ホッカイロ(使い捨てカイロ)のおすすめ14選！寒い季節の必需品

「ホッカイロ」は、興和製薬が販売している使い捨てカイロの商品名です。この名前がすっかり有名になってしまいましたが、一般名称は「使い捨てカイロ」なので、以降はこの名称で解説していきます。使い捨てカイロは大きく分けて「貼るタイプ」と「貼らないタイプ」があります。 さっそくタイプごとの特徴や選び方を見ていきましょう。

衣服に貼り付けるためのテープ等がついていません。袋の中に入っている鉄粉を手で振ると、鉄粉が酸化し、熱を発する仕組みです。手先を温めるときにはこのタイプが便利です。

衣服の上から貼って温めるタイプの使い捨てカイロです。肩や腰など、冷える部分に重点的に貼るのが主な使い方。足の先が冷える人のために、靴下に貼るタイプもあります。特定の場所を温めたいときに使うとより高い効果を発揮します。

他のタイプに比べて低めの温度で、低温やけどを起こさないように配慮されたタイプです。ずっと温めておきたい場所に使います。大きさを確認して、自分にとって使いやすい大きさかどうかもチェックしましょう。また、肌の弱い人はパッチテストをして、使用しても問題ないかどうかの確認も必要です。

いずれのタイプを選ぶ場合も、使う際には低温やけどに注意して、肌に当たっている時間が長くならないように注意してください。また、こたつの中に入れると、熱を持ちすぎてしまうため、入れないようにしましょう。

使い捨てカイロは日本生まれのアイテムです。現在の形で使い捨てカイロが発売されたのは1978年ごろ。最初に登場したのは貼らないタイプのカイロでした。袋の中に鉄粉が入っており、鉄が酸化する際に発する熱を利用して、温かくなる仕組みの使い捨てカイロ。誰でも簡単に火を使わずに扱えることから、瞬く間に人気商品となり、さまざまなメーカーから売り出されるようになりました。 登場から10年以上が経過した1989年には、服の上から貼るタイプの使い捨てカイロも登場。その後、「貼る」タイプは驚異的な進化を遂げ、靴下の上から貼るタイプや首・肩などの冷える場所に直接貼るタイプなども誕生しました。寒い季節になると多くの人が愛用しはじめる冬の定番アイテムとして、すっかり定着しています。

ホッカイロは寒い季節のキャンプでも大活躍！長時間の使用の際は、低温やけどにご注意ください。

ここからは、使い捨てカイロのおすすめ商品を紹介します。いろいろな種類を厳選しましたので、用途に合わせて選んでくみてください！

冬場に寒い部分を集中的に温めてくれるホッカイロ。カイロの温度や保温時間、再利用方法など、実はよく知らないホッカイロのあれこれについてもっと深く知れば、より効率的且つ機能的に使えます。

使い捨てカイロの捨て方は、自治体によって異なります。たとえば、東京都港区は「金属ごみ」として、燃えないゴミの日に出すよう指定しています。一方大阪市では、使い捨てカイロは「燃えるゴミ」に分類されているほか、大阪府和泉市も、少量ずつ(5個程度)燃えるゴミとして捨てるよう公式サイト内で示唆しています。 主な要因は、それぞれの区市町村によって清掃工場の燃焼力が異なること。引越しで新しい街に住んだ際などは、捨て方について、自治体のサイトや冊子を確認してみてください。

使い捨てカイロの持続時間に多いのは12〜14時間。つまり、朝開けると夜まで温かい…というような持続性の高さが備わっています。なかには、24時間持続するパワフルなタイプも。持続時間の詳細は各商品ごと、必ずパッケージに記載されているので、見ながら購入することをおすすめします。

こちらも各商品ごと、おおよその目安がパッケージに記載されています。また、最高温度と合わせて平均温度も書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。なお、比較的多いのは、最高温度が60度強・平均温度が50度強くらいです。 もし、この温度だと温かすぎてしまう…という場合には「低温タイプ」を探してみることをおすすめします。低温といっても、最高温度が50度以上・平均温度が40度以上あるのですが、体感はかなり変わるはずです。

ところで、使い捨てカイロは日本生まれの商品。近年では海外へも進出し、人気を博しているものの、英語でどのように説明すればいいのか迷う人も少なくないはず。訳す際には「hot pad」「Disposable body warmer」「hand warmer」「disposable heating pad」などとするひとが多いよう。ぜひ参考にしてみてください。

一度使用し冷え切ったホッカイロは消臭剤や除湿剤として再利用できます。ホッカイロに入っている活性炭に消臭効果と湿気を取り除く効果があるので、クローゼットや靴の中に入れなすれば消臭剤や除湿剤替わりになります。

ホッカイロの特徴と選び方、おすすめ商品を紹介しました。貼るタイプと貼らないタイプでは、利用シーンの違いもあって、最高温度や平均温度に随分と差があります。特に貼らないタイプは高温になるので、ずっと同じ部分を温め続けるような使い方はしないようにご注意を。状況や予算に応じて、利用する商品を上手に選び、寒い季節を乗り切りましょう。