制作者
けんちゃん
キャンプ歴4年のアラフォーライター。子どもと一緒に楽しめるファミリーキャンプが大好きです。自然に囲まれた環境で、お酒を飲みながら子どもたちと過ごす時間が楽しみ。ずっと座り続けると腰が痛くなるため、チェアには人一倍気を遣っています。昔は海でするキャンプばかりでしたが、最近はもっぱら山キャンプがお気に入りです。
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もくじ
冬キャンプデビューするには?
出典:PIXTA
夏や秋におこなうイメージの強いキャンプですが、慣れてくると冬キャンプに興味を感じる人もいるでしょう。人や虫が少なく、料金が安くなるキャンプ場もあるため、冬キャンプが好きなキャンパーもいます。
しかし、冬キャンプにチャレンジしようと思っていても、なにを準備すればいいかわからない人が多いのではないでしょうか。そこで、寒さの厳しい冬キャンプを楽しむために必要なアイテムを紹介します。
暖房器具が必須の冬キャンプ
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寒さの厳しい冬キャンプでは、暖房器具が必須。一般的には20℃を下回ったあたりから暖房が必要になるといわれていますが、冬キャンプでは20℃を大幅に下回ります。
関東近郊では、10月頃から朝昼は冷えだし、12月頃には最低気温が0℃近くに。山間部でおこなうキャンプは、さらに気温の低い場所で過ごすため、体を暖める暖房器具が必要です。
キャンプの暖房器具を選ぶポイント
利用シーンや電源の有無などによって、暖房器具の選び方が変わります。暖房器具を選ぶときの基準になるポイントを解説するので、参考にしてみてください。
【種類】石油ストーブ、薪ストーブ…など選択肢は5つ
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種類の多い暖房器具ですが、比較的持ち運びやすく、暖房効果も高い石油ストーブがバランスに優れています。燃料も簡単に手に入れることができ、調理にも活用できるのもメリットです。
石油ストーブには、空間全体を暖められる対流式、一方向をピンポイントで暖める反射式の2種類があります。テント内で使用する場合、対流式はテントの真ん中、反射式はテントの端に設置するイメージです。ほかにも薪ストーブや電気ストーブなどの暖房器具があります。それぞれのメリットとデメリットを紹介するので、選ぶときの参考にしてください。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
石油ストーブ | ・暖房効果が高い ・調理に活用できる | ・定期的なメンテナンスが必要 |
薪ストーブ | ・最も暖房効果が高い ・煙突から煙を排出できる ・調理に活用可 | ・専用のテント、煙突を併用する必要がある ・取り扱うために一定の技術が必要 ・価格が高い |
電気ストーブ | ・就寝時に使用しやすい ・燃料不要で利用可能 ・コンパクトなサイズの商品が多い | ・テント全体を暖めるには不向き ・電源を必要とする |
カセットガス | ・管理やメンテナンスが簡単 ・燃料が手に入りやすい ・コンパクトなサイズの商品が多い | ・燃焼時間が短い |
焚き火台 | ・炎を眺められる ・調理に活用できる | ・テントやタープ内での利用は難しい |
【シーン】テント内と屋外、どちらで使うか
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暖房器具は、屋内や屋外などの利用シーンにあわせて選択するのがポイント。冷たい風を直接受ける屋外では、暖房効果の高い薪ストーブや石油ストーブがおすすめです。炎のゆらめきを感じられる焚き火台は、キャンプの雰囲気を高めてくれます。
焚き火台以外は室内で利用できますが、石油ストーブや薪ストーブなどは取り扱いに注意が必要です。テント内での利用時に、とにかく安全性を考慮したい人は電気ストーブを選択するといいでしょう。
【重さ】軽量で持ち運びやすいものがベスト
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冬キャンプでは、防寒グッズや衣類などで荷物が多くなりがち。そのため、軽量で持ち運びやすい暖房器具を選ぶのがポイントです。
片手の場合は1~2kg、両手なら3~5kgが持ち運びやすい暖房器具の重さ。商品によって異なるものの、カセットガスや電気ストーブなどは重さが軽く、本体サイズもコンパクトなため持ち運びやすいアイテムが多い印象です。
