新聞記者を経て、フリーのアウトドアライターとして活動中。アウトドア業界や野外活動の現場で取材執筆に携わっています。主に夏は登山、冬は狩猟という生活スタイルで、ネタと獲物を追いかける日々を過ごしています。
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キャンプマット・インナーマットおすすめ26選!ワークマンやニトリも
2022.12.14キャンプ用品
夜のキャンプに欠かせない「キャンプマット」。多くのブランドからさまざまなタイプが登場していますが、「選ぶのが難しい」と感じている人も多いはずです。そこで今回は、編集部厳選のファミリー向けやおしゃれなデザインのアイテムを紹介。話題のワークマンやニトリで買えるキャンプマットに加え、インナーマットとの違いも解説します。
もくじ
キャンプマットとは?
キャンプマット(テントマット・インフレーターマット)は、テント内などで寝袋の下に敷いて使う寝具です。ウレタンなどの素材が用いられることが多く、空気を含むことで布団のような柔らかな寝心地を確保できるアイテム。地面の凸凹などに悩まされることなく快適な時間を過ごせます。
キャンプマットの魅力
ソロからファミリーまで幅広い層に人気がある理由とは?ここでは、キャンプマットの魅力を解説します。
地面の凹凸による不快感を軽減
地面が砂利や石などでゴツゴツしていて寝付けない!グランドシートだけでは体が痛い!そんなテント泊の悩みを解決するのがキャンプマット。地面の凹凸を吸収して快適な寝心地を確保してくれる、有能なアイテムです。
寝転んだり荷物を置いたりした際に重みでテントのフロアシートが破れてしまう。そんな不具合を防ぐ点でもマットは重要な役割を果たします!
断熱効果が抜群!
キャンプマットは「断熱」効果が期待できるのも、うれしい特徴の一つ。特に冬は地面から伝わる冷えが気になるもの。キャンプマットを使うと、断熱効果のおかげでそんな不快も解消できます。
インナーマットとの違いは?
テント内に敷くアイテムには、キャンプマットの他に「インナーマット」も親しまれています。ここでは、その違いをチェックしてみましょう。
- キャンプマット…自分が寝るスペースに敷くマット
- インナーマット…テント全体に敷くマット
キャンプマット選びのチェックポイント
キャンプマットを選ぶ時にはどのような点に注目すれば良いのか、これからキャンプマットを購入する人に向けて選ぶ際のチェックポイントを紹介します。
マットの「種類」
キャンプマットの種類は大きく分けて4つ。
- 銀マット…軽量で丸めて収納しやすいのが特徴の一つ。春や秋などの涼しい季節におすすめです。
- ウレタンマット…コンパクトに折りたためるモデルも多く、携行性の良さもポイント。断熱性と丈夫さを合わせ持っているので、登山や冬のキャンプにおすすめ。
- エアーマット…クッション性の高さも人気の秘密。空気を入れるだけで自分好みの硬さのマットができあがります。空気を出し入れできるエアーポンプなどを使うとより設営・撤収が楽!
