シュラフに入ってホットドリンクを飲む人

出典:zhukovvvlad / ゲッティイメージズ

寝袋マットの正しい選び方は?寝心地の良いおすすめマット16選

寝袋はテント泊に欠かせないアイテムですが、同じくらい寝袋マットも必要です。寝袋の下にマットを敷くことで、地面の凹凸を和らげ、熱気や冷気を遮断してくれます。今回は、寝袋マットの選び方と寝心地が良いおすすめ商品を紹介!商品ごとの特徴をチェックして、キャンプや登山といったアウトドアシーンで使える寝袋マットを選びましょう。

室内でも寝袋のマットは必要?

「寝袋があればいらないのでは?」と思っている方に向けて、マットを敷く必要性を解説します。キャンプや登山でも、まるで自宅のような寝心地がいい就寝スペースをつくりたい方は要チェック!

地面の凹凸を和らげる

キャンプ場には芝生がきれいに整えられた場所がありますが、中には石や砂利が散乱しているようなサイトも存在します。そんな凹凸の地面の上にマットを敷かずに寝袋単体で使用すると、寝心地が悪く、なかなか寝付けない、なんてことも! マットを敷かずに長時間横になっていると、首や腰を痛めてしまいやすいです!快適なテント泊のために寝袋の下にマットを設置しましょう!

地面からの冷気を遮断するため

冬や登山でのキャンプで重要になってくるのが、地面から伝わってくる冷気を遮断対策。テントシートや寝袋単体だけだと冷気を遮断できず、寒さでなかなか寝付けません。そんな時に便利なのが、マットです。地面からの冷気を遮断(身体からの熱が地面に逃げるのを防止)でき、少し冷える春先や秋口、冬、登山など標高が高く、冷えやすい場所に必須の効果です。 特にマットを購入する際は、R値をチェックするのがポイント。R値(熱抵抗値)は、マットがどれほど熱を逃さないか、断熱力を評価する指標です。 値が高いほど断熱力が高いといえます。 ただし熱を産み出すわけではないので、下がった温度を上げられません。

寝袋のマットの選び方

寝袋マットはどんなポイントに注目して選べばいいのか!ここでは、寝袋マットの選び方を解説します。

寝袋マットの種類【クローズドセル】

クローズドセルタイプは、断熱発泡素材をそのままマットにしたもので銀マットと言われています。素材はウレタンとEVA。
  1. 収納サイズ・軽さ クローズドセルタイプは折りたたんだり、丸めたりして収納しますが、基本的にかさばりがち。軽い素材でできているため、大きさの割に軽いです。スペースに問題がないのであれば、使い勝手は抜群。
  2. 利便性 畳んであるマットを広げて敷き、畳んで片付けるだけなので、準備と撤収はとても簡単です!
  3. 耐久力 ここがクローズドセルの一番いいところです。他の2種類とは異なり、穴が空いてマットとして使えないことはありません!長期間使用する場合やマットがなくなると困るような環境では耐久力があります。
  4. 断熱力 断熱力はどちらかというと夏向けです。冬のような、寒さをしのぐ必要がある場合はある程度の断熱力が必要となるので、銀マットはあまりおすすめできません。EVA素材でできているものはエアマットと同じ断熱力を備えています。
  5. 寝心地 固めの方が寝やすいという方にぴったり!固さを減らし快適さを増したいのなら、ウレタン素材のクローズドセルがおすすめです!
  6. 値段 値段はだいたい1,000円から5,000円で、他の2種に比べると安めです。

寝袋マットの種類【エアマット】

自ら空気を送り込んで本体を膨らますマットのことです。
  1. 収納サイズ・軽さ 収納サイズは小さく、軽いです。持ち運びには大変便利で、登山の方やキャンプツーリングの方、荷物を軽く減らしたい方にうれしいポイント。
  2. 利便性 利便さは低めです。使うときには空気を入れて、片付けるときには空気を抜くだけなので、空気を入れる器具があれば簡単に済みますが、その分荷物が増えることも忘れてはいけません。空気を抜くのにも少々時間がかかります。
  3. 耐久力 ここがエアーマットの最大の弱点です。穴が空いてしまうと空気が漏れ、使えなくなってしまいます。一晩はしっかり空気を保ってくれますが、2日目以降は空気を入れ直しましょう。
  4. 断熱力 商品によって異なりますが、クローズドセルより高い場合が多いです。しかし、先に述べたクローズドセルタイプと同じくらいか、むしろクローズドセルタイプの方が断熱力が高いものもあります。
  5. 寝心地 厚みがあるものが多いので寝心地はよく、調整も可能。あくまで空気を入れて膨らましているので、ベッドのような感覚とは異なります。
  6. 値段 クローズドセルに比べると、高くなります。だいたい10,000円から15,000円といったところ。

