出典:Stephen Burns/flikcr
バイクでキャンプ!ツーリングに必要な道具とは?持ち運びしやすいアイテムを紹介
積載量に限りがあるバイクでのキャンプツーリングでは、軽量なアイテムをコンパクトにまとめることが重要!今回は、ソロキャンプでのツーリングにおすすめな、コンパクトで軽いアイテムを紹介します。
キャンプツーリングに必要なアイテムとは?
ツーリングキャンプを始めてみたいけど、何から準備すればいいのか分からない!という方に向けて、ツーリングキャンプに必要なアイテムを紹介します。
快適に過ごすために必要なアイテム
テントはもちろんのこと、就寝に必要なシュラフやコット、夜、明かりを照らすためのランタン、そしてリラックスして座ることのできるチェアはキャンプのマストアイテム。
キャンプ場の地面はゴツゴツと荒れていることが多く、快適な寝床にするためにはシュラフだけではなく、ベッド代わりとなるコットがあると便利です。中でも忘れてしまいがちなのがチェア。安定感のない場所に設置すると、せっかくのキャンプもヘトヘトに疲れてしまいます。
料理に必要なアイテム
テーブル、調理器具、焚き火台は、出来る限りキャンプに持っていきたいアイテム!特にテーブル・バーナー・クッカーは、キャンプ用のコンパクトなアイテムが販売しています。キャンプの醍醐味である焚き火や、簡単な炭火グリルとして必要なのが焚き火台。折りたためるタイプが人気です。
バイクにギアを積み込むコツ
キャンプギアは何を基準に選べばいいのでしょうか?バイクに荷物を乗せる都合上、何でもかんでも持っていけるわけではありません。ここでは、バイクにギアを積み込むコツを解説します。
バイクの積載量
バイクに積み込める荷物の量ですが、法律で許される範囲であれば問題ありません。具体的な要件にはこちらが挙げられます。
- 長さは積載装置から30cm以内
- 幅は左右合わせて30cm以内※ただし、片側の最大は15cm以内で、例えば右側が10cmはみ出ている場合に左側を20cmにするのはNG!
- 高さは地上から2m以内
- 重量は50cc以下の原付は30kg以内、それ以上のバイクは60kgまで
これらの要件を守って荷物を積み込みましょう!
軽量でコンパクトなギアを選ぶ
キャンプツーリングではバイクの積載量の問題もあり、できるだけ重くて大きいギアは避けましょう。ソロキャンプ向けのギアであれば軽量でコンパクトなものが多いです。また、友人とキャンプツーリングする場合もお互いにソロ向けのギアを用意するか、荷物を分担するなど工夫しましょう!
▼ソロキャンプで必要な道具やキャンプ場も参考になります!
適切なバッグを選ぶ
バイクに積載するバッグは拡張性、容量、サイズを考慮して選びましょう。容量40Lのシートバッグ、下部は容量30Lの防水のハードポリカーボネートにわかれた造りの大型シートバッグがおすすめ!セットで使用するのもいいですが、それぞれ単独での装着もできるので、荷物の量にあわせた使い分けたい方にぴったりです。
積載方法
キャンプギアはけっこうな重量感があるため、バイクにしっかりと固定しなければ安全な走行はできません。付属バックルは絶対に外れない位置できつく締めましょう。
特に意外と見落としやすいのが、余ったストラップの処理です。マフラーに当たっていたり、タイヤなどに巻き込まれてしまうところにぶら下がっていないか確認するのも忘れずに!
キャンプツーリングにおすすめのギア
バイクに積載しやすい軽量かつコンパクトなキャンプギアが欲しい!という方に向けて、ツーリングキャンプにおすすめのキャンプギアを紹介します。
テント
▼ツーリングキャンプ向きのテントが気になる方はこちらもチェック!
シュラフ
重量が590gと
超軽量!収納サイズは12×26cmと1Lのペットボトルくらいの大きさで、片手で持てる
コンパクトサイズ。薄めで寒いシーズンは厳しいですが、夏や涼しい時期は
寝心地がとても良いです。
- 使用サイズ:195×72cm
- 収納サイズ:26×12cm (専用圧縮ケース付き)
- 重量:590g
重量は900gと軽量で暖かく春から秋にかけて使えるシュラフ。汗や雨多少汚れたとしても丸洗いできるため、衛星的に使い続けられます。値段が他のシュラフより安いため、
コスパのいいシュラフが欲しいという方におすすめ!
- 使用サイズ:210×75cm
- 収納サイズ:35×17cm
- 重量:900g
ランタン
明るさ1000ルーメンとメインランタンにも匹敵するランタン、光色を白色・昼白色・暖色に変更できるため、外での作業をする時や、テントの中でリラックスする時に使えます。
- 明るさ:1,000ルーメン(最大)
- 色味:白色/暖色/昼白色
- 連続点灯時間:強で11時間
- 給電方式:単1乾電池×3本(別売り)
3色切替、明るさ調整が可能。1200ルーメンと外での利用にも十分な光量も魅力!モバイルバッテリーとしても使えて、携帯電話を3回充電できるほどの大容量タイプ。1台で何役もこなせるランタンです!
