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バーベキューコンロのアイキャッチ

最強のバーベキューコンロおすすめ18選!大型からコンパクトまでプロが厳選【2024年】

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプやホームパーティーなどで欠かせないバーベキューコンロ(グリル)ですが、種類がありすぎてどれを選べば良いか悩む人も多いでしょう。この記事ではバーベキューの達人・下城民夫(しもじょう・たみお)さん監修のもと、選び方やおすすめ商品を紹介します!

監修者

下城民夫

日本バーベキュー協会 会長 下城民夫

しもじょう・たみお。兵庫県芦屋市出身。過去にはアウトドアジャーナリストとして、世界のアウトドア事情を取材に巡り、テレビ・新聞・雑誌・ラジオなどのメディアへ情報提供していた。2006年に、海外の先進的なバーベキュー文化を日本に伝えるために「日本バーベキュー協会」を立ち上げ、テレビ番組、雑誌、WEBメディアなどに多数出演。
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バーベキューコンロ(グリル)とは

バーベキューグリルで食材を焼く様子

出典:PIXTA

バーベキューコンロ(グリル)とは、炭火などでバーベキューを調理するための器具のこと。従来はバーベキューだけを楽しむことを目的としたハイスタイルが主流でしたが、昨今ではアウトドアのアクティビティの一環としてバーベキューを楽しむ人も。そのため焚き火も一緒に楽しめるロースタイルのものが人気を集めており、バーベキューコンロ(グリル)のバリエーションが広がっています。
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下城民夫さん

実はバーベキュー発祥の地・アメリカでは、網を使ったスタイルよりも鉄板を使ったプレートバーベキューが主流です。料理の幅が広がるうえにお手入れが簡単で、私もおすすめしています。

バーベキューグリルとは違う?

バーベキューコンロとバーベキューグリルはどちらも同じ意味で使われますが、定義するならば「コンロ」というカテゴリの中に「グリル」があるという位置づけです。
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下城民夫さん

日本ではどちらの言葉も普及していますが、コンロという言葉は幅広い調理機器を含むためバーベキュー専用の場合はバーベキューグリルという表現が最適でしょう。

バーベキューコンロ(グリル)の選び方

バーベキューコンロ(グリル)にはさまざまな種類があり、どれが自分に合っているのかわからない人もいるでしょう。バーベキュー協会会長・下城民夫さんにバーベキューコンロ(グリル)選びの6つのポイントを教えてもらいました。

バーベキューコンロ(グリル)の選び方

  1. 種類|焚き火も楽しみたいならロースタイル

  2. 使用人数|2人で使用するなら焼き面サイズは30×20cm

  3. 着火|簡単に火起こしできるのはガス式

  4. 片づけ|炭の処理を簡単にするなら取っ手付き

  5. 素材|軽さを求めるならステンレス製

  6. 組み立て|コンパクトにしたいなら組み立て式

種類|焚き火も楽しみたいならロースタイル

まず使用シーンを想定することから始めましょう。大人数での立食形式なのか、少人数でゆっくり楽しむのか、または日帰りなのか宿泊を伴うかによっても、最適なバーベキュースタイルは変わります。
  • ハイスタイル
ハイスタイルとは脚の高さが70〜80cm程度のバーベキューグリルのことです。立食で楽しむのが一般的ですが、座面の高さが40cm程度の椅子と組み合わせることで座って食事もできます
  • ロースタイル
ロースタイルとはハイスタイルよりも脚が短く座って楽しむスタイルのバーベキューコンロをいいます。昨今では焚き火台と兼用できる製品が人気を集めていて、キャンプの荷物をよりコンパクトにしたいと考える人が増えています。
  • 卓上型
テーブルに置いて使用する卓上タイプは、2〜4人でお店のようにのんびり座りながら食事が楽しめます。コンパクトなものが多いので持ち運びやセッティングが簡単で、庭やテラスなど、さまざまな場所で使いやすいのがメリットです。
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下城民夫さん

どんなタイプでもふた付きのものがおすすめです。中までしっかり火が通り、お肉がより一層美味しくなります。またオーブンのような使い方ができるため、料理の幅が広がりバーベキューがより楽しいものに!
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使用人数|2人で使用するなら焼き面サイズは30×20cm

