ソトネノサソイの魅力!極厚で快適!キャンプにおすすめ!
インフレーターマットおすすめ21選!コンパクト&寝心地最強アイテムをランキング化
2024.09.11キャンプ用品
アウトドアや車内泊でも、家のベッドで寝ているような寝心地を味わえる「インフレーターマット」。この記事では、キャンパーに人気のインフレーターマットの実力をhinata編集部が徹底検証!コンパクトで寝心地最強のおすすめのインフレーターマットをランキング形式で紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
インフレーターマットとは
インフレーターマット(インフレータブルマットとも)は、アウトドアでの就寝時に敷くマットレスのこと。クッション性が高く、グランドシートやコットなどの上に敷くと、地面の凹凸した感触を軽減して、快適に眠れます。
一部の例外を除いて、バルブを開くと自動で空気が入って膨らむのも特徴。ポンプなどで空気を入れるエアーマットと比べて手間なく設営できます。また、空気を抜けばコンパクトに持ち運べるのも魅力です。
自宅のベッドに近い感覚で寝られるので、キャンプのほか、車中泊に愛用している人も多いアイテムです。
寝心地抜群!編集部注目のインフレーターマット3選
ここでは今注目のインフレーターマットを3モデル紹介します。睡眠に特化したアウトドアブランドのアイテムや10cmの極圧ウレタンフォームを採用したアイテムなど必見です!
人気「インフレーターマット」おすすめランキング
ここからはインフレーターマットのおすすめランキングをお届け!「寝心地」「空気の入りやすさ」「片付けやすさ」「コンパクトさ」の4つの性能を検証して比較し、ランク付けしています。ぜひ参考にしてくださいね。
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
【1位】Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
【総合評価4.24】
寝心地5.00|空気の入りやすさ5.00|片付けやすさ4.09|コンパクトさ2.86
【2位】コールマン コンパクトインフレーターマット/S
【総合評価4.20】
寝心地3.50|空気の入りやすさ3.84|片付けやすさ4.47|コンパクトさ5.00
【3位】ワック インフレータブル式マット 8cm
【総合評価3.85】
寝心地4.80|空気の入りやすさ3.31|片付けやすさ4.15|コンパクトさ3.15
【4位】LOGOS(ロゴス) (高密弾力)55セルフインフレートマット・SOLO
【総合評価3.79】
寝心地3.80|空気の入りやすさ3.50|片付けやすさ4.19|コンパクトさ3.65
【5位】VASTLAND(ヴァストランド) キャンプフィット インフレーターマット シングル 10cm
【総合評価3.78】
寝心地5.00|空気の入りやすさ3.43|片付けやすさ3.87|コンパクトさ2.84
【6位】Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット(枕付き) 5cm
【総合評価3.72】
寝心地4.10|空気の入りやすさ2.83|片付けやすさ4.08|コンパクトさ3.87
【7位】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) インフレーティングマット
【総合評価3.67】
寝心地3.00|空気の入りやすさ2.19|片付けやすさ5.00|コンパクトさ4.53
【8位】QUICKCAMP(クイックキャンプ) 車中泊マット 5cm
【総合評価3.62】
寝心地3.30|空気の入りやすさ3.09|片付けやすさ4.68|コンパクトさ3.40
【9位】キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマット
【総合評価3.60】
寝心地4.80|空気の入りやすさ2.38|片付けやすさ3.92|コンパクトさ3.32
【10位】コールマン キャンパーインフレーターマット/シングルIII
【総合評価3.47】
寝心地3.50|空気の入りやすさ3.13|片付けやすさ3.38|コンパクトさ3.86
【11位】MOZAMBIQUE(モザンビーク) インフレータブルマット
【総合評価3.46】
寝心地3.50|空気の入りやすさ2.41|片付けやすさ4.60|コンパクトさ3.33
【12位】ロゴス(ダブルバルブ・高密弾力)100セルフインフレートマット・SOLO
【総合評価3.42】
寝心地4.60|空気の入りやすさ3.54|片付けやすさ2.58|コンパクトさ3.08
【13位】VENTLAX(ヴェントラクス) インフレータブルマット
【総合評価3.42】
寝心地3.30|空気の入りやすさ2.49|片付けやすさ4.63|コンパクトさ3.24
【14位】THERMAREST(サーマレスト) ベースキャンプ レギュラー
【総合評価3.36】
寝心地2.80|空気の入りやすさ2.26|片付けやすさ4.65|コンパクトさ3.71
【15位】ヴァストランド インフレーターマット 8cm
【総合評価3.29】
寝心地3.00|空気の入りやすさ3.43|片付けやすさ3.77|コンパクトさ2.97
【16位】FIELDOOR(フィールドア) 車中泊マット 5cm
【総合評価3.28】
寝心地2.80|空気の入りやすさ2.49|片付けやすさ4.40|コンパクトさ3.44
【17位】mont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム キャンプパッド50 180
【総合評価3.27】
寝心地2.00|空気の入りやすさ2.23|片付けやすさ4.77|コンパクトさ4.08
【18位】DOD(ディーオーディー) ソトネノサソイ(S)
【総合評価3.19】
寝心地3.00|空気の入りやすさ2.19|片付けやすさ4.10|コンパクトさ3.48
【19位】WHOLE EARTH(ホールアース) HEALING INFLATABLE MAT SINGLE NOMAL4
【総合評価3.18】
寝心地3.00|空気の入りやすさ2.30|片付けやすさ3.87|コンパクトさ3.54
【20位】SOOMLOOM(スームルーム) インフレーターマットレス
【総合評価3.15】
寝心地2.80|空気の入りやすさ2.56|片付けやすさ3.73|コンパクトさ3.52
【21位】Snow Peak(スノーピーク) キャンピングマット2.5w
【総合評価3.14】
寝心地3.00|空気の入りやすさ2.19|片付けやすさ4.25|コンパクトさ3.12
インフレーターマットの選び方
ここではまず、どのようにしてインフレーターマットを選ぶべきか、選び方のポイントを解説します。インフレーターマットを選ぶ基準として、確認すべきなのは3つの要素。いずれも寝心地にダイレクトに影響するものなので、購入する前に必ずチェックしましょう!
