最強の防寒着!レディースの暖かい人気のダウンジャケット・コートおすすめ25選
寒さに負けない、機能性とファッション性を兼ね備えた、最強のダウンジャケット・コートを着て、アウトドアに飛び出そう!この記事ではダウンジャケット・コートの選び方と、タウンユースから本格登山までシーンに合わせて使えるアウトドアダウンを紹介します。
ダウンジャケット・コートに使われている主な素材と特徴
ダウンジャケット・コートはもともと、極寒地で作業する服として着られていました。今ではデザインや使われている素材にさまざまな工夫が見られ、機能性だけでなく、ファッション性の高さからも寒い季節に欠かせないアイテムです。
ダウンジャケット・コートの素材は、主にダウンとフェザーの2種類が使われています。ダウンやフェザーは主に水鳥であるグース(ガチョウ、雁)やダック(アヒル)から採取されます。ダウンコートのタグの記載を見ると、中綿は「ダウン○○%、フェザー○○%」にように混紡されているものがほとんどです。
ダウンの特徴
水鳥の胸元に生えている放射状の細かい羽毛がダウンで、骨がなくふわっとした丸い形状をしています。最大の特徴は非常に軽いことと、空気をよく含み保温効果が抜群に高いことです。
また、暖かくなった空気を外に逃さず、外からの寒い空気を遮断する効果もあります。こうした羽毛はニワトリなどの陸に住む鳥にはなく、水鳥にしかないものです。
鳥の大きさによりますが、ダウンは一羽の水鳥からおよそ5~10g程度しか採取できません。ダウンが多く使われているダウンジャケットほど、軽量で保温性に優れていますが、少量しか採れない貴重なものであるため、値段も高くなる傾向にあります。
フェザーの特徴
フェザーは羽軸のある羽を指します。羽軸があることから弾力性と通気性が高いのが特徴ですが、ダウンに比べると空気をため込むことができないため、保温性は下がり、柔らかさもダウンよりは劣ります。通気性の良さも着心地の良さと関係してくるので、ダウンと混ぜ込んで使用されることが多いです。
編集部おすすめ!レディースのダウンジャケット・コート3選
hinata編集部で選び抜いた暖かさとデザイン性と保温性に優れるダウンジャケットを3モデル紹介!アウトドアシーンだけでなく普段使いしやすいものばかりなので、ダウンジャケットやコートを購入予定の人は要チェックです。
ダウンジャケット・コート選び方
ダウンジャケット・コート選びには、デザインだけでなく保温性と重量感のバランス、さらには着用するシーンを考えることがポイントです。ダウンジャケット・コートを選ぶ際にチェックしたいポイントを7つ紹介します。ダウンの暖かさだけでなく、それぞれの生地の機能性も確認しましょう。
1
使用シーン
2
素材
3
フィルパワー
4
生地
5
構造
6
サイズ
7
防水性
1.使用シーン
キャンプや登山などのアウトドアで、急な天候の変化はつきものです。天候の変化に対応できるよう、ある程度の耐水性を備えたダウンジャケット・コートを選びましょう。各アウトドアメーカーから出ている最新のダウンジャケット・コートは、耐水性や撥水性能のある生地を使用したものが豊富です。
また、暖房の効いた電車や建物内は、保温性が高すぎると逆に汗をかいて体を冷やしてしまいます。日常生活で着用する際は、保温性にこだわりすぎないようにしましょう。
2.素材
ダウンジャケット・コートの保温性を大きく左右するのは、ダウンの使用量です。ダウンの配合率の高い方が暖かくより高級なので、暖かさを求めるならばダウンの配合率が高いものを探しましょう。
主にどのような場所で着用したいのかを想像し、通気性や温度調節のしやすさなども考慮することが大切です。タウンユースでの着用や汗をかきやすい人であれば、ダウンの比率を低めに選びます。
ダウン80%、フェザー20%くらいのものが、タウンユースで暖かさを確保しつつ着心地の良さも損なわない割合の目安です。
3.フィルパワー
フィルパワー(FP)とは羽毛のかさ高を表す単位です。フィルパワーの値が高いほど羽毛自体のふくらみが大きく、ふくらみが大きいほど暖かく良質なダウンであると判断されています。
一般的にはフィルパワー600以上で良質、フィルパワー700以上で超高品質のダウンとされていますが、フィルパワーが500のものと800のものとで、体感温度の違いは感じにくいのが実状です。
それでは、フィルパワーは何の目安になるのでしょうか?それはずばり、ダウンジャケットの軽量性です。ダウンの使用量が少ないジャケット・コートであっても、フィルパワーが高ければ、十分な暖かさを確保しつつより軽量に仕上げることが可能。
寒い季節はインナーやニットなど着用する衣類も多いので、「アウターは軽いものがいい!」という人は、フィルパワーの値をチェックしてみてください。
4.生地
暖かさを左右するポイントとして、「防風性」も大切なポイント。防風性とは、吹きつける風を防ぐ性能を意味します。ダウンジャケットの表面素材が綿やウール混紡などの素材は風を通しやすく、ポリエステルやナイロンなどは風を通しにくい特徴があります。暖かさ重視の本格的なアウトドアダウンに、ナイロン系の素材が多く使われているのはそのためです。
一方で、表面に綿を使用したジャケットは、独特な質感がおしゃれで、個性を出したい人におすすめです。防風性はナイロンより劣りますが、タウンユースであれば保温性もそこまで気になりません。
5.構造
ダウンジャケット・コートの防風性を高めるには、素材のほかに仕立ての細かい構造に目を向けてみましょう。違いを見るにはフロントファスナー部分に注目です。
