カビ除去スプレーの写真

【検証】カビソフト除去スプレーで、テントのカビはどこまで落ちる?

2023.03.29ノウハウ

愛用テントをうっかりカビさせてしまった…なんていう経験、お持ちではないでしょうか?今回、hinata編集部スタッフの私物であるカビさせてしまったテントを「カビソフト除去スプレー」を使って、実際にカビが落ちるのか検証してみました!結果は、いかに…?

油断してたら、いつの間にか生えている「カビ」

せっかくの愛用テントもカビが生えたら、意気消沈。

テントを見ている男性の写真
メンテナンスしていたつもりでも、気づいたら生えてしまっている「カビ」。大なり小なり、発見した時にはヘコんでしまいます…。 このようにカビが生えてしまったテントは、もう元の状態には戻ってくれないのでしょうか?

なぜテントにカビが生えちゃうの?

カッパを着て傘を持っている子供の写真

出典:hakase_ / ゲッティイメージズ

そもそもカビは、温度が25度~30度、湿度が80%以上あるところで育ちます。 なので… キャンプから帰宅 → バッグに入れっぱなし → 湿気が生じる = カビが発生 こういう理由から、テントにカビが生えやすくなる環境が生まれます。 梅雨から夏にかけての湿気を感じる時期に発生しやすいイメージが強いカビ。しかし、冬でも室内と室外の気温差で湿気が発生するので油断大敵です!

テントのカビ除去時の強い味方「カビソフト除去スプレー」

今回は、テントにカビが生えたときはコレ!と評判の「カビソフト除去スプレー」を使って、検証します! 「ハードタイプ」もありますが、テントの変色や生地を傷めて穴が開いてしまうなどのダメージが懸念されるので控えた方が良いかもしれません。

早速検証!「カビソフト除去スプレー」の効果は、いかに…?

事前準備

カビ除去スプレーや雑巾、ゴム手袋
【必要なもの】 カビソフト除去スプレー本体・マスク・ゴム手袋・雑巾 【注意】 ・塩素の匂いが強烈なので、気になる方はマスクを二重にして使用することもオススメします。 ・換気は必須です。庭やベランダなどの屋外、空気がこもらない場所で行うようにしましょう!

カビ除去作戦スタート!

カビの生えたテント
カビの生えたテントの写真
まず、カビの場所と範囲を確認!黒カビは、しっかりと生えていました…。しかも、なかなかの広範囲です。改めて見ると、このカビソフト除去スプレーだけで本当に落ちてくれるのか不安になります。
カビの生えたテントにカビ除去スプレーをかけている写真
とはいえ、噂ではかなり実力派のカビホワイト除去スプレー。その威力を信じて、カビ除去に挑戦です! ポイントはカビの場所がしっかり濡れるまで吹き付けること!目安としては、1平方メートルの範囲に対して、20回ほど噴霧します。
ストップウォッチで時間をはかっている写真
製品の説明書きには「約30分放置する」と書かれていますが、スプレーによってテントがダメージを受けてしまう恐れがあるので、約10分ほどで大丈夫ですよ◎
テントを雑巾で拭いている様子
時間が経過したら、まずは濡れ雑巾でスプレーで濡らした場所を拭き取ります。カビの範囲が広い場合は、水で直接洗い流すのもオススメ!この際しっかりと拭き落とすことで、今後もカビが生えにくくなります。

「カビソフト除去スプレー」を使った結果は…

カビが取れたテントの写真
カビはどこ?!と、hinata編集部スタッフで顔を見合わせるほど、綺麗さっぱりカビが消えました! カビソフト除去スプレー使用後は、塩素の匂いが染み付いてしまっているので、乾燥を怠らないようにしましょう!ちなみにhinata編集部は、1日外で干したら塩素の匂いはほぼ無くなっていましたよ! (※ひどいカビ汚れの場合は、2回以上繰り返してみてください。今回の検証では1回で、ここまで綺麗になりました!)

そもそも論。カビを生やさないために事前にできる対策を知っておこう

洗濯物を干している写真

出典:Ramon Portelli / ゲッティイメージズ

乾燥が鉄則!湿気が敵なので、使用後は「しっかり干す」

綺麗にカビ除去ができたとはいえ、カビを生やさないことに越したことはないですよね。冒頭でも説明した通り、カビにとっては高湿気が好環境なので、収納するまえに「乾燥」をしっかりしましょう! ・キャンプ場での外干し 晴天時には、キャンプ場でしっかり干してから持って帰るのが1番ラクであり、手間も省けます。 ・帰宅後に自宅の駐車場や庭を使って外干し 雨天時のキャンプの場合、帰宅してからの乾燥になりますが、面倒臭がらずにちゃんと干しましょう! 駐車場や庭を持ち合わせていなくても、ベランダ干しで十分です!

テントにカビが生えてしまった時は除去スプレーを使おう!

いかがでしたか?「カビソフト除去スプレー」の威力には、検証したhinata編集部も驚きの結果となりました!カビを生やさないことが1番良いのですが、このような事態に陥ってしまった場合やお手持ちのカビテントに困っている場合には、ぜひ参考にしてみてください☆


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