- 明るさ:1,200ルーメン(最大)
- 色味:昼白色/自然色/電球色
- 連続点灯時間:〜1500時間
- 給電方式:充電式
チェア
多様なモデルがある中で、圧倒的に軽量なアウトドアチェア。重さはなんと、510gです。収納時は35.5×10cmと、1Lのペットボトル程度の大きさ、120kgまでの重さに耐える安定感が魅力。座り心地が良い優秀なアイテムです。
- サイズ:63.5×18×52.7cm
- 収納サイズ:35.5×10cm
- 重量:510g
- 耐荷重:120kg
コット
重量が1.2kgと片手で持てるほど軽く、組み立てや撤収が楽!収納時は2Lペットボトルより少し大きめくらいのサイズになり、荷物がかさばりません。つくりがしっかりしているので寝心地も良いです。
- サイズ:185×60×13cm
- 収納サイズ:13×13×53cm
- 重量:1.2kg
- 耐荷重:120kg
コスパが良く、軽い・質の高いコットが欲しい方におすすめなのが、ハイランダーのコット。組み立てが簡単で、収納もコンパクト。キャンプ初心者やどれを買えばいいんだろう...と悩んだらこちら選べば間違いなしです!
- サイズ:188×68×16cm
- 収納サイズ:55×14cm
- 重量:2.0kg
- 耐荷重:80kg
テーブル
メッシュ素材のテーブルなので収納時はくるくると巻いて、幅11cmに収納できてしまう優れものです。カップホルダーがついているので、カップを倒しにくい構造ですし、メッシュの天板はしっかりとテンションが効いているので安定しています。
- サイズ:60×40×39cm
- 収納サイズ:41×11×11cm
- 重量:625g
- 耐荷重:50kg
ソロキャンプに必須のテーブル。その中でも700gと軽く、天板を折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴。Amazonでもベストセラーの人気商品なんです。耐荷重は30kgあり、安心して使えます。
- サイズ:400×290×120cm
- 収納サイズ:6×40×7cm
- 重量:700g
- 耐荷重:30kg
バーナー
軽量でコンパクトに折りたためるため、登山やキャンプに持ち運びしやすいです。コンパクトにもかかわらず優れた機能が備わっており、風の強い山岳地帯でも、安定した火力が得られます。カセットのガス燃料を使用します。
- 使用サイズ:155×155×109mm
- 収納サイズ:82×68×109mm
- 重量:274g
- 連続燃焼時間:約40分(気温20~25度のとき強火で連続使用)
- 付属品:専用ハードケース
キャンプ料理に欠かせないのが、火の元!シングルバーナーなら、お湯を簡単に湧かせるので、インスタント食品をよく食べる方へおすすめです。こちらは、折りたたみ式で場所を取らず、コンパクトで気軽に持ち歩けるのが最大の魅力。
- 使用サイズ:7.6×10×8.6cm
- 収納サイズ:4×4.3×7.5cm
- 重量:81g
- 使用時間:1.5時間
クッカー
アウトドアで調理をする際に使う調理器具。縦長の鍋タイプや浅広のフライパンタイプなど形状はさまざまです。単体でそろえるとかなりコストがかかってしまう!という方に向けたセット商品です。コンパクトなので荷物もかさばりません。
- 収納サイズ:19.1×15.3×15.2cm
- 重量:450g
- 使用人数:1〜2人
ソロキャンプ用クッカーおすすめ30選!初心者にもおすすめ
ソロキャンプで手軽においしい料理を作りたいならクッカーは必須!ということで、今回はクッカーを選ぶポイントや、オススメのクッカーを紹介していきます。あわせて、お得なセットアイテムや、クッカーで作りたいレシピも!初心者でも使いやすく、手軽においしい料理を作れます。
焚き火台
重量は965gで軽量、折りたたむとA4サイズとコンパクトに収まる超優秀アイテム。15秒で組み立てできる簡単さで、初めての方におすすめしたい焚き火台です!
バイクで利用しやすいキャンプ場の選び方
バイクで利用しやすいキャンプ場の特徴は、バイク料金やソロ料金が設定されている、テントの近くにバイクを置けるなどが挙げられます。どのようなポイントに注目すれば良いのか、詳しく解説!
バイクやソロ用の料金設定がされている
キャンプ場によっては1区画いくらという料金設定となっています。ファミリー層に向けたキャンプ場を利用すると1サイトの料金が割高で、駐車料金が発生する可能性も大!ファミリーやグループなら問題ないですが、ソロの場合はバイクやソロ用など細かい料金設定がされたキャンプ場を選びましょう。
レンタル品の充実
バイクでは積載が限られており、途中で食材を購入すると限られたスペースの積載に手間がかかります。ちょっとした忘れ物があっても、キャンプ場のレンタル品でまかなえると安心できるため、設営が終わってからゆっくり調達をしましょう。薪や炭を現地で購入するのもおすすめ!
テントの近くにバイクを停められる
バイクに載せた荷物を何度も重い荷物を運ぶのは大変です。テントの近くにバイクを停められれば、荷物の出し入れが簡単になります。車は乗り入れ不可であっても、バイクは可であるキャンプ場もあるのでホームページやクチコミ、お問い合わせなどで確認をしましょう。
▼キャンプツーリングにおすすめのキャンプ場はこちらをチェック!
バイクツーリングで行けるキャンプ場!エリア別おすすめ36選
自由気ままなバイクキャンプですが、キャンプ場選びはとても重要です。テント脇にバイクを置けるか?バイク料金があるか?…など、チェックしておきたいポイントが!そこで今回は、バイクで行くのにおすすめなキャンプ場を、関東・関西・東海エリアから紹介します。
準備万端にして自由を求めていざキャンプツーリングへ!
キャンプツーリングは、未経験者にはハードルが高いように感じられます。自由にのびのびと過ごせる経験は、通常のキャンプではあまり味わえないこと。ご紹介したように、事前準備は1人分の装備をそろえるだけなので、実は大人数のキャンプよりも気軽に出かけられます!これを機に挑戦してみましょう。
▼キャンプツーリングに役立つアイテムについては、こちらの記事をチェック!