焚き火初心者も安心。5つの悩みを3つのアイテムで解決!
夏も終わりに近づき涼しさが増してきましたね。キャンプ定番の焚き火が更に楽しくなる季節です。料理をしたり、暖まったりと多種多様な方法で楽しめる焚き火ですが、初心者にとって悩みも付き物。今回はそんな焚き火初心者の悩みをたった3つのアイテムで解決します!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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焚き火ではいろんなことが起こる...
段々と暑さが和らぎ、外でキャンプを楽しむのに最適な季節が近づいてきました。緑々しい木々も色づき始め、だんだんと秋景色へ。秋は、まさに自然を満喫できるキャンプにもってこいのシーズンです。また、キャンプのアクティビティのひとつ焚き火もこれからの季節が本番。火を扱う焚き火では、料理や暖を取るなどさまざまなことができますが、衣類に穴が空くなどの悩みも付き物です...。今回はそんな、焚き火初心者のために準備から後片付けまで5つの悩みを解決します!
焚き火あるあるの悩みを解決!
①組み立て方がわからない...
焚き火をするにあたって一番始めに行う「組み立て」。初心者にとって、組み立てが難しそうだと考える方もいるのではないでしょうか。薪や炭を焚き火台の上に置いた時に、倒れないか心配する方も少なくありません。そんな方は簡単に組み立てられる、「見開き型」の焚き火台を選びましょう!また、薪や炭を置いても倒れないように、足が安定した焚き火台を選ぶことも重要です!
ホールアース社の焚き火台はアンダープレート付き。焚き火台本体同士だけでなく、アンダープレートとも固定させることで倒れにくい組み立てが可能になるのです!
閉じられた焚き火台を開くだけで、組み立てることが可能なホールアース社の焚き火台。コンパクトに折りたたむこともできるので、持ち運びも簡単です♪
【基本情報】
名称:QUICK UP 焚き火台
材質:
・本体 ステンレス
・メッシュ部分 ステンレス(耐熱メッシュ)
・アンダープレート スチール
・炭床 鋳鉄
・収納袋 ポリエステル
サイズ:
・本体 32×32×22(h)cm
・アンダープレート 34×34cm
重量:5.2kg
特長:
・見開き型で組み立て簡単
・コンパクトで持ち運び簡単
・持ち運びに便利なハンドル付き
・火力・自立の安定性抜群
②火が着かない・保てない...
続いては、焚き火台に火をつける場面です。なかなか火がつかなかったり、火力が保てないといったこともあるので、それぞれの解決策を紹介します!
火がつかないときの解決方法:着火剤の利用
火がなかなかつかない場合は、着火剤の利用をおすすめします。着火剤にライターやチャッカマンで火をつけるだけなので、非常に簡単。しかし、薪に水分が多すぎると火がつかない場合があるのでご注意ください。
火が保てないときの解決方法:メッシュ型焚き火台の利用
次に火がついた後の火力の安定についてです。火は酸素によって燃えるので、酸素量が少ないと安定した火力を保つことができません。そのため、酸素を安定して得るために「メッシュ」のついた焚き火台を選ぶようにしましょう!
焚き火台本体の4面全体がメッシュ構造であることで、空気が入りやすく抜群の燃焼効率を実現。料理や暖を取るといったことを、ストレスなく快適に利用することができます!
③衣類に穴が空きそう...
