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豆炭おすすめ10選!バーベキューでの使い方や人気あんかも徹底解説
2025.02.25キャンプ用品
「豆炭」はキャンプやバーベキューで活躍する固形燃料です。しかしさまざまな種類があり、どれを選べば良いかわからないという人も少なくありません。本記事では豆炭の安全性や原材料、使い方などを解説。木炭とは異なる、豆炭の魅力に迫ります!
制作者

風見めぐみ
30歳でバイクの免許を取り、そこからソロキャンプの沼にずぶずぶとハマったフリーライターです。
バイクでも至れり尽くせりなキャンプがしたくて荷物が増えていくのが悩み。好きなブランドはDOD。
blog:https://gumisolocamp.com/
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もくじ
「豆炭」がバーベキューに人気の理由

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豆炭は、石灰・木炭の粉・コークスなどを混ぜ合わせてつくられた固形燃料のひとつ。着火・火力調整がしやすく、燃焼時間も長いため、大人数のバーベキューからソロキャンプまで幅広いシーンで使える便利なアイテムとして人気です。
豆やふくれた餅のような形をしており、5cm四方のかわいらしい見た目が特徴。1個約50gと軽量でコンパクトなので、小さなコンロやダッチオーブンでの使用にも向いています。
コメリやカインズなどで簡単に手に入る!
豆炭はホームセンターなどの身近なお店で気軽に購入できます。コメリやカインズ、ナフコなど、最寄りの店舗で探してみましょう。近くにホームセンターがない人は、オンラインでも販売されていることもあるのでチェックしてみてください。
豆炭のメリット・デメリット

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豆炭には一般的な木炭と比べて使いやすいポイントが多々ありますが、その反面、注意すべきデメリットもあります。使う豆炭によっては環境汚染につながる場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。
豆炭のメリット
バーベキューやキャンプで豆炭を使うことで得られるメリットは主に次の4つです。
メリット
豆炭は木炭よりも着火しやすく、長時間燃える点が大きなメリットです。豆炭なら、はじめてのバーベキューにありがちな「炭に着火できない」「すぐに火が消えてしまう」ということが起きにくくなります。
豆炭は一つひとつの形と大きさがほぼ同じなので、火力を一定に保ちやすいのも魅力のひとつ。くべる個数によって火力が想定できるため、火加減の調節がしやすく便利です。- 着火しやすい
- 燃焼時間が長い
- 安定した火力を持つ
- 火の粉が飛び散りにくい
豆炭のデメリット
使いやすい豆炭ですが、次のようなデメリットもあります。
デメリット
豆炭はサイズが小さいため、通常の木炭と比べると使用量が増えてしまいます。木炭と比べても決して安価ではないのでコストパフォーマンスはあまり良くありません。
石炭やコークスなどが使われている豆炭の場合は独特なにおいや煙が発生するため、においが魚や肉に移ってしまう場合もあります。
さらに燃焼後の豆炭には、石炭由来の有害物質(バナジウムやニッケルなど)を含むものも。重金属汚染になってしまうため、一般廃棄物として処分できません。廃棄の際は自治体に問い合わせたうえで処理が必要です。
しかし、石炭フリーの豆炭や天然素材100%の豆炭などバーベキュー用のものを使えば、そうした問題はありません。においや煙が抑えられるので、問題なくバーベキューを楽しめます。- サイズが小さいため大量に必要
- 独特なにおい・煙が発生する
- 種類によっては廃棄が困難
豆炭の効率的な使い方

