冬キャンプにおすすめの薪ストーブ28選!折りたたみ・コンパクト・二次燃焼タイプ
冬キャンプで重宝する薪ストーブ。短時間でテント内を暖められ調理もできる人気のアイテムです。とはいえ、はじめて購入する人は、たくさんの商品があるため迷ってしまうのではないでしょうか?今回は、折りたたみタイプから高火力タイプまで、おすすめの人気薪ストーブを紹介します。設置方法や初心者の疑問なども解説!
「薪ストーブ」は冬キャンプ最強のお助けギア
冬キャンプで主に使われるストーブには、石油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブがあります。それらの中で、特に効率よく暖を取れるのが「薪ストーブ」です。薪を燃やす炎の美しさを眺められるのも大きな魅力。
しかし、家庭でも利用することの多い、石油・ガスストーブに対して、火起こしが必要な薪ストーブはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。自分のキャンプスタイルに適したモデルの選び方や、正しい使用方法を理解していないと挑戦しにくいアイテムといえます。そこで今回はおすすめの薪ストーブと、知っておきたい基本的な知識を紹介していきます。
キャンプ向け薪ストーブの選び方【5つのポイント】
「はじめて薪ストーブを購入するけど、何を基準に選べばいいかわからない」と、選び方に困っている人は、以下の5つのポイントに注目してみましょう。
- サイズで選ぶ
- 重さで選ぶ
- 素材で選ぶ【ステンレス・チタン・鉄】
- 機能性で選ぶ
- 携帯性で選ぶ
それぞれ詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
1.サイズで選ぶ
キャンプで使用するなら、まずは「サイズ」をチェックするのがおすすめです。さまざまな大きさの薪ストーブが登場しており、コンパクトに折りたたんでバッグに収納できるものや、ソロキャンプに適した軽量なものが人気です。
大きさを選ぶときに注意するポイントは、一般的な薪がそのまま入るか、それとも入れるために短く加工する必要があるかです。一般的な薪は30~35cm。コンパクトな薪ストーブは持ち運びしやすいですが、薪を入れるためにカットする必要があり、労力と手間がかかることを頭に入れておきましょう。
2.重さで選ぶ
移動が付きもののキャンプでは、道具の「重さ」も重要なポイント。薪ストーブはさまざまな素材や大きさでつくられているため、10kg以上のものから2kgの軽量タイプまで多種多様です。車での移動であれば、ある程度重くても持ち運びできますが、ツーリングキャンプやソロキャンプでは軽量のタイプがおすすめです。
また、重さは設置のしやすさにも影響します。10kg以上の重い薪ストーブと、2kgの薪ストーブではパーツを組み立てる労力が異なります。できる限り体力を使わないよう組み立てたければ、軽いタイプを選ぶというのも一つの方法です。
3.素材で選ぶ【ステンレス・チタン・鉄】
キャンプ用の薪ストーブは主に、
ステンレス・チタン・鉄の3つの素材でつくられています。それぞれの特徴を解説しますので、自分のニーズを満たしてくれるのはどの素材か、参考にしてみてください。
▶ステンレスの特徴
- 商品数が多いため好みのデザインを見つけられる可能性が高い
- さびにくくメンテナンスが簡単
- 重さはあるが安定感もある
▶チタンの特徴
- 重さは鉄やステンレスの60%ほどで軽量(3kg~)
- ステンレスよりやや高額
- さびに強く長く使える
▶鉄の特徴
- 真っ黒なボディがかっこいい
- 発熱性が高くテント内を早く暖められる
- 軽量タイプや折りたたみタイプは少ない
4.機能性で選ぶ
薪ストーブは暖を取るのはもちろん、便利な機能が追加されたアイテムも多いため、自分が求めている機能があるものを選びましょう。例えば、薪ストーブで料理したいのであれば、天板に調理用の穴があるものなら鍋が安定しやすく、炭でバーベキューなども可能。本体の横にガラス窓が付いているものは焚き火も楽しめます。
そのほか、脚の長短や煙突ガードの有無なども注目してみましょう。はじめから必要な機能があれば、買い換えずに長く使いつづけられるので、コストパフォーマンスもよくなります。
5.携帯性で選ぶ
薪ストーブを選ぶときは「携帯性」も重要です。キャンプではたくさんの道具を運ぶため、できる限りコンパクトかつ軽量にしたいと考える人が多いのではないでしょうか?そのようなときは、折りたたみタイプのアイテムがおすすめです。組み立ての手間はありますが、10cm未満の厚みに収められるものもあります。
