冬キャンプでの服装の選び方!これで寒さ対策は完ぺき
満天の星の下で焚き火を囲み、温かい飲み物を楽しめる冬キャンプは、自然との対話を深める贅沢なひととき。でも、冬キャンプに挑戦してみたいけど、どんな服を着ていけば良いのかわからない…と悩んでいる方も多いはずです。そこで今回は、冬キャンプにおける服装やその選び方、一番大切なレイヤリングのコツについて紹介します。コスパ最強なユニクロから高機能なアウトドアブランドまで、おすすめのアイテムもピックアップしてみました。寒さが厳しい冬キャンプでも、しっかり対策をすれば、あまり寒さを感じずに楽しめますよ!
冬キャンプの服装で気を付けることって?
出典:kongxinzhu / ゲッティイメージズ
冬キャンプに初めて挑戦する方からすると、どんな服装で過ごせば寒さを和らげられるのかを一番に知りたいですよね。服装選びに失敗してしまうと、あまりの寒さにただ凍えて終わってしまった…なんて悲しい思い出になることも。そんなことにならないためにも、冬キャンプの服装で押さえたい5つのポイントを解説していきます。
重ね着(レイヤリング)が基本
寒さが厳しい冬キャンプでの服装で一番押さえておきたいことは、「
レイヤリング」です。
レイヤリングとは重ね着のこと。重ね着をすることで、
暖かい空気を溜め込むことができ、体温を外に逃がしません。レイヤリングは、以下の3層から成り立っています。
- 下着のベースレイヤー
- 中間着のミドルレイヤー
- 上着のアウトレイヤー
なお、
3枚を重ね着するのではなく、あくまで「3層」という考え方です。冷え込みが激しければ、ミドルレイヤーを2枚重ねてもOKです。
それぞれのレイヤーごとの役割と適切な服装についてはこの後の項目で解説していきますね。
ベースレイヤーは吸水・透湿性に優れたものを
ベースレイヤーは、一番下側に着る、いわば肌着のことを指します。ベースレイヤーには、保温性、吸水性、透湿性の3つの性能がある素材のものを選ぶと良いです。
キャンプは登山と違って、チェアに座ってのんびりとしているため、大汗をかいてすごく暑い!となることはほぼありません。そのため、保温性は必要です。
とはいえ、冬キャンプでも昼間にテントやタープを設営すると汗をかくことがあります。汗をかくと体温は下がり、汗を吸った衣服をそのままにしておくとさらに身体が冷えてしまいます。
そのため、ベースレイヤーは保温性もあって、汗を吸い、それを吐き出せる透湿性に優れているものを選ぶと安心です。
おすすめの素材は「メリノウール」です。メリノウールとは、「メリノ種」という羊から取れる高級ウールのこと。メリノウールは優れた保温・吸水・透湿性の3つが揃った素材なので、ベースレイヤーにぴったりなのです。
ミドルレイヤーは保温性を重視
ミドルレイヤーは、ベースレイヤーの上に着る服のことで、その役割は、空気の層をつくり温かさを増大させることです。そのため圧倒的な保温性が求められます。
保温性が高いフリースやダウンなどがミドルレイヤーとして着用されることが多いです。
フリースだけ、フリースと薄手のダウンの2枚重ねなど、その日の気温に合わせて着る枚数を調整するのがおすすめ。そのため、ミドルレイヤーは厚手のもの、薄手のものをそれぞれ用意しておくと、気温に合わせて組み合わせられて便利ですよ。
逆に、かなり分厚いフリースやダウン1着だけで対応しようとすると、時間帯によっては暑い、寒いなど調整が効かないのでおすすめしません。
ミドルレイヤーは、保温性を重視しながら、組み合わせできるように何枚か準備するようにしましょう。
アウトレイヤーは撥水・防風加工を選ぶと安心
アウトレイヤーは一番外側に着るアウターのことで、ベースレイヤーとミドルレイヤーでつくりあげた温かさを外に逃がさないようにフタをする役割があります。
キャンプ中に急な雨・雪が降ることもありますし、冷たい北風から身体を守る必要もあります。そのため、アウトレイヤーには撥水、防風性の2つが求められるのです。
また、冬キャンプでは焚き火をする方が圧倒的に多いはず。そのため、火の粉で衣服に穴が開いたり、燃え広がらないように、難燃性の素材が使われているアウターがおすすめです。ただし、難燃性の素材としてよく使われるコットンには撥水・防風性はあまりありません。そのため、荷物に余裕があるなら焚き火用のアウトレイヤーを別に持っていくと安心ですよ。
頭と足元を温めるのもマスト!
