登山とキャンプと巡礼が好き。1年で30回山に登り、山小屋でバイトした経験あり。 600kmのスペイン巡礼と熊野古道巡礼も完歩しました。
もくじ
冬のキャンプにマットは必須!
出典:MyDaPhoto/ゲッティイメージズ
美しい雪景色を見ながら、暖かい食事を取るのが最高に楽しい「冬キャンプ」。しかし、防寒対策をしっかり行わないと、風邪を引いてしまったり、低体温症になってしまったりする可能性もあります。特に、一番体温が下がる就寝時の防寒を怠ると大変な目に!そこで役立つのが「マット」なんです。
マットの魅力①底冷えを防ぐ
マット最大の魅力は、底冷えを防いでくれること。冬場、地面からの冷気は想像以上に冷たくなります。そのため、マットを敷かないでそのまま寝袋で寝ると、あっという間に体温が奪われてしまいます。そんな時、断熱性の優れたマットが大活躍。地面からの冷気を軽減してくれるので、身体をなるべく冷やさずに眠ることができます。
マットの魅力②地面の凹凸を軽減
さらにマットがあれば、地面の凹凸を気にすることなく眠れます。一見整地された地面でも、横になってみると小さい石やちょっとした凹凸が気になるもの。そんな気になる地面の凹凸をマットが和らげてくれるので、寝心地が良くなるのです。
断熱効果と寝心地向上のため、冬キャンプにマットは必須!マットを利用して、冬キャンプを快適に過ごしましょう。
冬キャンプのマット選びで大切な「R値」
冬キャンプでのマット選びに大切なのは、なんといっても「断熱性」です。サイズやコンパクト性も選ぶ際の基準にはなりますが、快適に過ごすなら断熱性が一番のポイント!そんなマットの断熱性は「R値」という値で表されます。R値は断熱力の高さを表し、R値の数が高くなるほど断熱効果が高くなります。
キャンプマットの定番ブランド「サーマレスト」によると、0℃を下回る雪の中で行う冬キャンプでは、R値が4以上あれば良いとのこと。一方、雪中ではない冬キャンプならR値は3〜4程度が適切です。ちなみに、ホームセンターで買える銀マットのR値は0.25〜0.5ほど。冬キャンプ用に適切とされるマットと比べると、かなり値が小さいことがわかります。
冬キャンプに使えるマットの種類は?
マットの種類は、主に以下の3つ。
・インフレータブルマット
・エアマット
・EVAフォームマット
これらの中で冬キャンプにおすすめなのが、インフレータブルマットとエアマット。どちらもEVAフォームマットより、断熱性が優れています。
インフレータブルマットは、バルブを開くだけで自動的に空気が入る仕組みになっているので、設置をより簡単に行えるのが魅力。対するエアマットは、空気を入れる分、横になったときのフワフワ感が強いので寝心地は優れています。利便性を取るか、寝心地を取るかは、お好みで選んで下さい!
マットを敷く順番は?