寝袋マットの種類【インフレータマット】

バルブを開けると勝手に空気を吸って膨張するタイプ。使い終わったら、空気を抜いて収納するので、コンパクトにまとまります。簡潔に言ってしまうと、クローズドセルタイプとエアマットのいいところを集めたようなマットです!
  1. 収納サイズ・軽さ エアマットと同様にコンパクトに収まります。スポンジが入っている分だけ多少かさばりがち。軽さはエアマットとほぼ同じです。
  2. 利便性 敷く時はエアマットに比べると、スポンジが勝手に空気を吸ってくれる分楽!片付ける時はエアマットと同様空気を抜きながらの撤収となるので、クローズドセルタイプと比較すると手間がかかります。
  3. 耐久力 耐久力もエアマットに比べると高い水準を持っています。すぐに使えなくなるかもしれないというリスクは低いです。
  4. 断熱力 エアマットと同じく、空気の層で地面からの冷気をブロックするので、断熱力が高いです。冬や寒い環境では最適!
  5. 寝心地 エアマットと同様に寝心地がいいです!スポンジが入っている分エアマットよりもいいです。
  6. 値段 エアマット同様10,000円から15,000円ほどです。

サイズ・長さをしっかりチェック!

その他にも選ぶ際に気にしておきたい基準が、形状と長さ。形状には、簡単に分けると長方形の幅が広めのものと、角を切り落とした軽さやコンパクトさに秀でたものとあります。長さは体型や用途にあったものを選びましょう。長さを豊富に用意してくれているメーカーがたくさんあります。

大事なコンパクト性

キャンプへ行く手段によっては、特に大事なのがコンパクトさ。バイクでのツーリンキャンプや登山に持って行く寝袋のマットを選ぶとき重視です。最もコンパクトなのはエアマットタイプ!キャンプ用品の中でも、寝袋やマットはコンパクト性に差がでやすいです。

クローズドセルおすすめ寝袋マット5選

シンプルかつ使い勝手がいい銀マットを紹介します。初めてキャンプ用マットを購入する方におすすめです。

エアマットおすすめ寝袋マット6選

クッション性に優れており、寝心地の良さを重視したエアーマットを紹介!ソロだけでなく、2人で寝られるダブルサイズもあります。

インフレーターおすすめ寝袋マット5選

軽量かつコンパクトに持ち運べるインフレーター式のマットを紹介します。キャンプだけでなく登山にもぴったり!

キャンプマットを正しく使用して快適な睡眠を!

今回は、寝袋マットの選び方と寝心地が良いおすすめの寝袋マットを紹介しました。今回の記事を参考にして、暖かくて寝心地がよく、用途にあったマットを選んでアウトドアライフを豊かにしてみましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像サーマレスト Zライトサーマレスト Zライトソルキャプテンスタッグ シルバーキャンピングジャバラマットキャプテンスタッグ シルバーキャンピングマットモザンビーク アルミナムフォームサーマレスト ネオエアーベンチャーコールマン テントエアーマット270ロゴス テントフィットウェーブマット・DUOアイリスオーヤマ エアベッド シングルサイズ ABD-1NFIELDOOR ウルトラライト エアーマットシートゥサミット イーサーライトXTエクストリームマットロゴス 55セルフインフレートマット・DUOモンベル U.L.コンフォートシステム アルパインパッド180サーマレスト プロライトプラスWAQ 車中泊マットNaturehike エアーマット
商品名サーマレスト Zライトサーマレスト Zライトソルキャプテンスタッグ シルバーキャンピングジャバラマットキャプテンスタッグ シルバーキャンピングマットモザンビーク アルミナムフォームサーマレスト ネオエアーベンチャーコールマン テントエアーマット270ロゴス テントフィットウェーブマット・DUOアイリスオーヤマ エアベッド シングルサイズ ABD-1NFIELDOOR ウルトラライト エアーマットシートゥサミット イーサーライトXTエクストリームマットロゴス 55セルフインフレートマット・DUOモンベル U.L.コンフォートシステム アルパインパッド180サーマレスト プロライトプラスWAQ 車中泊マットNaturehike エアーマット
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