また、素材で携帯性を判断するなら軽量なチタン製が人気です。コンパクトにできるアイテムなら、持ち運びしやすいのはもちろん、自宅での収納スペースを取らないのも大きなメリットです。
キャンプで薪ストーブを使うときの注意点
薪ストーブを使用する際の注意すべきポイントを紹介します。薪ストーブは魅力的なアイテムですが、使い方を誤ると大変危険です。安全に冬キャンプを楽しむためにも、しっかりと把握しておきましょう。
適切な換気で「一酸化炭素中毒」を回避
薪ストーブの最大のリスクは「一酸化炭素中毒」です。重症化すると
死亡のリスクもあり細心の注意を払わなければいけません。一酸化炭素中毒とは、薪などが燃えることで酸素が減少し、発生した一酸化炭素を吸入することで起きる中毒症状です。
一酸化炭素は無臭・無色のため、気付かないうちにテント内に充満していることが少なくありません。実際にキャンプ中による一酸化炭素中毒での死亡事故も発生しています。
適切な換気をすることはもちろん、一酸化炭素チェッカーを準備するのもマスト。就寝時は薪ストーブが完全に消火したかを確認するのも忘れてはいけません。
出典:
信濃毎日新聞デジタル テント内で男性死亡、新潟 一酸化炭素中毒 操作方法がシンプルなため、はじめてでも利用しやすい一酸化炭素チェッカーです。一酸化炭素ガスが検出された際は、
大音量のアラーム音で警告してくれます。動作チェックのテストボタンもあるので、電池切れや不具合が起きていないか確認できます。
国産メーカーの商品なので、説明書も付属されており安心です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):4×9.5×9.5cm
- 重さ(約):150g
- バッテリー:単3電池×3
安全に利用できるテントを選ぶ【煙突穴・難燃素材】
薪ストーブをテント内で使用するときは、煙突穴が開いているものや難燃素材のものを選び、安全に利用できるテントを使用しましょう。一般的なポリエステルのテントは、小さな火の粉が飛んだだけであっという間に穴が開くほど燃えやすい素材です。熱源が接触していなくても、熱で溶けることもあります。そのため、薪ストーブに対応したテントを利用することで火事などのリスクを軽減できます。
【定番・人気】冬キャンプにおすすめの薪ストーブ10選
ステンレスでつくられた、手入れが簡単なホンマ製作所の薪ストーブ。
軽いため設置や撤収が簡単にでき、大きめの薪でも入れられる点が魅力です。天板を使って調理などができるのもうれしいポイント。
ガラス窓付き替え扉や、煙突などのカスタムパーツも多く、
アレンジを楽しみたい人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):40×60×34.5cm
- 収納サイズ(約):-
- 重さ(約):5.2kg
- 素材:ステンレス
落ち着いた雰囲気のある、
クラシカルなデザインをした大型の薪ストーブ。テント内を暖めるのはもちろん、天板でお湯を沸かしたり、鍋を温めたりできます。なお、煙突は別売りなので、あわせて購入するようにしましょう。薪ストーブを使って、より
キャンプの雰囲気にひたりたい人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):50×84cm
- 収納サイズ(約):-
- 重さ(約):19kg
- 素材:-
1914年に創業した国内アウトドアブランド、オガワの薪ストーブ。
無骨ながらかわいらしさのあるデザインが魅力です。
組み立てるときに使うパーツは、
分解して本体に収納できるため、見ため以上にコンパクトになるのもポイント。キャリーバッグも付属しているため、保管や持ち運びをラクにしたい人に最適です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):28×40×150cm
- 収納サイズ(約):38×47×33cm
- 重さ(約):5.2kg
- 素材:本体/鉄板、煙突/ステンレス、脚/スチール
コンパクトな薪ストーブ「ちびストーブ」は軽量で組み立ても簡単!
ogawaから発売されている小型薪ストーブ「ちびストーブ」は、暖房力がありながら、薪ストーブのネックになりがちな収納性にも配慮された名品。今回は、そんな「ちびストーブ」の魅力や、他のコンパクトストーブとの違いを解説していきます。口コミや評判もあわせてチェック!
