バーベキュー用ガスコンロ23選!快適に使うための選び方も徹底紹介
バーベキュー用ガスコンロは準備や後片付けが簡単なので、アウトドア初心者におすすめです。とはいえ形状や燃料の種類が豊富なことから購入する際に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。本記事では選び方や厳選アイテム23選を徹底紹介します。
バーベキュー用ガスコンロの特徴
バーベキュー用ガスコンロは野外でも使用可能な、ガス缶を燃料とするコンロです。調理中の火加減の調節が簡単にでき、自宅でもアウトドアでも気軽にバーベキューを楽しめます。炭を使わずに火をつけられることで手が汚れず、事前の準備や後片付けに手間がかからないためアウトドア初心者にもおすすめです。
また、コンロには室内でも手軽に使える卓上タイプや、庭やキャンプ場で本格的なバーベキューができる脚付きのスタンドタイプがあります。利用シーンに合った形状を選びやすいことも魅力の一つです。
炭を使用するコンロとの違い
炭火は遠赤外線効果で食材をよりおいしく調理できることはもちろん、火をおこすことでバーベキューの雰囲気を盛り上げられることが魅力です。しかし、炭は着火や火加減の調節が難しく、灰がコンロに付着するため後片付けにも手間がかかります。特に炭の扱いに慣れていない人には難易度の高いアイテムでしょう。
そのため、初心者や手軽にバーベキューをしたい人にはガスコンロタイプがおすすめです。炭火を取り扱うスキルや手間などを考慮して、使用するコンロのタイプを検討してみてください。
バーベキュー用ガスコンロの選び方
ここからはバーベキュー用ガスコンロの選び方を紹介します。
【形状】人数や場所に応じて選ぶ
【燃料】手に入れやすさや使用する季節を考慮して選ぶ
【機能性】シーンに合わせてフタや風よけなども確認する
シチュエーションに合ったバーベキュー用ガスコンロを選ぶことで、より手軽にバーベキューを満喫できます。それぞれのポイントを確認していきましょう。
【形状】人数や場所に応じて選ぶ
バーベキュー用ガスコンロには、大きくわけて以下の2つの形状があります。
【卓上タイプ】少人数での使用や手軽さを重視する人向け
【スタンドタイプ】大人数やアウトドアで楽しみたい人向け
使用する人数や場所などに応じて選べるため、どちらが自分に適しているかチェックしてみてください。
- 【卓上タイプ】少人数での使用や手軽さを重視する人向け
1〜4人ほどの少人数でバーベキューをするなら卓上タイプがおすすめです。サイズが小さく持ち運びやすいうえ、収納するときにスペースを取りません。テーブルの上で調理できるため、ゆっくり座りながらバーベキューを満喫できます。準備や後片付けが簡単にできるものが多く、手軽さを重視する人にもぴったりです。
一方、同タイプはコンパクトなので食材を焼くスペースが限られます。使用する人数が4人を超える場合は手狭になるため、卓上コンロを複数台用意することを検討しましょう。
- 【スタンドタイプ】大人数やアウトドアで楽しみたい人向け
5人以上の大人数でバーベキューをするなら、スタンドタイプが適しています。コンロに高さがあり立食スタイルを楽しめるため、庭やキャンプなどでの使用に最適です。また、サイズが大きく人数分の食材を一度に焼けるメリットもあります。
一方で、同タイプは卓上タイプより準備や後片付けに手間がかかる点は考慮しておきましょう。また、収納時はスペースを取るため、場所が限られている場合はコンパクトになる折りたたみ式のタイプをチェックしてみてください。ほかにも、サイズが大きくても楽に持ち運べるように工夫された、コンロの脚にタイヤが付いたモデルもおすすめです。
【燃料】手に入れやすさや使用する季節を考慮して選ぶ
バーベキュー用ガスコンロに使われるガス缶には、以下の2種類があります。
【CB缶】手に入れやすくリーズナブル
【OD缶】高火力のため冬にぴったり
入手のしやすさと使用時の火力に違いがあるため、それぞれ特徴を理解しておきましょう。また、ガス缶に含まれるガスの種類によっても火力や価格帯が異なります。あわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
家庭用のカセットコンロに使われるカセットガスボンベです。スーパーや100均などでも購入でき価格がリーズナブルなため、手に入れやすく利便性に優れています。
