キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
靴に撥水スプレーをかけている様子

出典:PIXTA

【用途別】最強の撥水スプレー17選|衣類・靴・ゴアテックスにもおすすめ

2025.05.30ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

雨や雪による服や靴の水濡れ、家の水まわりの水垢・汚れを防止する、最強の撥水スプレーを紹介!ゴアテックスや革製品に使用できるものなど、おすすめのアイテムを厳選しました。用途別の失敗しない選び方、使い方のコツも解説します。

最強の撥水スプレーとは?防水スプレーとの違いも解説

ゴアテックスの撥水効果

出典:PIXTA

撥水と防水の違い(透湿性/防水性)

撥水スプレーと防水スプレーはどちらも水を弾く効果がありますが、仕組みと用途に違いがあります。 撥水スプレーは、生地の表面をコーティングして水を水玉状にはじくのが特徴。通気性(透湿性)を確保できるため、ゴアテックスなどの高機能素材や衣類に適しています。ただし、水圧が強いと染み込むこともあります。 防水スプレーは、生地の隙間を埋めるように浸透し、水の侵入をブロックします。そのぶん蒸れやすくなるため、靴やバッグ、傘などに使われることが多いです。 どちらを選ぶかは、使うアイテムとシーンによって変わるため、成分や用途をよく確認しましょう。

撥水スプレーが活躍するシーンとは?

撥水スプレーは、日常生活からアウトドア、災害対策まで幅広く活躍する便利アイテムです。たとえば以下のように活用できます。
  • 通勤・通学の衣類やバッグの雨対策
ゴアテックス素材のアウターやリュックにスプレーすれば、水濡れや汚れを軽減できます。
  • 革靴やスニーカーの保護
水だけでなく泥・油も弾くため、きれいな状態を保ちやすくなります。
  • キャンプや登山などアウトドアシーン
テントやタープなどのギアに使用すれば、撤収時の水はけが良くなり片付けもラクに。
  • 洗面所やシンクなどの水まわり
水あかやカビの発生を防ぐことで掃除の頻度を減らす効果も期待できます。 素材や使用環境に合わせてスプレーを選べば、道具や衣類の寿命を延ばし、快適に過ごせます。
もっと見る

撥水スプレーの選び方!初心者も安心

撥水スプレーを選ぶ上で知っておきたいポイントを紹介します。自分の使いたいアイテムにぴったりの撥水スプレーを選びましょう。

選び方のポイント

  1. 成分の種類で選ぶ(フッ素系/シリコン系)

  2. 素材に合った製品を選ぶ

  3. 速乾性に優れたタイプがおすすめ

  4. 利用頻度に合ったサイズと容量

成分の種類で選ぶ(フッ素系/シリコン系)

撥水スプレーの成分は大きく分けて「フッ素成分」と「シリコン成分」の2種類です。フッ素系は水や油への撥水効果があり、通気性が確保されるため衣類やダウン、革製品やゴアテックスなどの防水透湿素材にも使える製品が多くあります。 シリコン系は水を弾く効果が高く、またその持続性にも優れており、傘やレインアイテムなどに適しています。さらにフッ素成分とシリコン成分のどちらも含まれた製品もあり、使用できるアイテムは撥水スプレーによって違いますので、成分だけでなくスプレーの注意書きをよく確認して選びましょう。

素材に合った製品を選ぶ

撥水スプレーは素材によって効果の出方が異なります。たとえば以下の通り。素材に合わないスプレーは、シミの原因になることもあるので注意が必要です。
使用対象適した成分と理由
ゴアテックス・透湿素材・フッ素系 通気性を保ちつつ撥水効果を発揮。生地を痛めず長持ち。
革製品(靴・バッグ)・フッ素系(通気性重視) 風合いを保ちながら水・油を弾く。シリコン系は変色リスクあり。
傘・レインウェア・シリコン系 強力な撥水力と持続性が特徴。防水力重視の場面におすすめ。
家まわり(シンク・浴室)・シリコン系+防カビ成分 撥水・防汚・カビ防止を同時にカバー。
テント・アウトドア用品・フッ素+シリコン併用型 撥水と防汚を両立。耐久性重視のモデルが多い。

