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雪中キャンプ

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雪中キャンプのコツを解説!装備やテントの張り方、キャンプ場を紹介

2023.12.28ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

雪中キャンプはきちんと準備すれば、蒸し暑い夏よりも快適です!今回は冬キャンプ初心者の人でも雪中キャンプを快適に過ごせるよう、ストーブの使い方からおすすめのテントや、設営のコツまで一挙に紹介します。しっかり準備して雪中キャンプを楽しみましょう。

雪中キャンプの魅力とは?

焚き火

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みなさんは、どのシーズンのキャンプが好みですか?一般的に夏や秋がキャンプのベストシーズンと言われていますが、防寒や雪対策をしっかりおこなえば、雪中キャンプも快適なものになります。 雪中でのキャンプは、絵になる雪景色の中での焚き火や、子どもとの雪合戦・雪だるまづくり、澄んだ空気の中で見上げる星空など、ならではな楽しみが盛りだくさん。 まずは、そんな雪中キャンプの魅力を紹介します。

空気が澄んでいるから星空がきれい

星空

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冬は空気が澄んでいるので、星を見るには一番良いシーズンです。凛として静まり返った空間で眺める満天の星は最高の贅沢。天気が良ければ、天の川や流れ星が見れることもあります。

人が少ないからゆっくりできる

キャンプ

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キャンプシーズンではない冬は、その分人が少ないのが魅力。キャンプ場があまり混み合わず、ゆっくりと静かなキャンプを楽しめます

キャンプの天敵、虫がいない

テント

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冬は人が少ないのに加えて、虫との遭遇も少なめ。蚊やハチ、アブなど、うっとうしい虫を気にせずにキャンプできるのは魅力的ですよね。キャンプは好きだけど虫は苦手という人に、冬キャンプはぴったりです!

冬ならではの雪のアクティビティを楽しめる

釣り

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雪のアクティビティを楽しめるのも、冬ならではの魅力です。冬にはワカサギ釣りやかまくらづくり、スノーシューイング、雪の中のサウナなどのアクティビティが楽しめます。

雪中キャンプの注意点もチェック

雪中キャンプは、夏と違い日中でもかなり冷え込みます。そのため普段使える設備が使えなかったり、ギアに不備が発生したりする可能性も。ここでは、雪中キャンプに行く前に知っておくべき注意事項を解説します!

水が使えないところも

水道

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冬は水道の水が凍結してしまうので、キャンプ場によっては水道が使えないところがあります。水がないと料理を作れず、なにかと不便なので、いつもより多めの水を持っていくのが無難です。

テントの凍結

テント

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水の凍結のほか、テントの凍結にも注意しましょう。雪が降っている場合、テントに降り積もった雪が、翌朝には凍ってしまうことも。すると、ロープが切れたりファスナーが開かなくなったりする可能性があります。凍結対策には、防水スプレーが有効なので、キャンプの前には防水スプレーを吹きかけておきましょう。

徹底的な寒さ対策

テント

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冬の寒さは厳しいので、防寒対策はバッチリおこないましょう。温かい服装はもちろん、焚き火やストーブで暖をとれるようにしましょう。また、テント内は地面からの冷気を防ぐために、厚手のマットは必須。寝るときはストーブの熱で温めた湯たんぽなどを使うと、快適にぐっすり眠れます。

雪中キャンプでのテントの立て方を伝授!

雪中キャンプではテントの立て方が重要です。特に冬場はちょっとした隙間や傾きから冷気がテント内に侵入したり、ポールが凍ってしまったりすることがあるので注意しましょう。ここでは雪中キャンプでのテントの立て方を紹介していきます!

雪中キャンプに必要な装備とは?

スコップ

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雪中キャンプを楽しむためにはテントをいかにうまく設営するかが重要なポイント! 雪上でテントを立てるのは、夏にテントを立てるのと勝手が異なり、使用する道具も異なります。まずは以下の2つの道具を準備しましょう。
    雪中のテント設営時に必要な道具
  • 雪用のペグ
  • スコップ
スコップはなくても大丈夫ですが、雪用のペグは必須!忘れないようにしましょう。

① まずは場所選び

テント

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道具を準備できたら次は場所選びです。テントをどこに立てるか決めましょう。雪中が積もっている場所に立てるなら、なるべく平らな場所がおすすめ!平らなほど、次のステップの地ならしが楽になります。立てる場所が決まったら次に地面をならしをしていきます。

② 地ならしをしましょう

スノーブーツ

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フカフカの雪の上にテントを設営してしまうと、後で床がボコボコになってしまいます。そのためテントを立てる前に、必ず地ならしをしましょう!足踏みをして雪をできるだけ平らにして固めます。また、スコップがあるときれいにならすことができるので便利です。

③ ポールを雪に付けないように注意

テント

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雪中のテントでは、ポールを雪の上に置かないよう注意が必要です。支柱は一般的に金属でできていますが、つなぎ目に雪が入ると、その雪が凍ってしまう可能性があります。後々片付けが面倒になるので、うっかり支柱を雪に付けてしまわないように注意しましょう!

