冬のソロキャンプに必要な装備や注意点、キャンプ場まとめ!
寒さの厳しい冬のソロキャンプはテントやストーブなど、装備にこだわりたいもの。今回は冬のソロキャンプにおすすめの装備や注意点を紹介します。また、冬のソロキャンプにおすすめのキャンプ場も紹介するので、気になるスポットをチェックしてみてください!
冬のソロキャンプは防寒対策が大事!
冬のソロキャンプを快適に過ごすためには、防寒対策が大切です。
まず、ソロキャンプに必要なギアは、冬用のものにアップデートしましょう。例えば、テントや寝袋などは保温性に優れたものを選ぶのがおすすめ。また、ストーブを用意すれば、暖がとれるだけでなく、湯沸かしや簡単な調理もできます。
さらに、キャンプ場を選ぶ際は、水回りや電源サイトなど設備が整っているキャンプ場を選ぶとより快適に過ごすことができますよ。
準備その1. 冬のソロキャンプで持っていくべき防寒装備リスト
冬のキャンプに必要な基本的な装備をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
【おすすめファッション】
□ダウンジャケット・ダウンパンツ
□防風シューズ
□保温性の高いインナー・靴下
□手袋
□ネックウォーマー・マフラー
□ニット帽・耳あて
【防寒用必須アイテム】
□テント (スカート付き)
□シュラフ
□シュラフマット
□焚き火台
□暖房器具
【あると便利な防寒アイテム】
□湯たんぽ
□カイロ
□コンパクトヒーター+一酸化炭素警報器(テント内用)
準備その2. 冬にも使えるソロテントおすすめ4選
今回は冬は冬でもソロキャンプ。ソロとなると、テントを建てるところから片付けて持ち帰るところまで全て一人で行わなくてはいけないので、持ち運びのしやすさや設営の簡単さが重要になってきます。ここでは、ソロキャンプにおすすめのテントを紹介します。
こちらのテントの一番の特徴は、ダブルウォールテントであるにもかかわらず1kgを切る950gという軽さであること!メインフレームはトレッキングポールで代用することも可能で、フレームなしであれば800gとさらに軽く持ち運びにとても便利です。
【基本情報】
- 収納サイズ:13×13×37cm
- 重さ:1.4kg
- 耐水圧:1,800mm
軽量なアルミポール使用のソロテント。ポールは色分けされているため、設営も迷わずスピーディーに行うことができます。出入り口は前後に2カ所あり、前室に荷物を置いていても出入りできて、急な雨の時でも便利!ダブルウォールで、ベンチレーションも装備されているので、冬に気になる結露もインナーテントにできにくく快適に過ごせます。
【基本情報】
- サイズ:210×190×130cm
- 重さ:2.18kg
- 耐水圧:2,000mm
4方向全てに出入り可能なドアがあり、内一つはメッシュドアなので虫の侵入を防ぎます。また、ミリタリーテイストなおしゃれなデザインも魅力。2人でも使用できますが、ソロキャンプでの使用であれば、中に荷物を置いたりリラックスしたりすることもでき、ちょうどいい大きさです。
【基本情報】
- サイズ:370×130×120cm
- 収納サイズ:58×20×20cm
- 耐水圧:1,500mm
- 重量:3.7kg
キャンパーに定番の、圧迫感がない広々空間のスクリーンタープです。テントの連結が容易なジョイントフラップが付属しているので、スムーズに設営が可能。UVカット加工も施されているので、紫外線対策もバッチリです。
【基本情報】
- サイズ:320×340×215cm
- 収納サイズ:直径23×82cm
- 重量:11.3kg
- 耐水圧:2,000mm
準備その3.これで防寒対策ばっちり!R値の高い寝袋おすすめ3選
気温の低い冬のキャンプでは、保温性に優れた寝袋は必須です。寝袋を選ぶ際は、R値の高いモデルを選ぶのがおすすめ。R値とは熱抵抗値ともいい、どのくらい熱を逃さないかを示す値で、このR値が高ければ高いほど暖かいのが特徴。ここでは、R値の高いおすすめの寝袋を紹介します。
寒い冬はもちろん、海外高所登山まで対応する本格派モデルです。極薄で軽量でありながら、優れた耐水性を備えたナンガ独自の素材、AURORALIGHTを採用しているのが特徴。内側にはソフトなナイロン素材を使用しているので、寝心地も抜群です。
【基本情報】
- サイズ:ショート(~身長165cm)、レギュラー(身長166cm~178cm)、ロング(身長179cm~185cm)
- 収納サイズ:直径21×41cm
- 重量:1.4kg
-18℃の過酷な環境にも対応するマミー型寝袋です。頭まですっぽり覆うフード付きなので、頭から足の先まで暖かいのがうれしいポイント。洗濯機で丸洗いでき、いつでも清潔に保てるのも魅力のひとつです。