速乾性に優れた撥水スプレーがおすすめ

衣類や靴などに使用する撥水スプレーは、スプレー後の乾いた状態から撥水効果が発揮されるものがほとんど。撥水効果の持続性や速乾性も把握しておきましょう。
  • 速乾タイプ
  • 数分で乾くため、お出かけ前の急いでいるときや、天気の急変などにも効率よく使えて便利。ケアに時間がかけられない人にもおすすめです。
    • 長時間タイプ
    乾燥に時間がかかりますが、効果は1週間〜数週間と長持ち。休日などにしっかりとメンテナンスできる人におすすめです。

利用頻度に合ったサイズと容量

サイズや容量は製品によって異なり、コスパにも関わるポイント。さまざまなアイテムに万能に使える撥水スプレー、撥水効果以外にも防汚・除菌・UVカットなど幅広く効果を発揮するものは、必然的に使用頻度も上がります。大容量タイプもあるため、利用頻度に応じてチェックしてみましょう。

失敗しがちな選び方【注意点まとめ】

撥水スプレーは、選び方を間違えると効果が感じられなかったり、素材を傷めてしまったりすることもあります。よくある失敗例と注意点をあらかじめ把握しておきましょう。
  • 成分を確認せず購入する
撥水スプレーには「フッ素系」「シリコン系」「混合タイプ」があります。ゴアテックスや革製品にシリコン系を使うと、通気性を損ねたりシミになったりすることがあります。必ずパッケージに書かれた「使用可能素材」を確認しましょう。
  • 素材に合わないスプレーを使う
たとえば、スエード・起毛素材・透湿防水素材などは繊細な生地です。対応していないスプレーを使うと色ムラやベタつきが残る可能性があります。素材に特化したタイプを選びましょう。
  • 厚塗りしすぎてシミになる
「効果を強めたいからたくさんかける」は逆効果。一度にたくさんかけると、スプレー跡やシミが残る場合があります。20〜30cm離して薄く、2〜3回に分けて吹きかけるのがおすすめです。
  • 乾燥時間を守らず使ってしまう
スプレー後は完全に乾かすことが大前提。乾燥が不十分な状態で使用すると、撥水効果が出ないばかりか衣類や靴が濡れやすくなります。時間がないときは「速乾タイプ」を選ぶのも一つの手です。
  • 撥水と防水の違いを理解していない
撥水スプレーは「水をはじく」効果であり、防水スプレーのように完全に水を通さないわけではありません。雨の中で長時間使用する場合は、撥水+防水の機能性を理解して併用するのが良いでしょう。
もっと見る

【用途別】耐水性最強の撥水スプレーはこれ!

それぞれの用途別におすすめの撥水スプレーを紹介します。使用箇所に合わせて最適なアイテムを使って、効果を最大限発揮させましょう。

衣類・ゴアテックスにおすすめ

テント・アウトドア用品におすすめ

シンクなどの水まわり向き

鞄や靴などの革製品向き

撥水スプレーを効果的に使うコツ

撥水スプレーを効果的に使うためには、まず製品の使用方法を守ることが大切です。さらにその効果を高めるポイントを紹介します。

使用前に汚れをしっかり落とす

スプレーする前に、対象物のホコリや汚れをきちんと拭き取ることが大切です。汚れが残ったままだと、撥水成分がうまく密着せず効果が落ちるほか、ムラやシミの原因になることも。

スプレーは「薄く重ね塗り」が基本

効果を高めようとして一度にたっぷり吹きかけるのはNG。20〜30cmほど離れた位置から、全体にまんべんなく2〜3回に分けて塗布するのがコツです。厚塗りすると素材にしみ込んでしまい、跡が残る可能性があります。

乾燥時間をしっかり確保する

多くの撥水スプレーは乾いてから初めて効果を発揮します。短くても数分、長いものでは6〜12時間ほど必要な製品もあるため、説明書の指示をよく確認しましょう。速乾タイプを使えば、急な雨でも出かける前にサッと使えて便利です。

撥水力をキープするためのポイント

撥水力をキープするために、3週間〜1カ月に1回程度の再塗布を心がけましょう。濡れたら毎回かけ直すのではなく、「効果が落ちたタイミングで再度コーティング」するのが最適です。

撥水スプレーに関するよくある質問(FAQ)

防水機能のあるテントの画像

出典:PIXTA

撥水スプレーの効果を引き出すには、正しい知識をもって使うことがマスト。ここでは、撥水スプレーを選ぶ前・使う前に知っておきたいよくある質問をまとめました。はじめての人も安心して使えるよう解説します。