1〜3人30×20cm(600平方cm前後)
4~5人40×30cm(1,200平方cm前後)
6~8人60×40cm(2,400平方cm前後)
使用する人数に合わせて、焼き面のサイズも確認しましょう。大きすぎても小さすぎても使い勝手が悪いため、上記の表を参考に最適なサイズのものを選べるとバーベキューがより楽しめます。 また大人数の場合は、コンパクトなサイズのバーベキューコンロ(グリル)を数台持っていくのも一つの手です。
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着火|簡単に火起こしできるのはガス式

火起こしはバーベキューの醍醐味ですが、慣れていないと難しいもの。着火の方法や火の管理のしやすさでバーベキューコンロ(グリル)を選ぶことも一案です。 できるだけ簡単に火起こしを済ませたいなら、ガス式のバーベキューコンロ(グリル)がおすすめ。炭火は火を付けるのに時間がかかりますが、ガス式ならすぐに点火でき火力調節も簡単です。
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下城民夫さん

ガスタイプは燃料がガスのため寒さに弱く、冬場の使用はおすすめしません。また爆発を防ぐため必ず着火時はふたを開け、着火を確認してからふたを閉めましょう。
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片づけ|炭の処理を簡単にするなら取っ手付き

バーベキューコンロ

出典:PIXTA

「少しでもあと片づけを楽にしたい!」という人は、取っ手の有無とパーツが分解できるかにも注目してみましょう。取っ手付きのものなら使用後の炭の持ち運びが楽になり、パーツを分解できるものは汚れを落としやすくなります。 またアメリカで主流の、鉄板を使用するプレートバーベキューなら網よりも汚れを落とすのが簡単です。
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下城民夫さん

薄い鉄板や焼きそばをつくるような使い捨てのものは安くて便利なのですが、食材をおいしく焼けないのであまりおすすめできません。
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素材|軽さを求めるならステンレス製

バーベキューコンロを組み立てる男性

出典:PIXTA

バーベキューコンロ(グリル)の素材にはステンレススチールがありますが、軽くて持ち運びやすいのはステンレスです。価格はやや高めですが、さびにくく耐久性が高いため長持ちします。 しかし市場に出回っているバーベキューコンロ(グリル)は、スチール製のものがほとんど。手ごろな価格が魅力ですが、ステンレスに比べると重くてさびやすいというデメリットがあります。 頻繁に使う機会がないのであればスチール製でも十分にバーベキューを満喫できますが、長く愛用したい人にはステンレス製がおすすめです。
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下城民夫さん

品質の良い商品はどうしても高価なものが多いですが、長期的な使用を考えるとコスパは良いと思います。できれば網も、ステンレス製でたわまないものを使ってほしいですね。
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組み立て|コンパクトにしたいなら組み立て式

バーベキューコンロ(グリル)の組み立て方法には、組み立て式折りたたみ式があります。一般的には脚と本体が分解できる組み立て式が主流ですが、バーベキューコンロ(グリル)の形が多様化している昨今では、網を外して本のように閉じる形の折りたたみ式も増えています。 また組み立て方法で確認しておきたいのが、ネジの有無。ネジが必要かどうかによって組み立ての複雑さが変わることを覚えておきましょう。
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下城民夫さん

組み立て式は脚を取り外してコンパクトになるのが便利ですし、折りたたみ式は開いてすぐに使えるのが良いですね。
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下城さんイチ押しのバーベキューコンロ(グリル)を紹介

さまざまなタイプの製品があるなかで、プロは実際にどのようなバーベキューコンロ(グリル)を使用しているのでしょうか?バーベキューのプロ・下城さんの愛用品を聞きました。

ユニフレームのTGシリーズがおすすめ!

ユニフレームのTGシリーズは、バラせば小さく収納できるほかオプションが豊富で「とにかく使い勝手が良い」と下城さんイチ押しの製品です。コンパクトさを追求しながらも、4〜5人の家族が十分に楽しめる大きさがあります。
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下城民夫さん

少し高価ですが耐久性があり、私はこのTGシリーズの商品をもう20年以上使い続けています。同じ商品を長く使い込むと愛着がわいてきますよ。

【ハイスタイル】バーベキューコンロ(グリル)のおすすめ12選

おすすめのバーベキューコンロ(グリル)を「ハイスタイル」「ロースタイル」「卓上型」のタイプ別に紹介します。どういったシーンで使用したいかを想像しながら、ぴったり合うスタイルを見つけてください。

