もくじ
FFヒーターとは?
FFヒーターとは、「Forced draught balanced Flue systems(強制給排気式)」を略したもので、車のエンジンが停止していても使用可能な燃焼式ヒーターのこと。キャンピングカーはもちろん乗用車にも設置でき、寒い季節の強い味方として車中泊キャンパーさんなどに支持されているアイテムです。
FFヒーターの魅力
日本RV協会がおこなったキャンピングカーユーザーへのアンケートで「装着して一番良かった装備」の一位を獲得するなど、非常に実用性が高いFFヒーター。そんな人気アイテムFFヒーターの魅力とはどのようなものなのでしょうか。
エンジン停止中に使える
FFヒーターは燃料タンクからポンプで送られてくる燃料を使用しており、車の動力で動いているわけではありません。そのためFFヒーターは車のエンジンを停止している状態で使用できるのです。エンジンを停止した状態で使用できるため、排気や騒音で周囲に迷惑をかけることもありません。
これらの機能をほかの暖房器具で代用するのは難しいため、自分も周囲も快適な車中泊のためにぜひ取り入れたいアイテムと言えるのではないでしょうか。
低燃費
使用する燃料が少ない量で済むのも魅力の一つ。燃料にガソリンを使用して一晩つけっぱなしにした場合、1時間で使用する量は最大でも0.27リッター。ガソリン1リッターあたり150円であれば、一晩利用したとしても8時間で約330円と非常に低価格です。
車内の空気が汚れない
FFヒーターは、燃料を燃焼させる際に車外の空気を使用し、燃焼後の空気は車外に排出されます。車内の空気とは別で燃焼システムが稼働するので、車内の空気は汚れず車内で一酸化炭素中毒になる心配もありません。また、燃料が完全に燃焼されることで匂いも気にならなくなります。
FFヒーターの取り付け
新車のキャンピングカーなどであればオプション装備としてFFヒーターを選択することが一般的ですが、FFヒーターは後付けも可能!取り付けについてのポイントを解説します。
取り付け工事は専門業者に
FFヒーターの設置は自分でもできますが、専門的な知識とスキルが必要になるため、専門家に任せた方が安心です。自分で行うと不完全燃焼や一酸化炭素中毒、火災などのリスクが伴います。
取り付け費用はおよそ4万円以上
業者に取り付けを依頼した場合、車両の大きさ、ガソリン車かディーゼル車か、作業の工数によって価格に差があります。ディーゼル車の方が安く工事できる業者もあれば、ガソリン車の方が安い業者もあるので要調査。「基本料金」でどこまで工事してもらえるかなどもしっかり調べて価格を比較しましょう。
また、ハイエースなど特定の車種を専門に取り付けを行っている業者もあるため、取り付けたい車で業者を絞っていくのもひとつの手です。たとえばハイエースならスライドドアのステップ部分など主流の設置場所がありますが、実績の多い専門店であればその他の取り付け位置の相談にも乗ってもらえるかもしれません。
FFヒーターに使用する燃料の種類
FFヒーターを選ぶ際には使用する燃料の種類に着目しましょう。それぞれの燃料のメリットやデメリット、コスト面について解説します。
走行用燃料
ガソリンや軽油(ディーゼル)など車の走行燃料をFFヒーターの燃料として使用する方法です。車の給油をすることでFFヒーター用の燃料も一度に補給できるため手間がかかりません。
メジャーな走行燃料であるガソリンは寒冷地でも凍ることがないので安心。一方軽油は一定の温度を下回ると凍ってしまうため注意が必要ですが、安価であることが魅力です。また、軽油用のFFヒーターは灯油を使用できるモデルも多く、より手軽に燃料調達が可能です。
LPガス
LPガスを使用するヒーターも存在します。しかし昨今では安全の観点からボンベへのガスの充填を行なってもらえないケースも多く、現状主流とは言えないようです。
一方アメリカ製の車輌にはデフォルトでLPガスを使用するタイプのヒーターが装備されていることもあります。燃料の確保はとても重要なポイントなので、LPガスを使用したヒーターを搭載する場合には注意しましょう。
ガソリンを使用するFFヒーター
出典:楽天市場
もっとも有名なFFヒーターブランドと言えば、ドイツのベバスト社。ヨーロッパという寒さの厳しい地域で信頼を勝ち取ってきた企業なので商品の質の高さは折り紙付きです。使用燃料も1時間あたり0.14〜0.27Lなので、燃費良く快適な車内環境が手に入ります!
