寒川さん
もくじ

監修者
ストーブファンとその効果とは?
ストーブファンは薪ストーブや石油ストーブの上に置いて使用するもので、空気を循環させることで暖房効率を高めてくれるアイテムです。
扇風機のような2〜6枚の羽を回転させることで、空間の上部に溜まった暖かい空気を全体に広げてくれます。これがあることで、「ストーブを使っているのに足元が寒い」というような、場所による暖かさのムラを防いでくれるのです。
ストーブファンが動く「仕組み」とは?
ストーブファンを動かすのに、電源やコンセントなどの外部電力は必要ありません。ストーブファンの動力には「ゼーベック効果」という電気エネルギーが使われていて、これは2種類の異なる金属間に温度差が生まれると電圧に変換される現象が応用されたもの。
ファンをストーブの上にのせると、ストーブに直接触れて熱されるファンの下部と、ファンの上部に温度差が発生。それによりファンが回転しはじめるのです。
ストーブファンをおすすめする「3つの理由」
アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんによると、「ストーブファンは実はアウトドアで使いやすいアイテム」だそう。冬キャンプにおすすめな3つの理由を教えてもらいました。
【その1】すばやくまんべんなく暖まる
安全性が高く、充電不要で気軽に使えるうえ、空間を効率的に暖めてくれるのがストーブファンの魅力。2ルームテントのリビングは広さがあるため、ストーブで暖めるのにはどうしても時間がかかりますが、ストーブファンがあれば滞留しがちな空気をかき混ぜてくれます。
【その2】外部電源が不要でどこでも使える
アウトドアで大変なのが電源の確保。電源付きサイトは数が限られるうえ、ポータブルバッテリーを持っていくにも容量に限りがあります。そんな中、ストーブファンはストーブから発せられる熱を動力にして動くので、その心配が不要。まさにアウトドアにもってこいのアイテムです。
【その3】おしゃれな雰囲気を楽しめる
スタイリッシュなデザインが多いストーブファンは、あるだけで冬のキャンプサイトをおしゃれに演出してくれます。
【ストーブファンがおすすめの理由まとめ】
- すばやくまんべんなく暖まる(ので、結果的に電気代や燃料の節約になる)
- 外部電源が不要でどこでも使える
- おしゃれな雰囲気を楽しめる
「温度計付き」おすすめストーブファン5選
ストーブファンには耐熱温度が設定されているため、安全に使うためにも温度計があると便利。アイテムによっては温度計が標準付属するものもあるので、これから購入を検討するなら、温度計付きのモデルがおすすめ。
インテリアにもなる!?デザイン重視で選ぶストーブファンおすすめ8選
せっかくならば自宅でもキャンプサイトでも映える、おしゃれな1台を選びたいもの。機能だけでなくビジュアルも満足できるストーブファンを、厳選してお届けします。
ストーブファン使用時の「注意点」
基本的には安全に使うことができるストーブファンですが、使用にはいくつかの注意点があります。事前にしっかり確認しておきましょう。
熱されているので素手で触らない
ストーブの上に置いて使うファンは、ファン自体も熱くなっています。見た目ではなかなかわかりづらいので、使用後すぐに片付けるのではなく、しっかり冷ましてから片付けるようにしましょう。ストーブと同じタイミングなどで片付けるのが安心です。
耐熱温度以下での使用に限る
ストーブファンには耐熱温度があるので、それがストーブ本体の最高温度を超えないように注意が必要!特に薪ストーブは600℃前後まで温度が上がることもあるので危険です。
耐熱温度を超えたまま使用するとファンが壊れてしまうこともあるので、購入の際にはそれぞれの耐熱と最高温度をしっかりと確認するようにしましょう。
ストーブファンで効率良く暖かさをアップ!
ストーブファンは、ストーブの暖房効果を効率良く引き出す便利なアイテム。購入しやすい価格帯のものから、デザイン製に優れたモデルまで、意外と選択肢が多いので、冬の必須ギアとしてぜひ試してみてください!
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||||||
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商品名 | 5ブレード ストーブファン | Signstek ストーブファン | Snople ストーブファン | HIKPSOD ストーブファン | Peipai ストーブファン | Mt.SUMI ストーブファン | AI LA NUO ストーブファン 5ブレード | エコファン ベルエアー | ホンマ製作所 ガード付ストーブファン | Junerose ストーブファン 6つ羽根 | OUBRTS ストーブファン | ELASHY ストーブファン | debary ストーブファン |
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ライター紹介
2020年から登山をスタート!それに伴い、登山用のモンベルのテントを購入し、山の麓を中心にキャンプをすることに。これまでの中では上高地の徳沢キャンプ場がお気に入り。山飯づくりも好きで、コンパクトになるSEA TO SAMITのX-ポットを重宝しています。出版社勤務の経験を経て、2011年からフリーの編集ライターとして雑誌やWEB媒体で活動。週末は趣味の登山に明け暮れておりお酒&沖縄もこよなく愛している。