【厚さ】寝心地・携帯性で選ぶ
インフレーターマットの厚みは、寝心地の良さや携帯性に深く関わってきます。
具体的には、厚いものほど地面の凹凸を感じづらくなり、地面からの熱や冷気も伝わりにくくなります。反面、厚いもののほど重くなり、収納時のサイズも大きくなってかさばってしまいます。
同じ厚さのマットでもクッション性はアイテムによって異なるので、本記事の検証を参考に好みのものを選びましょう!
【サイズ】広さで選ぶ
シングルのマットに成人男性が寝た例
インフレーターマットは、シングル・セミダブル・ダブルと横幅の異なる複数サイズを展開しているものもあります。横幅は広いほうがゆとりがあって寝やすいのはもちろんですが、そのぶん、大きく重くなるので、適切なサイズを選ぶようにしましょう。
1人で使用するならシングルサイズで幅60cm以上のものがおすすめ。窮屈さが苦手な人はセミダブル、子どもと添い寝するような使い方の場合はダブルサイズを選びましょう。
迷ったらシングルを人数分そろえるのが、汎用性が高くて便利。枚数が増えると設営や片づけの手間も増えますが、必要な枚数だけ持っていったり、人に貸したりもでき、連結できるものなら複数繋げて大型マットとしても使えます。
そのほか、自分の身長がおさまるか、長さの確認も忘れずにおこないましょう。
【断熱性】R値(熱抵抗値)で選ぶ
インフレーターマットには、アウトドアメーカーによって「R値(熱抵抗値)」が表記されている場合があります。R値は断熱性の高さを表す指標で、数値が大きくなるほど地面からの冷気を遮断する性能が高くなります。R値は1.0を下回るものから10.0を超えるものまであり、使用する季節ごとの推奨する数値は以下の通りです。オールシーズン使いたい人は、なるべく数値の高いものを選びましょう。
R値1.0以上:春、夏
R値2.1以上:春、夏、秋
R値3.3以上:冬
R値5.0以上:厳冬期
メーカーによって、厳格なテストをおこないR値を出していることもあれば、概算で出していることもあるので、異なるメーカーのマットのR値を比較する際は、その点も注意が必要です。インフレーターマットを選ぶポイント
【厚さ】寝心地・携帯性で選ぶ
【サイズ】広さで選ぶ
【断熱性】R値(熱抵抗値)で選ぶ
銀マットやエアーマットとの違い
アウトドアで使うマットの代表として、インフレーターマットのほかに、エアーマットや銀マットがあります。
エアーマットはポンプなどで空気を入れて膨らませて使用するタイプ。銀マットは発泡ポリエチレンなどクッション性のある素材にアルミ蒸着をしたものが一般的です。
主な特徴は以下にまとめたとおり。近年は、設営の手間が少なく寝心地もよいことから、インフレーターマットが人気ですが、登山や徒歩キャンプなどでなるべく荷物を軽くしたい人や、コスパ重視の人は銀マットがおすすめ。持ち運び時のコンパクトさやよりクッション性を重視するならエアーマットを選びましょう。
エアーマット | ◎クッション性が高い ◎空気を抜くとコンパクトに収納できる △電動ポンプなどで空気を入れる必要がある(膨らませる手間がかかる) |
---|---|
銀マット | ◎軽量。折りたたんだものを開くだけで設営でき、片付けも簡単 ◎ほかと比べて安い価格で購入できる △クッション性はあまりない |
インフレーターマット | ◎クッション性がよく普段のベッドに近い寝心地 ◎バルブをひらけば自動で膨らむので設営が簡単 △ほかと比べて重く、丸めた状態でもかさばる |
インフレーターマットの使い方
空気の入れ方
インフレーターマットの空気の入れ方は、手動と自動の二種類です。以下、それぞれ空気を入れる手順を解説します。
【手動タイプ】
そのまま口から空気を送り込むか、手動ポンプを使って膨らませる方法。膨らむのを待たずに自分で空気を入れて素早く設営完了できるのがメリットです。
【自動タイプ】
マット自体に自動で膨らむ機能が搭載されているものです。最初に、インフレーターマットを収納袋から出し、地面に広げましょう。マットの隅についているバルブを開けると空気が自動で入る仕組みになっています。空気が足りないと感じた場合、手動タイプと同じように、後から口やポンプで空気を足してください。最後にバルブを閉めて完成です。
