検証方法
検証スタッフ
hinataスタッフ
渡部(わたなべ)
身長185cm、服のサイズはUSサイズのXL。ソロ、ファミリーキャンプがメインで、移動手段は自転車や車です。睡眠時は横向き寝に適した枕、睡眠専門のスマートリングを愛用中!
hinataスタッフ
間﨑(まざき)
身長150cm、服のサイズはXS。初心者キャンパーです。ギアは手頃な価格かつ耐久性など安心できるアイテムを選びたい!寝具は程よい反発があり、しっかり支えてくれるものが好み。
ローコットとは
ローコットとは、コットのなかでも高さがおよそ10〜20cm程度の製品のこと。コンパクトで軽いアイテムが多く、さまざまなキャンプスタイルに適応できる点で人気の高いアイテムです。
軽量で携帯性に優れている
ローコットは脚が短いぶん、部品もコンパクトなのが特徴です。そのため軽量で持ち運びやすく、電車移動のキャンプやできるだけ荷物を減らしたいソロキャンプで活躍。登山やツーリングにも適しています。
安定感がある
ローコットは重心が低いため安定感があるところも魅力のひとつ。ハイコットで寝返りをうつと揺れることがありますが、ローコットは揺れが少ないため快適に眠れます。
ケガの心配が少ない
ローコットは高いものでも20cm程度。もし転落してもケガをするリスクが少ない点も魅力的です。寝相が悪い人や、子どもが使うのにも安心。
狭いテントでも圧迫感なく使用できる
ローコットは天井からの距離が遠くなるため、テント内の圧迫感を減らすことができます。ワンポールテントのような端が低いタイプのテントでも、コットを壁に寄せることが可能。狭いテントでも窮屈さを感じにくい点は非常に魅力的です。
ローコットの選び方
ローコットを選ぶうえでチェックしたいポイントを解説します。
寝心地で選ぶ
寝心地や安定感を重視して選ぶ場合、幅65cm以上・長さ190cm以上を目安に選ぶのがおすすめ。横幅に余裕があれば寝返りをする際にも安定し、ゆったりと過ごすことができます。肩幅が大きく体格の良い人は、幅が70cm以上あるワイドサイズを選ぶとより快適です。
耐荷重とはコットが耐えられる重さのこと。ローコットの耐荷重は80kg〜120kg程度が主流です。フレームの破損や、生地の損傷を防ぐためにも、自分の体重を支えられる耐荷重かどうかを必ずチェックしましょう。
ローコットは地面との距離が近いため、生地の素材や季節によっては底冷えを感じやすいことも。コットの下にラグを敷いたり、コットの上にマットを併用したりするなど、コンディションに合わせて工夫をすることも必要です。
設営・撤収のしやすさで選ぶ
コットを組み立てるとき、脚をはめる工程で力が必要な場面が多くあります。しかし脚にワンタッチレバーといった補助機構が付いていると、組み立てが格段に簡単に。力が必要な部品の組み立てはケガの原因にもなるため、力に自信のない人はワンタッチレバーが付いているかどうか確認しておくと安心です。
ポールには中の空洞に「ショックコード」と呼ばれるゴムが通っているものがあります。ショックコードが入っていれば、ゴムの縮む力でポールを簡単に繋げるので、設営・撤収が非常に簡単になります。ポールを紛失してしまったり、ポールを差し込む順番がわからなくなったりすることがない点も魅力です。
設営・撤収をスムーズにしたい場合は、ショックコード入りのポールを採用しているコットを選ぶと良いでしょう。
軽量・コンパクトさで選ぶ
ソロキャンプやツーリングの際は、アイテムの軽さとコンパクトさが非常に重要です。自転車やバイクでリュックやシートバッグに入れてコットを持ち運ぶことを考えると、長さ50cm、重さ3kg以下がベスト。2Lのペットボトル(高さ約30cm、重さ約2kg)の大きさと重さを目安に比較すると良いでしょう。
ローコットのなかには1kg台の非常に軽量なものもあります。自分のキャンプスタイルに合わせて、運搬しやすい重さと収納サイズのものを選んでください。
人気ローコット15選おすすめランキング
hinataスタッフが実際に検証した結果をもとに、
人気のローコットをランキング形式で紹介します。
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
商品 | 商品リンク | 寝心地 | 組み立て・片づけやすさ | 持ち運びやすさ | 使用サイズ(約) | 収納サイズ(約) | 重さ(約) | 耐荷重(約) | カラー・カラー展開 | 組み立て時間 | 片づけ時間 |
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1 | | | | | 70×190×17cm | 16×16×42cm | 2.1kg | 150kg | グリーン、ブラウン | 4分18秒 | 3分 |
2 | | | | | 78×190×17cm | 20×65cm | 2.6kg | 150kg | ダークブラウン、木目柄 | 4分29秒 | 1分58秒 |
3 | | | | | 75×210×17cm | 17×17×58cm | 2.9kg | 145kg | ブラック | 6分39秒 | 2分57秒 |
4 | | | | | 64×182×15cm | 15×15×53cm | 2.5kg | 80kg | ブラック、カーキ | 3分35秒 | 2分11秒 |