「マットが必要なのはわかったけど、マットってどこに敷けばいいの?」という疑問を持っているキャンプ初心者さんをよく見かけます。キャンプでは、フロアマットやグランドシートなど、シート類が多いのでわからないのも無理はないこと。マットを敷く位置は下記の通りです。
上
・シュラフ(寝袋)
・マット
・テント
・グランドシート
下
さらに暖かくしたい場合は、マットとテントの間にラグやブランケット、銀マット、ダンボールなどを敷くとよいでしょう。
気温0℃以上の冬キャンプに!R値=3~4のおすすめマット
出典:Amazon
レギュラーサイズの重量が350gと軽量なエアマットです。内側に使われている熱反射板のおかげで体温を逃さず、逆に体温を利用して身体を暖かくなります。表面には柔らかくて肌触りがよく滑りにくい生地が使われていているので、寝返りを打った時に生地がこすれる音も少なく、快適に眠るれます。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:23×10cm
厚さ:6.3cm
重量:350g
R値:3.2(※レギュラーサイズの値)
出典:Amazon
独特のエアフレーム構造が特徴的なインフレータブルマット。インフレータブルの自動膨張機能の良さを取り入れつつ、エアマットのフワフワ感もある、次世代のマットです。6.0cmの厚みがあり断熱性が高いのに、とても小さく収納できるのもおすすめのポイントです。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:20×15cm
厚さ:6.3cm
重量:690g
R値:3.2(※レギュラーサイズの値)
出典:Amazon
鮮やかなカラーが目を引くインフレータブルマット。斜めにカットされた特殊な内部構造により、地面からの冷気を防ぎながら、体からの熱も地面に逃がしにくくなっています。また、強度のあるポリエステル素材でできていて、耐久性も優れているのもアウトドアに嬉しいポイントです。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:28×12cm
厚さ:3.8mm
重量:650g
R値:3.4(※レギュラーサイズの値)
出典:Amazon
どのシーズンでも使えるインフレータブルマット。以前のモデルより厚みが5mm薄くなり、快適さと軽量さのバランスが最適になっています。薄くなったとはいえ、断熱性は維持されているのでご安心ください。価格もリーズナブルなので、冬キャンプ入門用のマットとして最適です。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:21×14cm
厚さ:2.5cm
重量:630g
R値:3.4(※レギュラーサイズの値)
出典:Amazon
サーモライト中綿とExkinPlatinum反射フィルムを内蔵し、軽さ・快適さ・暖かさを実現したマット。10cmもの厚さがあるので快適な寝心地です。就寝中も枕の位置をしっかりキープしてくれるピローロックシステムも嬉しいですね。
【基本情報】
サイズ:54x182cm
収納サイズ:11×24cm
厚さ:10cm
重量:460g
R値:3.2
出典:Amazon
410gと軽量で、柔らかすぎず安定した寝心地が特徴のスリーピングバック。うつ伏せの状態でも肘や膝が地面に底付きしないのも嬉しいです。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
厚さ:10.2cm
重量:410g
R値:3.5
真冬の雪中キャンプに!R値=4以上のマット
出典:Amazon
R値が6.9と、断熱性がとても高いエアマット。内部は熱が逃げるのを最小限に留める三角形の構造になっています。また、熱反射板が4枚も使用されているので、地面からの冷気が大幅に減少。そして、エアマットということでとても軽量なのもポイントです。断熱性が高い上に、490gという軽さを実現。これなら持ち運びも楽チンです♪
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:23×10cm
厚さ:6.3cm
重量:430g
R値:5.7(※レギュラーサイズの値)
出典:Amazon
感圧測定を使って、心地よく眠れるようにパッドの圧力を調節する「プレッシャーマッピング」というシステムを使って作られたマットレスです。体をて適切にサポートしてくれるので、寝心地快適。4シーズンで使用可能です。表側がストレッチニット素材なので、ソフトで肌触りがよいのも嬉しいポイントです。
【基本情報】
サイズ:76×196cm
収納サイズ:76×17cm
厚さ:7.6cm
重量:2330g
R値:6.0
出典:Amazon
サーマレストのラインナップの中でもっとも断熱性が高いモンドキング3Dは、地面からの冷気を中央のフォーム層で遮断する優秀なマット。さらに、上面の凹部は体から出る熱を溜めることができ、保温性も高いためとても暖かいです。
【基本情報】
サイズ:76×203cm
収納サイズ:79×23cm
厚さ:11cm
重量:2.5kg
R値:7.0
出典:Amazon
厳冬期の使用を想定し、高い断熱性を軽量・コンパクトなサイズで実現しました。3枚のメタライズド断熱フィルムと、パッド内部の空気の対流を抑制する独自の構造を組み合わせているので保温性も抜群!内部に伸縮性の低いトラス構造を採用しているため、エアマット特有のフワフワとした寝心地ではなくしっかり安定した寝心地です。
【基本情報】
サイズ:51×183cm
収納サイズ:20×8×8cm
厚さ:8cm
重量:475g
R値:4.8
出典:Amazon
軽量で持ち運びに便利なうえ、柔らかく寝心地がとてもいいです。使わない時は約半分の大きさに収納できます。横になったまま、指で固さの微調整ができる機能もついています。
【基本情報】
サイズ:54×182cm
収納サイズ:20.3×76cm
厚さ:10cm
重量:2.5kg
R値:6.0
出典:Amazon
自動膨張式マットレスで、厚みが10cmと分厚く寝心地抜群です。表地にはソフトで肌触りのいい30Dストレッチニットを使用、裏地には耐久性のある75Dファブリックを使用しています。熱の対流を防ぎ、マットレス全体が暖かいので寒い季節には嬉しいです。
【基本情報】
サイズ:83×64×10cm
収納サイズ:21×21×65cm
厚さ:10cm
重量:2kg
R値:5.2
出典:Amazon
マットの丈夫さが特徴のキャンププラスS.I.はエアマット並の厚さで快適に眠れます。大口径バルブは空気の注入・排出が簡単で、ワンプッシュで堅さの微調整もできます。
【基本情報】
サイズ:64×183cm
収納サイズ:20.4×34cm
厚さ:7.5cm
重量:1.2kg
R値:4.3
出典:Yahoo!