【基本情報】
- サイズ:31.1×12×12.1cm
- 重さ:2.6kg
- 燃費:140〜270ml/時間
- 動作環境:-40度〜+20度
出典:Amazon
コスパの良いFFヒーターで、1時間あたり0.12L~のガソリン消費量。装着できる車種はキャンピングトレーラーはもちろん、軽キャンパーから、バンコン、キャブコン、バスコンまでさまざまな車種に対応しています。
【基本情報】
- サイズ:48.6×37.2×16.4 cm
- 重量:6.36kg
- 燃費:120〜240ml/時間
- 動作環境:-40度〜+20度
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る出典:Amazon
-40度の気温でも使用できるため、寒い時期の運転環境を快適にしてくれます。窓ガラスの霜や氷を取り除くため、視界もよく運転の安全性を向上させることができるのがうれしいポイント。
【基本情報】
- サイズ:38.8x14.5x14.5cm
- 重量:8.5kg
- 燃費:180〜640ml/時間
- 動作環境:-40℃〜+ 50℃
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る軽油(ディーゼル)を使用するFFヒーター
出典:Amazon
1時間あたりの燃料消費が100〜240mlとコスパが良いFFヒーター。また本体がコンパクトなので一般的な車でも取り付けやすいところもポイント。コスパ重視でヒーターを使いたい人におすすめ。
【基本情報】
- サイズ:39×15×14cm
- 重さ:8kg
- 燃費:100〜240ml/時間
- 動作環境:-40度〜+20度
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る出典:Amazon
軽キャンパー、バンコン、キャブコン、バスコン、キャンピングトレーラーまで車種を問わず装着が可能です。寒い時期はもちろん、送風機能付きで夏も活躍します。
【基本情報】
- サイズ:47.4x45.6x28.6 cm(梱包サイズ)
- 重さ:約6.9kg
- 燃費:100ml/時間
出典:Amazon
軽油のタンクが一体型になったFFヒーター。液晶ディスプレイ付きで操作も簡単、温度設定以外にもタイマーなど便利な機能付きです。
【基本情報】
- サイズ:39×15.3×41.5cm
- 重さ:7.66kg
- 燃費:110〜640ml/時間
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る出典:Amazon
LCDダイナミックディスプレイが機器の稼働状態を表示し、 燃料・電気・温度を好みの数値に設定することができます。操作が簡単なのもポイント。
【基本情報】
- サイズ:38x25.5x27.5 cm
- 燃費:100~200ml/時間
- 動作環境:-40℃〜80℃
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る出典:Amazon
従来品と比べてノイズが低減され、夜間でも眠りを妨げません。軽油用ですがマイナス40度でも使用できるため、寒冷地でのキャンプでも安心。
【基本情報】
- サイズ:42x17x31 cm
- 重さ:約4.5kg
- 燃費:230~510ml/時間
- 動作環境:-40℃~
タイムセール祭り開催中!
4日23:59まで!
Amazon で見る車中泊の暖房にFFヒーターを取り入れよう
FFヒーターを搭載すれば寒い季節や地域でも車で寝泊まりができるようになります。エンジンを止めたままでも車内を暖められるので、冬の車中泊に挑戦する際はぜひ導入を検討してみてください。導入する際には専門家に施工を依頼することもお忘れなく!
秋冬は日に日に冷え込む時期、キャンプで必ず必要なのはやっぱりアウトドアヒーター!アウトドアヒーターといってもガス、石油、電気、薪と種類が豊富です。ここでは、それぞれの特徴を解説するとともに、おすすめアウトドアヒーターを紹介します。自分にぴったりのヒーターを見つけてみましょう!暖房器具を活用すれば、寒さを忘れてキャンプを楽しめること間違いなし!
秋から冬にかけてのキャンプは防寒準備が重要。ただ、防寒着だけでは限界があります。そこで、暖房器具を持って行くのがおすすめ!その中でも簡単に扱えて安全な電気ヒーターを解説します。また、キャンプに持っていけるおすすめの電気ヒーターも紹介します。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | ベバスト エアヒーター | iFormosa FFヒーター | SUDOO FFヒーター | Yakuin 5KW 12V | リョクエン FFヒーター | リョクエン 軽油 一体式 FFヒーター | LOPADE FFヒーター | Qbey 車用FFヒーター |
商品リンク | 楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見るYahoo! で見る | Amazon で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る | Amazon で見る |
ライター紹介
あなたのアウトドアライフをたのしく。 hinata公式インスタグラムアカウント→@hinata_outdoor hinata公式Twitterアカウント→@hinata_outdoor