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豆炭を使用するときの基本的な工程は以下の通りです。
豆炭は空気との接触面積が大きいほど燃えやすいため、火床に並べるときは密に詰まりすぎていないか、逆に離れすぎていないかチェックするようにしましょう。
豆炭に着火した直後はにおいや煙が出るため、バーベキューで使う場合はすぐに調理を始めてはいけません。豆炭が白くなり火力が安定してから肉や魚を焼き始めましょう。
豆炭はコツさえつかめば簡単に着火できますが、風が強い状況などうまくいかない場合は、火力のある火起こし器やバーナーを使うのがおすすめです。着火剤がコーティングされた豆炭であれば、マッチやライターで火をつけることもできますよ。
使用後は、火消し壺を使うか水の中に入れて消火します。火消し壺などで消火した豆炭は、再利用も可能です。最後は使用した施設の炭捨て場に捨てるか、各市町村の条例に沿って処分しましょう。
- 着火剤や新聞紙を火床に置く
- 豆炭を火床に均一に並べる
- 着火剤に点火
- そのまま放置する
おすすめの豆炭10選
hinata編集部がおすすめする、人気の豆炭を10種類紹介します。自分にぴったりの豆炭を見つけましょう!
製品名 | [ウェーバー] チャコールブリケット(炭) | [キングスフォード] チャコールブリケット | [ミツウロコ] 豆炭 | [ミツウロコ] スーパーマメタン | [キャプテンスタッグ] 豆炭 | [日の丸産業] 日の丸マメタン | [昭光物産] 特選マメタン | [DCM] 着火剤のいらない豆炭 | [十全商会] JS豆炭 | [BUNDOK] らくらく豆炭 |
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燃焼時間 | 3時間 | - | - | - | - | - | - | 50分 | - | 50分 |
容量 | 4kg | 8.16kg | 12kg | 1.5kg | 3kg | 12kg | 12kg | 0.4kg | 12kg | 0.6kg |
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広葉樹のおがくずを炭化させてつくられた、100%自然素材の豆炭。バーベキューで食材に化学薬品が付着する心配もなく、安心して楽しむことができます。燃焼時間3時間と長時間使用できてコスパも抜群。着火時間は20分と手間もかかりません。
【基本情報】
- 容量:4kg
- 燃焼時間:3時間
- 原材料:木材(広葉樹)
出典:Amazon
約100年にわたり、多くの人に長年愛され続けている豆炭です。天然の材料でつくられているので、嫌なにおいや煙が出ません。バーベキューでも安心して使えます。形状の改良を繰り返し、素早い着火と長い燃焼時間を兼ねそなえた優れものです。
【基本情報】
- 容量:8.16kg
- 原材料:木炭・チャコール

出典:Amazon
国産の豆炭の中でも代表的なミツウロコの豆炭です。中身は約240個で重さ12kgと大容量。七輪や練炭コンロなどでの使用を想定された豆炭なので、長い燃焼時間が魅力的です。
【基本情報】
- 容量:12kg
- 原材料:主原料/石炭(洛陽炭・ホンゲー炭)、副原料/素灰(木炭粉)・消石灰・ベントナイト等

出典:Amazon
着火剤がコーティングされているのでマッチで着火できる扱いやすさ抜群の豆炭。豆炭あんかやこたつはもちろん、バーベキューなどアウトドアでもストレスフリーに楽しめるでしょう。1袋30粒入りで、使い切りやすい容量なのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 容量:1.5kg
- 原材料:主原料石炭(洛陽炭・ホンゲー炭)と副原料の素灰(木炭粉)・消石灰・ベントナイト等
出典:Amazon
昔ながらの七輪や卓上コンロに使いやすいサイズの豆炭です。かんばつ材を使用しているので環境に優しいのもポイント。煙が出にくい工夫がされており、気軽に試せる価格帯なので初めての豆炭にもおすすめです。
【基本情報】
- 容量:3kg
- 原材料:木炭粉

出典:Amazon
煉炭原料と同じものを粒状に成型した豆炭です。約240個入っているので大量に使用する人におすすめ!埼玉にある創業72年の老舗の日本企業だから、製品の質にもこだわりが感じられます。
【基本情報】
- 容量:12kg
出典:Amazon
最大の魅力は、着火剤を使用せずに簡単に火をつけられる点。着火にかかる手間がないため、使い慣れていない人や使用に不安がある人でも扱いやすいです。木炭粉でつくられているので身体にも環境にも優しいのがポイント。少量サイズで七輪や卓上コンロ、ソロキャンプなど幅広く使えます。
【基本情報】
- 容量:0.6kg
- 燃焼時間:50分
- 原材料:木炭粉

