武井バーナーのパープルストーブは、熱量が大きいというメリットがあります。予熱などにある程度の知識が必要なので、このストーブを使う人にはベテランキャンパーさんに多いそうです。またパープルストーブ 301Aは、パープルストーブの中では、値段、燃料タンク容量、燃焼時間が平均的で使い勝手のよいストーブになっています。ここではパープルストーブ 301Aの特徴や機能についてご紹介いたします。
軽量で持ち運びに便利
このストーブは他のパープルストーブの中でも一番軽く、携帯性を重視しています。軽くて持ち運びが簡単なので、女子キャンプでもおすすめです。また小さいストーブであることから、車への積載という面でも非常に助かります。積載の時ですが、移動中に燃料が漏れる恐れがあるため、灯油は別の容器に入れて持っていくことをおすすめします。
熱量が大きく、冬キャンプに最適のストーブ
武井バーナーのストーブは、他社の石油ストーブと比べても熱量が大きく、冬キャンプにおいて重要な役割を果たしてくれます。しかし真冬のキャンプで使用するときや、広いテントで使うときは、このストーブがあっても寒さを感じるかもしれません。状況に応じて複数のストーブを使用することをおすすめします。テント内で使うときは一酸化炭素中毒の危険性があるので、一酸化炭素警報機を持参しておくと安心です。
着火時は予熱作業が必要
使用する際はタンクに8〜9分ほど灯油を入れて、その後、予熱作業を行ってください。これがとても重要となります。予熱は通常2〜3分、寒冷地では3〜5分と状況に応じて時間を変えてください。
まずポンピングという、空気を送り込んでガソリンを気化させる作業を行います。ポンピングの目安ですが、40〜50回ほど行うとよいでしょう。この作業は、使用中も火が弱くなったら適宜行ってください。その後、バーナー部分をチャッカマンで点火して暖めます。またポンピングで加圧しすぎたり、予熱をしっかり行っていないと、ストーブが炎上してしまうことがあるので注意が必要です。
専用の五徳を使って調理も可能
武井バーナーのストーブ専用で作られた五徳を上部に取り付けることで、調理として利用することもできます。五徳とはヤカンやフライパンなどを置くための、金属製の台のことです。また武井バーナーで売られている五徳は、脚もついているため、ストーブ安定させることができるというメリットがあります。