5 | | | | | 60×185×13cm | 13×13×53cm | 0.9kg | 120kg | ブラック、グレー、ベージュ、ホワイト | 3分10秒 | 2分3秒 |
6 | | | | | 65×190×15cm | 16×46cm | 2.2kg | 150kg | ブラック、ダークグリーン、ベージュ、ライトグリーン | 3分48秒 | 2分16秒 |
7 | | | | | 61×180×13cm | 11×22×40cm | 2.7kg | 120kg | ベージュ | 6分21秒 | 3分12秒 |
8 | | | | | 61×183×11cm | 13×41cm | 1.1kg | 147.5kg | グリーン | 4分33秒 | 2分33秒 |
9 | | | | | 68×207×18cm | 18×51×21cm | 5.2kg | 80kg | ブラウン | 3分30秒 | 1分40秒 |
10 | | | | | 72×183×15.5cm | 12×51×16cm | 2.6kg | 120kg | カーキ、ベージュ、タン | 4分44秒 | 2分26秒 |
11 | | | | | 64×190×12cm | 13×36cm | 2.4kg | 120kg | ブラック、グレー、グリーン、ブルー、オレンジ | 5分55秒 | 3分25秒 |
【第1位】TOMOUNT(トモウント) アウトドアベッド
【総合評価4.19】
寝心地4.25|組み立て・片づけやすさ3.83|持ち運びやすさ4.25
堂々1位に輝いたのは、手頃な価格と高品質なアイテムが話題の「トモウント」のローコット!いわゆる大手メーカーではなく、スタッフも「ネットで名前はよく見るけど、アイテムを手に取るのははじめて」という状態から検証スタート。
少々跳ねるほどにハリ感のある生地で、背中にしっかりと支えを感じる寝心地。検証スタッフからは寝転んだ瞬間に「これはいいですよ…」と高評価の声が上がりました。体格の良い男性スタッフが横になっても、快適に過ごせるとのこと。
今回検証したローコットは幅の平均が約67cmなのに対し、こちらのコットは幅70cmと平均よりやや広め。ハリが強いぶん、体感ではもっとワイドにも感じられます。
ポールにはショックコードが内蔵されており、スムーズに設営が可能。生地にポールを差し込む穴は少々狭めですが、問題なく通すことができました。この検証で何度も苦戦をしいられることとなる、脚をはめる工程も非常にスムーズ。ほかのコットに比べて硬くなく、女性1人でも難なく脚をはめることができました。
片づける際も折りたたみやすいですが、ショックコードのはたらきでポールが暴れやすいのでしっかりとゴムで束ねて収納しましょう。収納袋は短めで、腕まで入るハンドルが付いており持ちやすいと好評でした。
とにかく寝心地が良く、安定感があり、全体的に高評価。それでいて10,000円(税込)以下と手に取りやすい価格で販売されているので、「これからキャンプをはじめる人にも安心してすすめやすい」と、スタッフも太鼓判のコットです。
【第2位】FIELDOOR(フィールドア) アルミコンパクトコット ワイドタイプ
【総合評価4.14】
寝心地4.34|組み立て・片づけやすさ3.91|持ち運びやすさ3.78
広さナンバーワン!寝返り余裕のリラックス系ローコット
僅差での第2位は、インターネット専売でコスパが高いと評判の、日本のアウトドアブランド「フィールドア」のローコット。幅78cmと、今回検証したコットのなかでも一番のワイドサイズでゆったり過ごせる点が高評価でした。体格の良い男性スタッフも「寝返り余裕」と満足の寝心地。脚がそれぞれしなることで衝撃が吸収されるため、安定感も抜群です。
生地のこすれる音は気にならず、動くと少し「ムギュムギュ」といった音がする程度で静か。類似サイズの他製品よりもハリ感があり寝返りしやすいため、多少反発のある寝具が好きな人や、寝返りをよくうつ人に非常におすすめです。
ポールはショックコード付きで連結しやすく、生地を張るのにも力は不要。脚がすぐにはまらず苦戦しましたが、手を挟みそうな危険な部分はありません。今回検証したローコットの平均組み立て時間が4分28秒であるなか、こちらのコットの組み立て時間は4分29秒とごくごく平均的。難しい部品もなく、直感的に組み立てることができました。
収納袋は余裕がある大きさで、しまいやすいと好評。ファスナーではなく巾着タイプで絞り紐とショルダーが一体化しており、肩掛けできる仕様です。上下のデザインが似てるため、上下反対に持つと中身が出てしまう点は要注意。
広々としたワイドサイズながら、収納すると軽くてコンパクト。ゆったりした寝心地でリラックスしたい人におすすめのローコットです。
【第3位】Helinox(ヘリノックス) コットマックス コンバーチブル
【総合評価4.11】
寝心地5.00|組み立て・片づけやすさ2.83|持ち運びやすさ2.76
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅75×奥行き210×高さ17cm
- 収納サイズ(約):幅17×高さ17×奥行き58cm
- 重さ(約):2.9kg
- 耐荷重(約):145kg
- 素材:-
- カラー:ブラック
- 組み立て時間:6分39秒
- 片づけ時間:2分57秒
起き上がりたくない…優勝クラスの寝心地で快適さ抜群!