- インフレーターマット…自動で空気が入るため設置が簡単なキャンプマット。
マットの「サイズ」
キャンプマットには、シングルやダブルなど、さまざまなサイズの品がラインナップされています。用途やシーンに合わせて適正なサイズのキャンプマットを選ぶのがおすすめ。体より一回り大きいものを選ぶと、寝返りを打ちやすく快適な睡眠を実現できます。
シングル…190×65×8cm程度。縦は大きいものでは200cmを超えるものもあります!ソロキャンプや登山、ツーリングキャンプ向き。
ダブル…200×135×10cm程度。横幅がシングルの2倍近くあり、ファミリーやグループキャンプ向き。モデルによって厚さが異なるのでチェックしましょう。
マットの「厚さ」
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キャンプマットを選ぶ際は硬さや弾力性、生地感に加えて、「厚み」をチェックすることも重要です。基本的には厚みが4〜5cm以上のものがおすすめ。コンパクトにまとめたい場合はそれ以下、寝心地を重視する場合はそれ以上で選ぶと失敗が少ないです。
仰向けだったり寝返りをうったりと、就寝時はさまざまな角度で体に負荷がかかります。また、キャンプ場は地面の思わぬところに石があったり、傾斜があることも。十分な厚みを確保したキャンプマットを使うことで、これらのストレスを和らげることが可能です。
マットの「機能性」
<断熱性>
断熱性は熱抵抗値Rで表され、数字が大きくなればなるほど断熱性に優れています。厚い素材はR値が高く断熱性に優れているので、寒い時期に使う場合は素材が厚くR値が高いマットを選ぶようにしましょう!メーカーにもよりますが、R値の目安は春と秋は2~4、夏は2未満、冬は4~6だと言われています。
<防水性>
防水性もマットを選ぶ上で重要な項目です。急な雨や飲み物で濡らしてしまうこともあるはず。マットに染み込むと、蒸れたり冷えたりしてなかなか寝つけません。防水性の高いPVC加工やウォータープルーフコーティングがされているものは防水性が高められているので、購入時にチェックするといいでしょう。
断熱性と耐久性が抜群!銀マットおすすめ3選
表面を覆うアルミが寒さをカットしてくれる銀マットは、コスパも良く持ち運びにも優れています。くるくると丸めて収納するロール式か、折り目がついた折りたたみ式があり、広げるだけで就寝スペースが整うので手間いらず。コスパよくゲットでき、朝方や夜冷え込む春秋に使いたい方におすすめのマットです。
シングルマット
ダブルマット
持ち運びに便利で登山にも最適!ウレタンマットおすすめ5選
登山や冬のキャンプにおすすめ!コンパクトに収納できて、断熱効果も抜群のウレタンマットを紹介します。
シングルマット
ダブルマット
高いクッション性で寝返りをサポート!エアーマットおすすめ4選
空気の量で好みの硬さにマットを調整できるエアーマットを紹介します。空気を抜いたらコンパクトで軽量になるので、寝心地は譲れないけど、できるだけ荷物を軽くしたい方におすすめ。
シングルマット
ダブルマット
設置・撤収が簡単!インフレーターマットおすすめ5選
バルブを開けるだけで簡単に膨らんでくれるインフレーターマットは、設営も早く簡単!撤収も空気を抜く様に丸めるだけで完了するため、手間がかからないのが特徴です。携帯性と寝心地のバランスが取れたマットなので、荷物は少なくしたいけど、快適な寝心地を求めている方におすすめ!
シングルマット
ダブルマット
テント内でより快適に過ごすための必須アイテム!インナーマットおすすめ8選
キャンプマットと合わせて使いたいおすすめのインナーマットを紹介します。就寝スペースだけではなく、生活スペースも過ごしやすくなりおすすめです。インナーマットを選ぶときは、持っているテントの広さにサイズを合わせること!ここでは、よく利用される270サイズと300サイズを紹介していきます。
ニトリでもキャンプマットが購入可能!
低価格で品質の高い家具やインテリアでなじみ深いニトリ。最近ではキャンプで使える商品も多数展開されており、チェアやテントなどさまざまなキャンプアイテムが購入できる中、キャンプマットもネット通販で購入ができてしまいます!
さらに、ニトリのネット通販ではロゴスのキャンプマットやその他のアイテムも購入可能です。お値段以上な良質な商品がそろっているので、低コストでアイテムを集めたい方はニトリのネット通販も要チェックです!
キャンプマットを活用し、快適な睡眠を!
今回は、テント内で使えるおすすめキャンプマットを厳選し、ファミリー向けからおしゃれなデザインのものまで幅広く紹介しました。自分の体に合うキャンプマットがあれば快適な寝心地を手に入れられます。せっかくキャンプに行くならテント泊を楽しみたいところ。快適な睡眠のためキャンプマットを活用してみましょう。
キャンプ用エアーベッドおすすめ18選!選び方やデメリットも徹底解説
キャンプ用のエアーベッドは、快適なキャンプ時間に必須のアイテム。空気を入れれば、自宅のようなふかふかな寝室の出来上がり!とはいえ、多くのアウトドアメーカーから登場していて「どれを選べばいいの?」という人も多いはず。そこで今回は、おすすめの「キャンプ用エアーベッド」を厳選して18品を紹介します。合わせて選び方やデメリットも解説するのでチェックしてみてください。