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アウトドアナイフとフェザースティックが切り株の上に置かれている様子

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アウトドアナイフは3種類!1つあると便利な最強ナイフおすすめ35選

※本記事には一部プロモーションが含まれます

アウトドアナイフは屋外での料理や薪割りなどに役立つアイテム。この記事ではその種類や選び方、用途に合ったおすすめのナイフを紹介します。デザイン性や機能性を兼ねそなえたものやこだわりの日本製のものなど、自分だけの最強の1本を見つけましょう。

アウトドアナイフとは?

さまざまなアウトドアナイフが並べられている様子

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アウトドアナイフとは、キャンプや登山といったアウトドアで役立つナイフのことを指します。太い薪を細く割るバトニングや屋外での料理、また最低限の道具のみで自然との調和を楽しむキャンプスタイルのブッシュクラフトにも欠かせないアイテム。シース(鞘)に収納できるものや、折りたたみ式のものなどがあり携帯性に優れているのも特徴です。 アウトドアナイフはほかに、キャンプナイフやサバイバルナイフともいわれ、メーカーやブランドによって呼び方は異なります。それぞれ大きな違いはありませんが、ナイフやブレード(刃)には種類があり、用途によって使いわけるのがおすすめです。自分にぴったりのアウトドアナイフを選んで活用しましょう。

アウトドアナイフは3種類

アウトドアナイフは、大きくわけて「シースナイフ」「フォールディングナイフ」「マルチツールナイフ」の3種類があります。ブレードやナイフの形状、サイズ感などが異なり、用途によって選ぶことが大切。それぞれ詳しく解説します。
ナイフの種類シースナイフフォールディング ナイフマルチツールナイフ
画像
特徴・耐久性が高い ・バトニングや料理など万能に活躍・折りたたみ可 ・常備しやすく手軽に利用可能・折りたたみ可 ・栓抜きやはさみなど複数の機能を搭載

シースナイフ

シースナイフ

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シースナイフは、名前の通りシースにブレードを収納するナイフのこと。ブレードとハンドルの内側にある芯が一体になっているため、丈夫なのが特徴です。ブレードに厚みがあり、衝撃に強く薪割りにも最適で、調理用としても使える万能さはブッシュクラフトにもおすすめのナイフ。 シースに入れるため持ち運びサイズがやや大きめですが、シンプルで扱いやすくアウトドアナイフを初めて購入する人にも人気です。

フォールディングナイフ

フォールディングナイフ

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フォールディングナイフは、折りたたみ式のナイフのこと。コンパクトに収納できる携行性の高さが特徴です。料理やロープ・小枝のカットなど比較的小物をカットする際に活躍します。比較的整備された環境でキャンプをするときや、荷物を軽くしたいときにぴったりのナイフです。

マルチツールナイフ

マルチツール

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マルチツールナイフは、たくさんの機能を1つにまとめたコンパクトに持ち歩ける便利なアイテム。アーミーナイフや十徳ナイフ、多機能ナイフなどとも呼ばれています。アウトドアはもちろん、DIYや災害時などにも役立つため、そなえておくと安心です。マルチツールナイフは製品によって、ツールの種類や数もさまざま。
【マルチツールの種類】
  • ナイフ
  • はさみ
  • やすり
  • ドライバー
  • 缶切り
  • 栓抜き
  • ピンセット
  • ワイヤーカッター
  • プライヤー
など
上記以外にも多種多様なツールがあります。自分に必要なツールが付いている、使い勝手の良いものを選ぶのがポイント。必要のないツールは重量を増やす上、扱いにくさにつながることもあるので注意しましょう。

ブレードの素材は「ステンレス」と「カーボンスチール」の2種類

アウトドアナイフ

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ブレードとは、ナイフの刃部分のことを指します。ブレードの素材は大きくわけて「ステンレス」と「カーボンスチール」の2種類。セラミックという、アウトドアでは料理用ナイフに用いられることの多い素材がありますが、ここでは幅広い用途で用いられる、ステンレスとカーボンスチールの性能について解説します。
素材ステンレスカーボンスチール
メリット・さびにくい ・耐久性がある ・軽量 ・メンテナンスの頻度が少ない・切れ味が良い ・研ぎやすい ・硬く耐久性が高い
デメリット・研ぎにくい ・カーボンスチールに比べて切れ味が劣る ・こまめな手入れが必要 ・ステンレスと比べてサビやすい

