おすすめランタン36選&選び方!自分に合ったランタンが見つかる
最終更新日:2021/01/26
キャンプ用品
ランタンは、キャンプで夜を過ごすための必須アイテム。でも、種類がたくさんあってどれが自分にあっているのかよくわからないですよね。そこでこの記事では、ランタンの選び方から、利用シーンや用途に応じたおすすめのランタンを紹介していきます。
ランタンはキャンプの必需品
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キャンプで夜を過ごすために必須のアイテム、ランタン。キャンプ場では外灯のような灯りはほとんどなく、真っ暗です。ランタンなしに夜を過ごすことは不可能と言っても過言ではありません。スマホのライトでなんとかなるような暗闇ではないのです。快適に調理や食事をしたり、転ばずぶつからず安全にトイレに行ったりと、ランタンが活躍する場面は数知れず。
また日本では、台風や地震などと言った災害も頻繁に起こります 。さっきまで使えていた電気が急に使えなくなる、なんてことも。停電した時にもランタンがあれば灯りを確保することができるので、災害に備える為にも1つは持っておきましょう。
自分に合ったランタンの選び方を知ろう
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ランタンは、Amazonや楽天で検索してみても本当にたくさんの商品があります。ファミリーキャンプで使うならどれがいいのか?ソロキャンプならどれがいいのか?初めて買うならどれがいいのか?どれぐらいの費用がかかるのか?自分に使いこなせるのか?など、たくさんあるが故にわからないことが多すぎてなかなか選べませんよね。
そこでここからは、自分にあったランタンを選ぶための選び方を紹介していきます。ランタン選びのポイントがわかれば、たくさんのアイテムの中から自分に合ったランタンを選べるようになりますよ。
ランタンの選び方
ランタンを選ぶ際に重要となってくるのがランタンの種類とランタンを利用する場所です。ランタンは使用する燃料ごとに4種類のランタンがあります。また、キャンプではランタンを使用する場所が主に3カ所あるため、今足りていないランタンが何かを特定して、適切なランタンを選びましょう。
ランタンの燃料の種類で明るさ、持続時間が変わる
ランタンには電池などの電気で動くLEDランタンと燃料を燃やして火を灯し、明るくするランタンの2種類に分かれます。LEDランタンは電池を入れてスイッチを入れるだけなので、扱いやすく初心者向きです。一方、燃料を燃やして周囲を照らすランタンは一酸化炭素中毒や火事を起こす原因になりかねないため、扱い方に注意しましょう!
燃料系のランタンは扱いが難しいですが、明るさだけを考慮するとガスやガソリンを使ったランタンが一番明るいです。そのため、メインランタンが欲しい場合はガスランタンやガソリンランタンがおすすめで、それ以外の場所であればLEDランタンがおすすめ!今必要としているランタンに扱いやすさを求めているのか、とにかく明るいランタンが欲しいのかをよく考えて選びましょう。
キャンプでランタンを使用する場所で選ぶ
ランタンは使用する場所ごとに、外でメインに使うランタンと、調理する際などでテーブルの上に置くテーブルランタン、テントの中で使用するテントランタンの3種類があります。それぞれランタンの燃料、明るさによって向いているランタンと不向きなランタンがあるため、今必要なランタンがどこで使用するランタンかを考えて、最適なランタンを選んでください。
キャンプで使うランタンを燃料ごとに4種類解説!
