火おこし

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バーベキューは炭が命!量・置き方・火起こし・処理方法まで紹介

2023.04.19ノウハウ

バーベキューに欠かすことのできない炭。ひとくくりに炭といってもたくさん種類があり、値段も違うため、どれを使えばいいのかわからないと悩むことも。そこでこの記事では炭の種類や価格に加え、炭の扱い方や処理方法までバーベキューで使える知識をまとめて紹介します。段取りがいいと頼られること間違いなし!スマートでかっこいいところを見せたいなら、バーベキュー前には必ずチェックしておきましょう。

バーベキューに炭は何キロ必要?気になる値段は?

バーベキューで「炭が足りなくて最後まで焼けなかった」「追加で遠いところまで買いにいかないといけない」といった場面に遭遇された方も多いはず!次回から困らないように、適切な炭の量や値段について解説します。

バーベキューの炭は1人1kg、1時間1kgが目安

一般的なバーベキューの場合、炭の量は1人1kgが基本。何時間くらいバーベキューをするかで炭の量を決める場合は、1時間1kgと考えましょう。子どもがいる場合は、大人の半分程度で量を調節してみてください。 種類によって燃焼時間が違うので一概には言えませんが、一般的に外国産の方が燃焼が早いので、長く使いたいなら燃焼時間が長い国産の黒炭を選ぶのがポイントです。また、コンロを2台使いたい場合は、倍必要になるので覚えておきましょう。
【例】
  • 1台2人で3時間の場合→2〜3kg
  • 1台4人で5時間の場合→4〜5kg
  • 2台6人で5時間の場合→10〜12kg

炭は多めに用意するのがベター

バーベキューの人数や時間に応じて炭を用意していても、季節や風の強さによって燃え方が違い、何を焼くかによっても炭を使う量は変わってきます。炭が足りなくなると、せっかくの楽しいバーベキューが途中で終わってしまうことも。そうならないために、目安の量よりも少し多く用意しておくのがおすすめです。使わない分は保管しておけるので、余裕をもって準備しておきましょう。

バーベキューに使う炭の値段は?

炭

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種類にもよりますが、ホームセンターでは3kgが500円前後から手に入ります。またインターネットでは10kgが1,500円~なので価格的にはホームセンターの方がおすすめ。 一方10kg以上になると持ち運びが大変なので、大人数でバーベキューをする際はネットでまとめて購入する方が負担が少ないでしょう。届けてもらう方が手間もかからず便利です。

バーベキュー用の炭を種類別に紹介

バーベキューで使う炭の種類は大きく分けて、黒炭・白炭の2種類!しかし他にも外国産のマングローブ炭や人工的に作ったオガ炭、着火加工成形炭などもあります。それぞれに特徴が異なるので、バーベキューをする際は必ずチェックしておきましょう。

コスパのいい「黒炭」

黒炭は火付けがよく初心者向けの種類です。主に国内のナラ・クヌギ・カシなどの木材が原料で、見た目は中央から放射線状に割れています。燃焼時間は2時間程度。比較的安い価格で、ホームセンターなどでも手に入りやすいでしょう。 また、大きな爆跳も起こりにくいため、服に穴が空いたり火傷をする心配も少なめ。マングローブ炭ほどではありませんが、煙が多くにおいがあるので、アウトドアでのバーベキューがメインになります。火力のコントロールもしやすく、初めて炭を使う方にも安心です。

長時間燃える「白炭」

白炭は木材を1200℃の高温で焼き、土・灰・水で一気に冷却・消火させて作られる炭です。ウバメガシやアラカシなどが使われており、ずっしりと重く硬いのが特徴です。中でも備長炭は最も品質がいいとされ、高級料亭などでも多く使われています。 少々値段は高めですが、一度火がつけば6〜8時間ほど使え、長時間じっくりバーベキューしたい方におすすめです。ただ、熾き火(炎が出ずに燃えている状態)になるまでに時間がかかるので、バーベキューに慣れている方が扱いやすいでしょう。

ホームセンターでスタンダードな「マングローブ炭」

一番安く入手できるのがマングローブ炭。リーズナブルな価格でホームセンターなどで販売されていることが多く、気軽に手に入ります。他の種類に比べ燃焼時間が短めですが、短時間のバーベキューに向いているタイプです。ただ、煙やにおいが出やすいため、バーベキューする場所には要注意