ステンレス

ステンレスは、さびにくさや高い強度などが主な特徴です。潮風や雨の中での使用にも強く、刃持ちが良いことからメンテナンスを頻繁におこなう必要がないため、初心者にもおすすめです。また頻度は少ないものの、ステンレスの性質上研ぎにくさを感じる場合があることにも注意。研ぎにくいと感じた場合は、砥石の素材がセラミック・アルミナ系のものを使用すると改善されることもあるので、試してみてください。

カーボンスチール

カーボンスチールは鋼鉄とも呼ばれ、一般的な包丁にも使われている硬い素材。切れ味が良く研ぎやすいのが特徴です。ステンレスよりも刃がスッと入りやすいので、軽い力で快適に切ることができます。中でもダマスカス鋼は、複数の異なる鋼を重ねてつくられ、硬度が高く美しい模様で人気。かっこいいデザインにこだわりたい人にもおすすめです。

シーンに応じたナイフの種類を紹介

使用するシチュエーションによって最適なナイフの選び方も変わります。シーン別におすすめの種類や、注目したいポイントについて紹介。選び方の参考にしてみてください。

料理にはブレードの薄いフォールディングナイフが便利

ブレードの厚さは薄いものほど鋭利で、厚いものほど丈夫という特徴があります。料理で使用するときは切りやすさを重視し、ブレードの厚さが2mm程度と薄いタイプのものを選ぶと切れ味が良く、使いやすいでしょう。一般的に、シースナイフよりもフォールディングナイフのほうがブレードは薄い傾向にあり、料理に向いています。また、ブレードの長さは短すぎると使いにくいので、10cm程度あるものがおすすめです。

バトニングならシースナイフ一択

バトニングをしている人

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薪をナイフで割るバトニングや、焚き付け用のフェザースティックをつくるフェザリングには、ブレードが厚く丈夫で、衝撃にも強い構造のシースナイフがおすすめ。中でもブレードがハンドルの後ろ端まであり、しっかりとグリップで覆われているフルタングナイフは、打撃にも強く頑丈です。ブレードの厚さが3mm以上あり、刃の長さが10cm以上のものを選ぶと、薪割りがしやすいのでチェックしてみてください。

非常時にも役立つマルチツールナイフ

非常用グッズが並べられている様子

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使用頻度の高いツールを厳選してコンパクトにまとめたマルチツールは、アウトドアはもちろん、非常時用にそなえておくと安心です。非常食の開封に便利な缶切りや、食材の取り分けに役立つナイフが付属しているものは、もしものときに役立ちます。 また爪切り・ピンセットなどの衛生用品や、はさみ・ドライバーなどの工具をそなえているものは日常使いも可能。製品によって付属のツールの種類や数が異なるので、それぞれ比較しながら自分の理想に合った1本を見つけましょう。

波刃(セレーション)は登山や釣りでも活躍

波刃のアウトドアナイフで木を加工している様子

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アウトドアナイフのブレードには、一般的な直刃(ストレート)とギザギザの波刃(セレーション)があります。アウトドアではロープや枝、雑草などを切り裂く用途に重宝し、登山時の緊急用に選ばれることも多いアイテム。 また、ブレードの一部にセレーションが付いた半波刃(ハーフセレーション)タイプは、ストレートの部分と使いわけられるので、さまざまな場面で活躍します。調理のシーンでは、魚をさばくときの太い骨もしっかり切れるため、釣りに持参するのにもおすすめです。

用途やシーンに合わせて、グリップの形状や素材にも注目

グリップとはナイフの持ち手部分のことを指し、太く滑り止めが付いているものや手にフィットするような形状のものは力が入りやすく安全です。 またグリップの素材にも種類があり、木製のグリップは握りやすく比較的手頃な価格で手に入るのが魅力。合成樹脂やゴム製のグリップは、耐久性が高く滑りにくいという点で人気です。防水性も高いため、湿った手でもしっかりと握れます。火に弱い場合があることや、ゴムの素材によってはベタつきが気になる場合もあるため、用途によって選ぶことが大切です。