ただし、カセットガスや電気ストーブなどは、大きいテントや大人数での使用時に暖房効果に物足りなさを感じることも。テントのサイズや使用人数に合わせて、暖房効果の高い石油ストーブや薪ストーブなども検討するのがいいでしょう。
【安全装置】火災・やけどの危険を防ぐ
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暖房器具に搭載されている安全装置は、やけどや火災などの危険から身を守ってくれる機能。一般的にテント内では火気を使用できないものとされているため、安全装置が搭載されているアイテムを選ぶと安心です。次の表で、代表的な安全装置の役割を紹介します。
安全装置の種類 | 機能 |
---|---|
対震自動消火装置 | 地震の揺れを感知して消火する |
不完全燃焼防止装置 | 酸素濃度が低くなり不完全燃焼する前に消火する |
圧力感知安全装置 | 圧力の上昇を感知したときに、ガスが止まる |
転倒時消火装置 | 暖房器具の転倒や強い衝撃が加わったときなどに、感知して消火する |
立消え消火装置 | 火が消えてしまったときに、ガスを止める |
【電源の有無】利用するサイトを確認
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電気で稼働する暖房器具を使用するときは、キャンプサイトに電源があるか確認しましょう。電源があるサイトでは、電気ストーブを使用できます。
ただし、多くのサイトでは1,000Wが上限なため、消費電力にも気を配りたいところ。1,000W以下で利用できる製品を選ぶのが良いでしょう。
電源がないサイトでは、電気が必要ない石油・薪ストーブの利用、もしくはポータブル電源を用意するのもひとつの方法です。
テント内のおすすめキャンプ用暖房器具
ここからは、テント内で使用できるおすすめのキャンプ用暖房器具を紹介していきます。テント内を暖めて、快適な冬キャンプを楽しんでください。
テント外のおすすめキャンプ用暖房器具
テント内だけではなく外でも暖をとりたい人は、テント外で利用できる暖房器具を選びましょう。テント外では、より高い暖房効果を発揮するものを選択するのがおすすめです。
テント内で効率的に暖まる方法
テント全体を暖められる暖房器具ですが、危険が伴うものや就寝中の使用に適さないものもあります。そのため、寒さ対策アイテムを併用するのが効率的です。
電気毛布や湯たんぽを準備
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電気毛布や湯たんぽを準備しておくと、安全かつ就寝中でも暖をとれます。電気毛布は、くるまるだけで体全体を暖められるアイテム。床に敷いて、底冷えを防ぐこともできます。
ガスや電気を必要とせず、お湯を注ぐだけで使用できるのが湯たんぽ。質感のいいゴム製、熱伝導率の高い金属製などの湯たんぽが展開されています。持ち運びやすく、ピンポイントで暖められるカイロを携帯しておくのもおすすめです。
テントはスカート付きかチェック
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スカートとは、テント内の保温性を高めてくれるもの。テント内を効率的に暖めたい人は、スカート付きのテントを選択するのがおすすめです。
最大のメリットは、幕下から入り込む冷たい風をシャットアウトしてくれるところ。雨の侵入も防ぐため、テント内の快適性を高めてくれます。夏は虫の侵入を防いでくれる点も、スカート付きのテントを利用するメリットです。
暖房器具を使う際の注意点
冬のキャンプに欠かせない暖房器具ですが、使用時の注意点があります。危険なポイントをおさえて、安全に冬キャンプを楽しみましょう。
テント内の一酸化炭素中毒
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テント内で石油・ガスストーブなどを使用するときは、一酸化炭素中毒に注意しましょう。テント内での使用により酸素が不足してくると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素中毒を防ぐには、定期的な換気が必須。テントのサイズや換気口の大きさによるものの、1時間に1~2回の換気が推奨されています。また、一酸化炭素は無色無臭なため、一定数を超えると警報音で知らせてくれる一酸化炭素チェッカーが欠かせません。
一酸化炭素チェッカーは、50ppm以上で警報音を発するものを選ぶのがおすすめ。厚生労働省の基準では、一酸化炭素濃度を50ppm以下に保つことが推奨されています。
