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豆炭

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豆炭おすすめ10選!バーベキューでの使い方や人気あんかも徹底解説

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「豆炭」はキャンプやバーベキューで活躍する固形燃料です。しかしさまざまな種類があり、どれを選べば良いかわからないという人も少なくありません。本記事では豆炭の安全性や原材料、使い方などを解説。木炭とは異なる、豆炭の魅力に迫ります!

「豆炭」がバーベキューに人気の理由

豆炭

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豆炭は、石灰・木炭の粉・コークスなどを混ぜ合わせてつくられた固形燃料のひとつ。着火・火力調整がしやすく、燃焼時間も長いため、大人数のバーベキューからソロキャンプまで幅広いシーンで使える便利なアイテムとして人気です。 豆やふくれた餅のような形をしており、5cm四方のかわいらしい見た目が特徴。1個約50gと軽量でコンパクトなので、小さなコンロやダッチオーブンでの使用にも向いています。

コメリやカインズなどで簡単に手に入る!

豆炭はホームセンターなどの身近なお店で気軽に購入できます。コメリやカインズ、ナフコなど、最寄りの店舗で探してみましょう。近くにホームセンターがない人は、オンラインでも販売されていることもあるのでチェックしてみてください。

豆炭のメリット・デメリット

着火している豆炭

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豆炭には一般的な木炭と比べて使いやすいポイントが多々ありますが、その反面、注意すべきデメリットもあります。使う豆炭によっては環境汚染につながる場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。

豆炭のメリット

バーベキューやキャンプで豆炭を使うことで得られるメリットは主に次の4つです。
メリット
  • 着火しやすい
  • 燃焼時間が長い
  • 安定した火力を持つ
  • 火の粉が飛び散りにくい
豆炭は木炭よりも着火しやすく、長時間燃える点が大きなメリットです。豆炭なら、はじめてのバーベキューにありがちな「炭に着火できない」「すぐに火が消えてしまう」ということが起きにくくなります。 豆炭は一つひとつの形と大きさがほぼ同じなので、火力を一定に保ちやすいのも魅力のひとつ。くべる個数によって火力が想定できるため、火加減の調節がしやすく便利です。

豆炭のデメリット

使いやすい豆炭ですが、次のようなデメリットもあります。
デメリット
  • サイズが小さいため大量に必要
  • 独特なにおい・煙が発生する
  • 種類によっては廃棄が困難
豆炭はサイズが小さいため、通常の木炭と比べると使用量が増えてしまいます。木炭と比べても決して安価ではないのでコストパフォーマンスはあまり良くありません。 石炭やコークスなどが使われている豆炭の場合は独特なにおいや煙が発生するため、においが魚や肉に移ってしまう場合もあります。 さらに燃焼後の豆炭には、石炭由来の有害物質(バナジウムやニッケルなど)を含むものも。重金属汚染になってしまうため、一般廃棄物として処分できません。廃棄の際は自治体に問い合わせたうえで処理が必要です。 しかし、石炭フリーの豆炭や天然素材100%の豆炭などバーベキュー用のものを使えば、そうした問題はありません。においや煙が抑えられるので、問題なくバーベキューを楽しめます。

豆炭の効率的な使い方

豆炭を使って焚き火をする人

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豆炭を使用するときの基本的な工程は以下の通りです。
  • 着火剤や新聞紙を火床に置く
  • 豆炭を火床に均一に並べる
  • 着火剤に点火
  • そのまま放置する
豆炭は空気との接触面積が大きいほど燃えやすいため、火床に並べるときは密に詰まりすぎていないか、逆に離れすぎていないかチェックするようにしましょう。 豆炭に着火した直後はにおいや煙が出るため、バーベキューで使う場合はすぐに調理を始めてはいけません。豆炭が白くなり火力が安定してから肉や魚を焼き始めましょう。 豆炭はコツさえつかめば簡単に着火できますが、風が強い状況などうまくいかない場合は、火力のある火起こし器やバーナーを使うのがおすすめです。着火剤がコーティングされた豆炭であれば、マッチやライターで火をつけることもできますよ。 使用後は、火消し壺を使うか水の中に入れて消火します。火消し壺などで消火した豆炭は、再利用も可能です。最後は使用した施設の炭捨て場に捨てるか、各市町村の条例に沿って処分しましょう。

