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冬のキャンプ場

出典:Shaiith/ゲッティイメージズ

冬キャンプで澄んだ空気を楽しむ!寒さ対策を万全にして真冬のキャンプへ!

2021.06.29ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

冬キャンプの魅力と初心者でも気軽に冬キャンプを楽しむための防寒対策などの工夫を、筆者の体験を交えて紹介していきます!キャンプといえば夏を想像するかもしれませんが、キャンプ場が空いていたり、空気がきれいだったりと、冬のキャンプは良いこと尽くめです。

こんなにたくさんある冬キャンプの醍醐味!

冬のキャンプは寒く、他の季節と比べて快適に過ごしにくいです。しかし、冬にキャンプをするからこそ味わえる醍醐味があります。

空気がきれい!

冬の晴れた日の富士山の景色
冬は寒さが厳しいですが、その分空気がとっても澄んでいてきれいです。夏だと台風や急な豪雨が多くてキャンプが中止!ということも多々ありますが、冬の場合は比較的天候が読みやすくキャンプに行きやすいです。富士山も雪景色の冬キャンプは天気が良いと突き抜けるようなきれいな青空が見えます。
日の出と富士山の眺め
冬は日没が早く日の入りも早め。いつもより早く起床して、澄んだ冬の空気の中、日の出と富士山を眺めると日ごろの疲れがどこかに吹っ飛んでしまいます。他のシーズンよりも周りが静かに感じるのは、冬キャンプならではの魅力ではないでしょうか。

キャンプ場が空いている

冬の空いているキャンプ場の様子
冬場はクローズしてしまうキャンプ場がありますが、通年営業しているキャンプ場も少なくありません。夏のトップシーズンはテントがぎっしりで、キャンプサイトの設営や車の乗り入れなど大変ですが、冬キャンプでは人がまばらなので、キャンプサイトの設営をゆったりできます。混雑していないところでキャンプを楽しみたい方にとって、冬キャンプはこれ以上ないベストシーズンです。
冬の空いているキャンプ場の様子
人気のキャンプ場や、高規格キャンプ場は夏はどうしても予約が取れなかったりしてしまいますが、冬場なら富士山がどーんと見えるような人気のキャンプ場でもタイミング次第では貸し切り状態の可能性も。さらに、冬は夏と比べてキャンプ場の利用料金がかなり安く済むことがあります。

冬キャンプはハードルが高い?

冬のキャンプの大敵は「寒さ」と「雪」。春〜秋の季節にかけてのキャンプと比較すると荷物は増えてしまいますが、対策なしの冬キャンプは非常に危険です。防寒対策は万全にして、冬キャンプにチャレンジしましょう!キャンプだけのためにアイテムを購入するのはもったいないという方は、家の中でも使えるアイテムを選びましょう。防寒アイテムは家や街でも使えるアイテムが多数あります。

冬用テントを選ぼう!

冬キャンプで、まず最初に気をつけるべきことはテント!今お持ちのテントは、冬も対応しているテントですか?冷気の侵入を防ぐ「スカート」がついていないと、夜寒くて寝られない...。という事態になることも。 【おすすめのテントの種類とその理由】
  • ツールーム・・・居住性がしっかりしている。隙間風や冷気を防げる。
  • ティピー・・・風に強い形状。
  • コットン・・・結露が少ない。
▼冬テントの選び方とおすすめの冬キャンプ用テントについて詳しく知りたい方は、こちらもチェック!ソロキャンプにおすすめな冬用テントも紹介しています。
▼冷たい風を防いでくれる!「スクリーンタープ」もあわせてチェック!

冬キャンプには暖かい服装で

標高の高い場所など、都会よりも気温が低くなりがちなキャンプ場では、普段より一層暖かい服装を心がけましょう!保温性の高いインナーを着用しつつ、キルト素材を使用したウェアの上に、さらにダウンを羽織るなど、対策しすぎるくらいが、ちょうど良いです。
商品名ネイタルデザイン QUILTED SHIRTS4ネイタルデザイン ENHANCED HOODYノースフェイス マウンテン ダウンジャケット
画像ネイタルデザインネイタルデザインダウンジャケットマウンテンダウンジャケット
メイン素材コットンナイロンナイロン

体が温まるような料理を中心に

冬キャンプは寒さとの対決。食べるだけで体が温まるキャンプ料理を選ぶのがベスト。ストーブやたき火の前にいることが多くなるので、火で温めながら食べられる鍋物や、煮込み料理を作りながらキャンプ仲間との会話を楽しみましょう!