たくさんの商品が販売されているランタンですが、そのすべては大きく4種類に分類することができます。この4種類というのは燃料の違いで、「LED」「ガス」「灯油」「ガソリン」の4種類があります。「これがベスト!」というものはなく、利用目的や利用シーンによって最適な燃料はそれぞれ異なります。ここからはそれぞれの燃料のランタンのメリット・デメリットを見ていきましょう。
初心者でも扱いやすい「LEDランタン」
LEDランタンは、電池や充電で使えるランタンです。LEDランタン最大のメリットは、安全かつ使い方が簡単なこと。ガスやオイルを使うランタンのように火事や、やけどなどの危険性が少ないので、子供がいる空間でも比較的安心して使えます。使用時に一酸化炭素も出さないため、テント内での使用にはLEDタイプがベストです。
また使い方に関しても、ボタンを押すかつまみを回せば灯りがを付けられるので簡単。しだから、初心者キャンパーに人気です。他の燃料のランタンは、使うのに多少の知識が必要なものが多いので、初めての場合にはハードルが高いかもしれません。
LEDランタンのメデリットとしては、光量が小さいモデルが多い点。キャンプでは周りが真っ暗なので、リビング空間などで使うメインのランタンには光量の大きいランタンが必要になります。メインのランタンで必要な光量はだいたい1000ルーメンほどですが、1000ルーメンもの明るさを持つランタンは数が少ないです。
▼LEDランタンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
バランスのとれた「ガスランタン」
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ガスランタンは、ガス缶を使用したランタン。家庭用の卓上ガスコンロで使われるCB缶や、アウトドア用に最適化されたガスが充填してあるOD缶を装着して使います。点火が比較的簡単で火力もそこそこ大きい、バランスがとれたランタンです。火力が強いので、メインのランタンに使える光量を確保可能。また、種類によってはデザインのかっこよさや炎の揺らめきを楽しめる点もガスランタンの人気の理由です。
そんなバランスがとれたガスランタンですが、燃費があまりよくないというデメリットが。使用頻度が高い場合にはネックになるかもしれません。また、外気温が低いとガスボンベが冷えて火力が弱くなる場合があります。寒い場所で使う際には明るさが安定しないことがあるので、ご注意ください。
▼ガスランタンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
燃料が安い「灯油ランタン」
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灯油ランタンは、ガソリンスタンドなどで手に入る灯油を燃料として使うランタン。最大のメリットは、燃料の値段が安いのでランニングコストを抑えられる点。頻繁に使う場合には特に燃料のコストが安いのは重要です。また、灯りとしてだけでなく、寒い季節にちょっとした暖房として使える暖かさもあります。
灯油ランタンの中にも、「圧力式」と「フェアーハンド式」という2つの種類があります。「圧力式」は、燃料タンクに圧力をかけて灯油をガス状にして灯りを灯すタイプ。明るさを重視するならこちらのタイプがおすすめです。「フェアーハンド式」は芯を使って燃料を吸い上げて灯りを灯すタイプ。こちらは燃費にすぐれています。
安く使える便利な灯油ランタンですが、デメリットは点火やメンテナンスに知識や手間が必要である点。安く使えるのはありがたいポイントですが、とりあえず簡単に使えるランタンが欲しい、メンテナンスしなくていいランタンが欲しいという方には灯油ランタン向かないでしょう。
▼灯油ランタンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
光量が大きい「ガソリンランタン」
ガソリンランタンは、ホワイトガソリンを燃料として使うランタンです。ここまでの紹介した他3種類のランタンの中で最も光量が大きく、冬場でも安定した火力を維持できるのが特徴で、燃料も低コスト。特にキャンプ好きに愛用されているランタンです。
ガソリンランタンのデメリットとしては、マントルを焼く空焼きの作業など、使い方が難しい点。また、定期的にメンテナンスする必要があるので、メンテナンスの手間もあります。なるべく使い勝手のいいものがいい、管理に手間をかけたくないといった方には相性はよくないかもしれません。反対に、手入れ自体を楽しめる方にはよりガソリンランタンの魅力を感じられます。
▼初心者だけどガソリンランタンを使ってみたい、という方はこちらをチェック!
ランタン4種類を表で比較
キャンプでのランタンのポジション(使う場所)を詳細に解説!
