冬のキャンプの様子

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冬キャンプのおすすめテント20選!選び方から防寒方法まで

冬用テントは選び方が重要。ここでは、冬キャンプを快適に過ごすための、冬用テントの選び方やおすすめのテント、薪ストーブ等の暖房アイテム、防寒対策、結露対策を紹介します。テント内にこもって過ごすのか、屋外でBBQや焚き火を楽しみたいのか等、自分の冬キャンプスタイルに合わせてぴったりなテントを見つけましょう!

冬キャンプ用テントとは?

テントには主に春夏秋の3シーズン対応タイプと、冬の1シーズンに対応タイプがあります。その最大の違いは通気性&保温性の高さ。夏用テントで冬キャンプに行くと、寒風がテント内に入ってくるため、寒さで凍えてしまいます。冬キャンプ用テントを使用して、寒さの厳しい時期でも快適に過ごしましょう!

寒さを楽しむ

冬用テントを選ぶ前に、胸に留めておいて欲しいのが「いかに寒さを防ぐか?」と考えるということです。当然ですが、テントそのものには暖房は付いていません。寒さを防ぐことはできても、温めることはできないのです。 そして、寒さとどう付き合うかを考えましょう!「寒いけれどテントの中は、ポカポカにしてアウトドア気分を満喫したい」というなら、ツールームテントなどテントの中で寝食を取れるタイプのテントを用意しましょう。

一般的なテントの違いとは?

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冬用テントは風を防ぐために丈夫な素材を使っているので、少し重いものが多いです。その分、通気性&保温性の高さがしっかり保証されています。 また、冬用テントの形はキャンプスタイルによって変わります。テント内にこもって過ごすのか、BBQや焚き火を楽しみたいのか、居住スペースを多く確保したいのか、それとも寝るだけの場所だから狭くてもいいのか、と自分のキャンプスタイルに合わせて選べるのも魅力の一つ。

冬キャンプ用テントの選び方

冬用のテントは、夏用と違って機能性がかなり重視されます。そこで冬用のテントを選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントを解説していきます!

素材

冬キャンプ用テントは、コットンやTC (テクニカルコットン)素材がおすすめです。この二つの素材は、厚手の生地ながら通気性に優れているため、テント内が結露しにくく、使いやすいです! また、耐火性にも優れています!テントの近くで薪ストーブやバーベキューが楽しめるのも魅力の一つ。冬キャンプでも快適にアウトドアが楽しめるように素材にも注目してみましょう!

スカート付き

フライシートのしたから地面まで伸びている、カーテン状の生地をテントのスカートといいます。このスカートがあると、テントの中の空気が外に漏れにくくなります。そのため、テントの保温性が高まります。夏は通気性が良くないという特徴が邪魔になるので、スカートがついているのは冬用のテント特有の特徴です。冬用のテントを選ぶときはぜひスカートにも注目してください!

テント内の広さ

冬キャンプとなると、大型の暖房器具をテント内に入れたりする場合があります。狭い場所に薪ストーブを設置すると、テントが焦げたり、火傷や怪我をしたりと危険性もたくさん!安全にアウトドアを楽しむためにも、通行できる道を確保しておきましょう。特に、スペースに少し余裕をもったテントがおすすめです。

換気窓、煙突穴付き

冬用テントで重要なのがベンチレーションと煙突穴がついているかです。真冬になるとキャンプ場はかなり冷え込むのでストーブなどの暖房器具を使います。締め切った状態で暖房器具を使用すると一酸化炭素中毒になり、大事故になり兼ねません。また暖房器具の煙突は煙突穴を通して換気しないと一酸化炭素中毒のリスクが更に高まります。一酸化炭素中毒、極度な結露を防ぐためにもベンチレーションと煙突窓は必要不可欠です!

居住性重視なら!ツールームテントおすすめ4選

大きなテントの中に寝るインナーテントと、リビングが区切られているのがツールームテントです。設営には少々手間取るタイプも多いですが、居住性の高さは抜群!もちろん夏も含めて1年中使えます。フルクローズして寒風をシャットダウンすると、冬にその真価を発揮します。 おすすめの2ルームテントを紹介します!隙間風や冷気を防ぐための、スカートと呼ばれるテントの下部の部分、換気や結露対策にベンチレーションと呼ばれる部分が、しっかりしているものを選んでみましょう!
商品名[コールマン] ラウンドスクリーン2ルームハウス[コールマン] トンネル2ルームハウス[ノルディスク] Reisa 6[ロゴス] エアマジック PANELドーム
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サイズ320×230×170cm320×230×170cm230×280×200cm475×310×210cm
重量20kg16kg17kg15.4kg
使用人数4〜5人5人3~4人4人

換気窓付きで雪が積もりにくい!ティピー型ワンポールテントおすすめ5選

ワンポール(モノポール)テントはその名の通りポールが1本しかありません。そのため設営が非常に楽で形状から風に強いと言われています。寒い中、設営時間が少なくなるのはうれしいです。 大きさはさまざまですが、直径6メートルを超える大型テントの中では寝るスペースと、リビングスペースを十分に取れます。 おすすめのティピー型テントを紹介!このテントは換気窓付きで結露しにくく、雪も積もりにくいため、冬キャンプにぴったりです。
商品名[ノルディスク] Alfheim12.6m2[DOD] ビッグワンポールテント[ロゴス] ナバホTepee 400[キャプテンスタッグ] CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV[テンティピ] ジルコン 7 CP
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サイズ400×400×270cm460×460×300cm400×345×235cm390×410cm450×270cm
重量18kg12kg5.8kg11.5kg10.9kg
使用人数8〜10人8人4人7〜8人4〜8人

