットをおすすめします。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||
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商品名 | 2WAYフォールディングコット | 2WAYワイドコット | インフレータブル式マット 8cm | RELAXING WIDE MAT | RELAXING CAMP MAT | RELAXING PILLOW | FIELDOOR ポップアップメッシュテント |
商品リンク | Amazon で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |