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バーベキューコンロの洗い方を解説!簡単に後片付けできる方法も

バーベキューをしたあとに、必ずしなければいけないバーベキューコンロの掃除。網やコンロが油や炭で汚れているため、しっかりと洗って汚れを落とすのが鉄則です!洗わず放置してしまうと劣化やさびの原因となり、食材が上手く焼けなかったり壊れてコンロの買い替えが早まったりしてしまいます。この記事では基本的なバーベキューコンロの洗い方や、より簡単にきれいにできる方法もお伝えします。後片付けが苦手な方はぜひ参考にしてみてください。

キャンプ場ではバーベキューコンロの汚れを落とす程度でOK

キャンプの際にみんなで盛り上がれるバーベキュー。キャンプ場でバーベキューコンロを使用する機会は多いはず。多くのキャンプ場には使用済みの灰を処理できる灰捨て場や、コンロや焚き火台専用の洗い場があるため、汚れを落としてから持ち帰ることができます。
しかし本格的に洗おうとすると油や炭などで排水口が詰まってしまい、ほかのキャンパーやキャンプ場にも迷惑がかかるため、その場では汚れを落とす程度が理想です。網にこびりついた食材は焼きつくして炭化させたあと、ブラシまたはアルミホイルを丸めてこすり、汚れを落としましょう。その後、炭が鎮火したのを確認したら灰捨て場で処理しましょう。 ある程度汚れを落としたら持ち帰り、自宅で本格的に掃除をします。

バーベキューコンロは自宅で本格的に掃除&メンテナンスを

ここからはバーベキューコンロの洗い方をお伝えしていきます。自宅でできる本格的な掃除とメンテナンス方法なので、ぜひ参考にしてください。

バーベキューコンロを洗うために用意する道具

用意する道具は以下の6つです。もし自宅にない場合はスーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターなどで購入できるため、バーベキューコンロを購入したら一緒に揃えておきましょう。
  • アルカリ性の洗剤
  • スポンジ・金属ブラシ・たわし(汚れを落とすもの)
  • 布・雑巾(水を拭き取り用)
  • ゴム手袋や軍手(手を汚れや荒れから保護するもの)
  • 研磨スポンジ

【1】金属ブラシで網やグリル・火床の焦げを落とす

バーベキューコンロを使い終えたら、各パーツの焦げを金属ブラシで落とします。コンロを使用した後、網を熱する火力が残っている場合は、そのまま焼き切ると焦げが落ちやすくなります。また頑固な汚れにも効果的なため、鎮火していたらガストーチやバーナーなどで焼き切るのがおすすめです。 手に炭汚れが付着するので、気になる方は軍手をして作業をしましょう。

【2-1】水と洗剤で油汚れを落とす

金属ブラシやたわしなどで焦げを落としたら、アルカリ性の洗剤を使用して油汚れを落とします。洗剤は台所用(中性・弱酸性)でも代用できますが、油汚れは酸性のためアルカリ性の洗剤の方が落としやすく便利です。 手荒れを起こしやすいため、必ずゴム手袋を装着して作業しましょう

【2-2】重曹水とクレンザーを使うと時短できる

アルカリ性の重曹水をかけ10分程おいてからクレンザーを使用し、金属ブラシやたわしで擦ると油汚れが落ちやすくなります。重曹水の作り方は簡単。水100mlに小さじ1杯の重曹を溶かせば完成します。重曹水をスプレーボトルに入れてコンロに吹きかけましょう。 重曹水をかけて時間をおくことで、コンロに付いた油が浮き、通常の洗い方より少ない労力で油汚れを落とせます。 その後使用するクレンザーは主に、ケイ酸鉱物などを研磨剤を含んでいるため汚れが落ちやすく便利ですが、網やコンロの素材に傷が付くこともあるので注意しましょう。

【3】さびが気になる場合は研磨スポンジで磨く

油汚れはアルカリ性の洗剤で落ちますが、さびは擦っても落ちにくいもの。そんなときはスポンジに研磨粒子を塗布した、研磨スポンジで磨いてみましょう。柔軟で曲面に馴染みやすいため、焼き網やグリルなどのさび落としに最適です。

【4】しっかりと乾燥させる

水気が残っているとさびの原因になります。洗いや磨き作業が終わったら一度水ですすぎ、乾いた布で拭いてしっかりと乾かしましょう。

【5】長期保存する場合は油を塗ってお手入れを

すぐ使う予定がない場合は、網や火床に油を塗っておきましょう。油をぬることで金属の酸化を防ぎ、長期保存してもさびにくくなります。その後は新聞紙でくるんで保管しておくのがベスト。新聞紙が余計な油分を吸収してくれるためおすすめです。

バーベキューコンロの掃除・片付けを簡単にする方法

通常の掃除の仕方をお伝えしましたが、ここからは掃除や片付けをより簡単にする方法を紹介していきます。簡単にできる方法なので気軽に試してみてください。

網や鉄板など「油」を塗っておく

使用前に網や鉄板などに油を塗っておくと、焦げ付きを防げます。また、お酢でも代用が可能。お酢には動物性のタンパク質を凝固する効果があり、熱されて起こる熱凝固よりも先に反応するため網や鉄板に焦げが付きにくくなります。 お酢を使用した場合「味が変わるのでは?」と心配になる方も多いと思いますが、お酢は熱すると酸味がなくなるため、酸っぱくなってしまうことはありません。 網や鉄板などの焦げ付きを最小限に抑えたい場合は、あらかじめ油やお酢を塗っておきましょう。

灰受けや火床に厚手のアルミホイルを敷く

炭汚れや油汚れを落とすのに苦労する掃除ですが、前もって灰受けや火床に厚手のアルミホイルを敷いておくと便利です。火床に敷くことで油汚れがコンロに付きにくく、片付けの際はアルミホイルを丸めて捨てればコンロの汚れを最小限に抑えられます。灰受けも同様、アルミホイルだけ捨てれば灰の片付けは完了です。 使用するアルミホイルは家庭用のものだと薄く、破れてしまう可能性があるため、厚みのあるアウトドア用のアルミホイルを使用しましょう。

網の焦げはアルミホイルで掃除すると片付けが楽になる

アルミホイルを丸めて網を擦れば、金属たわしのように焦げや汚れをとってくれます。使用済みのアルミホイルでも、灰受けや火床に敷いていたアルミホイルでもOK。掃除した後はゴミとして捨てられるのもうれしいポイントです。

使い捨ての網なら洗わないで捨てられる

ホームセンターや100円均一ショップなどで売られている、使い捨ての網であれば使用後に掃除する手間が省けます。めったにバーベキューをしない方や、洗ったりメンテナンスしたりするのが苦手な方にはおすすめです。 ただしキャンプ場で捨てられない場合、汚れたままの網を持ち帰らなければならないこともある点には注意しましょう。

バーベキューコンロをしっかり洗って次回のバーベキューも楽しもう!

バーベキューコンロの洗い方や、掃除を楽にするアイデアを紹介してきました。バーベキューコンロの掃除は一見大変そうですが、掃除を簡単にできる工夫をしておくと大分楽になります。また、きちんと掃除をしてきれいに保てば長く使えるため、経済的な負担も減ります。バーベキューを楽しんだ後は、しっかりコンロを洗って次のバーベキューに備えましょう!


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