④ 雪用のペグの出番です

テントを立て終えたらペグで固定します。雪上にテントを立てるなら雪用のペグを用意しましょう。テントをしっかりと固定しないと風に吹き飛ばされてしまう恐れもあるので、しっかりと固定しましょう!そのほかにもピッケルをペグの代わりに使用したり、木の枝をクロスして十字ペグとして使ったりすることもできます。

⑤ 防水と防寒の仕上げ

ダウン

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万が一、テントに雪が積もったり、ファスナーが凍ったりすると危険です。テントの表面には雪離れが良くなるよう、あらかじめ防水スプレーをかけておきましょう。また、マッドスカートを内側に折り込むと冷気の侵入をより遮断できます。

⑥ マットを駆使してテントの中を快適に

マット

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マット敷かなければ下から雪の冷たさが伝わってきます。この状態では寒くてテントの中で過ごすことはできないので、マットは必ず敷きましょう!けれど、マット一枚では冷たさを防ぎきれないことも。その場合は、二重三重にマットを敷くことで快適に過ごすことができます

雪中キャンプにおすすめのテント!

雪中キャンプの必需品

気温の低い雪中キャンプには、暖かく快適に過ごすためにそろえたいアイテムがたくさんあります。ここでは、雪中キャンプの必需品を紹介します。

マット

地面からの冷気を防ぎ、体温を維持するためにはマットを使用しましょう。マットを寝袋(シュラフ)の下に敷くことで、底冷えするのを防ぐ上、地面の凹凸も和らげてくれます。

コット

コットはマットと同様、地面からの冷気を遮断する簡易ベッドです。マットとは違い、地面との間に空間があるのでより優れた効果を発揮するのが特徴。また、ハンモックのように体にぴったりフィットするので寝心地も抜群です。

グランドシート

グランドシートを使用することで、底冷えや濡れた地面からの浸水を防げます。また、汚れや地面の凹凸もカバーするので寝心地も抜群。さらにテントの底が汚れたり破れたりするのを防ぐ効果もあります。

寝袋(シュラフ)

快適に眠るためには、保温性に優れた寝袋(シュラフ)は必須!寒い冬のキャンプでは、保温性に優れたマミー型の寝袋がおすすめ。さらにダウンを使用したモデルであれば、抜群の保温効果を得られます。

焚き火台

焚き火台があれば暖をとるだけでなく、バーベキューや簡単な調理も楽しめます。キャンプ場では、地面を傷つけることのないよう焚き火台の使用が義務化されていることも多いため、用意しておくのがおすすめです。

ストーブ

ストーブは、アウトドアシーンでも手軽に使える暖房器具です。燃料は薪や石油、ガス、電気などがあり、使用シーンに合わせて選ぶのがおすすめ。また、テント内など閉鎖された空間での使用は一酸化炭素中毒の恐れがあるので、注意してください。

湯たんぽ

中にお湯を入れるだけと、手軽に使える湯たんぽは雪中キャンプの必須アイテム。燃料や電源は必要なく、足元や手元をしっかり温められます。

ホッカイロ

手元や肩、腰を温めたいときに活躍するのがホッカイロです。カイロには貼るタイプと貼らないタイプがあり、冷えが気になる部分を重点的に温められます。中には靴下に貼るカイロや繰り返し使えるカイロもあり、使用シーンに合わせて使い分けることが可能です。

雪かきスコップ

雪かきをする際に必要になるのが雪かきスコップ。雪が降っているときはもちろん、急な雪に備えて車に積んでおくと安心です。

雪中キャンプの服装選びのポイント

フリース

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雪中キャンプでは、服装選びが重要です。寒さが厳しい冬のコーディネートは、重ね着(レイヤリング)が基本! 肌に最も近いベースレイヤーには、コットンやウールなど保温性や吸水性、透湿性に優れた素材のものを選びましょう。ベースレイヤーの上に着るミドルレイヤーには、フリースやダウンなど保温性に優れたアイテムを着用し、最も外側に着るアウトレイヤーには防水性、防風性に優れたシェル素材のジャケットなどを選ぶのがおすすめ。 また、キャップやネックウォーマー、手袋などの小物を使って頭や首、手首、足首などもしっかり温めましょう。

雪中キャンプで快適に寝るコツ

ストーブ

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日中であっても寒い冬場は、夜になるとさらに気温が低くなり、寒さでなかなか眠れないこともあります。 そんなときには、ストーブや湯たんぽ、カイロなどを使うのがおすすめ。また、マットやコット、グランドシートなどを組み合わせて使うことで、地面からの冷気をシャットアウトできます。さらに、保温性に優れた寝袋やフリース、ダウンなどを着用すれば寒さを軽減できるため、快適に寝られるでしょう。

冬といえば北海道!おすすめキャンプ場2選

広大で白銀の世界を楽しめる北海道の雪中キャンプ。ここでは冬におすすめしたい北海道のおすすめキャンプ場を紹介していきます!

