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【2024年】ファミリーテントおすすめ30選!達人が2ルームテントを選ぶ理由とは?定番品も多数紹介!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

家族でキャンプをするのに欠かせない「ファミリーテント」。一家全員が快適に過ごせるようにある程度の大きさは必要ですが、それなりに値が張る買い物であることも事実です。そこで、ファミリーキャンプの達人・shiromaniさんに「失敗しないテントの選び方」と「愛用アイテム」を教えてもらいました。記事後半ではhinataおすすめテントを「形状別」に紹介!

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ファミリーキャンプを中心にYouTube(登録者2.9万人)やInstagram(フォロワー1.5万人)にて情報を発信。これまで250泊以上のファミリーキャンプの経験を活かして、これからキャンプを始めようとしている人達の背中を押せるような活動を目指している。映像制作やキャンプギアの開発、自家焙煎コーヒーの販売を行っており、最近では事務所も構えて事業を展開中。公式HP

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ファミリーテントとは

じつは「ファミリーテント」の定義が厳密に決まっているわけではありません。大人2人+子ども1人が入れるぐらいのサイズ以上のテントが、一般的にファミリーテントと呼ばれています。 そのため、ファミリーテントの中でも構造(形状)や機能は千差万別。それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
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shiromaniさん

ファミリーキャンプは子どもといつも以上に密な時間を過ごせるのがメリット。テント内では常に顔を合わせていられるので、大きなファミリーテントで一家全員が集まる場所をつくるのは大切です。

ファミリーテントの選び方

ファミキャンの達人のShiromaniさんによると、ファミリーテントを選ぶ際に知っておくといいポイントは「形」「サイズ」「耐水圧」「+α機能」の4つ!それぞれ見るべきポイントを、解説してもらいました。
・5種類の中から最適な形のものを選ぶ
サイズ・目安のサイズは使用人数+1人
耐水圧・急な雨天でも耐水圧1,500mm以上あれば安心
+α機能・快適性が変わる+αの機能もチェック

5種類の中で最適な形を選ぶ

まずは、自分たちのキャンプスタイルに合った形のテントを選ぶことが重要!テントの種類は大きく分けて、「2ルーム」「ドーム」「トンネル」「ワンポール」「ロッジ」の5タイプあり、それぞれ異なる特徴を持っているため自分たちのキャンプスタイルに合った形を選びましょう。
  • 2ルームテント
2ルームという名前のとおり、ひとつのテントで寝室と前室(リビング)の二部屋が確保できるのが特徴。広い前室がリビングになるため、寝室と空間を分けて使うことができます。 ただ、大きい分荷物が増えてしまい、設営が大変なのがデメリット。テントの立ち上げにも力が必要なので、初めて組み立てる時は苦労するかもしれません。
メリット・リビングと寝室を分けて使える
デメリット・設営に時間がかかるものがある
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shiromaniさん

ファミリーテントに最もおすすめの形です。ごちゃごちゃしたものを詰め込めるので、友達が来た際に、見える場所をきれいにできるのはありがたいです(笑)。タープがいらない分、設営の手間が省けるのも魅力。
  • ドームテント
  • 天井が丸みを帯びたドーム型のテント。風を受け流しやすいフォルムのため、耐風性の強いものが多くあります。また、クロスポールで立ち上げる構造のため、設営がしやすく初心者でも簡単にきれいに張ることが可能。 ただ、2ルームテントと比べると前室が広いわけでは決してないため、家族全員が広々過ごせるリビングスペースが欲しい場合は、別でタープを用意したほうがベターです。
    メリット・初心者でもきれいに設営できる
    デメリット・広々したリビングスペースの確保が難しい
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    shiromaniさん