今回でのローコット検証では寝心地スコア最高得点の「5.00」を叩き出した「ヘリノックス」のローコット。検証スタッフも寝転んだ瞬間、思わず「あ〜〜、いい」と声を漏らすほどでした。生地が非常にしっかりしており、斜め方向のステッチが安定感を高めているのを実感。きしむこともなく、脚の安定性も抜群です。
体格の良い男性スタッフも問題なく寝返りが可能。女性スタッフに至っては「私、2人寝られるかも…?」というほど広々していて、サイズ面でも快適です。コットと思えないほどの寝心地に、検証スタッフはすっかり夢中の様子でした。
最高の寝心地に賞賛が集まる一方、設営は少々難航。難しい作業ではないものの、脚の向きを確認しながらの設営に時間がかかり、平均よりも2分長い6分39秒を要してしまいました。また、生地をポールに引っ掛ける耳が硬いため注意が必要です。
脚はロック機構のおかげで女性1人でもはめやすく好評でした。英語だけの説明書に加え、正規代理店が発行している日本語の説明書が付いている点も安心。
収納袋には持ち手が1つ付いているほか、Dカンとループ穴も付いているため、自分でショルダー紐を付けるアレンジが可能です。持ち手だけでは運びにくい場合は別途ショルダー紐を付けると良いでしょう。
このコットに関してはやはり寝心地の良さが最大の注目ポイント。とにかく何を差し置いても寝心地!という人には一番おすすめのローコットです。
オプションパーツとして、コットマックスコンバーチブル専用の脚が販売されているのも要チェック!脚を取り付けることで、高さ38cmのハイコットとしても使用できます。
【基本情報】
- サイズ(約):直径2.2×長さ28cm
- 収納サイズ(約):幅17×奥行き5×高さ39cm
ヘリノックスの超軽量コットを解説!各モデルの比較や実際の使用感も紹介
Helinox(ヘリノックス)は、超軽量なアウトドアギアを数多く展開しているブランド。中でも、コットは軽量かつ丈夫で使いやすいアイテムとして人気があります。そんなヘリノックスのコットが、アウトドア愛好家に熱い支持を得ている理由や、アイテムごとの特徴を紹介!実際に使ってみた感想も合わせて紹介するので、購入前の参考にしてください。
【第4位】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) トレッカー イージーライトコット
【総合評価3.94】
寝心地4.06|組み立て・片づけやすさ3.52|持ち運びやすさ3.90
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅64×奥行き182×高さ15cm
- 収納サイズ(約):幅15×高さ15×奥行き53cm
- 重さ(約):2.5kg
- 耐荷重(約):80kg
- 素材:ポリエステル、アルミニウム合金
- カラー展開:ブラック、カーキ
- 組み立て時間:3分35秒
- 片づけ時間:2分11秒
スマートながら寝返りしやすさトップクラス!高反発系ローコット
キャンプを始めたばかりの人からベテランまで、幅広い層に人気のブランド「キャプテンスタッグ」のローコット。幅64cmで今回検証したローコットの平均幅67.2cmに比べてややスマートですが、ハリが強くて狭さを感じさせません。ハリが強いぶん寝返りしやすく、寝返りの打ちやすさでいえば2位のフィールドアのワイドコットを凌ぐとの感想も。
一方、奥行きが182cmのため、身長185cmの男性スタッフは頭がはみ出てしまったのが残念。しかしながら肩と肘はしっかりと収まりました。
組み立て時間は平均よりも1分ほど早い3分35秒を記録。脚は安全ピンのような構造で、作業は簡単なものの直感的に設営できる仕組みではないため、必ず予習が必要です。脚をしっかり固定する際に、硬くて力がいるので注意。
収納袋はサイドファスナーのため袋に入れやすい点が好評でした。持ち手が2つ付いているので両手で抱えて持ちやすいのもプラスポイント。
スマートなサイズですが、狭さを感じさせないハリ感と寝心地がおすすめのローコット。サイズが合えば、高反発な寝心地が好みな人におすすめです。
【第5位】ヘリノックス ライトコット
【総合評価3.82】
寝心地3.60|組み立て・片づけやすさ3.51|持ち運びやすさ4.55
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅60×奥行き185×高さ13cm
- 収納サイズ(約):幅13×高さ13×奥行き53cm
- 重さ(約):0.9kg
- 耐荷重(約):120kg
- 素材:-
- カラー展開:ブラック、グレー、ベージュ、ホワイト
- 組み立て時間:3分10秒
- 片づけ時間:2分3秒
3位のコットマックス コンバーチブルに続き、上位にランクインした「ヘリノックス」のローコット。特筆すべきはやはりその軽さです。今回検証したローコットの重さ平均が2.7kgだったのに対し、こちらのコットはなんと0.9kg。平均より3分の1も軽いのです。