おすすめは、ファスナーの表や裏にファスナーを覆うように生地(ウィンドストッパー)を縫い付けているものです。ウィンドストッパーがあると、ファスナー部分から寒気が入り込むのを防いでくれます。
袖口は、リブ加工やスナップボタン、ベルクロで、袖口の締まり具合を調整できるものがベターです。袖口を締められると、そこからの風の侵入を防げます。
6.サイズ
ダウンジャケットはサイズ選びも重要です。アウターだからと大きめを選ぶと、体とダウンジャケット・コートに隙間ができることで保温性が下がってしまいます。かといって、小さめを選ぶと重ね着がしにくい場合も。
ダウンジャケット・コートのサイズは、「インナー+薄手のカーディガンやパーカーなどのシャツを着た状態で体にフィットするサイズ」が使いやすいです。
7.防水性
アウトドアシーンで着用するのなら、防水性や撥水性の有無も確認しましょう。暖かさはアウターの中で群を抜いているダウンジャケット・コートですが、羽毛が濡れると途端にその高い保温性を失ってしまいます。アウトドア用なら雨や雪に負けないように、防水・撥水加工が施されているものがおすすめです。
タウンユースで検討している方は、撥水加工があるもので十分。洗濯をすると効果が薄れてしまうので、撥水スプレーなどを使用しましょう。
レディースのダウンジャケット・コートの人気ブランド&おすすめアイテム22選
CANADA GOOSE(カナダグース)
ザ・ノース・フェイス
MAMMUT(マムート)
Marmot(マーモット)
MONCLER(モンクレール)
karrimor(カリマー)
patagonia(パタゴニア)
ナンガ
adidas(アディダス)
PUMA(プーマ)
Columbia(コロンビア)
コロンビア独自の撥水機能、熱反射保温機能を施したダウンジャケットです。ウエストのドローコードを絞ればスタイルチェンジも楽しめます。
ウィンターシーズンのアウトドアシーンやタウンユースに最適な一着です。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL
- カラー展開:ブラック、キャメル
- 中綿:ダウン80%、フェザー20%
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
雪や雨で活躍するダウン防水ジャケットです。ミニマルなデザインと機能性を両立させ、タウンユースにも最適。防水透湿性に優れたGORE-TEX PRODUCTSの2レイヤーを使用しています。体の動きを妨げにくい立体設計で動きやすさも抜群。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL
- カラー展開:アッシュブルー、ブラック
- 中綿:ダウン80%、その他の羽毛20%
DANTON(ダントン)
光沢を抑えた生地感と女性らしいシルエットがおしゃれなダウンコートです。袖口は二重構造のリブニットになっているので、冷気をシャットアウトしてくれます。取り外し可能なフェイクファーつきで、コーディネートの幅が広がること間違いなしです。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M
- カラー展開:ブラック、ネイビー、ベージュ、オリーブ、カーキ、ブラウン
- 中綿:ダウン80%、フェザー20%
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)
体を暖かく包み込むロング丈のフーデッドダウンコートです。華やかな着脱式のエコファーや微光沢のある表地によって、カジュアルながら上品な印象も!タウンユースにもぴったりです。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S
- カラー展開:ネイビー
- 中綿:ダウン70%、フェザー30%
無印良品
膨らみの大きな750フィルパワーの羽毛を使用したダウンコート。シンプルなデザインでどんなスタイルにもフィットします。
雨水を転がして弾くほどのしっかりとした撥水機能が自慢。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL
- カラー展開:ブラック、アイボリー、スモーキーグリーン
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
Gymphlex(ジムフレックス)
軽く耐久性に優れたナイロンタフタ素材を使用したダウンジャケット。サイドのスリットやVネックなど、
細部までこだわったデザインが魅力です。ゆったりとしたシルエットなので、インナーを選びません。
【基本情報】
- サイズ展開:12、14
- カラー展開:カーキ、ブラック、アイボリー、チャコール
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
NANO universe(ナノユニバース)
リバーシブルで着用でき、
コーディネートの幅が広がる一着。ダウンの量がほどよく調整されており、すっきりとしたシルエットが特徴。撥水加工が施されており、多少の雨や結露には耐えられます。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M
- カラー展開:ブラック、カーキ、アイボリー