キャンプサイトをおしゃれに演出できる、デザイン性の高い薪ストーブ。丈夫なステンレス製で、軽量かつコンパクトに仕上げられているのも特徴の一つです。
網の上に薪を置いて使用するため、
燃焼効率がよいのもポイント。ガラス窓付きドアの下には、空気調整がしやすいエアインテークが備わっています。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):42×42×240cm
- 収納サイズ(約):24×42×33cm
- 重さ(約) : 9.3kg
- 素材:ステンレス・耐熱ガラス
鋳鉄素材で熱伝導率が高く、耐久性も抜群!天板の上で調理ができ、
左右に展開する棚の上にケトルや調理器具を置くことも可能です。脚を展開して煙突を付ければ使える、シンプルな構造も魅力。扉には空気調整ができる窓と、薪や炎をしっかり見られる耐熱ガラスが付いています。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):38×53×210cm
- 収納サイズ(約):38×19×25cm
- 重さ(約):6.1kg
- 素材:鋳鉄・耐熱ガラス
手軽に持ち運びできるようつくられた、ペトロマックスの薪ストーブ。暖を取りながら天板で湯沸かしや調理ができ、半円型のガラス窓から炎の揺らぎを楽しめます。
空気調整スライダーが付いているため、火力調整がしやすいのも魅力。また、背面には灰受けトレイがあるので、ストーブ内に残った灰を掃除しやすいのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):84×55×241cm
- 収納サイズ(約):33×52×33cm
- 重さ(約) : 12kg
- 素材:スチール・耐熱ガラス
3面にガラス窓を採用しており、暖を取りながら炎を見やすいのが魅力です。本体上部には
両側に広がるステンレス製の棚があるので調理もラクラク。天板のふたをあければ直火調理もできるため、火力が必要なメニューもつくれます。
空気量を簡単に調整できるため、火力をコントロールしやすいのもうれしいポイント。持ち運びしやすいよう収納バッグも付いています。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):62.8×64.5×273.2cm
- 収納サイズ(約):46×27.8×24cm
- 重さ(約) : 本体/15.3kg
- 素材:304ステンレス・ガラス
テンマクデザインの薪ストーブで冬キャンプに備えよう!
冬キャンプでも暖かく過ごすために必要なストーブ。今回はテンマクデザインから発売されている薪ストーブの種類や特徴、使い方について解説します。この記事を参考にご自身にあったストーブを選んで、快適な冬キャンプを楽しみましょう!
天板にある大小の丸い穴はフライパンや鍋での調理がしやすく、
四角い大きな穴に網を設置すれば、バーベキューなどの炭火料理も楽しめます。また、扉とガラス窓の
2カ所から薪の追加ができる利便性も魅力。脚の長さも2段階に調整できるなど、使いやすい工夫が施された薪ストーブです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):ハイ/60×51×107・141.5・177cm、ロー/47×36×83・118・153cm
- 収納サイズ(約):48×27×26.5cm
- 重さ(約): セット/10kg
- 素材:本体・扉・ふた・脚・煙突/鉄(焼付塗装)・耐熱ガラス
本体はステンレス製のため耐久性が高く、
長い薪がそのまま入るよう炉内も広くつくられています。右横のガラス窓が大きいため、
炎や薪の残量を確認しやすいのも魅力。組み立ての手間も少ないので、準備に手間を掛けたくないという人におすすめです。煙突はロープで固定できるようになっており、転倒防止に役立ちます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):53×40×197cm
- 収納サイズ(約):20×40×35cm
- 重さ(約):8.2kg
- 素材:ステンレス・耐熱ガラス
独特な丸みのある
デザインが特徴的な、耐久性・安定性・機能性に優れた薪ストーブ。薪は上部と前面の2カ所から投入でき、
ストーブ上部で調理も可能です。専用のグリルとプレートも付属しており、使わないときは本体横に設置できる利便性も魅力。
またリフターや投入口に使うハンドルも付いていたり、分解したパーツは本体に収納できたりするなど、細かいところまでこだわりが詰まった、おすすめの薪ストーブです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):46×46×165cm
- 収納サイズ(約):35×45×44.5cm
- 重さ(約):20.5kg