「軽いコットって寝心地はどうなんだろう?」と横になってみると、寝心地も比較的良好。
今回の検証では最小の60cm幅とあって狭さは感じましたが、沈み込みはなし。金属が体に当たるような感触もなく、女性スタッフは寝返りも可能。生地のシャカシャカ、ギュッギュという音はするものの、気になるほどではありませんでした。
ポールはショックコード式で、その軽さもあいまって取りまわしがよく、非常に組み立てやすいとの感想。まるで磁石のようにパーツが吸い寄せられてはまっていくので簡単です。一方、片づけは少々難航。ポールをはずすのが硬くて大変との声があがりました。
収納袋には持ち手やショルダーなどがありませんが、軽くてコンパクトなのでつかんで持っても問題ありません。
軽さとコンパクトさを追求するのであれば、断然おすすめのローコット。自転車や電車でのキャンプのほか、登山用も兼ねたコットを持っておきたい人にもおすすめです。
【第6位】Naturehike(ネイチャーハイク) アウトドアベッド
【総合評価3.77】
寝心地3.88|組み立て・片づけやすさ3.77|持ち運びやすさ3.49
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅65×奥行き190×高さ15cm
- 収納サイズ(約):直径16×奥行き46cm
- 重さ(約):2.2kg
- 耐荷重(約):150kg
- 素材:オックスフォード生地、A7075(超々ジュラルミン)
- カラー展開:ブラック、ダークグリーン、ベージュ、ライトグリーン
- 組み立て時間:3分48秒
- 片づけ時間:2分16秒
設置・撤収がスムーズ!バランス型のコスパ系ローコット
第6位はコストパフォーマンスの高さで人気の、中国発のアウトドアブランド「ネイチャーハイク」のローコット。幅は65cmとワイドではないものの、沈みが少ないため窮屈さはありません。奥行きが190cmあるため高身長の男性スタッフが寝ても余裕。思いのほか狭くないところが好印象でした。
動くと少々前後に揺れるものの、左右にずれる感じはなく安心して横になれます。
ポールにはショックコードが採用されており、平均的な設営・撤収のしやすさ。設営タイムは平均より約40秒短いという結果でした。紙の説明書のほか、コット生地の裏側にも組み立て方が印刷されているのが親切。
収納袋は持ち手が1つ付いていますが、手首までは通らず掴んで持つ仕様です。
全体的に平均的な評価でしたが、組み立てと片付けのしやすさが比較的高スコアをキープ。10,000円(税込)以下で入手できるため、低価格でスペックのバランスが良いローコットが欲しい人におすすめです。
【第7位】LOGOS(ロゴス) Tradcanvas(トラッドキャンバス) ポータブルアッセムプットベッド
【総合評価3.68】
寝心地3.88|組み立て・片づけやすさ2.62|持ち運びやすさ3.83
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅61×奥行き180×高さ13cm
- 収納サイズ(約):幅11×高さ22×奥行き40cm
- 重さ(約):2.7kg
- 耐荷重(約):120kg
- 素材:ポリエステル(PVC加工)、7001アルミ合金
- カラー:ベージュ
- 組み立て時間:6分21秒
- 片づけ時間:3分12秒
厚い生地で安心感のある寝心地!スリムでコンパクトなローコット
1928年創業、日本の老舗アウトドアブランド「ロゴス」のローコットが7位にランクイン。幅61cm、奥行き180cmとスリムでコンパクトなサイズ感です。身長185cmの男性スタッフは残念ながら頭がはみ出てしまいましたが、しっかりと安心感のある生地感、寝心地の良さは好感触。
生地や脚のきしみもなく、非常に静か。検証中は「安定感」「安心感」というキーワードがよく聞かれました。
設営に関しては、脚の機構が独特なため予習と練習は必須。生地がしっかりと硬いぶん、生地の耳の部分をポールに引っ掛けたり、生地からポールを抜いたりするのが大変でした。脚のロックは工程こそ簡単なものの、体重をかけてもなかなかはまらず苦戦。カチッと音がしたり、クリック感を感じたりしないので、きちんと留まっているか判断しにくいのが不安点でした。
撤収時もコツと思い切りが必要。脚を押し込みながら赤いボタンを押してはずします。収納袋は非常にコンパクト。角に手のひらが差し込める程度のループがあり、ポーチのように持ち運べます。
組み立て・片づけでポイントを下げてしまいましたが、しっかりとした生地からくる寝心地はかなり高評価。コンパクトになるので、体格面のサイズが合う人にはおすすめのコットです。
使い心地抜群!ロゴスのおすすめコット5選