冬キャンプの服装ではレイヤリングも大切ですが、意外と頭と足元を冷やさないのも暖かく過ごすためのポイントです。
頭には脂肪がほとんどないので、寒いとどんどん熱が逃げて冷えの原因になります。ロシアなど寒い地域の人がモコモコの帽子を被っているのがその証拠。冬キャンプでもニット帽や耳を隠せるような帽子を用意するのがおすすめです。
また、冬の地面から登ってくる冷気(底冷え)は冬キャンプの大敵です。足元からの冷気でどんどん寒くなるので、厚手の靴下や冬用の靴を用意するのも鉄則。
足は汗をかきやすく蒸れやすい面もあるので、保温・吸水・透湿の3つの性能が揃ったメリノウールの靴下がおすすめ。また、キャンプ中はテントの中に出たり入ったりと靴の脱ぎ履きが多いので、スリッポン型のもこもこした靴がおすすめですよ。なお、厚手の靴下を履くので、靴のサイズはいつもより少し大きめを選ぶようにしましょう。
気温別にる見る冬キャンプの服装例
冬キャンプの服装の基本はレイヤリング、そして足元・頭を温めることです。ここからは、気温別におすすめの服装を紹介するので、あなたが行きたい時期、場所に合わせて服装選びの参考にしてみてくださいね。
気温10~15℃未満
気温10~15℃というと、東京などの平野地なら10月後半~11月ころの気温です。このくらいの気温だと日中はそこまで冷え込まずに過ごしやすい場合が多く、朝、夜は一気に冷え込むので、服装の調整のしやすさが大切。
昼間かいた汗をサラリ乾かす、吸水・透湿性の高いインナーを用意しましょう。
ミドルレイヤーにはちょっと厚めのトレーナーなどがぴったり。昼間の気温が高いことを考えて薄手の長袖Tシャツがあると安心です。
夜の冷え込み、冷たい風が吹くことを考えて、アウトレイヤーとして防風性のあるマウンテンパーカーなども予備で用意しておきましょう。
【気温10~15℃未満におすすめの服装】
- 吸汗速乾性のインナー
- 長袖Tシャツorトレーナー
- マウンテンパーカー
- アウトドアパンツ
気温5℃〜10℃未満
気温5℃~10℃となると本格的な冬キャンプの装備が必要。平野地でいうなら12月、1月の気温です。
ベースレイヤーは保温性もあって、吸水・透湿性のあるインナーを用意。
ミドルレイヤーは、保温性の高いフリースやセーター、予備として薄手のインナーダウンがあると安心です。
アウトレイヤーには、防風性・撥水性のあるマウンテンパーカーを持っていきましょう。
さらに、このくらいの気温になったら、小物アイテムもマストで準備するのがおすすめ。足元、頭を筆頭に身体の熱が逃げない準備が大切です。
【気温5℃~10℃未満におすすめの服装】
- 吸汗速乾性のインナー
- セーターorフリース
- マウンテンパーカー
- アウトドアパンツ
- ネック・レッグウォーマー・手袋・ニット帽
気温5℃未満
気温5℃以下となると、キャンプ場の人数も少なくなり、本当の冬キャンプ好きが集まるような気温です。朝晩の冷え込みが激しく、しっかり対策しないと全く寝れないなんてことも…。
インナーは、上も下も着用しましょう。保温性の高いメリノウール素材がおすすめですよ。
ベースレイヤーは、フリースとダウンなど重ね着がおすすめ。身体の熱が逃げないようにしましょう。
パンツは保温性の高いダウン素材のものだと安心です。
さらに、5℃未満ともなると服装だけの対策では限界が出てきます。貼るホッカイロを血管の太い場所(首の後ろなど)に貼ったり、湯たんぽを用意したり、しっかりとした準備が大切です。
【気温5℃未満におすすめの服装】
- 吸汗速乾性の厚手インナー(上・下)
- セーターorフリース
- ダウンジャケット&パンツ
- マウンテンパーカー
- ネック・レッグウォーマー・手袋・ニット帽
- +でホッカイロや湯たんぽなどアイテム必須
子どもの服装で気を付けること
冬キャンプにお子さんも一緒に連れていくこともあるでしょう。大人と違って、大はしゃぎして汗をかきやすい子どもの場合の服装は大人の服装とは押さえるポイントが少し異なります。ここでは、子どもの冬キャンプ用の服装について3つのポイントに着目して解説していきます。
動きやすい服装を!