一方で、風の強い場合には火力が安定しにくいことが難点です。また、寒さにより揮発性が下がるため、火力が低下し火がつきにくくなります。そのため、アウトドアで使用するなら防風性のあるコンロと組み合わせたり寒冷地に対応したCB缶を用意したりするなど、シチュエーションに応じた準備をすることが大切です。
アウトドアシーンを目的としてつくられたガス缶のため、火力が強く寒い冬でも安定して使用できます。また、容量は110〜500gと幅広く展開されており、調理する料理によってガス缶の大きさを選べることも特徴です。
ただし、アウトドア用品店や一部のホームセンターでのみ取り扱われている点や、CB缶に比べて高価な点には注意する必要があります。ネットでも購入できますが、届くまでに時間がかかるのでストックを用意しておくと良いでしょう。
CB・OD缶に含まれるガスは「ブタン・イソブタン・プロパン」の3種類あり、ブタンは-0.5℃、イソブタンは-11.7℃、プロパンは-42.1℃と、それぞれ気化温度が異なります。気化温度が低いほど高価になりますが、寒い環境でも火力が落ちにくく使いやすいことが特徴です。そのため、冬に使用するなら気化温度の低いガスを用意しましょう。
【機能性】シーンに合わせてフタや風よけなども確認する
バーベキュー用ガスコンロの中には、より快適性を高められる以下の機能などがあります。
【フタ】蒸し焼きに対応
【風よけ】風を防ぎ火力が安定する
【ツーバーナー】2つの調理を同時にできる
【フッ素加工・パーツ分解】洗う手間を軽減できる
調理のしやすさや後片付けのしやすさにつながるため、搭載されている機能もチェックしてみてください。
フタが付いたモデルは焼き調理に加えて、蒸し焼き調理もできます。蒸すことで厚い肉でもじっくり火を通しやすく、野菜もうまみを引き出しジューシーに焼きあげられることがポイントです。手軽に複数の調理方法を試せるため、料理の幅を広げたい人には同モデルが最適でしょう。
庭やキャンプなど屋外でバーベキューをする場合は、風よけが付いていると便利です。風が強いと火力を調整しにくかったり、調理中に火が消えてしまったりします。風により火が消えるとガス漏れのリスクもあるため危険です。風よけがそなわった製品であれば、風の影響を受けにくく火力が安定しやすいので、アウトドアでも安全かつ快適にバーベキューを楽しめます。
同時に2つの調理をしたい場合や、多くの量をまとめて調理したい場合はツーバーナータイプがおすすめです。コンロが2つそなわっているため、お湯を沸かしたり肉を焼いたりと複数の調理工程を両立させられます。一度にたくさんの量の食材を効率良く調理できるので、大人数でバーベキューをする際に頼りになるアイテムです。
お手入れの手間を軽減したいなら、洗いやすいコンロを選ぶことが重要です。焼き面にフッ素加工が施されていると、焼いたときの焦げが付きにくく汚れを落としやすいメリットがあります。また、本体を分解できるタイプは取りまわしが良く、パーツごとに細かくお手入れができるためおすすめです。
ほかにも水皿が付いたタイプは、肉の脂が本体に付きにくくなり簡単に洗えます。面倒な洗う手間が少ないとコンロを使うことに対する心理的ハードルも下がるため、バーベキューをあまりしない人にもぴったりです。
【卓上タイプ】バーベキュー用ガスコンロのおすすめ20選
ここからは卓上タイプのバーベキュー用ガスコンロのおすすめを紹介します。卓上タイプの中でも形状によりサイズ感が異なるため、使用するときの人数を考慮して選んでみてください。
【卓上タイプ】コンロ・グリル・ホットプレート
【卓上タイプ】シングルバーナー
【卓上タイプ】ツーバーナー
【スタンドタイプ】バーベキュー用ガスコンロのおすすめ3選
ここからはスタンドタイプのバーベキュー用ガスコンロのおすすめを紹介します。折りたたみ式のタイヤが付いた持ち運びやすいモデルを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
バーベキュー用ガスコンロを使ってアウトドア料理を楽しもう
本記事ではバーベキュー用ガスコンロを快適に使うための選び方や、厳選アイテム23選を紹介しました。準備や後片付けが簡単にでき、炭火より気軽にバーベキューを楽しめるためアウトドア初心者にもおすすめのアイテムです。
シチュエーションに適したバーベキュー用ガスコンロを選んで、手軽にアウトドア料理を楽しみましょう。