ロゴスは1953年創業以来、「Enjoy Outing!」を合言葉に人と屋外を繋ぎたい思いでアウトドアグッズを作ってきました。そんなロゴスが作るコットは軽いものや組み立てやすいものなど、使い心地が抜群!Enjoy Outing!の思いが伝わってきます。今回は、そんなロゴスが作る使い心地抜群のコットを5つ紹介します♪
【第8位】THERMAREST(サーマレスト) ウルトラライトコット レギュラー
【総合評価3.63】
寝心地3.21|組み立て・片づけやすさ3.97|持ち運びやすさ4.44
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅61×奥行き183×高さ11cm
- 収納サイズ(約):直径13×奥行き41cm
- 重さ(約):1.1kg
- 耐荷重(約):147.5kg
- 素材:リップストップポリエステルサーマキャプチャーコーティング、アルミ、プラスチック
- カラー:グリーン
- 組み立て時間:4分33秒
- 片づけ時間:2分33秒
コンパクトさナンバーワン!リュックに楽々入るローコット
アメリカ、シアトル発のアウトドア用寝具ブランド「サーマレスト」。まず注目すべきはその軽さ。今回の検証ではヘリノックスのライトコットに次いで2番目に軽く、おおよそ1.1kgでした。
寝心地を検証する際にアクシデントが発生!スタッフがコットに手をついたところ、サイドの縫い目が10cmほど破れてしまいました。パリッとした生地の特性からか、1点に力が集中すると負担がかかりすぎるようです。肝心の寝心地は、生地に沈みがあるので好みがわかれそうなところ。また、幅が61cmとスリムなタイプなので、沈みもあいまって少々狭さを感じます。
付属の取扱説明書は図解によるユニバーサル仕様と英語表記のため、「正解かどうかわからない」と不安を感じる声が。公式サイトには日本語バージョンがあるので、事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
ポールに三日月型の脚をひとつ一つ取り付けるのが面倒との声がありましたが、組み立ても片づけもタイムは平均的。しかし、なんといってもコンパクトさがこのコットの最大の魅力です。コンパクトな収納袋にありがちな、「キツくて入らない」という問題もなく、非常にスムーズ。指を引っ掛けられるくらいのループが付いてますが、掴んで持ち運べるほど小さいので持ち手の有無は特に問題ではありません。
軽さやコンパクトさを求める人におすすめのコット。ヘリノックスのライトコットとサイズ感や価格帯、コンセプトが似ているので、寝心地や設営方法、デザインで比べて選ぶと良いでしょう。
サーマレストのコットで質の良い眠りを!魅力的な性能を一挙解説
キャンプや登山で快適な睡眠を得るには、シュラフ以外にマットレスやシート、そしてコットが必要です。アウトドアだからこそゆっくりと快適な眠りが必要という方に向けて、サーマレストのコットを紹介!サーマレストは「アウトドアの睡眠」というテーマのアイテム中心のブランドで、キャンパーや登山家にも使い勝手が良いと定評があります。魅力的な性能をチェックしてみましょう。
【第9位】Coleman(コールマン) コンパクトローコット2.0
【総合評価3.61】
寝心地3.97|組み立て・片づけやすさ4.43|持ち運びやすさ2.27
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅68×奥207×高さ18cm
- 収納サイズ(約):幅18×奥行き51×高さ21cm
- 重さ(約):5.2kg
- 耐荷重(約):80kg
- 素材:ポリエステル、スチール
- カラー:ブラウン
- 組み立て時間:3分30秒
- 片づけ時間:1分40秒
もうパーツは無くさない!ローにはめずらしい折りたたみ式コット
世界中で愛される、老舗アウトドアブランド「コールマン」のローコット。コットンのような風合いの、厚手の生地が特徴的です。幅、奥行きともにしっかり確保されていて寝返りもしやすく快適。
一方、少々前後に揺れることと、脚が横に滑るのがマイナスポイント。危険に感じるほどではありませんが、下に滑り止めとなるラグを敷いたり、脚にゴムストッパーを付けるなど対策をしても良さそうです。
組み立て方は非常に個性的。折りたたまれたコットを開き、脚を固定します。その後生地の端に付いているファスナーを閉めて生地をしっかりと張り、完成。工程は簡単で、部品を無くす心配もなく非常に優れたシステムなのですが、最後のファスナーがかなり硬く苦戦。端を引っ張りながらでないと閉まらず、1人での作業は困難でした。生地やファスナー、金属を慣らすためにも、自宅で設営・撤収の練習を繰り返しておくことをおすすめします。
収納袋はマチのあるファスナーポーチタイプで、出し入れしやすく好評。中に入れたコットが広がってくるので、ゴムやベルトでまとめることで対策すると良さそうです。
