キャンプの暖房器具は電気ヒーターで決まり!おすすめ23選
冬キャンプの最強アイテム「電気ヒーター・ストーブ」は持ち運びしやすく、高い安全性でテント内でも使用できるのが魅力!AC電源サイト、もしくはポータブル電源があればあったかスタイルの完成です。種類ごとのおすすめ商品や選び方、消費電力を解説します。
電気ヒーターの種類と特徴
電気ヒーターは大きく分けて5種類です。自分のテントスタイルに合わせて選べるので、それぞれ特徴を押さえて購入しましょう。
カーボンヒーター
カーボンヒーターは、炭素繊維に電気を流して暖める暖房機器。特徴は広範囲ではなく、部分的に暖かくしてくれることです。遠赤外線を放射するので体が暖まりやすく、たとえば手元や足元だけ暖かくしたい人におすすめ。また熱効率がよいため、ほかの電気ヒーターと比べ電気代は安く押さえられ、本体の値段も手ごろです。
シーズヒーター
シーズヒーターはカーボンヒーターよりも遠赤外線の放射量が高く、暖かくなるまでの時間が短い電気ヒーター。発熱体が壊れにくく、耐久性が高いのが特徴です。キャンプなどに持ち運ぶということで、壊れにくさも重要なポイント。ただし、ヒーターの値段は高めに設定されています。
グラファイトヒーター
スリムタイプの電気ヒーターのため、個室や狭い空間にも置きやすいグラファイトヒーター。カーボンヒーターと似ていますが、立ち上がりが早く遠赤外線量も多いので、電源をいれて0.2秒ですぐに暖かさを感じられるのが特徴です。その分、本体の値段は高めに設定されています。
セラミックファンヒーター
セラミックヒーターは、スイッチを入れたらすぐに暖かい風が流れてくるのが特徴。手足をピンポイントに温められます。コンパクトなサイズのものが多いため持ち運びやすく、キャンプでの使用にもおすすめ。発熱体が内部にあるため、万が一、小さな子どもが触れても火傷の恐れが少なく、安全性が高いのもポイントです。
ハロゲンヒーター
ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプが放つ強力な熱と光の遠赤外線によって暖まる電気ヒーター。短時間でピンポイントに暖められます。コンパクトサイズなものも多いため持ち運びもしやすく便利なのも魅力です。ヒーター本体の値段は手ごろですが、消費電力が大きいためキャンプで使用するときはAC電源つきサイトが安心。
電気ヒーターの選び方
電気ヒーターの選び方を紹介します。電気ヒーターは、電気代が高かったり転倒する恐れがあったりということがありますが、安全機能を搭載したものが多いので、安心して使用できます。特に注目したいポイントを把握して、電気ヒーターを選びましょう!
電気代
電気ヒーターは暖房器具の中でも電気代が高めですが、最近では省エネモードを搭載しているものも多く、人感センサーによって人の動きを感知し、自動で電源を切ってくれます。つけっぱなしの問題がなく、電気代も節約できる優れもの!またエコモードを搭載しているものは、一般的な消費電力の半分ほどの電力で稼働してくれます。
広範囲型or一部集中型
広範囲型と一部集中型の違いは、電気ヒーターに首振り機能が搭載しているかです。広いスペースや複数人数に向けて暖めたい場合は、首振り機能があれば広範囲を一度に暖められます。一部集中型はソロキャンプに使用するにはぴったりです。ピンポイントで温められるので、手足の先が冷えやすい方にもおすすめ!
大きさや重量
電気ヒーターは比較的コンパクト設計のモデルが多く、キャンプなどに持っていくのも場所をとりません。しかし、スポット的な使用に適していることから本体が小さく、その分暖かい範囲も狭くなってしまいます。人数に合わせてサイズや重さを比較しながら選びましょう。
安全機能が搭載されているか
電気ヒーターを稼働中に誤って転倒させてしまったとき、子どもが近くにいたり燃えやすいものがあると、火傷や火災につながる可能性もあるため大変危険です。購入前に、転倒オフ機能や過熱防止装置などの安全装置が搭載されているか確認しておくと安心。ケガや火事を防止するためにも、安全に使用しましょう。
アウトドアにおすすめの電気ヒーター23選
キャンプやアウトドアで使いやすいおすすめの電気ヒーターを紹介します。それぞれ種類ごとに紹介していますので、自分のキャンプスタイルに合わせて選んでみましょう!