オートリゾート苫小牧アルテン

国内有数の高規格キャンプ場です。清潔なトイレとシャワールームがあり、キャンプ初心者でも安心。また冬場は、夏場の料金の半額でテントが張れるほか、電源サイトもあるので、初めての雪中キャンプに最適です。キャンプ場の隣には、天然温泉「ゆのみの湯」があるので、温泉につかれば体がポカポカになります。

札幌市定山渓自然の村

大自然の中にありながら、子どもから大人まで楽しめるイベントが豊富なキャンプ場。温水洗浄便座完備のトイレや、暖房付きのレクリエーション施設などがあり、管理が行き届いています。また冬場には調理室も開放されるので、手の凝った料理をつくることも可能。そのため、初心者雪中キャンパーに大人気のキャンプ場です。
    【基本情報】
  • 住所:北海道札幌市南区定山渓
  • 電話:011-598-3100
  • 営業期間:年中無休
  • 公式はこちら:札幌市定山渓自然の村

関東で雪中キャンプが楽しめるキャンプ場おすすめ2選

雪中キャンプ

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関東にも雪中キャンプを楽しめるキャンプ場が沢山。ここでは都心から2時間程でアクセスでき、冬キャンプを楽しめるキャンプ場を紹介していきます!

北軽井沢スウィートグラス

米国の国立公園をモチーフにしたキャンプ場には、サイト数が129区画あります。その中には冬の森で焚き火を楽しめる「林間焚火サイト」や広大な雪原と山々を一望できる「星空フリーサイト」など、雪中キャンプを存分に楽しめる要素が盛りだくさん!また、コテージでは石窯や薪ストーブが使用できるなどテント泊以外にもさまざまな楽しみ方ができるキャンプ場です。
    【基本情報】
  • 住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
  • 電話:0279-84-2512
  • 営業期間:年中無休
  • 公式はこちら:北軽井沢スウィートグラス

cazuキャンプ場

木材屋さんの運営するcazuキャンプ場は、1,000円で薪が使い放題!キャンプファイヤーを楽しみたい冬キャンプにはありがたいオプションです。また、石窯で燻製料理やピザづくりも楽しむことができます!子どもと盛り上がること間違いなしです。
    【基本情報】
  • 住所:埼玉県飯能市赤沢1072
  • 電話:042-978-8560
  • 営業期間:年中無休
  • 公式はこちら:cazuキャンプ場

関西で雪中キャンプが楽しめるキャンプ場おすすめ2選

雪中キャンプ

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関西には街中からもアクセスが良いキャンプ場が沢山あります。そこで、ここでは冬キャンプにおすすめしたい関西のキャンプ場を紹介していきます!

自然の森ファミリーオートキャンプ場

大阪市内から車で1時間の好立地にあるキャンプ場。丹波篠山近くは雪が多く積もる地域なので本格的に雪中キャンプを楽しみたい人におすすめ!近くに温泉があるのも冬場にはうれしいポイントです。

マイアミ浜オートキャンプ場

近くに琵琶湖が望めるリゾート感のあるサイト。全サイト電源付きなうえに、炭や着火剤といった燃料類の販売もおこなっているので、雪中キャンプ初心者の人でも過ごしやすいキャンプ場です。

雪中キャンプに挑戦してみよう!

注意点を意識し、アイテム選びをしっかりおこなえば、寒い冬ならではのキャンプを楽しむことができます!夏や秋などのシーズンにしか出かけたことがないという人は、一度雪中キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回紹介したアイテム

商品画像TRIWONDER U型ペグノルディスク Asgard12.6mノルディスク アルヘイムオガワ ピルツ9‐DXスノーピーク ランドブリーズPro.4NORTENT Gamme8サーマレスト ネオエアーXライトNXTVENTLAX ​​2WAY ADJUSTABLE COTGOGlamping グランドシートテントシートナンガ オーロラライト 900 DXスノーピーク 焚火台 Sパセコ 対流形石油ストーブ JKH-1マルカ 湯たんぽ A 2.5L 袋付桐灰 めっちゃ熱いカイロ マグマアイリスオーヤマ 雪かきスコップ メタルブレード
商品名TRIWONDER U型ペグノルディスク Asgard12.6mノルディスク アルヘイムオガワ ピルツ9‐DXスノーピーク ランドブリーズPro.4NORTENT Gamme8サーマレスト ネオエアーXライトNXTVENTLAX ​​2WAY ADJUSTABLE COTGOGlamping グランドシートテントシートナンガ オーロラライト 900 DXスノーピーク 焚火台 Sパセコ 対流形石油ストーブ JKH-1マルカ 湯たんぽ A 2.5L 袋付桐灰 めっちゃ熱いカイロ マグマアイリスオーヤマ 雪かきスコップ メタルブレード
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