【基本情報】
- サイズ:81×208cm
- 収納サイズ:-
- 重量:2.5kg
厳冬期の3,000m級山岳やヒマラヤ、極地遠征にも対応するモデルです。冷えやすい足元に多めのダウンが封入されているのがうれしいポイント。保温性に優れた台形ボックス型なので、高い保温性を求める人におすすめのモデルです。
【基本情報】
- サイズ:84×208cm
- 収納サイズ:直径21×37cm
- 重量:1.28kg
準備その4.コンパクトなストーブおすすめ3選
寒さの厳しい冬は、ストーブにもこだわりたいもの。ストーブがあれば暖をとるのはもちろん、湯沸かしや簡単な調理ができ便利です。ただし、テント内など閉鎖された空間で使用すると、一酸化炭素中毒になる恐れがあるので注意してください。ここでは、コンパクトなストーブのおすすめ3選を紹介します。
かわらしいデザインとコンパクトなサイズで人気のモデルです。トルネードバーナーを搭載しているので、効率的に空間を暖められます。専用の収納袋付きな上、サイドポケットにはカセットボンベも収納できます。
【基本情報】
- サイズ:32×33.5×39cm
- 重量:5.7kg
- 連続燃焼時間:約1時間40分~4時間20分
約18時間の連続使用ができるモデルです。3kWと高出力なので暖かいのはもちろん、天板で簡単な調理もできます。ブラック、グレー、タン、グリーンとカラーバリエーションが豊富なのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ:32.5×44.1cm
- 重量:5.3kg
- 連続燃焼時間:約18時間
屋内ではもちろん、屋外でも使える防滴仕様のファンヒーターです。スタイリッシュなデザインと、持ち運びに便利なサイズ感が魅力。上方向に可動するルーバー付きで、空間を満遍なく温められます。
【基本情報】
- サイズ:28×31.5×13.5cm
- 重量:2.5kg
- 連続燃焼時間:-
準備その5. 冬のソロキャンプ向けキャンプ場おすすめ6選
全体として、キャンプ場選びで気をつけたいのが水回り。水道が凍っていて水が使えない…なんてことになると大変です。水は大切なライフラインですから、事前にキャンプ場に確認をしておきましょう!ここでは、冬のソロキャンプにおすすめなキャンプ場を紹介します。
※営業時間や価格などの情報は2023年11月時点の情報です
NELO gotemba【静岡】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:×
お風呂・温泉 :○
静岡県駿東郡に位置し、全面芝生の広々区画サイトで、
サイトに隣接するFUJIMIエリアから富士山が一望できるキャンプ場。都心から車で約60分かつ最寄りICから5分と好アクセスな立地なので、バイクで訪れやすいです。温水洗浄便座付きのトイレやお湯が使える炊事場、近隣には3カ所の温浴施設まで、設備や施設が充実しているので冬でも快適に過ごせます。
伊豆高原テントリゾート【静岡】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :×
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :○
標高580mの大室山の麓に位置する伊豆高原別荘地のキャンプ・グランピング施設。
伊豆高原駅から車で10分という近さです。テントサイト4区画は、全て電源&水栓付き。施設内には、テントサウナやシャワー、洋式トイレも完備。特に炊事場はとてもきれいで清潔感があり、使いやすいとキャンパーから評価が高いです。
テントサイト以外にも、キャビンサイトも併設しており、さまざまな宿泊ニーズに対応!キャビンサイト全棟にウッドデッキを備え、プライベート感を堪能できます。
【基本情報】
- 住所:静岡県伊東市池614-168
- 電話:0557-53-4711
- 料金:3,000円〜 / 人
- 公式はこちら:伊豆高原テントリゾート
まつもと里山キャンプ場【長野】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :×
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :○
長野県松本市の東南の里山にあるので松本平を一望でき、価格を抑えて大人数でキャンプ場を利用したい方にはうってつけのキャンプ場。
オートサイト13カ所とフリーサイト30カ所の合計43のサイト数を有しています。
施設内には洋式トイレやシャワー、炊事場、露天風呂を完備しています!長野県松本市の市街地を眺めながら温泉も楽しめるので、お得な気分を味わえること間違いなし!