広さもしっかりあって寝心地も満足。生地やポールなど、部品がしっかりしていて品質の高さが感じられるコットです。組み立てと片づけをマスターできればおすすめ。
コールマンのコットおすすめ6選!快適に寝られて安定感抜群
コットとはアウトドアで使う簡易ベッドのこと。本記事では、人気ブランドColeman(コールマン)のおすすめコット6選を紹介します。寝返りが打ちやすいワイドタイプやコンパクトに折りたためるタイプなど、おしゃれで高機能なアイテムを厳選しました。
【第10位】DOD バッグインベッド
【総合評価3.55】
寝心地3.69|組み立て・片づけやすさ3.15|持ち運びやすさ3.44
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅72×奥行き183×高さ15.5cm
- 収納サイズ(約):幅12×奥行き51×高さ16cm
- 重さ(約):2.6kg
- 耐荷重(約):120kg
- 素材:600Dポリエステル、アルミニウム
- カラー展開:カーキ、ベージュ、タン
- 組み立て時間:4分44秒
- 片づけ時間:2分26秒
包まれる寝心地で体にフィット!組み立てのコツをつかめばいい相棒に
おしゃれで個性的なアウトドアアイテムを、低価格で提案する「DOD」のローコット。寝心地は沈むタイプで好みがわかれそうですが、満遍なく沈むので問題なく寝返りが可能です。包まれる感覚が好きな人におすすめ。脚のジョイント部分から少し音がするものの、睡眠に支障が出るほどではありません。
組み立ては脚をはめるのにかなり苦戦。男性スタッフでも作業が大変なほど硬く、手をはさみそうな不安感がありました。最終的にはなんとか女性スタッフも脚をはめられましたが、「女性1人では無理」という感想。比較的軽量&コンパクトで女性におすすめしたいアイテムなだけに、この硬さは思いがけないウィークポイントです。自宅で生地と金属をしっかり慣らしておく必要がありそう。
片づけはショックコードのおかげで非常に簡単。収納袋は口が大きく開くのでパーツを収納しやすく、きれいにしまうことができました。手首が通るサイズのループが付いていて、持ち運びも苦ではありません。
非常にベーシックであり、使い勝手のよいサイズ感なこともあって、組み立ての大変さが惜しいポイントでした。しかしコットは使えば使うほど慣れてくるので、沈む寝心地やデザインが好みの人にはチャレンジの価値ある製品です。
DODのコットを解説!抜群の寝心地で快適なキャンプに!
DODのおすすめコットと魅力について紹介します。コットとはキャンプ用のベッド台のこと。地面から離れているので、地面の冷えや凹凸を気にせず快適に寝られます。DODのコットは機能的でおしゃれなので、機能性やデザインを重視したい人におすすめです!
【第11位】KingCamp(キングキャンプ) コット
【総合評価3.49】
寝心地3.49|組み立て・片づけやすさ2.95|持ち運びやすさ3.81
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅64×奥行き190×高さ12cm
- 収納サイズ(約):直径13×奥行き36cm
- 重さ(約):2.4kg
- 耐荷重(約):120kg
- 素材:420Dオックスフォード生地、A7075(超々ジュラルミン)
- カラー展開:ブラック、グレー、グリーン、ブルー、オレンジ
- 組み立て時間:5分55秒
- 片づけ時間:3分25秒
中国発の人気ブランド「キングキャンプ」は、もともと有名ブランドのOEM工場だっただけあり、商品の品質が高いこととアイテム数が非常に多いことで人気。こちらのコットは64cm幅と、今回検証したローコットの平均幅よりも狭いものの、窮屈さがないと好印象です。沈みが少なく寝返りもできて、奥行きが190cmあるので広めに感じるのも加点ポイント。
一方、ギシギシ音が少々気になるため、音に敏感な人は要注意。あまり気にならない人にとっては問題なく過ごせる程度の音量です。
説明書は文字のないユニバーサルタイプのため、組み立ての際、少々わかりづらい点がありました。「ポールが細くてボキボキ音がするところが不安…」との声も。脚をはめるのに力がいるものの危険に感じる部品はなく、安全に作業することができます。
収納袋は小さめ。トップに腕まで通せる大きめの持ち手が付いており、持ちやすさは好評です。一方、収納袋本体と持ち手の縫い目が切れてしまいそうなところが懸念点。持ちやすいものの袋の生地が薄く、耐久性がやや不安なため、スコアでは減点となりました。
今回検証したローコットは高さ平均が16cmなのに対し、このコットは12cmと低いのも特徴。テント内のスペースを圧迫せずに過ごしたい人におすすめです。
キングキャンプのコットがおすすめ!ワイドサイズのコットも紹介!