- 素材:主要部/アルミ鋳物・耐熱ガラス、脚・煙突/鋳鉄
【折りたためて携帯性抜群】冬キャンプにおすすめの薪ストーブ8選
コンパクトかつ軽量な、女性でも利用しやすい薪ストーブ。折りたたむことで、わずか
10cm程度の厚さで収納でき、3kgという軽さも大きな魅力です。奥行きは37cmあるため長い薪も利用可能。煙突には
空気の流れを調整できる回転ダンパーも付いているので、火力調整も簡単です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):37.5×21×247.5cm
- 収納サイズ(約):39×31×9cm
- 重さ(約):本体/3kg
- 素材:304ステンレス・耐熱ガラス
燃焼効率にこだわった、トモウントの軽量でコンパクトに収納できる薪ストーブ。煙突や前面の吸気口、差込式ダンパーなどは、
燃焼効率が高くなるよう設計されています。また、重量は約3.4kgと軽く、本体や煙突を折りたためば、
片手で持てるほどコンパクトにできるのも大きな魅力です。
前面と右横には1,000℃まで耐えられるガラスが付いており、揺らぐ炎を楽しみながら、薪の残量を確認できます。収納袋も付いているので、手軽にストーブを楽しみたい人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):38×20.5×30.8+200cm(煙突)
- 収納サイズ(約):38×20.5×6.5cm
- 重さ(約):本体/3.4kg
- 素材:304ステンレス・耐火ガラス
スームルームから販売されている、
優れた耐久性と軽量性が魅力のチタン製薪ストーブ。前面のガラス窓から、火力や薪の残量を確認できます。
重さ1.63kgと驚きの軽さながら、天板を使って調理もできるので、キャンプの楽しみを広げられます。組み立ての手間はありますが、ソロキャンプでも気軽に薪ストーブを使いたい人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):34.8×20.4×231cm(煙突含む)
- 収納サイズ(約):40×30×7cm
- 重さ(約):1.63kg
- 素材:本体/チタン・耐熱ガラス、部品等/ステンレス
湾曲した形状が目を引く、独自性の高いデザインをした薪ストーブ。本体は
薄く柔軟性のある304ステンレス製で、組み立てには少し手間を必要とします。はじめての薪ストーブには少しハードルが高いですが、ほかの人と違うアイテムがほしい、
組み立ての手間暇も楽しみたい、という人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):40×20×279cm
- 収納サイズ(約):44×27.5cm
- 重さ(約):2.8kg
- 素材:304ステンレス・耐熱ガラス
ストーブではめずらしい、
縦方向に揺らぐ炎を楽しめる薪ストーブ。一般的なものに比べて燃焼経路を長くしており、高い蓄熱性を持っています。
オーブンとして使えるスペースがあるため、調理の幅を広げられるのも魅力です。
脚にあるネジを使って傾きの調整ができるため、ストーブを水平に保てるのも安心して使えるポイント。パーツは全て本体に収納でき、別売りの専用キャリーを使えば持ち運びも簡単です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):73×32×36cm
- 収納サイズ(約):-
- 重さ(約):22kg
- 素材:鋼板・ステンレス
焚き火にこだわりのある笑'sが販売している、ステンレス製の折りたたみ薪ストーブ。横面にある
耐熱ガラスが付いた側板は、左右どちらにも取り付けられるため、ストーブの設置場所を柔軟に選べます。
灰受け皿も用意されており、
簡単に灰処理ができるのもうれしいポイント。なお、煙突は別売りなのであわせて購入するようにしましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):49(脚開き巾)×23.5×38cm(煙突別)
- 収納サイズ(約):40×23×7cm(煙突別)
- 重さ(約):5.3kg(煙突別)
- 素材:ステンレス板・ステンレスリベット・ロストルステンレス断熱材・耐熱ガラス
笑'sの焚き火台&薪ストーブ特集!コンパクトなハイパワーギアが充実
「笑’s(Sho’s)」は、こだわりの焚き火ギアが多くのキャンパーから高い評価を受けている日本のアウトドアブランド。人気アニメ『ゆるキャン』のキャラクター「志摩リン」が笑’sの焚き火台を使用していたことでも注目を集め、気になっている人も多いはず。そこで今回は、笑’sの人気の秘密を詳しく解説するとともに、焚き火台や薪ストーブといった魅力あふれるアイテムを一挙に紹介します。こだわり抜いた焚き火ギアの魅力を知れば、トリコになってしまうこと間違いなし!