特に自動タイプは、就寝準備の手間を軽減させてくれます。最後の微調整は手動でおこなう必要がありますが、手動タイプに比べ楽に空気を入れられます。
空気の抜き方・収納方法
インフレーターマットは一般的に、端から巻いていく形で空気を抜き、収納します。片付ける際は、空気を入れる手順とは異なり、手動自動どちらのタイプも同じ方法で収納します。
【収納の手順】
インフレーターマットは、購入時に収納袋が付いてくることがほとんどです。以上の手順でインフレーターマットをコンパクトにまとめたあと、付属の収納袋に入れれば片付け完了です。- バルブを緩める
- 端の方からゆっくりと、体重をかけながら巻いていく
- 完全に空気が抜けたことを確認し、バルブを閉める
- 付属のバンドがある際は、本体にバンドを巻き付ける
インフレーターマットの寿命は?
インフレーターマットの一般的な寿命は3~5年ほどと言われています。使う頻度や使い方、保管方法などにもよりますが、ほかのギアに比べて少々短い印象です。使えなくなる大きな要因は2つ。空気の入れ過ぎや使用回数の多さで起こる「剥離(はくり)」と、引っ掛けなどで穴が空いて起こる「エアー漏れ」です。
剥離すると、一部が膨らんでしまい自分ではどうしようもないため、メーカーに問い合わせて修理が可能か確認してみましょう。一方、穴が空いてしまった場合には、自分で修理することが可能です。モデルによっては補修シートや接着剤がセットになった補修キットが付属されているケースもあります。
インフレーターマットのエア漏れの修理方法
出典:PIXTA
- 穴が空いている部分を探す 見た目ではわかりにくい小さな穴を見つけるには、水で確認するのが一番です。浴槽や大きめの桶などに少量の水をはり、膨らませておいたマットをつけます。穴が空いている部分からブクブクと泡が出てくるので、確認しチェックを入れます。 それでも見つけられない場合は、水に溶かした中性洗剤を表面に塗ってもOK。穴が空いた部分が泡立つので見つけやすくなります。
- リペアシートをカットする リペアシートを確認した穴よりも大きめに丸く切り取ります。針でついたほどのピンホールなら、直径1.5〜2.0cmくらいでOKです。
- リペアシートに接着剤を塗る ヘラを使って接着剤を塗っていきます。接着剤は固まりやすいので、寒い時期は特に作業前に温めておくと使いやすいでしょう。ポケットなどに入れておくだけで大丈夫です。
- マットの穴にリペアシートを貼り付ける マットにリペアシートを貼る際には、しっかり密着するようにするのがポイント。体重をかけて押さえつけるように貼り付けるときれいに接着します。
インフレーターマットのおすすめリペアキット
インフレーターマットに専用のリペアキットが付属していない場合は、自分で購入できるのでチェックしておきましょう。
インフレーターマットでキャンプや登山を快適に!
快適な寝心地のため、アウトドアにおいて重宝するインフレーターマット。今回の検証で、寝心地に特化したアイテムやコンパクトさが魅力のアイテムなど、商品ごとのさまざまな特徴がわかりました。本記事におけるインフレーターマットの選び方を参考に、ぜひ自分にあうインフレーターマットを入手してみてください!
【今回の検証方法】4つのポイントを検証して比較
寝心地
実際の使用条件を想定し、屋外の平らな場所にグランドシートを敷いて、その上にマットを設置。実際に寝て、感触や広さ、動いたときの快適性、寝返りやすさなど、寝心地を評価しました。
空気の入りやすさ
バルブを開けて3分経過後、厚みを計測。初期状態からより膨らんだものを高評価としました。
片付けやすさ
マットを巻きながら空気を抜いていき、収納袋に収めるまでの時間を計測。よりスムーズに短時間で片付けられたものを高評価としました。
コンパクトさ
収納状態のサイズや重さを評価。小さくて軽いものほど高評価としました。