そのリーズナブルさと圧倒的な品揃えで話題のアウトドアメーカー「キングキャンプ」。高品質でありながら低価格なため、キャンプをはじめたての人が道具を揃えるのにももってこいです!今回はキングキャンプ製品の中でもコットについてご紹介します。低価格だけど実際どうなの?徹底的にチェック!
【第12位】DOD ワイドキャンピングベッド
【総合評価3.48】
寝心地3.69|組み立て・片づけやすさ3.67|持ち運びやすさ2.86
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅77×奥行き190×高さ19cm
- 収納サイズ(約):幅5×奥行き83×高さ21cm
- 重さ(約):4.4kg
- 耐荷重(約):100kg
- 素材:ポリエステル(PVC加工)、スチール
- カラー展開:ブラック、ベージュ
- 組み立て時間:4分42秒
- 片づけ時間:2分2秒
ワイドさはトップクラス!包まれるような寝心地の手頃なローコット
DODのローコットが10位につづきランクイン。幅77cmと、2位のフィールドアに次ぐワイド感です。生地のハリは強くなく、やわらかい印象。沈みがある寝心地です。ワイドさもあいまって安定感があり、きしむ音などもありません。
沈みがあるぶんゴロゴロと寝返りができるタイプではありませんが、包まれる寝心地が好みの人におすすめです。
組み立ての工程は非常にシンプル。ポールを繋げて生地のサイドに差し込み、サイドポールの穴に脚をはめます。ショックコードが入っていないため、組み立てたり片付けたりしている途中にポールが抜けてしまう点に注意。ポールを生地に差し込みながら繋げると、ポールが抜けにくくスムーズに設営できました。
収納袋はトートバッグ型になっており、間口が広くて収納しやすく好評。しかし大きめで重く、肩掛けしてもバランスがとりにくいところが難点でした。薄型で荷物の隙間に積載しやすいので、歩いて運ぶよりはカートに入れるのがおすすめです。
ワイドなコットを手頃な価格で手に入れられるのは強み。自宅での置き場所や運搬方法さえ整えば、手軽にワイドコットを試してみたい人におすすめです。
【第13位】キャプテンスタッグ グラシア ロースタイルコンパクトベッド
【総合評価3.86】
寝心地2.93|組み立て・片づけやすさ2.99|持ち運びやすさ4.18
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅60×奥行き180×高さ18cm
- 収納サイズ(約):幅5×奥行き65×高さ20cm
- 重さ(約):2.5kg
- 耐荷重(約):80kg
- 素材:ポリエステル、鋼
- カラー展開:ブラック、カーキ(Amazon限定)
- 組み立て時間:4分47秒
- 片づけ時間:2分24秒
キャプテンスタッグのコットが4位に続いて登場。このコットは、4位のトレッカー イージーライトコットに比べて非常にシンプルなつくりです。
生地のハリは少なく、全体的に沈むタイプ。5位のヘリノックスと同じ60cm幅ですが、沈みが深いぶん狭く感じます。奥行きは180cmと比較的短め。男性スタッフは頭が落ちてしまったので身長の高い人は注意が必要です。また脚が少し頼りなく前後にぐらつくため、耐久性に不安が残りました。
組み立てと片づけの際は、ポールがはずれやすく苦戦。ショックコードも入っていないため、作業中にポールがはずれたりゆるんだりしてしまいます。
収納袋には靴べらが付いており、こまやかなアイデアが好印象。ショルダーが高めに付いているため、体にしっかりフィットして持ち運びやすい点が好評でした。
非常にシンプルで簡易的ではあるものの、持ち運びやすくコンパクト。5,000円(税込)前後で販売されているため、サブで持っておくと便利に使えそうなコットです。
【第14位】Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット
【総合評価3.86】
寝心地2.65|組み立て・片づけやすさ4.50|持ち運びやすさ3.71
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅68×奥行き188×高さ16cm
- 収納サイズ(約):直径14×奥行き55cm
- 重さ(約):2.6kg
- 耐荷重(約):80kg
- 素材:ポリエステル、アルミニウム
- カラー:ブラウン
- 組み立て時間:3分13秒
- 片づけ時間:1分17秒
バランスのとれたスペックが好評!音が気になる人は注意
人気のアウトドアショップ「ナチュラム」が手掛けるブランド「ハイランダー」のローコットです。しっかりとハリがある生地で、ほどよい反発のある寝心地。ワイドでもスリムでもないバランスの良いサイズ感で、身長185cmの男性スタッフが寝ても、頭や肩がはみ出ません。
気になったのはコットのきしむ音。脚や生地からギシギシと音がします。普段そこまで音を気にしない検証スタッフも、「眠れないかも…」「まわりの人を起こしちゃうかも」と不安を口にしていました。音以外の寝心地が良いだけに残念ですが、耳栓の対応が必要かもしれません。