おすすめの豆炭10選

hinata編集部がおすすめする、人気の豆炭を10種類紹介します。自分にぴったりの豆炭を見つけましょう!
製品名[ウェーバー] チャコールブリケット(炭) [キングスフォード] チャコールブリケット[ミツウロコ] 豆炭[ミツウロコ] スーパーマメタン[キャプテンスタッグ] 豆炭[日の丸産業] 日の丸マメタン[昭光物産] 特選マメタン[DCM] 着火剤のいらない豆炭 [十全商会] JS豆炭 [BUNDOK] らくらく豆炭
画像
燃焼時間3時間------50分-50分
容量4kg8.16kg12kg1.5kg3kg12kg12kg0.4kg12kg0.6kg

豆炭を熱源とした暖房器具「あんか」もチェック

豆炭はキャンプやバーベキューなどアウトドアで使われることが多いですが、豆炭と一緒に使う「あんか」という屋内で使う製品もあります。小さな豆炭1つで暖が取れる、経済的な昔ながらの暖房器具です。あんかとはどのようなアイテムなのか、詳しく紹介します。

あんか(行火)とは

あんかとは、お湯ではなく熱した豆炭を専用ケースに入れて使う湯たんぽのようなアイテムです。暖を取るための道具のひとつとして、昔から親しまれています。 専用ケースの内部には不燃素材「ロックウール(岩綿)」が詰められているので、使用中に発火する心配がないのも特徴です。以前は石綿(アスベスト)がケース内部に使われることが多かったのですが、有害物質のため最近のあんかにはほとんど使われなくなりました。 電気を使わず、豆炭1個で長時間使用できるので、充電湯たんぽより経済的。カイロのように使い捨てることもないので、環境に優しい点も魅力です。普段使いからアウトドア、災害などの非常時まで、幅広いシーンで活躍します。
あんかのイメージ

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使用手順は次の3ステップです。
  1. あんかを開いて着火した豆炭をセット
  2. あんかをフタで挟み込むようにして飛び出さないよう金具でロック
  3. 専用の袋に入れる
就寝前にあんかを布団に忍ばせておけば、朝まで温かさが持続します。 あんかを繰り返し使用するとロックウールは消耗します。穴や破損がみられる場合は豆炭の立ち消えの原因になるため交換が必要です。お手入れさえ怠らなければ末永く使うことができます。

豆炭あんかおすすめ3選

ここからは、キャンプでも活躍する「あんか」を紹介します。豆炭とセットになっているものもあるので、じっくり選んでみてください!
製品名[ミツウロコ] 豆炭アンカ [十全商会] 十全あんか[ミツウロコ] 豆炭あんかセット
画像
燃焼時間-10~12時間-
重さ0.95kg0.9kg豆炭1.5kg (30個)

便利な豆炭でバーベキューを快適に

大正時代から長年愛され続けている「豆炭」。小さくてかわいらしい見た目の豆炭ですが、木炭よりも火が着けやすく、火持ちの良さが魅力です。火力調整もしやすいので、はじめてのバーベキューはもちろん、キャンプ時の焚き火やミニコンロでの使用にもおすすめ。 バーベキューやダッチオーブン、暖房器具である豆炭あんかなどマルチに活躍できる便利なアイテムです。アウトドアなどで一度使えば豆炭の魅力に気がつくはず。キャンプやバーベキューなどにぜひ活用してみてください!

今回紹介したアイテム

商品画像Weber(ウェーバー)  Weberブリケット(炭) KINGSFORD(キングスフォード) オリジナルチャコールミツウロコ 豆炭ミツウロコ スーパーマメタンCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 豆炭日の丸産業 日の丸マメタン 昭光物産 特選マメタンDCM 着火剤のいらない豆炭 十全商会 十全豆炭BUNDOK (バンドック) らくらく豆炭 ミツウロコ 豆炭アンカ 十全商会 十全あんかミツウロコ 豆炭アンカ + スーパーマメタン セット
商品名Weber(ウェーバー) Weberブリケット(炭) KINGSFORD(キングスフォード) オリジナルチャコールミツウロコ 豆炭ミツウロコ スーパーマメタンCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 豆炭日の丸産業 日の丸マメタン 昭光物産 特選マメタンDCM 着火剤のいらない豆炭 十全商会 十全豆炭BUNDOK (バンドック) らくらく豆炭 ミツウロコ 豆炭アンカ 十全商会 十全あんかミツウロコ 豆炭アンカ + スーパーマメタン セット
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