洗練されたデザインが特徴的な、
一台3役にもなる高機能性が魅力。薪ストーブとしてはもちろん、ユニットを使い分ければオープンタイプと二次燃焼タイプの焚き火台としても使えます。
付属の網を活用して直火調理もできるため、オールシーズン使えるのも大きなメリット。冬のシーズンだけではなく、長く愛用できるアイテムを探している人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):44×36×146cm
- 収納サイズ(約):44×36×26cm
- 重さ(約):8.54kg
- 素材:430ステンレス
天板にふたが付いた調理もしやすい薪ストーブ。
ふたをあけることで直火調理もでき、奥側に薪を入れやすい特徴があります。煙突を本体に収納でき、脚をたためばコンパクトに。本体の横に取っ手があったり、収納バッグも付いていたりするなど、
持ち運びしやすいデザインも魅力です。
灰受けや固定用のペグ・ロープも付属しており、使い勝手を配慮した設計なのもうれしいポイント。寒いキャンプで暖を取るのはもちろん、調理も楽しみたい人に最適です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):55×83.5×254cm
- 収納サイズ(約):26×45.5×28cm
- 重さ(約):12.5kg
- 素材:本体・煙突/鋼・スチール、止め金/鉄
【奥行35cm以下でコンパクト】冬キャンプにおすすめの薪ストーブ4選
組み立てなどの手間が少なく、手軽に利用できるのが魅力のスームルームの薪ストーブ。
火格子と煙突の2つのパーツを取り付けるだけで準備はOK。収納袋は付属されていませんが、持ち手が付いているので手軽に持ち運びができ、
収納袋にしまうのが面倒、すぐに使いたいという人には一押しのアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):30×12×27cm
- 収納サイズ(約):38×17×22cm
- 重さ(約):4.5kg
- 素材:ステンレス・耐熱ガラス
奥行12.5cm、幅21cmの
最小クラスの薪ストーブです。卓上で利用できるので
通常より高い位置での焚き火を楽しめるのも魅力。前面にあるガラス窓から、燃える薪をのんびり眺められます。無駄のないシンプルなデザインも多くのキャンパーに支持されているポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):21×12.5×30cm
- 収納サイズ(約):20.5×12.5×16.2cm
- 重さ(約):3.35kg
- 素材:ステンレス・耐熱ガラス
卓上でも利用できるコンパクトサイズの薪ストーブ。クッカースタンドを使えばミニマムに直火調理を楽しめます。ガラス窓は大きくつくられており、
じっくりと炎を観賞できるのも魅力。折りたたみタイプほどコンパクトには収納できませんが、車内や自宅の限られたスペースにも収められます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):24×15×32cm
- 収納サイズ(約):24×15×13.5cm
- 重さ(約):3.12kg
- 素材:ブラック/炭素鋼orシルバー/ステンレス鋼・微結晶耐熱ガラス
北海道の
老舗薪ストーブメーカーが熟練の技でつくる、ソロ向けの小型薪ストーブです。ボンデ鋼板のマットな質感は、
美しさと無骨さが感じられ、サイトがグッとおしゃれになります。鉄板の厚みは0.8mmと薄いため軽量で、熱が伝わりやすいのが特徴。一つひとつ手づくりでありながら、
良心的な価格も魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):35×17×180cm
- 収納サイズ(約):-
- 重さ(約):3.8kg
- 素材:本体/ボンデ鋼板・ネクストリーマ
新保製作所の人気薪ストーブを解説!実用性重視で冬キャンプも心強い
冬キャンプを盛り上げてくれる「新保製作所」の薪ストーブ。炎の揺らぎが楽しく見られる、角型3面窓付薪ストーブ「FIRE SIDE」をはじめ、タマゴ型ストーブ、ロマンチカル薪ストーブ、ミニ薪ストーブ、キャンプセットなど、人気の薪ストーブの性能と魅力に迫ります!