就寝時は暖房器具を消す
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基本的に、暖房器具を消してから就寝しましょう。暖房器具をつけっぱなしで寝ると、一酸化炭素中毒や火事になる恐れがあります。
就寝時に暖房器具を使用したい人は、一酸化炭素を発しない電気ストーブを使用するのがおすすめです。また、電気毛布や湯たんぽなどでも暖をとれます。
ただし、電気毛布や湯たんぽなどの長時間の使用で、低温やけどになることも。以下の条件で低温やけどになるといわれているので、暖房器具の温度を確認して、長時間の使用を避けるといいでしょう。
低温やけどになる目安
- 44℃:3~4時間
- 46℃:30分~1時間
- 50℃:2~3分
暖房器具のまわりに物を置かない
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熱を発する暖房器具のまわりには、物を置かないようにするのが基本。暖房器具のまわりに可燃性のものがあると、火事を引き起こす可能性があるためです。
たとえば、高温になる薪ストーブや石油ストーブにテントの布地がくっついていると発火します。不燃性の板やアルミホイルなどを敷くなど、安全に利用するための工夫が必要です。念のためバケツのなかに水を用意しておくと、もしものときに役立ちます。
冬キャンプにおすすめの暖房器具は石油ストーブ!
さまざまな暖房器具がありますが、冬キャンプデビューにおすすめなのは、扱いやすくて暖房効率の高い石油ストーブです。手持ちのテントの構造や使う場所、荷物の量なども考慮して自分にぴったりな暖房器具を選びましょう。ただし、火災や一酸化炭素中毒には十分注意して使用してください。
冬キャンプの最強アイテム「電気ヒーター・ストーブ」は持ち運びしやすく、高い安全性でテント内でも使用できるのが魅力!AC電源サイト、もしくはポータブル電源があればあったかスタイルの完成です。種類ごとのおすすめ商品や選び方、消費電力を解説します。
石油ストーブおすすめ11選!選び方や安全に使用するためのポイントも紹介
寒い時期に活躍する石油ストーブ。家の中はもちろん、キャンプなどのアウトドアでも使用できる人気のアイテムです。けれど、さまざまなメーカーから製品が販売されていて、どれを購入すれば良いか悩む人も多いはず。この記事では石油ストーブの選び方やおすすめ製品をお伝えします!
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||||||||||||||||||
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商品名 | Aladdin(アラジン) ブルーフレームヒーター | Corona(コロナ) ポータブル石油ストーブ SX-E2923Y | ALPACA PLUS(アルパカプラス) ストーブ TS-77NC | Snow Peak(スノーピーク) グローストーブ | TOYOTOMI(トヨトミ) 対流型 石油ストーブ KS-67H | Iwatani(イワタニ) カセットガスストーブ デカ暖II | イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 | 山善 電気ストーブ DS-D086 | BRUNO(ブルーノ) カーボンヒーターノスタルストーブワイド | アイリスオーヤマ 電気ストーブ EHT-800W | ANEVAY(アネヴェイ) フロンティアストーブプラス | ジアイアンフィールドギア タキビーキャン | ホンマ製作所 ストーブカマド SKS-410 | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ | Anlik(アンリック) 薪ストーブ | UNIFLAME(ユニフレーム) ファイアグリル | Mt.SUMI バッドボンファイヤー | Tschum(チャン) FIRE BOWL Lowimpact Large | tab. 缶ストーブSE | スノーピーク 焚火台Lスターターセット | PASECO(パセコ) 対流型 石油ストーブ JKH-1 | アイリスオーヤマ 電気毛布 | LOGOS(ロゴス) 断熱防水ピクニックサーモマット | 尾上製作所 金属湯たんぽ黒 |
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