煙が出にくい「オガ炭」

木を加工するときに生じる目の細かいおがくずを成形して人工的に作ったのがオガ炭。黒炭と白炭の両方があり用途に応じて使い分けられます。特に煙が出にくくいのが最大のメリット。自宅の庭やテラスでのバーベキューにもってこいのタイプです。 また白炭と比べて価格が安い上に黒炭よりも燃焼時間が長いため、コスパがいいのも魅力です。頻繁にバーベキューしている方におすすめです。

火起こししやすい「着火加工成形炭」

着火加工成形炭はその名の通り、着火しやすく加工された炭のことです。ヤシガラやオガクズの他に着火剤成分を染み込ませているため、火付けがしやすいのが最大の魅力です。 火付けでモタモタしているとなかなかバーベキューを始められません。着火加工成形炭はどんな人でも着火剤不要で火をつけられるので、火起こしを時短したい方や火付けに自信がない方にぴったりのタイプです。

バーベキュー用の炭を点火する前に押さえておくべきポイント

バーベキューで最も重要なのが炭の火付けです。火付けに時間がかかってしまい、レクレーションの時間を削られてしまったなど、苦い思いをした方も多いのではないでしょうか?点火前に押さえておくべきポイントを解説します!

炭の点火に使用するものをチェック

バーベキューの炭の点火に使う手袋とトング

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バーベキューで炭の点火を行うときにはさまざまなアイテムが必要になります。火を扱うことになるので、きちんと用意しておきましょう。
  • 耐火グローブ…火の近くで作業しやすいように使用する。火の粉が飛んでも穴が開きにくい。
  • アルミホイル…炭の下に敷き、片付けを楽にするため。調理中の便利グッズ。
  • チャッカマン・ライター・マッチ…炭や薪に着火するため。火おこし器を使用するよりも簡単。
  • 着火剤…火起こしの必須アイテム。炭や薪に直接火をつけるよりも簡単に火起こしできる。
  • うちわ・火吹棒…空気を送って効率的に火起こしするために使用する。
  • トング…炭や薪を継ぎ足したり、片付ける際に使用する。

炭の下にはアルミホイルを敷く

まず炭を組む前に、グリルの上にアルミホイルを敷きましょう。アルミホイルを敷くことでグリルに油や焦げが付きにくくなるため、後片付けが楽になります。
<気をつけておくポイント>
  • 通気穴を塞がない
  • アルミホイルに穴が空かないように厚手のものにする
アルミホイルはバーベキュー用に厚手のものがあるので使用しましょう。もし用意できない場合は、普通のアルミホイルを2重にして使ってもいいでしょう。

空気の通りを考えて炭の組み方を決める

炭を組む

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まず初めに火種を作っていきます。着火剤を置き、その周りと上に細かい炭を組んで、かまどのような状態にします。この時、空気の通り道をつくっておきましょう。薪も木炭も空気なしでは燃えません。なるべく隙間があくように並べてください。上昇気流が生まれ、一気に火が燃え上がります。 後からくわえる大きい炭も方向が大事です。炭は中がすかすかです。火がつくと炭の中の隙間に空気が通り上昇気流ができます(煙突効果)。この効果を有効に使うため大きめの炭は立てて着火させましょう。

炭のゾーンを分けた置き方で火力を調節

バーベキューの炭

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バーベキューをする上で覚えておくと便利なのが3つのゾーン。強火・中火・弱火になるように炭を分けておくことで、食材や焼き具合を調節できます
強火ゾーン(炭を重ねて高くおく):お肉や大物などのメイン料理 中火ゾーン(炭を低く置く):野菜やサイドメニューに最適 弱火ゾーン(炭を置かずにアルミホイル・アルミ皿をおく):焼けた食材を保温しておくスペース
炭の量を調節した3つのゾーンをレイアウトすることで食材にあった焼き具合にでき、バーベキューの食材をより美味しく食べられます。また、弱火ゾーンを保温スペースにすれば、お肉が焼けすぎて焦げてしまったということも防げます。お肉以外に焼きそばや魚介類などを他の食材も多く調理したい場合には、中火ゾーンと弱火ゾーンの2つでチャレンジしてみましょう。 また、お肉をメインでしっかり焼きたい場合は中央に受け皿を置き、両サイドに炭を寄せて積み上げる置き方もおすすめです。

炭と網の距離も確認

一般的に炭と網の距離は10cm程度がいいとされていますが、グリルの大きさによって多少異なります。そのため、使用するグリルの半分が炭で埋まるようにすると、中火程度に調節できるのでおすすめ。均等に焼きたい場合はフラットになるように並べましょう。

いよいよ着火!道具も上手く使いこなそう

炭を組み終わったら、いよいよ点火です!事前にポイントを押さえ、スムーズに点火し、バーベキューを楽しみましょう!