【二次燃焼で高火力】冬キャンプにおすすめの薪ストーブ6選
二次燃焼ができるため火力が強く、テント内を素早く暖められます。炎の勢いが強すぎる場合は、煙突のダンパーで空気の量を調整可能です。ガラス窓は2面あるため、
薪の残量を確認しながら、炎の揺らぎを楽しめるのも魅力。組み立て式で設置の手間はありますが、
コンパクトに収納できるのも大きなメリットです。持ち運びしやすいよう収納袋も付属しています。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):38×18×28.5+250(煙突)cm
- 収納サイズ(約):40×25cm
- 重さ(約):4.4kg
- 素材:304ステンレス・石英耐熱ガラス
薪ストーブの人気ブランド、ホンマ製作所から販売されている数少ない折りたたみ式の薪ストーブ。前面の大きなガラス窓からは、
噴き出す二次燃焼の炎を観賞できます。
40cmの長い薪でもそのまま利用でき、鉄板ではクッカーを並べて調理できる広いスペースも確保できます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):47.6×54.2×212cm
- 収納サイズ(約):49×30×16.5cm(煙突は除く)
- 重さ(約) :11.8kg
- 素材:430ステンレス・鉄・ガラス
大きな前面のガラスから、
迫力満点の燃え上がる炎を見られる薪ストーブです。内部には3段のレールがあり、ピザなどの
オーブン料理をしやすいのも魅力。少し変わったアイテムがほしい、焚き火もキャンプ料理も存分に満喫したい、という人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):63.7×50.5×65.9cm
- 収納サイズ(約):32.8×33.6×53.5cm
- 重さ(約):本体/20.2kg
- 素材:本体/スチール・ガラス、煙突・火かき棒・煙突固定リング・グリット/ステンレス
3面ガラスを採用したことで、
暖炉のように炎を眺められる薪ストーブ。蓄熱性の高いスチール製のため、暖かさが持続しやすい特徴があります。多次燃焼構造により燃焼効率がよく、煙や燃え残りが比較的少ないのも魅力。
ガラス窓が大きいので40㎝の薪もラクに入ります。天板ではもちろん、
広い炉内を使って調理も可能です。クッション性のある付属の収納バッグに入れれば安全に持ち運び可能。じっくり炎を眺めてキャンプを楽しみたい人に最適です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):74.5×40×270cm
- 収納サイズ(約):46×38×37cm(煙突立ちあげ含む)
- 重さ(約):本体/20kg
- 素材:本体/鉄・ガラス、煙突・煙突固定リング・グリット/ステンレス、耐火レンガ/セラミック
2ステップで組み立てられる、手軽さが魅力のキャプテンスタッグの薪ストーブ。折りたたみタイプのためかさばらず、収納や保管もしやすい特徴があります。
煙突効果と二次燃焼により、
コンパクトながら燃焼効率に優れている点も魅力の一つです。別売りの網やグリルプレートなども展開しているので、調理も楽しみたい人にはうれしいポイント。持ち運びしやすいよう収納バッグも付属しています。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):25×22×28cm
- 収納サイズ(約):37×38×8cm
- 重さ(約):2.3kg
- 素材:本体・炭受け/ステンレス鋼、バーベキュー網・ゴトク・目皿/鉄(クロムメッキ)
重さ1kgと驚きの軽さが魅力の丸型薪ストーブ。収納時は直径20cm×高さ14cmとコンパクトになるため、ソロやデュオキャンプに最適です。丈夫で熱にも強いステンレスを採用しており、小さいながら二次燃焼により火力は申し分ありません。
五徳も付属しているため調理ができるのもうれしいポイント。紹介した中で最軽量なタイプのため、軽さを重視して薪ストーブを探している人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):21×30cm(五徳使用時)、20×29cm(五徳未使用時)
- 収納サイズ(約):20×14cm
- 重さ(約):1kg
- 素材:ステンレス
薪ストーブの【正しい使い方】を知ってキャンプを楽しもう
ここからは、薪ストーブの使用方法を紹介します。はじめての人には難しく感じるかもしれませんが、正しい知識を身につけておけば大丈夫。きちんとした手順に沿って安全に薪ストーブを楽しみましょう。
