【2024年】2ルームテントおすすめ15選!ファミリーキャンプを快適に
2ルームテントは寝室とリビングが一体化したつくりで、ファミリーやグループキャンプに人気です。メッシュ窓や冷気を遮断するスカートがついていたりとオールシーズン大活躍!今回は、2ルームテントの魅力や選び方とともに、おすすめ商品を紹介します。
2ルームテントはファミリーや冬キャンプにおすすめ!
2ルームテントとはテントとタープが一体化した構造で、まるで移動式の家のよう!テントとタープを別々にそろえる必要がなく、効率良く設営や撤収ができることからファミリー層を中心に人気を集めています。
中にインナーテントと呼ばれる小さいサイズのテントが入っており、内部は二重構造。2部屋つくれることで寝室とリビングが一度に完成します。広いリビングには石油ストーブを置けるので、寒い冬のキャンプには最適です。メッシュ壁が備え付けられているので、通気性が良く夏のキャンプでも使えます。保温性はもちろん通気性もあるので、オールシーズン使えるのが魅力です。
2ルームテントのメリット
ファミリーやグループキャンプに使うテントとして人気の2ルームテント。ここでは、そのメリットを解説します。
タープが不要
2ルームテントのメリットはタープがいらないこと!リビング部分となる前室が広いため、テントにタープを接続する必要がありません。タープが不要なことで設営の手間も少なくでき、目が離せない小さい子どもがいるファミリーキャンプでは重宝することでしょう。インナーテントを取り外せば、広いスペースを確保できたり、シェルターとして使えます。
バーナーやヒーターが使える!
2ルームテントではバーナー類や石油ストーブなどのヒーター類が使えます!冬のキャンプは焚き火をしていてもとにかく冷えるもの。春や秋で夜は一気に冷え込みます。普通のテントでは前室がなかったり狭いのでヒーターは置けないことが多いですが、2ルームテントなら可能。テントの中で暖かく過ごせます。
また、リビング部分でバーナーを使った料理もできます。あたたかいテント内で料理をつくれるので料理が冷めにくく、寒い時期にはとても助かります。しかし、一酸化炭素中毒の危険性があるため、換気を欠かさず、一酸化中毒チェッカーを置くなど十分注意しましょう!
プライベートが保てる
オンシーズンはキャンプサイトに利用者があふれて隣の目線が気になる、なんて時も2ルームテントなら大丈夫!通気性に配慮したフルメッシュスクリーンを閉められるので、プライバシー面にも配慮できます。
流行りのロースタイルもセッティングしやすく、壁があるので通りがかりに見下ろされる心配もありません。自分の好きなようにテーブルやチェアを置いて、おしゃれなくつろぎの空間やリビングを自由にレイアウトできます。
2ルームテントのデメリット
重くてかさばる
2ルームテントは広いだけあって重く、収納してもかさばりやすいのが難点。10~20kgほどになるものも多く、女性1人では持ちにくい場合があります。2ルームテントを使うときは車が必須なのでオートキャンプに限られてきます。また、かさばるので家での収納場所も確保しておくこともお忘れなく。
オートサイトがないキャンプ場で車を横付けできない場合は、キャリーワゴンなどを使ってキャンプサイトまで運ぶのがよいでしょう。
設営に時間がかかる
2ルームテントは大きく、その分ポールも増えるので設営までに時間がかかります。強風のときは風にあおられて一層設営が大変に。設営のときは2人以上でするのがおすすめです。難しいと感じる2ルームテントでも、慣れてくれば30分ほどで設営できるものも多くあります。経験を積めばだんだん慣れてくるので、「自分には無理」と諦めなくても大丈夫です!
アウトドアショップでは2ルームテントの設営体験を行っているところもあるので、参加してみるのもおすすめです。
使用後干すのが大変
2ルームテントは大きいので干すときに苦労しがちです。テントの結露を乾かすためにキャンプから帰ってきたら干す必要がありますが、大きい分干すときの労力は通常のテントと比べて大きくなるでしょう。乾くまでの時間もかかってしまいます。
ベランダが小さいなどの理由でスペースが少ないと干せない場合、近くの公園でテントを張って乾かしたり、アウトドア用品店やメーカーで乾燥してもらうなどほかの方法を利用しましょう。
2ルームテントの選び方
2ルームテントはたくさんの種類があるので、一体どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、2ルームテントを選ぶときに注目したいポイントを解説します!
サイズ
テントを選ぶ基本は、想定している使用人数よりも1人分以上大きいサイズを選ぶこと!テントはきちっと並んで寝られる人数を収容人数として換算している場合がほとんどです。ゆったりとした空間がほしい、使用するギアの大きさも考慮して選びたいという場合は、1人分以上大きめのものを選ぶと窮屈感がありません。
天井が高いと広く感じられますが、その分、横風には弱くなりがちです。天井の高さとともに、使用場所や横風の心配がないかもチェックしましょう。
耐水性・通気性
ある程度の雨にも耐えられる耐水圧の目安は、1,500mm以上といわれています。多少の雨をしのげるものを選べば、急な雨にも慌てることなく対応できます。
しかし、耐水圧は高くなるほど結露しやすくなるので、数値が高ければ高くなるほどいいというわけではありません。耐水圧が高いものはベンチレーションなど結露が逃げる仕組みがあるかどうかもチェックしましょう。
小雨程度であれば耐水圧1,000mmほどのテントでも対応できるので、値段を抑えたいという場合は耐水圧の低めのテントでも選ぶ価値はあります。
重量
テントの重さは、持ち運びやすさに影響します。デメリットとして挙げたように、2ルームテントは本体サイズが大きく、重いのが特徴です。少しでも軽いものを選びたい場合は、コットンは避けるようにしましょう。コットンはほかの素材と比べて重量感があり、雨に濡れるとさらにその重さは増します。軽さを重視したいなら、ポリエステル素材がおすすめ!
設営のしやすさ
大型のテントはポールもペグの量も多い傾向があります。メーカーによってはイラスト付きの説明書やポールとスリーブに色をつけてどこに通せばいいか分かりやすくしてある場合があるので、設営しやすいものも多くなっています。そのようなものを選ぶと初心者でも安心です。事前に試し張りしたり、購入店舗の店員さんと試し張りするのもおすすめです。
価格
テントを購入するうえで、特に気になるのが価格。2ルームテントは2〜20万円以上と価格帯が広いです。最低限の機能があり価格が抑えられているものがいいのか、ハイグレードで高機能なものがいいのか、自分が欲しい機能を考えてテントを選びましょう。
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お気に入りの2ルームテントを見つけよう
今回は魅力や選び方とともに、おすすめの2ルームテントを紹介しました。設営が難しそうだと敬遠しがちな2ルームテントですが、最近は初心者でも簡単に設置できるものが多いので安心してください!最高にお気に入りのテントで自然の中に自分専用リビングを作り出しましょう!