館山サザンビレッジ【千葉】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :×
南房総の海に囲まれており、海まで徒歩10秒と好立地が魅力のキャンプ場。ここのキャンプ場の魅力はなんといっても、目の前に広がる海!
パドルボードやカヤックなどのマリンスポーツが楽しめます。キャンプ場を利用している方は、道具のレンタルが可能です!レンタル料金には講習費も含まれていますので、初心者も安心!
施設内には、温水シャワーや水洗トイレ、炊事場が完備されています。9:00〜20:00と利用時間が決まっていますので、忘れないようにしましょう。
【基本情報】
- 住所:千葉県館山市波左間153
- 電話:080-9219-9651
- 料金:2,750円〜 / 人
- 公式はこちら:館山サザンビレッジ
黒坂オートキャンプ場【山梨】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○ (第二キャンプ場施設のみ)
サイトのAC電源:×
お風呂・温泉 :×
東京から車で90分と好アクセスな場所に位置し、甲府盆地の夜景を一望できるオートキャンプ場。トイレや炊事場だけでなく、温水シャワーまで完備しているので、冬も快適です。
もしわからないことがあれば、管理人さんがテントの設営撤去から周辺施設の情報まで親切に教えてくれます。
手ぶらレンタルプランがあるので、キャンプ用品を持たず身軽な状態で利用できるのも魅力。ほかにも、森の中でキャンプができる林間サイトプラン、焚き火をしながら夜景を楽しめる夜景サイトプラン、周りに人がいないプライベートサイトプランがあります。
【基本情報】
- 住所:山梨県笛吹市境川町大黒坂1070
- 電話:090-7186-8931
- 料金:3,000円〜 / 人 (大人1人につき別途施設利用料1,000円/泊が必要)
- 公式はこちら: 黒坂オートキャンプ場
CAMPGROUND BREEZE TATEYAMA【千葉】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:×
お風呂・温泉 :×
無料のテント設営ワープショップを運営している体験施設です。気軽にアウトドアを始められるので、キャンプ初心者に人気があります。キャンプサイト料金にレンタル代も含まれていますので、好みのブランドを選択するだけでサイトの予約とアイテムのレンタルが完了!冬キャンプを満喫できる日帰りキャンプ体験プランも提供しています。
なす高原 YUMOTO CAMP【栃木】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :×
サイトのAC電源:×
お風呂・温泉 :○
なす高原 YUMOTO CAMPは、2021年の春オープンした栃木県那須地域にあるキャンプ場です。少人数でキャンプやバーベキューでの利用を中心に考えられた料金プランをメインに提供しています。
ソロキャンパーやツーリングの方が安心して楽しめる価格帯なのも人気の理由。
キャンプ場周辺にはコンビニやスーパーがあるため、買い出しが楽に行えるのも魅力です。また、パン工房や日帰り温泉などの観光スポットが充実しているため一日を通してたっぷり遊ぶことができます。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場【千葉】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :×
高規格キャンプ場として知られる成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場。
お湯の出る水道を完備し、冬キャンプのポイントをしっかり抑えています。お風呂・温泉はありませんが、場内にはシャワーがあるほか、
車で30分の距離に大型の銭湯もあります。
また、レンタル品や購入品も充実しているので、たとえ忘れ物をしてしまったとしても安心!ソロキャンプだからこそ、高規格なキャンプ場をチョイスするのもおすすめです。
北軽井沢スウィートグラス【群馬】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :○
冬のキャンプ場選びのポイントを全て押さえた、まさに
冬のソロキャンプにぴったりのキャンプ場です。場内には貸し切り風呂が用意されているので、ゆったり疲れを癒せます。また冬のスウィートグラスは一面銀世界で、冬だけの絶景を味わえます。
【基本情報】
- 住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
- 電話:0279-84-2512
- 料金:3,000円〜 / サイト
- 公式はこちら: 北軽井沢スウィートグラス
ライジングフィールド軽井沢【長野】
【冬のキャンプ場選びのポイント】
洗い場のお湯 :○
サイトのAC電源:○
お風呂・温泉 :○
近くに小瀬温泉があり、
雪景色と温泉を同時に楽しめるライジングフィールド軽井沢。こちらは薪ストーブがレンタルできるのも、おすすめのポイントです。かさばる薪ストーブを持っていく必要がないので、
積載の少ないツーリングキャンプにおすすめです。
【基本情報】
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町小瀬
- 電話:0267-41-6889
- 料金:3,300円〜 / サイト (大人1人につき別途施設利用料500円/泊が必要)
- 公式はこちら: ライジングフィールド軽井沢
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