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最強の防水スプレー24選!種類別におすすめの製品を厳選
2024.08.01ファッション
防水スプレーはいざ買おうとすると種類が多すぎて何を買えばいいのか分からないもの。この記事では雨や雪による水をはじく最強の防水スプレーを24製品厳選して紹介します。選び方や使い方も詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
制作者
まどか
家庭菜園やガーデニング、カメラ、旅行、ペットなど、さまざまなジャンルのWEBメディア編集を経て、hinataにジョインしました!大人になってからキャンプはご無沙汰でしたが、hinataでキャンプの魅力を再発見。キャンプ初心者の方にも分かりやすく、役立つ情報を発信していきます!
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もくじ
防水スプレーを使用するメリット
防水スプレーを使用する最大のメリットは、雨から衣類や靴などを守るということです。汚れ防止の効果もあるので、梅雨などの雨が多い季節でなくても有用性の高い便利なアイテムです。
スプレーの大きさは、大容量のものや手軽に持ち運べる小さめのサイズまでさまざま。そのため、コンパクトなサイズをアウトドア用に準備しておくのもおすすめです。
さらに防水スプレーの中には、素材に栄養や柔軟性を与えたり、色あせを抑えたり、埃やゴミなどの汚れを防いだりする効果があるものもあります。防水スプレーをかけることで、製品の保護効果も上がり、寿命が長くなることも期待できるため、「大切なものを長く使いたい」という人はそなえておきましょう。
防水スプレーの選び方
防水スプレーは数多くの製品が販売されており、適当に買うと「塗布したかったものに使えなかった」という失敗をする可能性があります。ここでは防水スプレー選びに失敗しないために、チェックすべきポイントを解説します。
種類
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防水スプレーは、大きく分けて「フッ素系」と「シリコン系」2つの種類があることをご存じでしょうか?
まずはそれぞれの種類の特徴を知りましょう!
フッ素系スプレー
防水スプレーの一般的なタイプです。繊維一本一本をコーティングして、素材の通気性を損なわずに防水します。そのため、対応できる素材が多く、大体のものに使えますが、持続力が少し弱いのがデメリットです。
シリコン系スプレー
持続力が高く、素材の表面に被膜をつくって、全体にシールドを張ることで防水します。表面の艶や滑りを良くする効果もありますが、素材の通気性を悪化させてしまうため、皮革製品などには使用ができません。
上記のほかに、フッ素系とシリコン系両方の性質を兼ね備えた「ハイブリッド系」の防水スプレーもあります。
持続性
防水スプレーを使用しても、洗濯や摩擦によってその効果は徐々に薄れていきます。そのため、使用するアイテムにもよりますが、定期的に防水スプレーを使用する必要があります。ただ、その頻度があまりにも短いと少し面倒に感じてしまいますよね。防水スプレーの中には洗濯や摩擦によって落ちにくいものがあるので、選ぶ際にチェックしておきましょう。
速乾性
通常、防水スプレーは塗布後、数時間おいて乾燥させてから効果を発揮します。完全に乾いていない状態で、水に濡れたり汚れがついたりしてしまうと、塗布したものが傷んでしまうだけでなく、防水スプレーの効果もなくなってしまうのです。スプレーを塗布後の乾燥時間を短くしたい人は、速乾性に優れた防水スプレーを選びましょう。
容量
防水スプレーにはさまざまな容量の製品があります。大は小を兼ねるとは言いますが、ガスは徐々に抜けていくため、必要以上に大きなサイズを購入するのはおすすめしません。防水スプレーは一般的に100mLで8〜10回程度使えるので、自分が使う頻度や使用人数を考慮して容量を検討してください。
噴射範囲
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防水効果を最大限に発揮するためには、ムラなく塗布することが重要なポイントです。基本的に防水スプレーは透明なので、一度塗布するとどこにかけたか分かりづらく、適当に使用すると塗布し漏れた場所が生じてしまいます。
防水スプレーをムラなくきれいにかけるには、噴射範囲が広い防水スプレーが最適。特に防水スプレーの使用に慣れていない人は噴射範囲が広いものを選ぶのがベターです。
防汚・消臭などの+αの機能
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防水スプレーはその名の通り、水が染み込むのを防ぐ効果が備わっていますが、基本的には防汚効果も発揮します。防水・防汚効果だけでなく、より強い防汚効果や、消臭効果のある製品も販売されているので、自分の目的に合わせて機能も確認しておきましょう。
防水スプレーと撥水スプレーの違い
防水スプレーと撥水スプレーの違いをご存知でしょうか?実は一般的に普及しているスプレーは、防水と撥水にそれほど違いがないとも言われています。防水スプレー選びで大事なのは、「塗布したい物に使用できるかどうか」という点なので、防水なのか撥水なのかはあまり気にしなくても良いでしょう。防水スと撥水の違いは以下の通りです。
- 防水:水を裏側まで通さないことで、水の通り道を塞いで生地への水の浸透を防ぎます
- 撥水:生地の表面で水を弾くことで、コロコロとした粒状の水となって弾きます
【フッ素系】最強の防水スプレー14選
【シリコン系】最強の防水スプレー3選
【ハイブリッド系】最強の防水スプレー7選
【番外編】洗濯で撥水加工ができる撥水剤もチェック
防水スプレーの効果的な使い方
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防水スプレーはただ塗布をすれば良いものではありません。正しい使用方法で塗布してはじめて防水効果を最大限発揮できます。ここでは防水スプレーの一般的な使用方法を解説します。
きれいな状態でスプレーしよう
防水スプレーを使用する際は、新品かキレイな状態でするのがベストです。表面に汚れが付着したままではスプレーの効果が長持ちしないどころか、靴や衣服を傷める原因になります。
新品は購入後すぐ、手持ちの物は洗った後に、革靴は靴用の消しゴムなどで汚れを落とし、ブラッシングしてからスプレーをかけましょう!