【ogawaが直伝】キャンプ向け「薪ストーブ」の正しい使い方と長く付き合う方法
薪ストーブといえば憧れのアイテム!と考えているキャンパーも少なくないはず。とはいえ、使い方やメンテナンスの方法、おすすめ品選びに不安を覚えることも多いのではないでしょうか。そこで今回は、日本製の薪ストーブでも人気の「ogawa(オガワ)」に直撃取材!キャンプでの正しい薪ストーブとの付き合い方を教えてもらいました。
購入したら【慣らし焚き】をしよう
新品の薪ストーブを使用するときには、
「慣らし焚き」と呼ばれる作業が必要です。薪ストーブには鋳物が多く使われており、
急激な温度変化によって変形や破損につながるため、徐々に熱に慣れさせなければいけません。
また、
製造時の油分の除去も慣らし焚きの目的の一つです。油分が燃焼すると煙が出るため、完全に焼ききって煙が少ない状態にします。
では、慣らし焚きの手順を解説していきます。
- 煙突へつながる空気量を調整するダンパーを開き、供給する空気量を調整するエアーコントロールレバーを全開にします。
- ストーブ内に着火剤と細い薪を組んで入れたら、その上に中くらいのサイズの薪を3本ほど乗せ、火をつけます。薪に着火したのを確認したら扉を閉めましょう。
- 安定して薪が燃えてきたら(10〜15分後)、太い薪を2、3本追加します。
- ストーブが200℃以上にならないよう、エアーコントロールレバーで給気をする量を調整し、薪が燃え尽きるのを待ちます。
- ストーブ本体が完全に冷えたら終了です。
■ ポイント
油分が燃焼し1時間ほどで煙は少なくなりますが、
テント内で利用する場合は、
1〜5までのステップを2、3回繰り返してしっかりと油分を焼ききりましょう。
STEP.1 正しく設置する
まずは、薪ストーブを正しく設置しましょう。ゆるみがないようにパーツなどはしっかりと固定し、テント内で使用するなら煙突ガードを設置したり、燃えやすいものが近くにないか、換気できる環境かどうかを確認したりしましょう。焚き火台ほどではありませんが、燃えている薪が落ちる可能性は十分にあります。芝生サイトであれば焚き火シートを利用しましょう。
また、転倒するリスクを避けるため、平らで安定感のある場所に設置してください。卓上で利用するなら熱に強いアルミや鉄製のテーブルを利用するようにしましょう。着火する前に燃えやすい細い薪や、薪ストーブの大きさにあわせてカットした薪を用意しておけば、着火してからの作業がスムーズです。
STEP.2 焚き付け用の細い薪で着火スタート
焚き付け用の細い薪や小枝に着火します。いきなり大きな薪を入れると火が消えてしまうので、細い薪を少しずつ追加していき、徐々に炎を大きくしていきます。着火直後は煙突のダンパーを開放し、空気の流れをつくって炎が大きくなる手助けをします。
STEP.3 太い薪を追加していく
炎が大きく安定してきたら、太い薪を追加していきます。火力の調整は、煙突のダンパーや扉の小窓(エアーコントロールレバー)の空気の流れを利用しましょう。利用中は基本的に扉は閉めた状態にしておき、薪の落下などを防ぎます。テント内で使用するなら、定期的に換気しながら調理や揺れる炎を眺めるなど、自由に楽しみましょう。
STEP.4 消火
消火するときは、静かに薪が燃えきるのを待ちます。通気用の小窓やダンパーを閉めると、空気が遮断されて消火がスムーズです。消火時の注意点として、薪ストーブ内の薪に直接水をかけるのは絶対にNGです。急な温度変化によって変形や破損が起こったり、灰が一気に舞い上がったりして大変危険です。就寝前であれば早めに薪の追加をストップしましょう。もし時間に制限があれば、火消し壺などに炭を移して消火させるのも一つの方法です。
STEP.5 正しく片付けて次のキャンプに備える
火が完全に消え、本体が冷めたことを確認して片付けを行います。燃え残った灰を焚き火シートや火消し壺にかきだし、
乾いた布で灰やスス汚れをふき取りましょう。小さなブラシやほうきがあると角や溝もきれいに掃除できます。調理の油汚れが付いてベトベトという状況でなければ、毎回水洗いなどをする必要はないでしょう。逆に、水洗いをすると残った水分などで、さびてしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、薪ストーブの片付けでは
「煙突の掃除」も忘れてはいけません。煙突内にはススや灰、タールがたまり、放っておくと
「煙道火災」を引き起こす危険性があります。
専用のスポンジやタワシを利用して煙突内部をきれいにしておきましょう。薪ストーブ本体、煙突、どちらもきれいに掃除しておくことで、帰りの車内や自宅の保管場所を汚さずにすみ、次回万全の状態で気持ちよく利用できます。