また1時間あたりの電気代の目安は、「最大消費電力」を用いて「電力量料金単価 31円/kWh」で計算した金額です。あくまで参考としてください。
カーボンヒーター
カーボンヒーターとシーズヒーターが一体化、
速暖性と遠赤外線効果を兼ね備えた一台です。カーボンヒーター1本とシーズヒーター2本の3本管仕様で、3種類の暖かさに切り替えが可能。首振り機能も搭載で、季節や人数によって使い分けられます。
【基本情報】
- サイズ:幅32×奥行き32×高さ64.5cm
- 重さ:3.5kg
- 最大消費電力:1,200W
足元を暖める小型の電気ストーブです。キャンプ場では寒さが足元から感じやすいので、足元だけ温めたい時にぴったりな電気ストーブ。重量も1.1kgで消費電力も400Wと電気ヒーターの中でも小さい方です。テントサイトにあるAC電源はもちろんのこと、ポータブル電源でも使用できます。
【基本情報】
- サイズ:幅33×奥行き16.5×高さ19.5cm
- 重さ:1.1kg
- 最大消費電力:400W
レトロなデザインに最大1000Wのパワフルさを兼ねそなえたカーボンファンヒーター。スイッチを回すだけで温度を無段階に調節できます。左右約60度の自動首振り機能付きのため、部屋全体を暖められる優れもの!
【基本情報】
- サイズ:幅21.4×奥行き21.4×高さ61.4cm
- 重さ:2.3kg
- 最大消費電力:1,000W
ワット数は3段階切り換えできます。本体が転倒したり、浮いたりしたときは自動で通電をストップ。さらに倒れた状態では電源が入らない仕組みになっているので、災害時なども安心です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅29×奥行き19.5×高さ43cm
- 重さ(約):1.8kg
- 最大消費電力:960W
大きくてまわしやすいダイヤル式で、操作も簡単。カーボンヒーターの速暖とシーズヒーターの遠赤外線効果で体がしっかり暖まります。
自動首振りと手動首振りどちらにも対応しており、お好みの方向に向けられて便利。
【基本情報】
- サイズ:幅29×奥行き25✕高さ66.5cm
- 重さ:3.2kg
- 最大消費電力:1,000W
ノスタルジックなデザインとインテリアになじむ優しいカラーがおしゃれな、レトロカーボンヒーター。電源を入れて約3秒で発熱開始し、首振り機能で広範囲もすぐに暖まります。温度の上がり過ぎを防ぐ安全装置もついた、安心の一台です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅31.7×奥行き32.5×高さ60.7cm
- 重さ(約):4.3kg
- 最大消費電力:1,200W
スリム設計でせまい空間に持ち込んでの使用や、アウトドアに持ち出すのにも便利なサイズ。
ガードネットは取り外しが可能で、お手入れも楽にできます。転倒オフスイッチやサーモスタット機能など、安全設計もバッチリのモデルです。
【基本情報】
- サイズ:幅34×奥行き23.5×高さ64.5cm
- 重さ:3.85kg
- 最大消費電力:900W
シーズヒーター
自動で切れるタイマーや、首振り機能、省エネ運転など多機能なシーズヒーター。遠赤外線を発するシーズヒーターにブラックセラミックコーティングを施し、暖かさが向上しています。ヒーター部は水がかかっても壊れにくくアウトドアでも安心。
【基本情報】
- サイズ:幅30.6✕奥行き30.6×高さ89.7cm
- 重さ:3.7kg
- 最大消費電力:900W
コンパクトなのに高性能なビームヒーター。内部のパネルが熱を効率よく反射することで、同じ消費電力で2倍の暖かさを感じられます。本体上部に取っ手が付いていて、キャンプ場でも持ち運びやすいです。
【基本情報】
- サイズ(約):幅23×奥行き18.4×高さ25.3cm