革靴の事前クリーニング方法
お気に入りの革靴なら、できるだけきれいに長く履きたいものです。雨が降りそうな日には防水スプレーをさっと吹きかけて出かけたいですが、防水スプレーは前準備が大切。そこで、前項にある事前のクリーニング方法についても詳しく紹介します!
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【革靴のクリーニング方法】
- 靴ひもを取る
- 馬毛のブラシを使い、ていねいに前から後ろに向かってブラッシング。このとき、シューホール付近などの細かい部分は特に念入りにブラッシングしましょう。
- リムーバーを清潔な布にとり、布に付けて薄く伸ばします。靴に直接塗ったり、量が多かったりするとシミになる可能性があるので注意が必要です。この作業を2回ほど行うと、より汚れが落ちます。
- 布のきれいな面でしっかり汚れを拭き取る。
- シューラスターやシュークリームと呼ばれるクリームを薄く塗ります。色は同じ色のものか、少し薄いくらいの色味の物を使用しましょう。
- 豚毛のブラシでブラッシングし、余分なクリームを落とし、靴に色を馴染ませます。
- 最後に布のきれいな面でしっかり磨き、その後防水スプレーをまんべんなく吹きかけます。
ムラなくコーティングしよう
防水スプレーは、たくさんかければ効果があるというわけではありません。20~30センチほど離して2~3秒、全体をムラなくコーティングし、少し湿るくらいにスプレーします。2回に分けてかけるなど、何度か繰り返して防水処理を施した方が効果的ですよ。
スプレーした後は完全に乾燥させよう
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防水スプレーは、完全に乾燥させていないと定着が弱く、防水効果が薄れる原因になります。速乾性が高いものもありますが、必ず防水スプレーに記載されている乾燥に必要な所要時間以上は乾かすようにしましょう。
服や靴などを使用したい日から逆算をして、日程に余裕を持って防水スプレーを施すのがおすすめです。
傘ならドライヤーを活用するのも手
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フッ素系の撥水・防水スプレーをかけた傘なら、ドライヤーで仕上げをするのがおすすめです。もともと、傘にはフッ素系の防水加工が施されています。そこに追加でフッ素系の防水スプレーをかけるだけでもちろん効果はありますが、より防水効果を発揮させたいなら最後にドライヤーのひと手間を。ただし、過度に熱風を当てすぎないように注意しましょう。
防水スプレーを使うときの注意点
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防水スプレーには化学薬品が使用されているため、安全に使用するために注意したいポイントが複数あります。防水スプレーの使用を検討している人は、以下の内容をしっかりチェックしておきましょう。
使用上の注意を確認
防水スプレーには、フッ素やシリコン、定着剤など、さまざまな薬剤が使われているため、個人の判断で適当に使用するととても危険です。使用前には各製品の使用上の注意を必ず読んで、その内容に従うようにしてください。
必ず屋外で使う
防水スプレーにはさまざまな薬剤が使われているため、多量を吸い込んでしまうと体へ悪影響を及ぼす危険性があります。スプレーをかける際は必ず屋外で、できるだけ風上から風下に向けて吹きかけるようにしましょう。風向きが適切でないと、屋外であっても誤って吸い込んでしまうこともあるので注意が必要です。また、より安全に塗布を行うために、マスクを付けるのもおすすめです。
周囲に人がいないか確認
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前項でも触れましたが、防水スプレーには人体に有害な物質も含まれています。原則屋外で使用するほかに、周囲に人がいないか確認しましょう。場合によっては近くに人がいると、その周りの人が誤って吸い込んでしまう可能性もあります。特に小さな子どもや動物は影響が出やすいので、子どもやペットと暮らしている家庭は要注意。防水スプレーは便利なアイテムですが、体に良くないものが使われていることを意識し取り扱いに注意してください。
過度な噴霧に注意
防水スプレーをしっかりかけようとして、スプレーと物の距離がつい近くなってしまっていませんか?しかし、スプレーを使う距離が近すぎると、塗布した場所にシミのようなものがついてしまう可能性もあります。そのため、スプレーは25〜30cm離し、5秒程度の短時間でまんべんなくかけるように意識しましょう。
防水スプレーが向かないアイテム
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靴などに使われることが多いエナメル素材ですが、実は防水スプレーの使用には向きません。誤ってかけてしまうと、エナメル独特の美しい光沢が失われ、曇ったような質感に変わってしまいます。くれぐれも使用しないように注意しましょう。
防水スプレーで雨の日を快適に!
防水スプレーは、防水や撥水の効果だけでなく、スプレーを使用することで汚れを防ぎ、製品の保護にも役立つもの。新品のうちに防水スプレーをすれば、製品の長持ちにもつながります。梅雨どきや台風シーズンのみならず、防水スプレーを上手に活用して、雨の日を快適に過ごしましょう!