    リビングと寝室が分かれていない場合、家族分の荷物を置くスペースが限られてしまいます。そのため、ファミリーキャンプには、ミニマルワークスの「アゴラ」のように、別売りの拡張型テントをドッキングできるタイプを選ぶのがおすすめです。
  • トンネルテント
  • その名の通り、トンネルのような形状をしたテント。見た目から、かまぼこ型やいもむし型とも呼ばれています。 2ルームテントとの違いはポールの構造。2ルームテントはアーチ状のポールがクロスした構造で、トンネルテントはアーチ状のポールがクロスせず、同じ向きで並んだシンプルな構造になっています。そのため、設営がしやすく立ち上げも簡単。力に自信がない人にもぴったりです。 ただ、横からの衝撃に弱いため、風が強い日は大きく揺れることも。ロープをしっかり張るなどの強風対策が求められます。
    メリット・初心者でも簡単に設営できる ・リビングスペースが広い
    デメリット・風に弱い
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    shiromamiさん

    設営に必要な力がテントの中でも少なく、ポールの立ち上げも簡単です。横からの風に弱く、しっかりペグダウンする必要があるため、その点が初心者には大変かも。
  • ワンポール(ティピー)テント
  • ポールを1本しか使わないので、設営が簡単。テントの底面をペグダウンして、中央部分のフライシートをポールで持ち上げるだけと工程がシンプルなのが特徴です。 ただ、傾斜があるため壁際の空間が狭く、ペグダウンをした後の移動が難しいというデメリットも。ファミリーキャンプで使う場合は、居住空間が広いサイドが立ち上がったデザインを選ぶのがおすすめです
    メリット・一人でも設営しやすい
    デメリット・設営後の移動が難しい
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    shiromaniさん

    ファミリーテントとしては居住空間がやや狭いものが多いような気がします。できるだけ広々と過ごすために、ポールの高さは3m以上欲しいところです。ゼインアーツの「ゼクーL」のようなサイドが立ち上がるタイプは、ワンポールテントの中でも十分なスペースが確保できます。
  • ロッジテント
  • レトロでかわいらしいデザインが魅力のロッジテント。壁がほぼ垂直なのでデッドスペースが少なく、空間を有効に使うことができます。 デメリットは設営がやや複雑なこと。ポールの数が多いなど組み立てが簡単ではなくサイズも大きいため、初めてのテントに選ぶには少し難易度が高いかもしれません。また、横風に弱いものが多い、というのも覚えておくと役立ちます。
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    shiromaniさん

    初めてのテントとしては設営が難しくあまりおすすめできませんが、見た目がかわいらしいので女の子のいる家族にはいいのではないでしょうか。

    サイズは最低でも人数+1人が目安

    ツールームテント

    出典:PIXTA

    テントに明記されている使用人数は、基本的には寝袋を並べて入る人数です。使用人数ぴったりのテントを選ぶと、バッグやギアなどをテント内に置くスペースが少なくなる場合が多いです。そのため、最低でも使用人数+1人サイズのテントを選ぶと良いでしょう。高さはテントの形によって異なりますが、目安として1.3mあれば膝立ちで作業することができます。
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    shiromaniさん

    壁の傾斜があるタイプの場合、床面積だけで判断してしまうと、テント内でチェアに座った際に頭が壁に当たってしまうことがあるので注意しましょう。また、子どもがおもちゃで遊ぶスペースを十分確保しようと思えば、広いに越したことはありません!

    耐水圧は1,500mm以上が目安

    雨のキャンプ
    キャンプをしていると雨に降られてしまうことも。テントの耐水圧が低いと浸水して荷物が濡れてしまうことがあり、後片づけも大変になります。購入時にはしっかり確認するようにしましょう。 一般的に、1,500mmの耐水圧があれば突然雨に降られても安心。とくに、屋根とボトム部分の耐水圧が1,500mmを超えているかどうかが大切です。 また、素材でいうとファミリーキャンプでは軽くて持ち運びがしやすく、水に強いナイロンやポリエステルがおすすめ。片づけがしやすいので子どもが一緒でも手早く撤収できます。
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    shiromaniさん

    我が家はテントの後片付けはパパの仕事なので(笑)、大雨でも浸水しない「耐水圧の高さ」は選ぶポイントとしてかなり重要視しています。個人的にはボトム部分の耐水圧が10,000mmあれば安心。耐水圧で選ぶなら、スノーピークの「プロラインシリーズ」やコールマンの「マスターシリーズ」がおすすめです。

