出典:MIKI Yoshihito / flickr
冬キャンプには迷わずこれ!スクリーンタープおすすめ10選
全面がナイロンやメッシュなどの壁になっていて、虫よけなどに適しているため夏に活躍するイメージが強いスクリーンタープですが、実は冬に使っても最適!今回は、そんなスクリーンタープの魅力やおすすめアイテムを、スクリーンタープで使えるストーブ、綺麗なタープの張り方も合わせてご紹介!
スクリーンタープとは?
スクリーンタープは通常の屋根だけのタープとは違い、4面が壁で囲まれていて生地にはメッシュが使われているので、通気性はバッチリ◎夏場の虫が多い時期には、風通しを保ちつつ虫を避けることができるシーンに最適なタープです!ヘキサタープやレクタタープに比べるとやや解放感の部分で劣りますが、フルクローズすれば人目が気にならないプライベート空間を確保できます!また、タープによってはフルオープンもできるので、ヘキサタープなどと同等の開放感が得られる場合も!
冬に必要なタープはスクリーンタープ!その理由とは
寒さをしのげる
夏は全面をメッシュ生地にして風通しをよくしていますが、冬はメッシュをフルクローズすれば寒さ対策にもってこいです◎全面をクローズするということは、簡単に言えば床がないテントのようなもの。タープと異なり、テントのように冷たい風を防いでくれるので、暖かくないわけがありません!冬でも快適なリビングを作ることができます!
石油ストーブが使える
石油ストーブは煙突のある薪ストーブとは違い、有害なガスなどを外に直接排出することができないので、テントの中などでは使用できません。しかし、スクリーンタープなら壁をメッッシュ生地の状態にすれば換気ができるため、タープ内で使用することができるんです!薪ストーブは準備に時間がかかるのに比べ、石油ストーブなら置くだけで設置は簡単♪!
また、わざわざ買わなくても、すでにお持ちの方も多いはず!そんな石油ストーブがキがタープの中で使えるなんて、嬉しいですよね♪冷たい風をしのぎつつ、石油ストーブで暖まれるなんて、この上なく快適だと思いませんか?コットがあれば、タープ内で快適にお昼寝なんてことも出来ちゃいます☆
冬キャンプにおすすめのスクリーンタープ10選
そんな冬キャンプにはぴったりなスクリーンタープ!人気ブランドの定番タープや、機能性バッチリなもの、女子キャンプに嬉しいおしゃれなものなど、人気タープを厳選して集めてみました!きっと、欲しいタープが見つかるはず!ぜひタープ選びの参考にしてみてください♪
こちらはモンベルのタープ。少しユニークな形と、鮮やかな黄緑が印象的です!ムーンライトテントの3・5・7のどれとでも連結可能で、さらに連結可能な箇所が3つあるので用途に合わせて自由なレイアウトが可能です◎サイトのマンネリ化防止にもなって、より一層キャンプが楽しくなりそうですね♪
使用サイズ:425 ×360 × 200(h)cm

コールマン ウェザーマスター(R)スクリーンタープセルの商品紹介 | hinata item
こちらはコールマンの一押しタープ!日本の四季にフィットするように作られていて、冬は優れた耐水圧で雨や雪の染み込みを防ぎ、快適な室内を作り出します!ルーフトップベンチレーションを完備しているので、温度調節や換気機能も優れています☆
使用サイズ:360 × 360 × 220(h)cm
こちらはシェルターのような見た目のタープ。見た目だけではなく、タープ内もシェルターのような快適空間となっていて、その優れたデザインは「グッドデザイン賞」を受賞したこともあるほど☆専用のインナールームで、簡単にベッドルームも設置することができます!
使用サイズ:800 × 700 × 240(h)cm
こちらはキャンパルジャパンの大型タープ。側面を分割張り出しできるロッジテントの機能を取り入れていて、反面だけを張り出せばプライベート空間を保ちつつ通気性の良い空間ができあがります◎
使用サイズ:450×350×210(h)cm
収納サイズ:92×36×54cm
キャンプ初心者必見!タープテント&ワンタッチタープおすすめ27選!
キャンプやバーベキューに欠かせないキャンプ用品、タープ。中でもワンタッチタープはパッと設営撤収できるので人気があります。今回は、おすすめタープテント、ワンタッチタープを紹介!熱中症対策や虫除け、焚き火用など、さまざまな特徴を購入する前にチェックしてみましょう。通常タープとの違いや初心者向きの理由、選び方、コンクリートでの張り方についても解説します。
スクリーンタープの中で、暖房は何を使う?
スクリーンタープなら石油ストーブが使える!
スクリーンタープが冬にぴったりの理由として、先にご紹介しましたが、スクリーンタープ内では石油ストーブを使うことができます!密閉性がテント内ほど高くなく、他のタープよりも高いというスクリーンタープならではの特徴です。寒くてたまらない冬キャンプ、せっかくなのでスクリータープに合わせて石油ストーブを手に入れて、暖かくて心地よいキャンプを楽しみましょう!

KSP-229-21C-J2R型(反射板付モデル)
点火方式はマッチ・ガスライターでの点火で、対震自動消火装置が付いているため倒れそうになった時にも安心です。転倒しても燃料がこぼれないような構造になっているので大事故につながりにくくなっています。標高の高い場所でも使用可能。石油ストーブであるにもかかわらず、コンパクトさに定評があり、冬キャンプを楽しむキャンパーさんに大人気のストーブになっています♪
改良を加えながらも、約80年間もモデルチェンジせず、レトロな雰囲気で今も大人気のストーブです。秋冬の寒い時期に、暖を取りながらもおしゃれを忘れたくないというキャンパーさんにおすすめです!
スクリーンタープの綺麗な張り方
しっかりした作りをしているにもかかわらず、設営の簡単なスクリーンタープ。ちょっとした工夫で簡単な上に綺麗に設営することができます。
スクリーンタープをキレイに張る手順
1. タープを広げ、屋根になる部分にメインポールを通します。
2. メインポールの先端にジョイントパーツをはめ、コーナーポールを取り付けてタープを立てていきます。
3. タープが立ちあがったら、ポールをエンドピンに差し込み、タープについているフックをポールにかけて固定します。
4. 四隅のループをペグで止めていきます。ペグを打つ順番は、風上→その対角線上の角→最初に打った角の隣→その対角線上の角。ペグは60~90度の角度でしっかりと打ち込んでおくと、風に対して強くなります。
もっと詳しく知りたい方は、動画でチェックしましょう!例として、代表的なコールマンのスクリーンタープの設営方法動画をご紹介しておきます。
スクリーンタープなしでの冬キャンプの過ごし方
タープをできるだけ低 or 陣幕を使おう!
冬キャンプの防寒対策の一貫としてスクリーンタープをおすすめしてきましたが、予算の関係もあってすぐに用意できないという方もいると思います。そうした場合は、夏に使っているレクタタープやヘキサタープをできるだけ風上方向に低く設営しましょう。また、壁を作る陣幕を使用するのもおすすめ!
その際、風の向きをしっかり考慮して設営するのがポイント。風の吹くところでストーブを使用してもほとんど暖かくならないので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?なぜ冬キャンプでもスクリーンタープがおすすめなのか、お分かりいただけたでしょうか?今年の冬はぜひスクリーンタープを手に入れて、暖かく快適な冬キャンプを楽しんでみてください♪寒い冬だって、キャンプを満喫できること間違いなしです!