キャンプは子どもにとっても一大イベントです。大人の考えている以上に大はしゃぎして動き回ります。重ね着は冬キャンプの服装の大切なポイントですが、あまり重ね着しすぎると動きにくくなってしまいます。
そのため、ヒートテックの上に薄手の長袖シャツやダウンベストなどを使い、動きやすく、暖かい服装を心がけるのがいいでしょう。
また、子どもが動き回る昼間は薄手の長袖などで過ごさせ、冷え込む夜には風邪をひかないように、レイヤリングの法則をしっかり守りミドルレイヤー、アウトレイヤーなど重ね着を利用するが大切です。
首、手首、足首を温める!
冷え対策として効率良く体を温めるには、3つの「首」を温めることが大切です。
3つの首とは、「首」「手首」「足首」です。
首や手首の周りの皮膚は薄く、太い血管が流れており、血液が外の気温の影響を受けやすいです。首回りが冷えてしまうと冷たい血液が全身に回り、体全体が冷えてしまいます。逆に、首回りを温めることで血行がよくなり、効率よく全身に温かい血液をめぐらせることができるようになります。
もし、お子さんが寒そうにしていたら、まずはネックウォーマーや手袋などで首、手首、足首から温めてみてください。子どもは大人より体温変化が激しいため、ネックウォーマーなど付け外しがしやすいもので体温調節をするのがおすすめです!
子どもは冬でも汗をかきやすい!
大はしゃぎで動き回る子どもは、思った以上に汗っかきです。冬の寒い日でも遊びまわって汗だくになることも。汗でびしょぬれになった服のままでは風邪をひいてしまいますよね。
そのため着替えを多めに持って行ったり、気温に合わせて適した洋服を用意したり、何種類が用意するのがポイント。
お子さんを冬キャンプに連れていく場合は、気温と本人の汗かき度合いによって複数枚着替えを持っていくのが、子どもが快適に過ごすためのポイントです。
冬キャンプで寝る時の服装のポイント
ここまでは、起きているときの服装について解説してきました。では、寝るときはどうしたらいいのか?というと、薄着がオススメです。なぜなら、薄着で寝袋に入った方が体の体温が放出されやすく、寝袋の中に溜まって寝袋が全体的に暖かくなるからです。
ダウンジャケットなどモコモコしたものを着こんで寝袋に入ってしまうと、ダウンジャケットの中は暖かいけど、寝袋の中は温まりません。そのため、ダウンジャケットを着ている上半身だけ暖かく、下半身は冷えたまま…なんてことが起こります。
ただし、薄着で寝た方が暖かいのは、寝袋の性能がその日の気温に対応している場合に限ります。外の気温が0℃近いのに、秋・春用のシュラフに薄着で寝ると逆に冷えすぎて全く眠れません。冬キャンプで快適に眠るには、気温に合ったシュラフの用意をしておきましょう!
冬キャンプの服装におすすめのベースレイヤー3選
ベースレイヤーは保温性もあって、蒸れや汗冷えを防ぐために主に吸湿・透湿性に優れたものを着ましょう。アウトドアブランドから出ている高機能な肌着が一番おすすめです!金銭的に余裕がない...という方は、ヒートテックなどのアウトドア用ではないインナーを重ね着するのでも十分です。
モンベルの定番ベースレイヤー。極めて高い保温性と吸湿性、汗をかいても冷えにくいスーパーメリノウールを使ったアンダーウェアです。通常のメリノウールよりも毛足が長いのでチクチク感を覚えにくい柔らかな着心地で、ストレッチ性も抜群。キャンプだけでなく冬のアクティビティでも大活躍です。
【基本情報】
- サイズ:XS、S、M、L、XL
- 重量:180g
- カラー:ブラック、ネイビー、ライトグレー
身体から発生する水分を吸収して発熱する、ミズノ独自開発の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」が使われたアンダーウェアです。着てすぐに発熱して30分経ってもその温かさが持続します。さらにメリノウールも60%含有しているので、天然ウールのなめらかさで着心地も最高です。
汗を吸水したらウェアの表面へと移動させ、肌に触れる面には一切水分を残さない、戻さないをコンセプトに開発されたアンダーウェアです。汗をかいてもサラッとしているため快適さを向上させます。着心地も軽くフィット感の高いシルエットも魅力のひとつです。
【基本情報】
- サイズ:M、L、XL、2XL、3XL、4XL、5XL
- 材質:ポリエステル
冬キャンプの服装におすすめのミドルレイヤー3選