※煙道火災・・・煙突内部の付着物に引火すること。煙突から炎が噴き出し大変危険です。
薪の種類や焚き火に必要な量、調達方法を知ろう【日本ブッシュクラフト協会理事監修】
日本ブッシュクラフト協会理事・川村知義さんの監修のもと、薪の種類や選び方、購入できる場所など、基礎的な知識を解説していきます!薪についてより多くの知識を身につけて、安全かつ楽しく、火をのんびり眺める時間を楽しみましょう。また、薪の知識とともに、おすすめの薪割りアイテムや収納グッズも一緒に紹介しているので、購入時の参考にどうぞ。
薪ストーブとあわせて準備したいアイテム【さらに快適】
薪ストーブと一緒に利用することで、より快適にキャンプを楽しめるアイテムを紹介します。一酸化炭素チェッカーは必須ですが、そのほかの便利なアイテムを紹介するので、薪ストーブを購入する際にあわせてチェックしてみましょう。
ストーブファン
ストーブファンとは扇風機のような形状をしており、ストーブの上に置いて暖まった空気を循環させるアイテムです。電源は必要なく設置するだけで動く驚きの利便性。特に広いテント内では全体が暖まるのに時間がかかるため、寒い冬のキャンプで快適に過ごすためにおすすめのアイテムです。
ストーブファンおすすめ14選!キャンプで暖房効果が高まる仕組みも解説
「ストーブファン」は、ストーブの上に置いて空気を循環させることで暖房効率を高めてくれるアイテムです。電力が必要ないためアウトドアシーンでも活躍してくれますが、その効果や仕組みを知っていましたか?雑誌やテレビなど数々のメディアで監修やアイテム審査を務める専門家、アウトドアライフアドバイザーの寒川 一さんに、ストーブファンについて教えてもらいました。
温度計
薪ストーブをテント内で利用する場合は、温度計の併用がおすすめです。温度計があると簡単にテント内の温度を把握できるため、薪ストーブの火力を調整する目安に活用できます。また、テントの内と外の温度を測れるタイプもあり、外気温との差を確認できるため、結露の防止対策をするタイミングを確認するのにも役立ちます。
メンテナンス用品
薪ストーブを利用するときは、専用のメンテナンス用品もあると片付けがラクになります。例えば灰を撤去する灰かき棒があれば、重い薪ストーブを傾けたり、灰捨て場まで持っていったりしなくてもOK。煙突を掃除するブラシも煙突の直径にあったものを準備すれば、簡単にきれいな状態を保てます。それぞれそろえるのは面倒という人は、セットになっているものをチェックしてみましょう。
薪ストーブQ&A【薪スト初心者さん必見】
これから薪ストーブに挑戦したいと思っている人に向けて、よくある質問と回答をまとめました。正しい知識で冬キャンプを楽しみましょう。
Q.薪ストーブをつけたまま寝ても大丈夫ですか?
A.薪ストーブをつけたままの就寝は絶対NG!
就寝時は必ず薪ストーブを消しましょう。炎が見えていない小さな火種でも、火事や一酸化炭素中毒の危険性があり、ほとんどの一酸化炭素中毒の事故は就寝時に起きています。また、熱くなった薪ストーブで火傷することも。就寝時は薪ストーブをテント外に出すのが安全です。「管理できない状態では火を使わない」という認識を忘れないようにしましょう。
Q.薪ストーブを利用するには、どれくらいの薪が必要ですか?
A.1泊のキャンプで終日利用したいなら3束あれば安心
1泊のキャンプで薪ストーブを長時間利用したいなら、3束以上の薪があれば十分でしょう。ただし、薪ストーブの大きさや形状、薪の種類、太さによって、必要な薪の量は異なります。利用していくうちに「自分の薪ストーブはこれくらいの時間利用できる」という感覚をつかんでいきましょう。
薪ストーブで冬キャンプを楽しもう!
薪ストーブは冬のキャンプを快適に過ごしたり、料理や焚き火を楽しめたりする万能アイテム。さまざまな形状や大きさ、素材のものがあります。大型テントでもしっかり暖まる火力の高いものや、ソロキャンプでも使いやすいコンパクトなものなど、自分のニーズにあったアイテムを見つけましょう。ただし、薪ストーブに限らず火を使う道具は、使い方を誤ると大きなリスクを伴うことも忘れてはいけません。正しい使い方を理解して、冬のキャンプを暖かく過ごしましょう!
冬キャンプに必須のストーブおすすめ31選|小型・おしゃれなものまでプロ厳選【2024】
ストーブは冬キャンプを快適に過ごすために必須の暖房アイテム。使用する燃料は主に薪、石油、ガス、電気の4種類で、それぞれにメリット・デメリットがあります。一酸化炭素中毒になる危険性があるため、ストーブの取り扱いには十分に注意!今回は、アウトドアライフアドバイザー・寒川 一さん監修のもと、ストーブの選び方や使い方の注意点、おすすめ商品を解説します。