焚き火は火を扱うもの。そのため、火の粉のせいでお気に入りの衣服が燃やされてしまう...なんてことも。そんな不安を解消してくれるのが、「難燃ウェア」です。
今回紹介するのはホールアース社の難燃ウェア。難燃素材を使用した、焚き火のような火にあたるシーンでも安心して着用できるジャケットです。燃えにくいだけでなく、冷気をシャットダウンしてくれる機能がついていたりと、夜の寒さにも耐えることができる一石二鳥のジャケットです♪
さらに、防風・保温の機能がついた難燃パンツもあります。ペグやハンマーなど工具がたくさん入る高い収納力が施された仕様になっており、キャンプ時に活躍すること間違いないでしょう♪
【基本情報】
名称:MENS FPS PADDED HOODIE SHIRTS
材質:
・表地 難燃平織(アラミド98% / 導電綿2%)
・裏地 Smart Black® 20Dタフタ(ナイロン100%)
・中綿POLARTEC PowerFill 80g(ポリエステル100%)
特長:
・燃えにくい
・保温力が高い
・収納力が高い
・腕の動かしやすさを考えた袖形状
【基本情報】
名称:MENS FLAME PROOF BAKER PANTS
材質:
・表地 難燃ツイル(アラミド65% / レーヨン35%)
・別布 ポリエステルチノ(ポリエステル100%)
特長:
・燃えにくい
・ストレッチ性がある
・小物やペグを収納できる取り外し式エプロン付き
④ダッチオーブンを乗せた時に焚き火台が倒れそう...
焚き火での楽しみの一つが料理。しかし、重たいダッチオーブンを焚き火台の上に乗せたら倒れるのでは...。安定して置くにはどうすればいいのだろう...と考える方も多いかと思います。そんな方には、「ロストル&ロストルハンガー」を使うことをおすすめします!
ロストルとは、バーベキューによく使われる耐久性の強い鉄格子のこと。しかしそれだけでは、焚き火台の上で料理するには、安定性がなく不安が残ります...。そこで必要なのがロストルハンガーです。
ロストルハンガーがあることで焚き火台の上に、重さのあるダッチオーブンを安定して置くことが可能!
ダッチオーブンを乗せても安定感が抜群。焚き火台が倒れる気配もしません。これなら、初心者でも安心して料理をすることができますね♪
ダッチオーブンが使えれば、スキレットを使ったおしゃれ料理も簡単に!安定で頑丈な焚き火台とロストル&ロストルハンガーで、焚き火料理の幅も広がります♪
さらに、今回紹介したホールアース社のロストルハンガーは、ロストルの高さが調節可能。「火が届かない!」や「火が当たりすぎてる!」などの不安も解消できます♪
【基本情報】
名称:QUICK UP 焚き火台用 ロストル&ロストルハンガー
材質:ステンレス
サイズ:
・ロストル 42×23.5×1.5(h)cm
・ロストルハンガー 35×33×15(h)cm
収納サイズ:
・ロストルハンガー 35×33×2(h)cm
重量:
・ロストル 0.935kg
・ロストルハンガー 1.12kg
特長:
・高さ調節可能
・高い耐久性
⑤後片付けが面倒...
最後に、後片付けです。焚き火の後に、非常に面倒なのが「網の手入れ」と「灰の片付け」...。今回はそんな悩みを解決します。
洗い物がラクラク
焚き火台の上に網を張り、バーベキューのように肉や野菜を焼くことは多くあるのではないでしょうか。しかしよくあるのが、焼き終わった後の網は黒コゲに...。
黒コゲになった網を洗うのは非常に面倒だと感じている方も多いはず。そんなときは、網の目がシンプルになっているものを選ぶことがポイントです!
編み目が少ないことから、非常に洗いやすいのが特長。これで、焚き火後の洗い物もお手軽ですね♪
灰処理がラクラク
焚き火をすると多くの灰が出てくるので、灰処理が非常に大変です...。そんな時は、アンダープレートのついた焚き火台をおすすめします!プレートにまとまり後片付けも楽ちんです。
また焚き火台自身に、灰が中心にまとまって落ちるように設計されているものを選ぶこともポイント!灰の出口が一点に集中すること、またアンダープレートに灰が溜まることで灰処理が非常に簡単に対処できるのです!
ただし、灰の火が完全に消えてからでないとゴミ袋に穴が空いてしまうので、その点は注意しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。キャンプの中でも焚き火は楽しいアクティビティのひとつ。焚き火を最大限に楽しむためにも、ひとつひとつ不安や悩みをなくしていきましょう!