基本的な火の取り扱い方とは?

いよいよ点火です。炭全体に火が回り、完全に火が付き始めたのを確認してうちわや火吹き棒などで空気を送りましょう。ある程度火が回ったら、いったん炭を平らにならします。中くらいの炭を上にのせて、再びうちわなどで風を送り火を移していくと効率よく全体に火が回ります。 炭から出る赤い炎が落ち着き(着火後15分程度)、灰をかぶってうっすら白くなってきたらOKです。新聞を燃やして炭をおこすというイメージがありますが、インクや燃えカスが食品に付着する可能性があります。気になる方は自然素材の着火剤を使うのがおすすめです。

着火剤を使った火起こし方法

火おこしに慣れていない方にとって着火剤はマストアイテム!着火剤には固形タイプと液状のタイプがあり、使い方が少々異なります。固形の着火剤は一番下に置き、その周りに炭を置くように配置しましょう。液状タイプは組み上げた炭の上に塗ってください。 注意点は、使用しない時には火の近くに置かないことと、継ぎ足ししないこと。液状タイプは、火が着火剤を伝って手に燃え移る心配があるため、十分に注意しましょう。

手軽に火おこしができるチャコスタを利用しよう!

火のおこし方で、最も簡単な方法は「チャコスタ」を使うこと。チャコスタとは手間をかけずに火おこしできる専用の道具です。筒状の内部に炭を入れ、その上に着火剤を置き着火すれば後は待つだけ。詰めすぎなければ適当に炭を入れ(立てて入れる)ておけば、煙突効果により何もしなくても10~20分程で炭全体に火がつきます。

ガストーチを使用した炭への点火

着火する手段としてガストーチ(バーナー)を使用する方法もあります。ガストーチだけで直接炭に火をつけることも可能ですが、ずっとガストーチを炭に当て続ける必要があり、手間と時間がかかります。着火剤を併用すれば、うちわなどで炎を広げる部分を、「追いガストーチ」で直接炙って火をつけてしまえるので非常に簡単です。

炭の火が消えないようにするには?

せっかく点火できても、火が安定するまで管理しないとすぐに消えてしまいます。途中で火が消えてしまうと一気にバーベキューも盛り下がる、なんてことがないように火を維持するためポイントを確認しましょう!

炭は中心にまとめて燃やそう

なかなか火がつかないときには熱が分散してしまっている可能性があります。炭を中心に集めることによって火種を作り、互いが保温し合い、消えにくくなります。火が弱まってしまったときにも中央に寄せてしっかり燃えるように手助けしましょう。

時にはうちわも使おう

「火が消えそうになってしまった、火力がなかなかあがらない」と困ったときは、うちわが大活躍!火は酸素を送れば燃焼効率があがるので、なるべく風を送って酸素を火に行き渡らせるのがポイント。 コツは全力で30秒程扇ぐこと。数回繰り返せば炭が再び燃え始めます。酸素を送っても燃えなければ炭の追加、取り替えを行いましょう。

時間を見て炭を継ぎ足していこう

もう1つのポイントは炭を継ぎ足すこと。食事やおしゃべりに夢中になって炭を継ぎ足すことを忘れてしまい、火力を落としてしまうと再度同じ火力になるまでには時間がかかります。炭おこしに馴れるまでは早めに炭を追加する習慣をつけておきましょう。 追加する炭は白くなった炭の上に置くのではなく、下に入れるようにしてください。上に置いてしまうと新しい炭に火が付くまで待機時間がかかってしまいますが、下に置くことで次の炭に着火しつつ調理する火力は落ちません。 追加する炭と白くなった炭は面と面が密着するようにおくと早く火が移ります。すでに火力のある炭なので、うちわで扇ぐ必要はありません。

バーベキューで使った炭の後始末方法

バーベキューを楽しんだ後は炭の後片付け。「使い終わった後の炭の処理はどうすればいいのだろう」と困ることもあります。間違った捨て方をしてしまうと、周囲に迷惑がかかったり、火事になってしまう可能性も。楽しい思い出の最後に水をささないためにも、安全な処理方法をしっかりと把握しておきましょう。

火消し壺を使うと簡単&安心!