- 中綿:ダウン80%、フェザー20%
ADAM ET ROPE' (アダムエロペ)
シンプルかつ美しいデザインが老若男女に愛される1着。ニットが不要なほどの暖かさと、
アウトドアブランド同等の防水性&透湿性を実現した、700フィルパワーの高機能ダウンジャケットです。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL、
- カラー展開:ブラック、カーキ、マスタード、オフホワイト
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
INDIVI(インディヴィ)
着膨れしにくい細身のシルエットが特徴のダウンコートです。ヒップが隠れる丈で暖かいのはもちろん、
どのようなボトムとも相性抜群。撥水機能と抗菌防の機能を兼ね備えた素材を使用しているのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ展開:XXXS、XXS、XS、S、M
- カラー展開:ネイビー、ブラック、アイボリー、ブラウン
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
WOOLRICH(ウールリッチ)
きれいなラインが特徴のダウンジャケットです。撥水性と防風性をそなえており、タウンユースからアウトドアまでさまざまなシーンで重宝します。
抗菌加工を施した素材を使用しているので、清潔に保てるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL
- カラー展開:ブラック、アイボリー、ネイビー、カーキ
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
HERNO(ヘルノ)
撥水加工を施した生地を採用したダウンコートです。軽くソフトな肌触りなので、着心地がよくストレスを感じることもありません。スタンドカラーは、スナップボタンのつけ方次第でさまざまなシルエットが楽しめます。
【基本情報】
- サイズ展開:40、42、44
- カラー展開:グレー
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
PYRENEX(ピレネックス)
ソフトな肌触りと優れた伸縮性が魅力のダウンジャケットです。ダウンをたっぷりと使用しているため保温性も高く、寒い日も快適に過ごせます。着脱可能なフードつきなのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ展開:34、36、38、40、42、44
- カラー展開:ネイビー、ブラック、アイボリー、カーキ、グレー
- 中綿:ダウン90%、フェザー10%
ダウンジャケット・コートの弱点の水濡れをカバーするには?
とても暖かいうえに、軽量で言うことなし!と思えるダウンコートですが、ダウンコートにも弱点はあります。それは急な雨や雪などによる水濡れです。
ダウンは吸水しやすく、一度吸水してしまうと乾きにくい特性があります。こうした欠点をカバーするため、中綿にダウンやフェザーではなく化学繊維を使用した、水濡れに強いダウンコートもアウトドアブランドを中心に展開されています。
化学繊維の中綿はダウンに比べると重量が重くなりますが、水に濡れる可能性のある場所や天候が不安定な場所へ行く際には、多少重くても化繊混紡のダウンジャケットを選ぶようにしましょう。
最強の防水スプレー24選!種類別におすすめ製品を厳選
防水スプレーはいざ買おうとすると種類が多すぎて何を買えばいいのか分からないもの。この記事では雨や雪による水をはじく最強の防水スプレーを24製品厳選して紹介します。選び方や使い方も詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ダウンジャケット・コートの洗濯方法
ダウンジャケット・コートを洗濯したい場合は、洗濯表示をチェック!
手洗いが可能であれば、洗いおけやシンクに30℃以下の水と洗濯用洗剤を入れ、優しく押し洗いしましょう。沈めたり浮かせたりを20〜30回繰り返したら、水を張り替えすすぎます。最後に洗濯機で脱水をしたら、ハンガーにかけ陰干しして完成です。
洗濯機で洗える場合は、ネットに入れドライコースや手洗いコースなど弱水流コースで洗うのがおすすめ。羽毛が偏ることなく、ダメージも最小限に抑えられます。
家でできる!ダウンジャケットの洗い方や干し方を詳しく解説!
冬の防寒対策に欠かせないダウンジャケット。毎日着ていると襟や手首部分が汚れてきたり、キャンプなどでは油汚れや匂いがついてしまうことがあります。「何度もクリーニングに出すのはお金がかかる・・・」と思っている方は自宅での洗濯に挑戦してみましょう。正しい洗濯方法であれば、見た目もきれいになりダウン特有のふんわり感もキープできます。そこでこの記事では、自宅での洗濯方法や、上手な干し方のポイントを解説しますので、汚れが気になっている方は参考にしてみてください。
暖かくておしゃれなダウンジャケット・コートを着てアウトドアを楽しもう!
機能的でおしゃれなアイテムが豊富なダウンジャケット・コート。中綿の量や使われているダウンの割合、生地、シルエットなど、さまざまな機能・デザインのアイテムが販売されています。ダウンジャケット・コートを選ぶ際は、この記事で紹介した7つのポイントを参考に、自分に合った一着をゲットましょう。