みんなで食べるなら鍋物はいかが?

冬のキャンプで鍋料理を作る様子
冬といえば鍋物。場所によりますが、キャンプ場の近くにはその土地ごとに直売所など季節の野菜が販売していることがあるで、その野菜をたっぷり使って鍋をするのがおすすめです。冬野菜には体を温めてくれる効果もあります。みんなで鍋を囲めば、さらにポカポカに。

ストーブの上でじっくり料理するのも醍醐味

ストーブで鍋料理を作る様子
石油ストーブなどの暖房器具は必須アイテム。キャンプ中は非常に寒いので、ストーブは常につけておくキャンパーが多い印象です。
ストーブで作ったおでん
テントの設営を終え、ストーブを点火したらストーブの上に鍋を置き、加熱開始!体を暖めながら調理できるのがストーブの魅力です。おでんはテントの準備が終わってから準備すれば、夕ご飯時にはちょうど良く煮込まれた状態に。冬キャンプで食べるおでんは、冷えた体を芯まで温めてくれます。
ストーブで作ったもつ煮込み
家庭でつくると時間がかかるもつ煮込みも、冬キャンプならストーブでほったらかし調理ができるからおすすめ。ストーブにかけておけば、気づいたころにはトロトロになるまで柔らかく調理できます。ストーブを使った鍋や煮込み料理は冬キャンプの醍醐味です。

水の冷たさは少しの工夫で回避

炊事場の水道はお湯が出るキャンプ場もありますが、水だけしか出ないというところも少なくありません。そういった場合、洗い物は苦痛に感じてしまいます。しかし実はゴム手袋をはめてしまえば冷たさはそこまで感じません。油物はあらかじめストーブなどで沸かしておいたお湯を使えば、簡単に汚れが落ちます。保温性の高いボトルに残しておけば、朝夕の歯磨きや洗顔なども冷たくありません。 冬は特に手荒れしやすいので、ゴム手袋と一緒にハンドクリームを用意しておくと、炊事が終わった後に手の保湿ケアができます。

冬キャンプはクーラーボックスいらず!

雪でお酒を冷やしている様子
普段の生活では嫌になってしまう雪も冬キャンプでは醍醐味の1つ!保冷剤なしでも食材がダメになる心配がなく、飲み物に至っては、雪の上においておけばキンキンに冷やせるのでとても便利です。

暖房器具を充実させる

勢いよく燃える焚き火
日中は動き回ったりして寒さを感じませんが、夕方からよく明け方までは冬の寒さの本番。焚き火やストーブといった暖房はガンガン使って暖まりましょう。

薪ストーブなら調理もできる

薪ストーブの初火入れ
今回のキャンプでは、キャンプ仲間が持ってきた薪ストーブの初火入れを行いました。薪ストーブは焚き火のように火の粉が飛ばないので、より近くで暖を取れてよく暖まれます。さらに、お湯を沸かしたり料理を煮込んだりの調理を薪ストーブで済ませられるので、ガスや石油などの燃料の消費が抑えられます。

キャンプの醍醐味・焚き火

勢いよく燃える焚き火
キャンプの醍醐味、焚き火。冬キャンプにおいては、さらにありがたみを感じます。寒さを感じないくらいどんどん薪を投入して暖をとりながら、パチパチと焚き火が爆ぜる音を楽しみましょう。焚き火の後片付けが面倒という人もいるかも知れませんが、筆者は「ロゴス BBQお掃除楽ちんシート(極厚)」を焚き火台に覆うように敷くことで、片付けが簡単にできるよう対策をしています。

石油ストーブを使用する際は換気を十分に

テントに置かれた石油ストーブ
薪ストーブよりも多くの人が普段でも使っている石油ストーブは使いやすいですが、冬キャンプで使う時は気をつけるべきことがたくさん。ストーブをテントに近づけすぎると燃えたり溶けたりして穴が空いてしま危険性があります。ほどよく離して使用しましょう。 さらに、普段よりも十分に換気を行う必要があります。「一酸化炭素検出器」を使えば、テント内の一酸化炭素の値が上がったときにアラーム鳴り、一酸化炭素中毒を防ぐことが可能。「一酸化炭素検出器」はネットやキャンプ専門店で購入しましょう。石油ストーブがあるかないかで、冬キャンプの快適さはかなり違います。就寝の際は、必ず換気が良い状態で就寝するように気をつけましょう。

サブストーブを持っておくと安心

テント内に置かれたガスストーブ
大きなテントやスカートのないテントは、暖めなければいけない範囲が広かったり、保温効果が低かったりするため、1台のストーブでは十分に暖まらないことがあります。そんな時は、サブ暖房としてガスストーブを持って行くと安心。テント内をしっかり暖めれば、冬でもおうちの中のように快適です。おすすめのストーブが気になる方はこちら↓↓

電源サイトなら電気ストーブも使える!