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ランタンの種類を紹介した際にも「メインのランタンに使える」といった表現が出てきたかと思いますが、キャンプでは、ポジション(使う場所)によって使用に適するランタンが異なります。ポジションというのは、メイン、テーブル、テントの3つ。それぞれの大きな意味合いは以下の通りです。
メインランタン:ランタンスタンドなどにかけて使う、サイト全体を照らすためのランタン
テーブルランタン:テーブルに置いて使う、テーブル周りを照らすためのランタン
テントランタン:テントの中で使う、テント内部を照らすためのランタン
ここからは、各ポジションに適したランタンについて、注意点なども踏まえてお伝えしていきます。
外で使う「メインランタン」
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メインランタンは、サイト全体を照らせるようにランタンポールなどに吊り下げて使いのが一般的です。重要なのは、テントサイトを十分に照らせるほどの光量が必要であること。メインランタンとして使うなら、1000ルーメン以上もしくは200Wほどの明るさのランタンが必要です。
メインランタンに必要な明るさを考えると、メインランタンで利用するには光量のあるガソリンランタン、もしくはガスランタンがおすすめ。もちろん、LEDランタンにも1000ルーメン以上の明るさを持つものはありますが数が少ないでので選択肢が限られてしまいます。また、メインのランタンということで、突然燃料が切れて灯りが落ちてしまうようなことがあると不便なので、なるべく燃焼時間が長いモデルを選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、メインランタンはキャンプサイトの中心ではなくなるべく端に設置するのがベスト。暗闇では灯りに虫が寄ってきますが、最も明るいランタンを端に置いておけばそちらに虫が引き寄せられるため、テーブルに虫が寄ってきづらいです。
机の上に置く「テーブルランタン」
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テーブルの上で使うテーブルランタン。調理時に手元を照らしたり、食卓を照らす際に使用します。ガソリンランタンや灯油ランタンだと光量が大きすぎて少し眩しいため、比較的光量が少ないガスランタンやLEDランタンでがぴったりです。LEDランタンをチョイスすれば、テント内でも使えて便利。ガスランタンを使えば、炎の揺らめきを楽しむことができますよ。
寝室スペースを照らす「テントランタン」
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家の寝室にも照明があるように、テントにも照明は欠かせません。そんなテント内で使うランタンにはLEDランタンがおすすめです。理由は、ガソリンなどが燃料のランタンをテントという閉ざされた空間の中で使用すると、一酸化炭素中毒になる危険性があるから。また、ランタンの転倒による火事の可能性もあります。安全性の面から考えて、テントランタンにはLEDランタンがベストです。
夜中にトイレに行く時などにも使うことになるので、持ち運びしやすいアイテムを選んでおくとより便利。
ポジションごとに最適なランタンを表で比較
メインランタンにおすすめのランタン8選
ここではメインランタンにおすすめの光量が大きいランタンを燃料別に紹介します。自身のキャンプスタイルと相談でして選んでみましょう!
メインランタンにおすすめのガソリンランタン
▼コールマンのノーススターランタンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
メインランタンにおすすめガスランタン
メインランタンにおすすめ灯油ランタン
▼ペトロマックスについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
メインランタンにおすすめLEDランタン5選
テーブルランタンにおすすめのランタン11選
キャンプで夜、調理するときに便利なテーブルランタン。選ぶコツはあまり明るすぎないランタンを選ぶことです。ここでも燃料別に紹介しています。LEDランタンであればテント内ランタンとしても使えるため、一石二鳥です。
テーブルランタンにおすすめのガソリンランタン
▼毎年、さまざまなカラーリングで楽しませてくれるコールマンの「シーズンズランタン」。過去のシリーズ一覧が知りたい方はこちらをチェック!
テーブルランタンにおすすめのガスランタン
テーブルランタンにおすすめ灯油ランタン
テーブルランタンにおすすめLEDランタン
番外編 テーブルランタンにおすすめのキャンドルランタン
テントランタンにおすすめのLEDランタン12選
テント内ランタンは火を使って明るくするタイプのランタンを使用すると、火災や一酸化炭素中毒の危険があります。そのため、ここではLEDランタンに絞って紹介します!
ソーラーパフ エアランタン
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紙風船のように膨らませるエアランタンです。最大の魅力は、やはり収納サイズの軽さ。折りたためば厚み1.5cmになり、重さもわずか75g。超軽量・コンパクトなので、キャンプだけでなく登山などの装備にも気軽に追加できます。また、ファミリーキャンプで使えば子供も喜ぶこと間違いなし。ソーラーパネルで充電できるのもうれしいポイントです。
▼LED製品でトップシェアを誇る人気のブランド「ジェントス」のおすすめランタンの記事はこちら!
お気に入りのランタンでキャンプに行こう!
出典:photo AC
キャンプの夜を左右するムードメーカー、ランタン。シーンや人数に合わせたベストなランタンを選ぶことが重要です。自分が持っているテントやタープなどのギアや普段のキャンプの様子を想像して、自分にぴったりなお気に入りのランタンをゲットしましょう。最適なランタンを使えば、キャンプがより快適に楽しくなりますよ。
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