- 重さ(約):1.9kg
- 最大消費電力:400W
消費電力が、800W・500W・200Wと三段階で切り替えられキャンプで使い勝手が良いのが特徴です。1000WのAC電源がある場合は800Wで使用し、ポータブル電源しかない場合は200Wを使用するなどの使い方もできます。
【基本情報】
- サイズ(約):幅28.5×奥行き28.5×高さ78.8cm
- 重さ(約):2.5kg
- 最大消費電力:800W
寒い空間を瞬時に暖めてくれる万能電気ストーブ。コンパクト設計のため、狭い場所にもピッタリと収まります。冷えやすい足元を暖めるのにも最適なアイテム。
【基本情報】
- サイズ(約):幅30×奥行き14×高さ38cm
- 重さ(約):1.7kg
- 最大消費電力:800W
グラファイトヒーター
遠赤グラファイトヒーターは電源を入れてからの立ち上がりが早く、すぐに暖まります。冬の寒いキャンプ場などで使いやすいヒーターが欲しい人におすすめ。首振り機能も付いており、広範囲に暖かさを届けることが可能です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅19×奥行き19×高さ53.5cm
- 重さ(約):1.2kg
- 最大消費電力:400W
アラジンのグラファイトヒーターは冬キャンプの必需品!おすすめアイテム6選
近年、冬キャンプを楽しむ方が増えてきました。気になるのは「寒さ」ですが、対策にはヒーターを使うのがおすすめ!特に、アラジンのグラファイトヒーターは、安全でデザイン性が高く人気があります。アラジンのグラファイトヒーターの魅力や、サイズや重さをしっかり考えるべき理由、さまざまな使用シーンに合わせたおすすめ商品を紹介します。
スリムなボディに、70°の左右首振り機能があり広範囲を暖めてくれるヒーターです。上部にあるシンプルなボタンで、ワット数や首振りを操作でき簡単に扱えます。
【基本情報】
- サイズ:幅30×奥行き30×高さ84cm
- 重さ:2.8kg
- 最大消費電力:900W
スイッチを入れて0.2秒で発熱し、遠赤外線効果で体の芯まで暖まるヒーター。スリム設計なので、場所をとらず持ち運びが楽です。家の中でも使いやすく、さらにキャンプでも活用できます。2段階の調節ができ、タイマーなど機能も備わっています。
【基本情報】
- サイズ(約):幅25×奥行き25×高さ68.4cm
- 重さ(約):1.5kg
- 最大消費電力:600W
セラミックファンヒーター
コンパクトなのにパワフルな温風がでるセラミックヒーターです。安全設計の二重安全転倒OFF機能により、万が一倒してしまっても自動で電源が落ちるので安心して使用できます。
【基本情報】
- サイズ:幅21.8×奥行き12.5×高さ26.5cm
- 重さ:2.0kg
- 最大消費電力:600W
持ち運びに便利なハンドルが付いたセラミックヒーター。安全性にも優れていて、チャイルドロックや、転倒時オフ機能が搭載されています。人感センサーも付いているので、人がいない時は自動でオフになり便利。
【基本情報】
- サイズ:幅17.6×奥行き14.5×高さ28cm
- 重さ:1.8kg
- 最大消費電力:760W
コンパクトで軽量なのに1350Wのハイパワーで電源を入れてすぐに暖気が出てくるので、暖まるのが早いです。持ち運びも楽々なのでキャンプにぴったり。黒一色のデザインが高級感もありおしゃれです。
【基本情報】
- サイズ:幅23×奥行き16×高さ27cm
- 重さ:1.6kg
- 最大消費電力:1,350W
2.5kgと軽量で、裏側に取っ手が付いているので気軽に持ち運びができます。スイッチを入れるだけですぐに暖めてくれる速暖性が魅力です!人の動きを感知して自動で電源を消してくれる人感センサー搭載なので、万が一消し忘れても安心。さらに、省エネにもつながります。