炭の処理方法としておすすめなのが火消し壺での消火です。火消し壺は、炭を入れて蓋をすることで空気を遮断し消火できるアイテム。そのまま炭を持ち運びできるので、捨て場まで持って行ったり、保管して次のバーベキューで活用したりできて便利です。 火消し壺を持つときにはグローブをつけ、しばらくの間は熱いので近寄らないように要注意。子どもやペットがいる場合は十分に気をつけましょう。

バケツを使って火消しする方法

火消し壺が準備できない場合は、バケツでも大丈夫です。バケツに水を張り、使用した炭を1つずつ入れていきます。一気に炭を入れてしまうと、高温の水蒸気があがることもあるのでゆっくり入れていくのおがポイントです。 また、使用するバケツは一般的なプラスチックのものだと溶けてしまう可能性があるので、必ず金属製のものを使用しましょう。芯まで火が消えるよう20分程度しっかり漬けておいてください。

炭を消火するときの注意点

炭に水をかけて消火するのは基本的にNG。灰が舞い上がったり、水蒸気が発生して火傷を負ってしまう危険性があります。また、バーベキューグリルに直接水をかけて消火すると、急激な温度変化でグリルが変形することも。七輪の場合は割れてしまい、使用寿命を短くしてしまいます。 炭を処理するときには炭を別の容器に移し、水の中でしっかり消火しましょう。グリルは冷めてからゆっくり洗うのがおすすめです。

使った炭の捨て方

炭をサイトにそのまま置いて行ったり、埋めたりしても土には帰りません。キャンプ場には指定された炭捨て場があるので、必ずそこで捨てましょう。

バーベキューの炭を再利用する方法

使い終わった炭には実はいろいろな再利用方法があります。ただ捨てるのではなく、置いておくと便利に使用できるのでチェックしておいてください。

再び炭として再利用する

燃えきった炭は、しっかりと乾燥させれば再び使えます。1回目で使う炭より燃えやすいので火種としても利用しやすいでしょう。炭を持ち帰る場合は火傷を防ぐために、炭を一度濡らすなどして温度をしっかり下げてから袋に入れて持ち帰りましょう!

土壌改良材や肥料に使う

バーベキューの灰

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炭や灰には炭酸カリウムやリン酸などが含まれており、野菜や花を育てる土壌改良材や肥料として使用できます。そのまま塊で土に埋めてしまうと自然分解されないためNGですが、粉々にして混ぜると中和され保湿を高める効果も。与えすぎると悪影響を及ぼす可能性もあるので、適切な量を再利用しましょう。 【アルカリ性土壌を好む植物】
  • クスノキ
  • エノキ
  • ブドウ
  • ヒイラギ など

消臭剤や除湿剤にもなる

炭で脱臭

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炭にはにおいを吸収する効果があります。商品化されているのを店頭でもよく見かけますが、バーベキューで使った炭にも消臭剤として使用できます。 乾燥させた灰をキッチンペーパーに包んで冷蔵庫や玄関に置くだけで、嫌なにおいが軽減します。また炭には除湿効果もあり、空気中の水分を吸収してくれます。靴の中に入れておくと除湿してくれ、脱臭効果でにおいも吸収してくれるので一石二鳥です。

炭をマスターして楽しいバーベキューを!

炭の種類から一連の扱い方までを紹介してきました。炭をマスターできればバーベキューをより楽しめること間違いなし。ルールを守って楽しいバーベキューを行ってください!

今回紹介したアイテム

商品画像ナエムラ株式会社 なら木炭 一級品 堅2.5kg岩手県木炭協会 岩手切炭豊栄 土佐備長炭 中丸神鍋白炭 2.5kg 兵庫県産コーナンオリジナル BBQ木炭 6kg ビジョンピークス木炭3KG 炭職人 オガ炭 10kg 炭魂 大黒オガ備長炭ロゴス エコココロゴスミニラウンドストーブ6平城商事 エコロン炭2kgロゴス 防水ファイヤーライターニチネン チャッカネンユニフレーム チャコスタⅡキャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器イワタニ カセットガストーチバーナー新富士バーナー パワートーチ RZ-820Sキャプテンスタッグ 火消しつぼ 火起し器セットユニフレーム ウェ~ブ炭スコップ
商品名ナエムラ株式会社 なら木炭 一級品 堅2.5kg岩手県木炭協会 岩手切炭豊栄 土佐備長炭 中丸神鍋白炭 2.5kg 兵庫県産コーナンオリジナル BBQ木炭 6kg ビジョンピークス木炭3KG 炭職人 オガ炭 10kg 炭魂 大黒オガ備長炭ロゴス エコココロゴスミニラウンドストーブ6平城商事 エコロン炭2kgロゴス 防水ファイヤーライターニチネン チャッカネンユニフレーム チャコスタⅡキャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器イワタニ カセットガストーチバーナー新富士バーナー パワートーチ RZ-820Sキャプテンスタッグ 火消しつぼ 火起し器セットユニフレーム ウェ~ブ炭スコップ
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