登山向け!冬キャンプ用テントおすすめ3選

キャンプ場よりも更に過酷かつ危険な環境に耐えなければならない山岳テント。そんな過酷な環境下でも快適に過ごせるテントを紹介していきます!
商品名[MSR] ハビチュード4 [ザ・ノース・フェイス] ワオナ6[ザ・ノースフェイス] ノーススター6
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サイズ363×241×185cm258×302×195cm290×360cm
重量5.5kg8.7kg10.06kg
使用人数4人6人4人

ツーリング向け!冬キャンプ用テントおすすめ4選

防水性や防風性など、あらゆる機能が備わったツーリング向けテントを紹介します。軽量のため、バイクの積載量の心配も入りません!
商品名[Naturehike] キャンピング プロフェッショナルテント[キャプテンスタッグ] エクスギア アルミツーリングドーム[アライテント] エアライズ1[スノーピーク] ラゴ Pro.air
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サイズ213.36×104.14×99.06cm210×285×130cm100×205×100cm205×100cm
重量1.6kg3.5kg1.36kg1.15kg
使用人数1人1〜2人1人1人

火に強い素材を採用し、薪ストーブ使用OK!煙突穴付きテント4選

おすすめのコットンテントを紹介します。コットンテントは見た目がステキ。特に冬の大敵である、結露が少ないのが特徴です。テント内に薪ストーブを配置できるため、冬でも快適に過ごせます!
商品名 S'more Bello 300ノルディスク アスガルド12.6スノーピーク スピアヘッド
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サイズ500×500×300cm400×375×250cm680×600×280cm
重量5.4kg21kg13.5kg
使用人数4〜5人2〜6人6人

雪中でのテント設営に気を付けるポイント

冬でも活躍するテントを見つけたところで、いよいよキャンプへ出かけよう!ところで、雪中でのテントの張り方、知っていますか?正しい張り方を学び、雪の降る日でもキャンプを楽しみましょう!

平らな土地を選ぼう!

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テントを設営した後、地面がぼこぼこになって不安定になるのを防ぐために、初めに雪の地面を地ならしする必要があります。スコップなどを用いると手早くできるのでおすすめ!この地ならしを簡単にするために、できるだけ簡単な土地を選んで設営を始めましょう。

ポールに雪が付かないように注意!

テントの立て方自体はいつもと変わりません。ただ気を付けるべきなのは、ポールの淵を雪に付けないようにすることです!雪が溶けて凍ってしまうと、片付けの際にポールをたたみづらくしてしまうのです。のちのち面倒なことにならないように、設営時から注意しましょう!

必ず雪用ペグを使用しよう!

テントを組み終えたらいよいよ大詰め!最後に気を付けることは雪用ペグを使用することです。普段使っているペグでは、雪の中ではすぐに抜けてしまいます。天候の変わりやすい山中でのキャンプでは、テントが吹き飛ばされかねないので、雪中でも抜けにくいペグを使うようにしましょう。これでテント設営は完了です!

雪の重さを固定に利用した十字ペグ

使用時に十字に開くことで、抜けにくくなる構造になっています。雪の重さを利用してより頑丈にテントを固定します!

冬キャンプの長年の課題!結露対策

冬キャンプでの長年の課題である結露対策ですが、そもそも結露が発生してしまう理由は、テント内外の温度差によるものです。理由が分かっていてもテント内外の温度差を完全になくすことは難しいです。そこで、可能な限りで行える結露対策方法を2つ紹介します。

定期的に換気する

定期的に換気することでテント内外の温度差をできるだけ小さくし、結露を減らすことができます。暖まった空気が出て行ってしまうため少し寒くなりますが、一酸化炭素中毒の予防にもなるのでおすすめです!

結露したらふき取る

結露が発生することは当たり前と諦め、発生したらふき取るようにすることで水でべちょべちょになることを防げます!ふき取る際にはマイクロファイバークロスなど吸水性のよいものを使うと楽です。

冬キャンプのテント選びは慎重に!

夏のテントがそのまま使える場合もその逆の場合もありますし、夏に使ってみて熱がこもって使いづらかったテントが冬テントにぴったりだったり、テント選びも季節や使う用途に合わせて色々ですね。テントが決まったら次は暖房を選びましょう!

今回紹介したアイテム

商品画像コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウスコールマン トンネル2ルームハウスノルディスク Reisa 6ロゴス エアマジック PANELドームノルディスク Alfheim12.6m2DOD ビッグワンポールテントロゴス ナバホTepee 400キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UVテンティピ ジルコン 7MSR ハビチュード4 ザ・ノース・フェイス ワオナ6ザ・ノースフェイス ノーススター6Naturehike キャンピング プロフェッショナルテントキャプテンスタッグ  エクスギア アルミツーリングドームアライテント エアライズ1スノーピーク ラゴ Pro.air S'more Bello 300ノルディスク アスガルド12.6スノーピーク スピアヘッド Pro.L
商品名コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウスコールマン トンネル2ルームハウスノルディスク Reisa 6ロゴス エアマジック PANELドームノルディスク Alfheim12.6m2DOD ビッグワンポールテントロゴス ナバホTepee 400キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UVテンティピ ジルコン 7MSR ハビチュード4 ザ・ノース・フェイス ワオナ6ザ・ノースフェイス ノーススター6Naturehike キャンピング プロフェッショナルテントキャプテンスタッグ エクスギア アルミツーリングドームアライテント エアライズ1スノーピーク ラゴ Pro.air S'more Bello 300ノルディスク アスガルド12.6スノーピーク スピアヘッド Pro.L
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