アウターと下着の間に着るウェアのミドルレイヤーのおすすめを紹介します。ミドルレイヤーに求められる役割は圧倒的な保温力。温かさを保てるフリース素材のものをピックアップしています。
アウトドア用のフリースには保温、吸湿速乾、軽量性やストレッチ性を備えた、他のフリースよりも高機能な素材を使っています。値段は高くなってしまいますがとても快適です。暑いときはアウトレイヤーを脱ぐこともありますし、秋にはミドルレイヤーでも十分に温かいので、1枚は持っておきたいウェアです。
ウールのようなボアフリースジャケットは裏面フリースのボンディング生地を使用し保温性に優れています。冬キャンプやスキーなどのアウトドア活動でミドルレイヤーとしても着用が可能です。胸と袖のビッグロゴワッペン、レタリング刺繍ポイント、ブラックジッパーのポイントがおしゃれです。
【基本情報】
- サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL、XXXL
- カラー:キャメル、アイボリー、ブラック
パタゴニアの言葉を借りると「スコッチを一杯やるよりも早く体が温まる」と言われるフリースウェア。焚き火にあたって暖をとっている間は暑くなるかもしれないほど。ただ汗をかいても、吸湿性や通気性に優れた起毛メッシュの裏地なので安心。カラーが豊富でおしゃれさ抜群なのがうれしいですね。
【基本情報】
- サイズ:S〜XXL
- 材質:ポリエステル
- カラー展開:NATURAL、Dark Natural w、NEW NAVY、New Navy w、Pitch Blue
気温10~15℃くらいで重ね着に使いたいフリース素材のベストです。防風性の素材も貼りあわされているので、風のある日でも体の芯を冷やすことなく暖かく過ごせます。鮮やかなカラーのチェックシャツやシンプルなカラーのトレーナーと合わせて、おしゃれに着こなしたい一着です。
【基本情報】
- サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
- 材質:ポリエステル
- カラー:Nouveau Green、Natural、Pitch Blue、 Natural w/Obsidian Plum
冬キャンプの服装におすすめのアウトレイヤー3選
中間着の熱を保持するために必要なのがアウトレイヤー。急な雨、雪、冷たい風から身を守る防寒対策をしながら、キャンプで欠かせない焚き火のために難燃素材が使われたものもピックアップしています。ファッション性も高いオシャレな物を厳選したので、冬のアウトドアファッションを楽しみたい方は要チェックです!
従来のものより5倍の強度がある難燃生地「ブレイスシールド」を採用した焚き火用のポンチョです。火の粉が付いても穴が空きにくい、本格的な焚き火用ウェアです。胸に大きなポケットがついているのでスマートフォンや焚き火に必要な小物などを入れておけて便利なのもポイント。
名前の通り難燃素材が使われたダウンジャケット。NANGAが厳選した保温性の高いダウンが使われているので着ているだけでポカポカ。超撥水効果もあるので、雨が降ってもダウンが濡れて保温力が下がるなんてことはありません。シンプルなデザインでタウンユースでも使えるのもポイントです。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー:チャコール、ベージュ、コヨーテ、グレーパープル、カーキ、ネイビー
防風性、透湿性も兼ね備えたゴアテックス素材が使われた防水ジャケットです。腰や手首部分はドローコードなどでサイズ調整もできて、熱を逃がさない高い保温性も確保されています。肩部分の切り替えがおしゃれな一着なので、キャンプだけでなく普段使いとしてもおすすめですよ。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL、XXL
- カラー:ケルプタン、ニュートープ、オーキッドピンク、ブラック、アーバンネイビー×ケイブブルー
冬キャンプにおすすめのパンツ3選
寒さが厳しくなってくると、ジーンズやアウトドアパンツでは通用しません、ここではインナーパンツの上に着たい保温性の高いパンツを紹介します。キャンプで使うことを想定して、焚き火に強いパンツやキャンプで使う小物をたくさん入れられるポケットが付いたパンツなどをピックアップしています。
