武井バーナーのパープルストーブは、他の石油ストーブに比べると熱量が大きいので冬キャンプにおすすめです。余熱作業やポンピングといった手間がかかりますが、その点もベテランキャンパーに人気となっています。如くをセットすれば調理も可能なハイスペックストーブです。
熱量が大きく、冬キャンプに最適のストーブ
武井バーナーのストーブは、他社の石油ストーブと比べても熱量が大きく、冬キャンプにおいて重要な役割を果たしてくれます。しかし真冬のキャンプで使用するときや、広いテントで使うときは、このストーブがあっても寒さを感じるかもしれません。状況に応じて複数のストーブを使用することをおすすめします。テント内で使うときは一酸化炭素中毒の危険性があるので、一酸化炭素警報機を持参しておくと安心です。
着火時は予熱作業が必要
使用する際はタンクに8〜9分ほど灯油を入れて、その後、予熱作業を行ってください。これがとても重要となります。予熱は通常2〜3分、寒冷地では3〜5分と状況に応じて時間を変えてください。
まずポンピングという、空気を送り込んでガソリンを気化させる作業を行います。ポンピングの目安ですが、圧力計のメモリが1.5kgになるように意識して行うとよいでしょう。この作業は、使用中も火が弱くなったら適宜行ってください。その後、バーナー部分をチャッカマンで点火して暖めます。またポンピングで加圧しすぎたり、予熱をしっかり行っていないと、ストーブが炎上してしまうことがあるので注意が必要です。
専用の五徳を使って調理も可能
武井バーナーのストーブ専用で作られた五徳を上部に取り付けることで、調理として利用することもできます。五徳とはヤカンやフライパンなどを置くための、金属製の台のことです。また武井バーナーで売られている五徳は、脚もついているため、ストーブ安定させることができるというメリットがあります。
軽量で持ち運びに便利
軽くて持ち運びが簡単なので、女子キャンプでもおすすめです。また小さいストーブであることから、車への積載という面でも非常に助かります。積載の時ですが、移動中に燃料が漏れる恐れがあるため、灯油は別の容器に入れて持っていくことをおすすめします。