【話題】無印良品の“虫が載っていない”殺虫剤！使用感と同様アイテム5選を紹介

話題の製品は、無印良品が販売する「ごきぶり駆除スプレー」(税込990円)。一般的な殺虫剤の多くは、ゴキブリや蜂などのイラストや写真がプリントされ、目立つようなパッケージと文字デザインが特徴的です。 一方、無印良品のごきぶり駆除スプレーは、パッケージのどこにも虫のイラストが描かれていないので、「たとえイラストであっても虫を見たくない！触りたくない！」という人も、心理的な負担なく使えるのが魅力。パッケージ上の“ごきぶり駆除スプレー”の文字は、グレーで目立ちにくい色をしていて、見た目は殺虫剤ではなく、ガス缶や防水スプレーのようにも見えます。 “ごきぶり”の文字はあえて小さくしていると公式サイトでも紹介されています。SNS上では、「おしゃれ！」「インテリアになじみそう」などのコメントが多数。あえてカタカナではなく、ひらがなで表記しているのを賞賛する声もありました。

殺虫剤に虫のイラストや写真が載っていないのはうれしいポイントですが、重要なのは使い心地や効果です。そこで今回は実際に製品を購入し、使用感をレビューします。

容量は300mLで、使い切りやすいコンパクトサイズ。500mLのペットボトルよりもやや小さいサイズ感なので、一人暮らしでも持て余すことはなさそう。 使用の際は、噴射口の上についたストッパーを上に折り曲げ、切り離してから噴射します。実際に使ってみたところ、噴射レバーを軽く引くだけで、簡単に噴射できました。小さなごきぶりには1～2秒、大きなごきぶりには6～8秒、隙間に逃げ込んだ場合は1～2秒が、スプレーを噴射する時間の目安だそうです。

殺虫剤を使うときに、薬品特有の強烈なにおいが苦手…と感じる人も少なくないかもしれません。 無印良品のごきぶり駆除スプレーは、オレンジ精油で香りづけがしてあるのも特徴のひとつ。実際に噴射してみると、さわやかな柑橘系の香りがして、嫌なにおいは感じませんでした。これであれば、室内でも抵抗感なく使えそうです。 ただ、テーブルに吹きかけたところ、殺虫スプレーの成分が噴射した場所に残って、わずかにべたついてしまいました。使用後は、噴射した場所を掃除することをおすすめします。

虫嫌いな人にとって、少しでも離れた位置からゴキブリを撃退したいと思うのは当然のこと。具体的にどのくらいまでの距離であれば、離れて噴射しても効果がありそうか、検証しました。

まずは、手元から50cm離れた位置にペーパータオルを設置して、無印良品のごきぶり駆除スプレーを噴射します。軽く握っただけで勢いよく中身が発射され、ピンポイントで殺虫成分を吹きかけられました。 50cmというと一般的な新聞紙の縦の長さとほぼ同じ。腕を伸ばせば、ターゲットからさらに距離をとることも可能です。この距離で狙ったところに噴射できるのは、優れたポイントだと感じます。

ペーパータオルを確認してみると、殺虫成分が全体に染み込んでいるのがわかります。ゴキブリに接近しなくても、ピンポイントで狙って噴射できるので、虫嫌いな人でも安心といえるでしょう。

続いて、手元から1m離れた位置にペーパータオルを設置して、再びごきぶり駆除スプレーを噴射します。殺虫成分はかろうじて届きますが、距離が離れるにつれ、全体的に広がってしまいました。近距離のときよりも効果は薄そうです。

ペーパータオルを確認したところ、殺虫成分は全体的に薄くかかっており、染みは先ほどよりも薄い印象です。1m以上離れてしまうと成分が分散してしまうため、効果があまりなさそうだと感じました。 検証の結果、最大1mほどまでであれば、殺虫スプレーの成分が届くことがわかりました！

パッケージに虫のイラストや写真が描かれていない「ノーイラスト」の殺虫剤は、無印良品以外でも販売されています。虫嫌いでも“触れる”殺虫剤5選を紹介します。

無印良品の「ごきぶり駆除スプレー」は、虫の写真やイラストが載っておらず、虫が苦手な人でも使えるアイテム。強力なジェット噴射で、狙ったところに吹きかけることができるので、殺虫剤としての使い勝手も良いと感じました。 シンプルなデザインでインテリアを邪魔しないので、自宅に1本置いてあると便利！湿度の高くなる季節。心理的にも優しいごきぶり駆除スプレーで、“安心”を手に入れてみてはいかがでしょうか。