【ロースタイル】バーベキューコンロ(グリル)のおすすめ2選

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【卓上型】バーベキューコンロ(グリル)のおすすめ4選

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バーベキューコンロ(グリル)と一緒にあると便利なグッズを紹介

下城さんにおすすめの便利グッズを教えてもらいました。バーベキューの達人が使っているアイテムをそろえて、バーベキューをグレードアップさせましょう。

グリルブラシ

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下城民夫さん

大きなサイズのバーベキューグリルは柄の長いものを、小さいサイズのバーベキューグリルなら柄の短いものを選ぶと便利です。すぐに焦げを取り除けるため、次の食材に響かずおいしく焼けます。

シェラカップ

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下城民夫さん

私はシェラカップを油入れとして使っています。中にオリーブオイルを入れて、シリコンの刷毛で網に油を塗るのですが、この3点セットが便利でおすすめです。

グリルマット

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下城民夫さん

グリルマットは海外でよく使われていますが、最近日本でも売り出していますね。網が汚れないので本当に便利です。
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バーベキューコンロ(グリル)の洗い方

バーベキューコンロ(グリル)を長く使うには、お手入れが重要です。ここでは、初心者でも簡単にできるバーベキューコンロ(グリル)の洗い方を紹介します。
バーベキュー

出典:PIXTA

【必要なもの】
  • アルミホイル
  • グリルブラシやスチールタワシ
【手順】
  1. 炭に火がついているうちに網にアルミホイルをかぶせ、10分ほど置いておく
  2. グリルブラシやスチールタワシで網を洗う
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自分のスタイルに合ったバーベキューコンロ(グリル)をゲットしよう!

バーベキューコンロ(グリル)を選ぶ際にはいくつかのポイントがありますが、まずはどのようなバーベキューを楽しみたいのか、自分が理想とするバーベキュースタイルを決めることが大切です。紹介した内容を参考に、自分にぴったりのバーベキューコンロ(グリル)を見つけてみてくださいね。

今回紹介したアイテム

商品画像UNIFLAME(ユニフレーム) ユニセラTG-IIIWeber(ウェーバー) Traveler ポータブルガスグリルColeman(コールマン) クールスパイダープロ/L ファン尾上製作所 イヴォルブバーベキューコンロ-65HL尾上製作所 イクシードバーベキューコンロ-65Ⅱユニフレーム UFタフグリル SUS-600ホンマ製作所 大型バーベキューコンロ G-900CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 3Wayバーベキューグリル <600>モダンデコ 18点セット バーベキューコンロウェーバー オリジナルケトルプレミアム チャコールグリル57cmバンドック BBQグリル ふた付【バーベキュー】キャプテンスタッグ アメリカン イージーグリルtype2 UG-60キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリルCAMPING MOON(キャンピングムーン) 焚き火グリルコールマン クールスパイダープロテーブルトップLOTUSGRILL(ロータスグリル) クラシック尾上製作所 鉄鋳物こんろ角型尾上製作所 丸型卓上コンロウェーバー 3面グリルブラシ45cmPEAKS&TREES(ピークス&ツリーズ)シェラカップバーベキューグリルマット
商品名UNIFLAME(ユニフレーム) ユニセラTG-IIIWeber(ウェーバー) Traveler ポータブルガスグリルColeman(コールマン) クールスパイダープロ/L ファン尾上製作所 イヴォルブバーベキューコンロ-65HL尾上製作所 イクシードバーベキューコンロ-65Ⅱユニフレーム UFタフグリル SUS-600ホンマ製作所 大型バーベキューコンロ G-900CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 3Wayバーベキューグリル <600>モダンデコ 18点セット バーベキューコンロウェーバー オリジナルケトルプレミアム チャコールグリル57cmバンドック BBQグリル ふた付【バーベキュー】キャプテンスタッグ アメリカン イージーグリルtype2 UG-60キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリルCAMPING MOON(キャンピングムーン) 焚き火グリルコールマン クールスパイダープロテーブルトップLOTUSGRILL(ロータスグリル) クラシック尾上製作所 鉄鋳物こんろ角型尾上製作所 丸型卓上コンロウェーバー 3面グリルブラシ45cmPEAKS&TREES(ピークス&ツリーズ)シェラカップバーベキューグリルマット
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