【基本情報】
- サイズ:幅26.5×奥行き13×高さ38.5cm
- 重さ(約):2.5kg
- 最大消費電力:1,200W
ヒーターのほかに
プラズマクラスターの空気浄化モード搭載で、一年中使える万能アイテム。季節を問わず活用できます。パワーのある温風が足元を暖めてくれ、人感センサーによって期待できる節電効果もポイント。
【基本情報】
- サイズ:幅19×奥行き19×高さ46cm
- 重さ(約):3.1kg
- 最大消費電力:1,200W
軽量コンパクト設計で床や足元はもちろん、テーブルや棚の上にあっても圧迫感がありません。持ち運びも簡単で、オフィスなどデスクでの使用にも最適です。小さくてもパワーのある温風と、安全設計が魅力のセラミックヒーター。
【基本情報】
- サイズ:幅11×奥行き9.2×高さ16.2cm
- 重さ:0.64kg
- 最大消費電力:500W
コロンとしたデザインとインテリアになじむカラー、持ち手もおしゃれな温風ヒーターです。3秒の速暖機能は寒いときにはうれしいポイント。操作性も高く、わかりやすい操作アイコンとまわしやすいダイヤルが特徴です。
【基本情報】
- サイズ:幅18.5×奥行き13.8×高さ16.5cm
- 重さ:0.65kg
- 最大消費電力:600W
ハロゲンヒーター
脱衣所やキッチンでも邪魔にならないスリムサイズで、
電源を入れてすぐに暖まる速暖性の高さも魅力。首振り機能は広範囲に暖められるだけでなく、一カ所に熱が集中して熱くなることも防いでくれます。
【基本情報】
- サイズ:幅33.2×奥行き18.6×高さ56.6cm
- 重さ:3.25kg
- 最大消費電力:1,200W
扇風機型の床置きハロゲンヒーター。
上下に角度が調節でき、足元だけでなく体の広い範囲を暖められます。寒さによって2段階調節ができ、転倒オフスイッチ機能も搭載されているため、安心して使用が可能。
【基本情報】
- サイズ:幅42.2×奥行き32.8×高さ46.4cm
- 重さ:2.1kg
- 最大消費電力:800W
キャンプで電気ヒーターを使うならここに注意!
キャンプやバーベキューなどのアウトドアで電気ヒーターを使う場合は、次に紹介するポイントにも注意しましょう。ケガや火事などの危険性以外にも注目するポイントはたくさんあります!
キャンプ場に電源サイトはあるか?
電気ヒーターなので、言わずもがな電源が必要です!最近では、電源が装備されたテントサイトもたくさんありますが、森林エリアなど自然に囲まれているようなキャンプ場は電源がないことも。その場合はポータブルバッテリーを持参しましょう。
電源サイトであっても、より快適に使用できるように延長コードを持っていくことをおすすめします!
電源サイトのワット数上限は1,000W
ほとんどのキャンプ場の電源サイトでは消費上限があり、多くは1,000W程度です。電気ヒーターは、消費電力が大きいものもたくさんあるので要注意。またホットプレートや電気毛布などほかにも使いたいものがある場合は特に注意して、持っていくものを厳選しましょう!
乾燥しすぎないように注意
電気ヒーターを狭い空間で使用すると、すぐに空気が乾燥してしまいます。乾燥すると、不快感を抱くのみならず、風邪をひきやすくなったり、火気のあるキャンプ場では火事の原因になることも!濡れたタオルを天井に吊ったり、加湿器付きのヒーターを選ぶなどして適度な湿度を保ちましょう。
キャンプ場に電気ヒーターを持って行こう
電気ヒーターを持っていく際は、キャンプ場のAC電源のワット数を確認するのを忘れないようにしましょう。また念のため、ポータブル電源を持っていくと、万が一使えない場合でも安心です。電気ヒーターで暖をとり、寒い季節のキャンプでも楽しい時間を過ごしましょう。
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