組み立ては力がいらず簡単!組み立てタイムは3分13秒と、2番目に早い結果でした。ショックコード付きのポールは生地に通しやすく、耳もひっかけやすいと高評価。3位のヘリノックス コットマックス コンバーチブルと脚の構造が似ており、脚の数が少ないことも組み立てやすい理由のようです。
収納袋はゆとりがあってしまいやすく、思わず「完璧!」との声があがるほど。腕まで通せる持ち手が付きで、持ちやすい点も非常に好印象です。Dカンが付いており、自分で別途ショルダー紐を購入して付けるといったアレンジも可能。
サイズ感、寝心地、組み立てやすさなど、非常にバランスがよく優れたコットなのですが、音の問題が大きな減点対象となりました。
【第15位】Houselog(ハウスログ) 折りたたみベッド
【総合評価3.16】
寝心地2.65|組み立て・片づけやすさ3.54|持ち運びやすさ4.14
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅65×奥行き190×高さ16cm
- 収納サイズ(約):幅11×奥行き47×高さ19cm
- 重さ(約):2.3kg
- 耐荷重(約):200kg
- 素材:600Dオックスフォード生地
- カラー展開:ブラック
- 組み立て時間:3分14秒
- 片づけ時間:2分20秒
サブに適した低価格なローコット!快眠には音対策が必要
ネット通販を主軸に、低価格なアウトドアグッズが入手できる「ハウスログ」のローコット。幅は65cmとスリムなタイプですが、しっかりとハリがある生地で狭さを感じません。また、奥行きが190cmあるため高身長の検証スタッフが寝ても余裕があります。
気になった点は脚や生地の摩擦音。「雷みたい…」という感想が出るほど音が大きく、「ボリボリ」という音がかなり耳につきます。今回の検証では、体格の良い男性よりも小柄な女性が寝たときのほうが、音が大きい音が鳴っていました。快適に眠るには音対策が必須です。
組み立ての工程は簡単で、脚の向きやポールを差し込む方向も気にしなくてよい構造のため、直感的に作業できます。しかし脚がかなり硬く、はめるのにはひと苦労。女性1人で組み立てるのは難しそうです。
収納袋は肩掛けタイプで収納しやすく、持ちやすいと好評。ベルトの位置が低めに付いているので、肩に掛けるよりもトートバッグのように持つとより運びやすくなります。
持ち運びやすく低価格で入手できるものの、やはり快眠を求めるとなると音の大きさが気になるかもしれません。
ローコットの検証方法|3つのポイントで比較
hinata編集部が、売れ筋のローコット15選を「
寝心地」「
組み立て・片づけやすさ」「
持ち運びやすさ」の3つの観点で独自に検証しました。またキャンパーにアンケートを実施(※)し、コットを選ぶ際に重要視している項目を精査。アンケートの結果から、回答数に応じて以下のような重みづけをおこない、総合得点を算出しました。
- 寝心地(60%)
- 組み立て・片づけやすさ(15%)
- 持ち運びやすさ(25%)
※hinata公式Instagram(@hinata_outdoor)のフォロワーにアンケートを実施(実施日:2024年2月1日/有効回答数:424)
それぞれの項目でどのように比較検証をおこなったのか、具体的に説明します。
1. 寝心地
hinataスタッフ男女2人がそれぞれコットに寝転び、寝返りをうったり起き上がったりしながら、以下のチェックポイントに沿って検証しました。
チェックポイント
- 寝返りが打ちやすいか
- 脚部が安定しているか
- きしみや布地の擦れる音がしないか
スコアリング方法
上記項目を各人が5段階評価(絶対評価)し、平均値を算出しました。
2. 組み立て・片づけやすさ
hinataスタッフの男女2人で、以下のチェックポイントに沿って検証しました。
チェックポイント
- 組み立てにかかった時間
- 片づけにかかった時間
- 硬い、重いと感じる部分が何カ所あったか
- 危ないと感じる部分が何カ所あったか
スコアリング方法
組み立て・片づけに要したタイムをそれぞれ5段階評価(相対評価)して平均値を算出し、力が必要な箇所と危険箇所がある場合は減点しました。
3. 持ち運びやすさ
hinataスタッフの女性1人が、以下のチェックポイントに沿って検証しました。
チェックポイント
- 体積(収納したた状態)
- 重さ(収納した状態)
- 収納袋のサイズや生地
- 持ち手の長さ
スコアリング方法
収納した状態の体積と重さをそれぞれ5段階評価(相対評価)して平均値を算出し、「収納袋が薄い」「持ち手が長い」などのマイナスポイントがある場合は減点しました。
自分にぴったりなローコットを見つけよう
ローコットはコンパクトで軽量なので、持ち運びやすいのが最大の魅力。ファミリーキャンプはもちろん、ソロキャンプやツーリング、山登りなどさまざまなスタイルに対応します。寝心地や携帯性など、なにを重視するかによってコット選びのポイントは人それぞれ。自分の快眠に必要な要素を見極めてローコットを選んでください。
撮影/青柳光昭 取材・文/アヤ