20デニールの生地・マイクロファイバーの断熱材・9cmの厚みで、寒い時期におすすめのマットです。付属のポンプバッグは、断熱材に影響を与える呼気からの湿気を防ぎながらマットを瞬時に膨らませることができます!
【基本情報】
サイズ:52×183cm
収納サイズ:21×11cm
厚さ:9cm
重量:430g
R値:5.2
出典:Yahoo!
ダウン入りで暖かく、最低使用気温は-38℃まで対応しています。付属のシュノズルポンプバックで、約2分で空気を入れられるのもポイントです。
【基本情報】
サイズ:52×183cm
収納サイズ:16×24cm
厚さ:9cm
重量:896g
R値:8.0
コットと併用でより簡単に!
「コット」というのは、キャンプで寝るときに使う簡易ベッドのこと。地面と直接触れ合うことなく眠れるので、マットを地面に直接敷いて寝るよりも断熱性がアップします。コットとマットを併用すれば、防寒対策がより完璧に!コットで断熱してマットで保温をすれば、冬キャンプでも快適な睡眠を取ることができますよ。
▼冬キャンプのコットについては、こちらをチェックして下さい!
空気が澄んでいて夜空も綺麗な冬!虫の心配もなく、冬キャンプは魅力がいっぱい!寒さ対策さえしっかりとすれば、冬はキャンプのベストシーズンと言っても過言ではありません。しかし冬の夜の寒さは想像以上で、シュラフやキャンプマットだけじゃ耐えきれないことも…そんな時、役に立つのがコットです☆キャンプアイテムとしてはあまりメジャーではありませんが、実は冬キャンプには欠かせないアイテム!今年の冬はコットで暖かく快適な眠りを手に入れましょう!
R値に注目して冬キャンプ用マットを選ぼう!
冬キャンプに使えるマットはいかがでしたか?しっかり断熱性の高いマットを選べば、寒い冬キャンプでも快適な睡眠を取れますよ♪今回紹介した「R値」を考えて、冬に適したマットを選びましょう!
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||||||||
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商品名 | サーマレスト ネオエアーXライト【R値3.2】 | サーマレスト EVOライト プラス【R値3.2】 | サーマレスト プロライトプラス【R値3.4】 | サーマレスト マットレス トレイルスカウト【R値3.4】 | シートゥサミット イーサーライトXT インサレーティッドマットST81168【R値3.2】 | NEMO テンサー インシュレーテッド レギュラー マミー 【R値3.5】 | サーマレスト ネオエアー Xサーモ【R値6.9】 | サーマレスト ラグジュアリーマップ【R値6.0】 | サーマレスト モンドキング3D【R値7.0】 | ニーモ テンサーアルパインレギュラーマミー NM-TSAP-RM【R値4.8】 | ニーモ ローマーXL【R値6】 | シートゥサミット コンフォートデラックス【R値5.2】 | シートゥサミット キャンププラスS.I.マット【R値4.3】 | エクスペド シンマットHLウィンターM 395347【R値5.2】 | エクスペド ダウンマットXP 9M【R値8】 |
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