笑'sの焚き火台&薪ストーブ特集!コンパクトなハイパワーギアが充実
「笑’s(Sho’s)」は、こだわりの焚き火ギアが多くのキャンパーから高い評価を受けている日本のアウトドアブランド。人気アニメ『ゆるキャン』のキャラクター「志摩リン」が笑’sの焚き火台を使用していたことでも注目を集め、気になっている人も多いはず。そこで今回は、笑’sの人気の秘密を詳しく解説するとともに、焚き火台や薪ストーブといった魅力あふれるアイテムを一挙に紹介します。こだわり抜いた焚き火ギアの魅力を知れば、トリコになってしまうこと間違いなし!
【記事内容の訂正とお詫び】
本記事につきまして、焚き火台のロストルを灰受けに置いた、間違った組み立て方の写真が一部掲載されておりました(現在は削除)。ロストルは焚き火台本体内側に、宙に浮かせた状態で設置するのが正しい組み立て方法になります。誤った使用方法の写真を掲載してしまったこと、関係各位ならびに読者のみなさまに深くお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。以下本記事では、B-6君を例に正しい組み立て手順を紹介しております。
「笑's」とは?
笑’sは、日本の町工場「昭和プレス」が立ち上げたアウトドア用品メーカー。特に、焚き火台や薪ストーブといった「焚き火を楽しむためのギア」に力を入れていて、実用性の高いアイテムたちが幅広いキャンパーに愛されています。
ブランドのスタートは2008年12月。ブランド名の由来ともなっている社長兼デザイナーの高久笑一氏は、当時、創業50年迎える町の板金屋を両親から受け継いだものの、リーマンショックに直面し、廃業寸前に…。
そんなとき、毎週のようにソロキャンプで出かけていたアウトドア好きの高久氏が、「どうせ潰れるなら」と好きなソロキャンプ・ソロ焚き火をコンセプトにしたブランド・笑’sを立ち上げます。
こだわりの詰まった製品は少しずつキャンパーたちの評判を呼び、アウトドア界隈でも知られた存在に。さらに、「ゆるキャン」に笑’sの焚き火台が登場したことでファン層が拡大!笑’s主催のイベントには多くのユーザーが集まるほどになっています。
笑'sの焚き火ギアの魅力とは?
焚き火台や薪ストーブを中心に、キャンパーの「あったらいいな」をカタチにしてきた笑'sのキャンプギア。その魅力をまとめて解説します。
自然への影響を最小限にする「ローインパクト」設計!
キャンプなどのアウトドアで、自然に与える影響を少ないことを「ローインパクト」といいます。例えば、焚き火の熱が地面に影響を与えるのを避けるため、多くのキャンプ場で直火禁止にしていますが、これもローインパクトの考え方から生まれたもの。
笑'sの焚き火台は、火を地面から遠ざけるとともに、灰が地面に落ちないよう設計。熱源と接地面の間に灰受けが設けられています。
燃焼効率が高くハイパワー!
笑'sの焚き火台は、吸排気が効率的に行われるよう設計するとともに、徹底した実地試験を行なって製品化されており、燃焼効率の良さが自慢。高火力・高燃焼率により、思いっきり焚き火を満喫できます。
軽量&コンパクトに収納可能で持ち運びやすい!
笑'sの焚き火台は、収納時にはB6サイズに収まるコンパクトな焚き火台「B-6君」を筆頭に、どれも持ち運びしやすいコンパクト設計。
部品が少ない組み立て式や折りたたみ式を採用し、軽くてかさばらず、持ち運びやすくなっています。荷物の量が制限されやすい徒歩やバイクでのキャンプや登山での使用にもぴったりです。
重たいダッチオーブンも置ける丈夫さ!
笑'sの焚き火台は、単体のパーツを組み合わせて使用する設計。熱で壊れやすい溶接加工や蝶番を使わないことで、高い耐久性を実現しています。鉄製の重いダッチオーブンやスキレットでも安定した調理が可能です。
また、製品が損傷した場合は部品ひとつから購入できるので、長く愛用できるのもうれしいポイント!
笑'sのおすすめ焚き火台
笑'sの焚き火台はバリエーションが豊富で、自分のキャンプスタイルにあわせて選ぶ楽しさがあります。なかでもここでは、おすすめの焚き火台を紹介!
焚き火グリルの組み立て方と注意点
B-6君をはじめとする笑'sの焚き火台は、シンプルな構造で組み立てやすいのが魅力。ただ、初めて使用するときはロストルの設置位置を間違えやすいので、ここでB-6君を例に組み立て方を紹介します。
B-6君には写真のような収納用のビニールケースが付属します。
B-6君の構成パーツは以下のとおり。
- 写真中央;B-6君本体
- 写真上:ステンレスロストル(2点)
- 写真左:背面パーツ
- 写真右:前面パーツ
- 写真下:ステンレス五徳(2点)
まずは、折りたたまれた本体の側面部分(左右2カ所)を立ち上げます。
次に、背面パーツを取り付けます。立ち上げた側面部分と背面パーツのスリット同士が噛み合うように、上から差し入れましょう。本体に前後の向きはないので、空いている長辺のどちらに付けてもOK。
同じように前面パーツを取り付けます。背面と前面、どちらのパーツも5カ所の切り込みがあるほうが上です。
組み立てたB-6君の内側に、上から2枚のロストルを入れます。ここで間違いやすいのがロストルを置く位置。内側にひっかかりがあるので、そこにロストルを置いて、浮いた状態にするのがポイントです。
こちらの写真はわかりやすいようにロストルを1枚だけ載せた状態です。背面パーツと灰受け(本体底面)の間のスキマよりも高い位置にロストルが設置されているのがわかるはず。
2枚のロストルを正しく乗せた状態を上から見たところ。前面の扉を開けておくと、ロストルを置きやすくなって間違えずに済みます。
こちらの写真は、灰受けに直接ロストルが置かれている間違った状態。背面パーツと灰受けの間のスキマがロストルより上に見えている状態はNGです。
【手順4】折りたたまれている脚を開き、五徳を載せて完成
ロストルを乗せたら、本体の足を開いて組み立て完成!五徳は、焚き火台上部の溝に引っ掛けて使います。写真のように斜めに渡せば、シェラカップなどを2つ載せることも可能です。
笑'sのおすすめ薪ストーブ
「焚き火の箱」と名づけられた笑'sの薪ストーブシリーズ。焚き火台と同じく組み立て式なので、使わないときはコンパクトに収納できるのが大きな魅力です。
使用する際は、火災や一酸化炭素中毒、テントへのダメージなどを防ぐための知識・工夫が必要になるので、焚き火上級者におすすめの製品といえます。
なお、いずれも本体のほかに別売りの煙突が別途必要です。また、薪ストーブは底面が高温になり、地面へのインパクトがあるので、別売りの「アンダーヒートシールド」などで対策しましょう。
笑'sのおすすめ調理グッズ
笑'sは、焚き火台や薪ストーブ以外に、ファニチャーやアクセサリーなども生み出しています。ここでいくつか紹介!
笑'sのキャンプギアで焚き火をもっと楽しもう!
焚き火好きによる焚き火好きのためのキャンプギアを生み出す笑's。軽量・コンパクトで持ち出ししやすい焚き火台や薪ストーブは、頼れる相棒になってくれること間違いなし!ぜひ手に入れて焚き火を楽しんでくださいね。