Q. ゴアテックスに使える撥水スプレーはどれ?

ゴアテックスなどの防水透湿素材には、フッ素系の撥水スプレーがおすすめです。通気性を保ちながらしっかり水を弾いてくれるため、素材本来の性能を損ないません。特に人気なのは以下のアイテムです。
  • 「3M スコッチガード 衣類・繊維製品用」
ゴアテックスに公式対応。通気性を損なわず安心して使用可能。
  • 「コロニル ナノプロ」
ナノテクノロジー採用。防水透湿素材にも使える強力スプレー。 スプレー缶の「使用可能素材」欄を確認し、必ず「防水透湿素材対応」や「ゴアテックスOK」と明記された製品を選びましょう。

Q. 撥水スプレーは雨に濡れたあとでも使える?

濡れている状態では効果が出にくいため、しっかり乾いた状態で使用するのが基本です。濡れたまま使用すると、撥水成分が定着せずムラや効果不足の原因になります。

Q. 家の中で使っても大丈夫?

撥水スプレーは換気の良い場所で使用するのが基本です。室内で使う場合は、必ず窓を開ける・マスクを着用するなどの対策を取り、周囲の家具や床が汚れないように新聞紙などで保護しましょう。

Q. 撥水スプレーは傘にも使える?

はい、使えます。シリコン系の撥水スプレーは傘の布地にしっかり密着しやすく、強い撥水効果が期待できます。傘用と明記された商品や、衣類・布製品兼用のスプレーを選ぶと安心です。

Q. 撥水スプレーで汚れも防止できる?

防止できます。撥水スプレーは水だけでなく油や泥汚れも弾く効果があるため、衣類・靴・バッグなどの日常アイテムの汚れ予防に有効です。中には防汚・除菌・UVカット機能付きの多機能タイプもあるので、用途に合わせて選びましょう。

Q. 子どもの靴や衣類に使っても大丈夫?

食品衛生法適合やノンガスタイプの撥水スプレーを選べば安心です。たとえば「アイガーテック 超撥水」などは安全性が高く、ベビー服や子ども用品にも使えると評価されています。成分や注意事項を事前に確認してから使用しましょう。

撥水スプレーをすれば雨の日のアウトドアも安心

天気の悪い日の強い味方になる撥水スプレーは、ふだんのお出かけはもちろん、アウトドアでも頼れる存在。衣服や靴、帽子などはもちろん、テントやタープなどのギアもしっかり撥水してくれます。水の侵入を防ぐ以外に片づけも簡単に、汚れもつきにくくしてくれるため、雨の日だけでなく定期的な使用がおすすめです。

今回紹介したアイテム

商品画像3M スコッチガード 防水スプレー 衣類・繊維製品用W.P.S. 防水スプレー Ver2.03M スコッチガード 防水&UVカットスプレー 繊維製品・衣類用アイガーテック 超撥水 超持続Evoon 防水スプレー ネオテクト‎近与 SUN UP SW-420-2ブリーズクリアWR 撥水コーティングスパイダーシールド コーティング剤 アイオン ヌリコ 撥水・防汚泡クリーナーTipo s 超撥水剤 弾き! 防汚コーティング剤 スプレータイプSHIELD 水回り 撥水スプレーコーティング剤 HOME SHIELDプラルタ 撥水スプレーコロンブス アメダス420コロンブス デリケートレザープロテクター280コロニル 1909シュプリームワックススプレーコロニル ナノプロ3M スコッチガード SG-S300
商品名3M スコッチガード 防水スプレー 衣類・繊維製品用W.P.S. 防水スプレー Ver2.03M スコッチガード 防水&UVカットスプレー 繊維製品・衣類用アイガーテック 超撥水 超持続Evoon 防水スプレー ネオテクト‎近与 SUN UP SW-420-2ブリーズクリアWR 撥水コーティングスパイダーシールド コーティング剤 アイオン ヌリコ 撥水・防汚泡クリーナーTipo s 超撥水剤 弾き! 防汚コーティング剤 スプレータイプSHIELD 水回り 撥水スプレーコーティング剤 HOME SHIELDプラルタ 撥水スプレーコロンブス アメダス420コロンブス デリケートレザープロテクター280コロニル 1909シュプリームワックススプレーコロニル ナノプロ3M スコッチガード SG-S300
商品リンク

特集・連載


あわせて読みたい記事