    快適性が変わる+αの機能もチェック

    テントで快適に過ごすためには、「メッシュパネルとベンチレーション」「スカート」の2つの有無にも注目しましょう。夏のテント内の通気性や、冬のすきま風が気になる人は参考にしてみてください。
    キャンプシーン

    出典:PIXTA

  • 通気性を上げるメッシュパネルとベンチレーション
  • 夏のテント内は蒸れやすいため、換気できる網戸のようなメッシュパネルが必須。また、空気循環を生み出すベンチレーションがあると、雨が降っていても換気することができます。 さらに、キャノピーを跳ね上げて入口を開けておけば、空気がより循環しやすくなります。
  • 冬場も使うならスカートは必須
  • 寒い冬のキャンプに必須の機能です。フライシートと地面の間のすき間を埋めてくれるスカートは、テント内へのすきま風の侵入を防いでくれます。

    熟練ファミリーキャンパーの愛用テントはスノーピーク「ランドロック」

    ファミキャンの達人のshiromaniさんに、愛用しているファミリーテントを教えてもらいました。
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    shiromaniさん

    家族4〜5人が寝室でもリビングスペースでも、ゆったり過ごせる2ルーム。前後のパネルを跳ね上げれば空間が広がり、雨の日も快適。堅牢性もあり安心感があります。

    広々使える「2ルームテント」のおすすめ3選

    ここからはおすすめのファミリーテントを、形状別に紹介します。自分のキャンプスタイルにフィットする、お気に入りの一張りがきっと見つかるはずです。まずは2ルームテントから、3アイテムを厳選。

    設営しやすい「ドームテント」のおすすめ6選

    リビングスペースが広い「トンネルテント」のおすすめ6選

    「ワンポールテント」のおすすめ5選

    レトロな見た目がかわいい「ロッジテント」のおすすめ4選

    ファミリーテントで家族キャンプを楽しもう

    今回は、ファミキャンの達人のshiromaniさんに、家族で楽しめるおすすめのテントを教えてもらいました。家族構成に合ったぴったりのテントを見つけて、楽しいファミリーキャンプを始めてみませんか?

    今回紹介したアイテム

    商品画像ミニマルワークス アゴラゼインアーツ ゼクーLスノーピーク ドックドームPro.6コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢスノーピーク ランドロックコールマン タフスクリーンツールームハウスMDXogawa ティエラ5-EXIIコールマン トンネルツールームハウススノーピーク アメニティドームMスノーピーク ランドネストドームMコールマン タフワイドドームV/300スタートパッケージogawa ピスタ5DOD ザ・テントLロゴス Tradcanvas エアマジック ドーム M-BJogawa アポロンDOD カマボコテント3Mノルディスク レイサ4ノルディスク レイサ6FIELDOOR トンネルテント620ヴァストランド トンネルテントMサイズogawa ピルツ15 T/Cコールマン エクスカーションティピーⅡ/325ノルディスク アスガルド 12.6 Tentカナディアンイースト グロッケ8ブラックビジョンピークス TCティピシェルターogawa オーナーロッジ タイプ52R T/CDOD エイテントスノーピーク グランベルク Mロゴス グランベーシック リバイバルコテージ L-BB
    商品名ミニマルワークス アゴラゼインアーツ ゼクーLスノーピーク ドックドームPro.6コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢスノーピーク ランドロックコールマン タフスクリーンツールームハウスMDXogawa ティエラ5-EXIIコールマン トンネルツールームハウススノーピーク アメニティドームMスノーピーク ランドネストドームMコールマン タフワイドドームV/300スタートパッケージogawa ピスタ5DOD ザ・テントLロゴス Tradcanvas エアマジック ドーム M-BJogawa アポロンDOD カマボコテント3Mノルディスク レイサ4ノルディスク レイサ6FIELDOOR トンネルテント620ヴァストランド トンネルテントMサイズogawa ピルツ15 T/Cコールマン エクスカーションティピーⅡ/325ノルディスク アスガルド 12.6 Tentカナディアンイースト グロッケ8ブラックビジョンピークス TCティピシェルターogawa オーナーロッジ タイプ52R T/CDOD エイテントスノーピーク グランベルク Mロゴス グランベーシック リバイバルコテージ L-BB
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