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豆炭を熱源とした暖房器具「あんか」もチェック
豆炭はキャンプやバーベキューなどアウトドアで使われることが多いですが、豆炭と一緒に使う「あんか」という屋内で使う製品もあります。小さな豆炭1つで暖が取れる、経済的な昔ながらの暖房器具です。あんかとはどのようなアイテムなのか、詳しく紹介します。
あんか(行火)とは
あんかとは、お湯ではなく熱した豆炭を専用ケースに入れて使う湯たんぽのようなアイテムです。暖を取るための道具のひとつとして、昔から親しまれています。
専用ケースの内部には不燃素材「ロックウール(岩綿)」が詰められているので、使用中に発火する心配がないのも特徴です。以前は石綿(アスベスト)がケース内部に使われることが多かったのですが、有害物質のため最近のあんかにはほとんど使われなくなりました。
電気を使わず、豆炭1個で長時間使用できるので、充電湯たんぽより経済的。カイロのように使い捨てることもないので、環境に優しい点も魅力です。普段使いからアウトドア、災害などの非常時まで、幅広いシーンで活躍します。

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使用手順は次の3ステップです。
- あんかを開いて着火した豆炭をセット
- あんかをフタで挟み込むようにして飛び出さないよう金具でロック
- 専用の袋に入れる
豆炭あんかおすすめ3選
ここからは、キャンプでも活躍する「あんか」を紹介します。豆炭とセットになっているものもあるので、じっくり選んでみてください!
製品名 | [ミツウロコ] 豆炭アンカ | [十全商会] 十全あんか | [ミツウロコ] 豆炭あんかセット |
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燃焼時間 | - | 10~12時間 | - |
重さ | 0.95kg | 0.9kg | 豆炭1.5kg (30個) |
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重さ約900gと持ち運びやすく、およそ10~12時間も温かさが続く豆炭あんか。付属のバッグに入れて足元に置いたり抱いたりすれば、寒い冬でもぽかぽか暖まって眠れること間違いなし。
【基本情報】
- 重さ:0.9kg
- 発熱時間:10~12時間
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ミツウロコの豆炭あんかとマッチで着火できる豆炭30個のお得なセット。1つ5円程度の豆炭で、温かさが長時間続く経済的に優しい製品です。セット価格で必要なものがそろっているので、豆炭あんかを初めて使う人におすすめです。
【基本情報】
- 重さ:豆炭1.5kg (30個)
- 豆炭の原材料:主原料石炭(洛陽炭・ホンゲー炭)と副原料の素灰(木炭粉)・消石灰・ベントナイト等
便利な豆炭でバーベキューを快適に
大正時代から長年愛され続けている「豆炭」。小さくてかわいらしい見た目の豆炭ですが、木炭よりも火が着けやすく、火持ちの良さが魅力です。火力調整もしやすいので、はじめてのバーベキューはもちろん、キャンプ時の焚き火やミニコンロでの使用にもおすすめ。
バーベキューやダッチオーブン、暖房器具である豆炭あんかなどマルチに活躍できる便利なアイテムです。アウトドアなどで一度使えば豆炭の魅力に気がつくはず。キャンプやバーベキューなどにぜひ活用してみてください!

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今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||||||
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商品名 | Weber(ウェーバー) Weberブリケット(炭) | KINGSFORD(キングスフォード) オリジナルチャコール | ミツウロコ 豆炭 | ミツウロコ スーパーマメタン | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 豆炭 | 日の丸産業 日の丸マメタン | 昭光物産 特選マメタン | DCM 着火剤のいらない豆炭 | 十全商会 十全豆炭 | BUNDOK (バンドック) らくらく豆炭 | ミツウロコ 豆炭アンカ | 十全商会 十全あんか | ミツウロコ 豆炭アンカ + スーパーマメタン セット |
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