キャンプ好きなら一度は聞いたことがあるであろう、グリップスワニーの冬用のギアパンツです。大容量のポケットがついた手ぶらで過ごしたいキャンパーにうれしい1本。ゆったりとしたサイズ感で窮屈感も少なく、裾はキュッと締まったリブ仕様なので冷気の侵入も防ぎます。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL、XXL
- カラー:ブラック、コヨーテ、オリーブ
難燃素材である「タキビ生地」を採用した保温性の高いダウンパンツ。負荷のかかりやすい膝部分は 2 重生地で非常に丈夫なつくりもポイント。もちろん膝の曲げ伸ばしを考慮した動きやすい1本です。カラー展開も5色と豊富なので、あなたのお気に入りの1本が見つかるはずです。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL
- 材質:ベージュ、チャコール、コヨーテ、パープル、カーキ
寒暖差の激しい地域で育つ水鳥から取れる800FPの高品質ダウンを採用した保温性と軽量性を兼ね備えたダウンパンツです。モンベル独自のキルティングパターンを使い、縫い目を極限まで減らして冷気の侵入を防いでいます。テカリの少ない落ち着いた生地なので、服を選ばず合わせられるのもポイントです。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL
- 重量:226g
- カラー:ブラック、ネイビー、レッド
冬キャンプにぴったりの靴下3選
冬キャンプの服装というと上着やパンツに目が行きがちですが、実は地面から登ってくる冷えから足を守るのもとても大切です。ここでは厳しい寒さでも温かい保温力ばつぐんの靴下を紹介します。保温力だけでなく、防臭効果が合ったり、汗を外に吐き出し蒸れにくい特殊な素材が使われていたりするものをピックアップしています。足先が冷えやすい冷え性の方は特にチェックしてくださいね。
高い保温性を持つメリノウールが使われていて、3,000m級の雪山登山でも耐えられる、最高水準の保温性・耐久性・クッション性を備えた靴下。防臭効果があったり、日本人の足の形状に合わせた立体デザインでフィット感が良かったりするのもうれしいポイントです。
高い防臭効果のあるトレッキング用のソックス。厚みのあるパイル地が使われており、履いて過ごしても疲れにくいのが特徴。丈夫なつくりと快適さを兼ね備えた、キャンプだけでなく普段から使える汎用性の高い靴下です。
【基本情報】
- サイズ:XS、S、M、L
- カラー:ブラウン×ベージュ、チャコール×グレーなど5色
メリノウールを使用したソックスなどを扱うウール専門メーカーのスマートウールの冬用の厚手の靴下。蒸れにくい素材が使われていて、履いていて気持ち良いのもポイント。肌触りとフィット感が良く、さまざまなアウトドアシーンで活躍します。
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー:グレー、ネイビー、ローデン
冬キャンプでも暖かい靴3選
靴下と同じく、冬キャンプで履くレッグウェア選びも大切。冬用の靴というと丈の長いブーツのようなものが思い浮かぶかもしれませんが、キャンプで使うなら脱ぎ履きしやすいスリッポン型がおすすめ。キャンプ中はテントの中を出たり入ったりするので、ブーツだと出入りのたびに面倒ですよね。中地がフリース素材など保温性のあるものをピックアップしてみました。
焚き火の前でも穴が開かない難燃性の素材を表地に使っている冬のキャンプにピッタリの一足です。靴の内側は起毛加工になっていて素足で履いてもとても気持ち良いです。付属の収納袋も同じ難燃性の素材なので、身の回りの小物を入れられて便利ですよ。
【基本情報】
- サイズ:24-25.5cm、26-27.5cm
- カラー:ブラック、ネイビー、カーキ
内側は中綿入りで保温性があり、耐久性にも優れた防水性のシューズです。アウトドアらしいデザインながらも落ち着いたカラー展開なので、キャンプはもちろん、ちょっとした買い物など寒い季節の普段使いにもおすすめの一足です。
【基本情報】
- サイズ:25.0、26.0、27.0cm
- カラー:black、dark olive、Saddle/Deep Admiral Blue
キャンプにぴったりなカジュアルなデザインのシューズ。内側には550FPのグースダウンが使用されていて、快適な履き心地と共に高い保温性能を持つ冬にピッタリのシューズ。足先は裏起毛になっているので、素足で履いても気持ちの良い一足です。
【基本情報】
- サイズ:25.0~29.0cm
- カラー:ユーティリティブラウン×デミタッセブラウン、TNFブラック×TNFブラック