テント内に設置されたカーボンヒーター
キャンプ場では電源サイトを設けているところもあります。薪ストーブや石油ストーブはハードルが高いと感じる方は、電源サイトを利用して、電気ストーブ使用しましょう。カーボンヒーターやホットカーペットは、臭いも音も出ないのでテント内で使うのにはぴったり。キャンプ場によっては、そういった電気ヒーターの貸し出しを行っている場所もありますので、そういったサービスを利用するのも一つの手です。

インナーテントは必ず暖かく!

インナーテント内は睡眠をとる場所なので、一番温かくしたいところ。特に明け方は寒さのピークになるので、就寝前には過剰なくらい暖かくしておきましょう。

銀マットで地面の冷え対策

銀マットを敷いたインナーテント
手軽に取り入れられるのが銀マットです。厚みがある分暖かいですが、たくさん持って行くとかなりかさばります。コットを使っている場合はコットの下は薄いマット、エアーベットや人が座ったり歩いたりするところは厚いマットと使い分けると、荷物がかさばらない上に体を冷やすことなく快適です。さらに、スリッパを持っていけば、テント内で足を冷やすことなく過ごせます。
EVAフォームマットを敷いたインナーテント
コットやエアーベッドを使って就寝しても、冬のテントは地面からの冷気でかなり寒く感じることも。筆者はEVAフォームマットを敷いて、ホッカイロや電気あんかなどをシュラフの中に入れて寝るようにしています。 寒さの感じ方には個人差がありますが、寒さに耐えながら就寝するのはかなりの苦行。シュラフを冬対応に変えるのが一番です。冬対応のシュラフはほかのシーズンに比べて高価ですが、あるのとないのとでは快適さが全く違います。多くのキャンパーは、春夏秋用のシュラフと冬用のシュラフの2つを持っていることが多いです。

冬キャンプにはコットが必須

シュラフだけでは、地面の冷たさに影響を受けてしまう可能性があります。冬キャンプで、地面に何も敷かずに眠りにつくのはとても危険。冷気で体温を奪われてしまうので、必ずコットを用意していきましょう。 ▼冬キャンプにおすすめのコットが気になる方はこちらの記事をチェック!

冬用のシュラフと湯たんぽで快適な睡眠を

シュラフは必ず冬用のものを選びましょう!3シーズン(春、夏、秋)通して使えるシュラフもありますが、冬のキャンプでは気温が氷点下になります。そのため、冬用で快適睡眠温度が低いものを選んでください。 また、シュラフだけでは心配だという方(特に女性)にはシュラフと合わせて湯たんぽを使うのがおすすめです。湯たんぽがあれば足元がポカポカと暖まり快適に眠れます。
▼冬用のシュラフが気になる方はこちらの記事もチェック!
▼湯たんぽが気になる方はこちらの記事もチェック!

快適に冬キャンプを楽しもう!

冬キャンプは冬ならではの魅力もありますが、ストーブの取り扱いを間違えると一酸化炭素中毒や火事などの事故につながります。また、寒さ対策を怠るとせっかくのキャンプが台無しになることに。そうならないためにも、正しい知識を身につけて快適な冬キャンプを楽しんでください。
▼冬キャンプの便利アイテムを知りたい方はこちら
▼冬のソロキャンプについて詳しく知りたい方はこちら

今回紹介したアイテム

商品画像ネイタルデザイン QUILTED SHIRTS4ネイタルデザイン ENHANCED HOODYマウンテンダウンジャケットロゴス BBQお掃除楽ちんシート(極厚)一酸化炭素検出器ナンガ オーロラライト 600DXマルカ 湯たんぽ F
商品名ネイタルデザイン QUILTED SHIRTS4ネイタルデザイン ENHANCED HOODYマウンテンダウンジャケットロゴス BBQお掃除楽ちんシート(極厚)一酸化炭素検出器ナンガ オーロラライト 600DXマルカ 湯たんぽ F
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