冬キャンプにおすすめな追加アイテム3選
レイヤリング用の衣服やパンツ、レッグウェアなどおすすめアイテムを紹介していきましたが、冬キャンプに持っていきたい小物アイテムは他にもあります。冬の朝晩の冷えこみは本当に厳しいです。特に、標高の高い地域での冬キャンプの寒さは想像以上なので、対策するに越したことはありません。ここで紹介するアイテムも保険として持っていくと快適なキャンプ時間になりますよ。
キャンプにピッタリの渋めの落ち着いたカラーがおしゃれなネックウォーマー。表面はウール素材で直接首に当たる部分は柔らかなボア素材で付け心地がとても良いです。5色のカラー展開で自分の服装に合った1枚が見つかりますよ。
【基本情報】
- サイズ:フリー
- カラー:オレンジ、カーキ、ネイビー、ブラック、ベージュ
冬の寒さで耳が千切れるそうなほど痛い…なんて経験が一度くらいあるのではないでしょうか。このキャップはフェイクファーの耳当てが付いているので、男性はもちろん、髪の短い女性にぴったり。冬のアウトドアからデイリーにも使えるアイテムですよ。
ウールとナイロンを混紡した保温力の高いシックでシンプルな手袋です。手のひら側にはタッチパネル操作が可能な天然の羊の革が使われているので付けたまま、スマートフォンの操作も可能。キャンプはもちろん、普段使いもできるデザインです。
【基本情報】
- サイズ:S、L
- カラー:スレートブラウン、ミックスチャコール、ブラック
コスパ最高!ユニクロで寒さ対策
冬キャンプにおすすめの服装はアウトドアブランドだとどうしても高価になりがち。アウトドアブランドだけにこだわらず、コスパのいいユニクロで購入するのもおすすめ。ユニクロはコスパだけでなく、実用性もいいので、まずはお近くのユニクロで冬キャンプで使えるインナーやマウンテンパーカーなどを探してみましょう!
ウルトラライトダウンジャケット
ユニクロのウルトラライトダウンジャケットは、驚くほど薄くて軽いのに保温性が優れているのが特徴です。コンパクトに収納することもできるため、キャンプの荷物も減って、手軽に持っていきやすいですね♪価格も7,000円ほどなので、手が出しやすいのがうれしいポイント。
購入は公式サイトから:
ユニクロ公式通販サイトヒートテックウルトラウォームクルーネックT
いまやほとんどの人が持っているであろうユニクロのヒートテックは、冬キャンプのインナーとしても十分使えるんです。ヒートテックシリーズの中でも、特に超極暖のヒートテックウルトラウォームクルーネックTは、暖かいのでおすすめ!また、薄いヒートテックは、インナーの下にさらに重ねて着てもよさそうですね。
購入は公式サイトから:
ユニクロ公式通販サイト防風ウォームイージースカート
ユニクロの防風ウォームイージースカートは、中綿入りで暖かい、冬に大活躍するアイテム。スカートには珍しい、防風フィルム搭載で、冷えやすい足を風から守ってくれます。さらに、スカートの表面には撥水加工もしてあるので、多少の雨でも安心。機能性抜群の優秀スカートです!
購入は公式サイトから:
ユニクロ公式通販サイト冬キャンプの服装のコツを抑えて寒さ対策を万全に!
今回は、冬キャンプの服装で気を付けたいことを紹介しました。虫がいなくて、焚き火が暖かく、星空がきれいな冬キャンプは良いことばかり!冬キャンプの服装で一番大切なレイヤリングの法則を守って、気温に合わせてしっかり重ね着をすれば、冬キャンプでも快適な時間を過ごせます。この冬は、ぜひレイヤリングを習得して、冬キャンプに挑戦してみてくださいね!
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冬キャンプの寒さ対策、どうしていますか?冬もキャンプを楽しみたいけど、寒さが不安…。今回は、これから冬キャンプを始めたい方や冬キャンプに不安を抱いている方に向けてhinataのレンタル責任者とバイヤーが、冬キャンプの「魅力」と「寒さ対策」を伝授!冬キャンプに使えるアイテムも24選紹介します!
【キャンプインストラクター経験者に聞いた】冬キャンプの魅力と注意点とは?
近年人気が高まっている冬キャンプ。この時期にしか味わえない魅力があるという理由で、冬キャンプを楽しむ愛好者は年々増加。しかし、寒い中でキャンプをするためには、注意すべき点がいくつかあります。今回は、キャンプインストラクター経験者のベテランキャンパーが、冬キャンプを安全に快適に楽しむ方法を伝授してくれました。