アウトドアナイフの定番ブランドを紹介

アウトドアナイフは国内外問わず豊富に販売されていますが、歴史あるメーカーのものは品質も高く、安心して購入できます。ここでは、アウトドアナイフの王道ブランドを紹介。持っているだけで、一目置かれる存在感があります。

Morakniv(モーラナイフ)

モーラナイフは、スウェーデン発のナイフブランド。創業130年の伝統を受け継いだ技術と品質の高さが人気です。シースナイフのみを取り扱い、グリップとブレードの種類が豊富にそろっています。アウトドアシリーズやクラフトシリーズなどタイプによって分類されていて選びやすく、比較的手頃な価格で入手できるため初心者にもおすすめです。 国内で定期的に開催されているワークショップでは、ナイフに実際に触れて確かめられるだけでなく、知識や技術も得られるため出かけてみるのも良いでしょう。

VICTORINOX(ビクトリノックス)

1884年に創業したスイスのブランド、ビクトリノックス。マルチツールナイフが代表的で、ほかにもフォールディングナイフやシースナイフがラインナップされています。マルチツールは19世紀末、スイス軍の装備として製造されたのが発祥。現在でも圧倒的なシェアを誇るブランドの一つです。 ビクトリノックスのマルチツールは、スモール・ミディアム・ラージの3種類に分類されています。サイズによって機能の数や用途が異なるため、自分に合った製品を選びましょう。

Opinel(オピネル)

オピネルは、1890年にフランスで生まれたブランドです。フォールディングナイフが有名であり、設立当時に考案されたデザインが現在まで変わることなく使われています。 オピネルの特徴は、ニューヨーク近代美術館目録に登録されるほどの美しいデザインと使い勝手の良さ!ビーチ材を使用したハンドルは木目や色合いがおしゃれで、アウトドア以外にもガーデニングや調理といった生活シーンでも活用できます。アウトドアナイフながらシンプルで使いやすいため、女性にもおすすめです。

ブッシュクラフトにぴったり!シースナイフおすすめ15選

しっかりしたつくりで耐久性があり、ハードな作業にも向いているシースナイフのおすすめを紹介します。ブッシュクラフトに特化したものや、料理にも使える万能なものなど、用途に合ったものを選びましょう。

持ち運びに便利!フォールディングナイフおすすめ11選

フォールディングナイフは製品によって、折りたたみ方や安全機能に違いがあります。用途や使いやすさに注目して選びましょう。

さまざまなシーンで活躍!マルチツールナイフおすすめ9選

さまざまなツールがあらゆる場面で役立つ、おすすめのマルチツールを紹介。機能の多さによって重さやサイズが異なるので、携帯性も考慮し必要なツールを厳選すると選びやすくなります。

アウトドアナイフの扱いには注意が必要

アウトドアナイフ

出典:PIXTA

アウトドアに便利なナイフですが、取り扱いには十分注意が必要です。アウトドアで使うナイフであっても、刃物であることには変わりません。使い方を一歩間違えると、自分だけでなく周りの人を傷つけてしまうことも。また、危険物のため銃刀法や軽犯罪法に触れる可能性もあります。アウトドアナイフを使う人は必ずチェックしておきましょう。

アウトドアナイフは銃刀法違反になる?

キャンプや登山などアウトドアシーンで使うナイフについては、一般的に規制はされていません。しかし刃渡り6cmを超える刃物は正当な理由がない場合を除き携帯を禁止されています。キャンプや釣りの行き帰りや、購入店からの帰りは、この正当な理由に当たるため問題ありませんが、自宅に戻ったら速やかに保管場所へ移すことが大切です。

怪我の危険性

アウトドアナイフは、鋭利な刃物なので使い方には十分注意が必要です。フォールディングナイフやマルチツールナイフは収納するときに指や手を挟まぬよう、しっかりと両手で開閉すると安全。シースナイフも使い終えたらすぐにシースに収め、そのまま置いておくことのないよう注意しましょう。 また使用時の注意はもちろんですが、周りへの配慮も大切。とくに周囲に子どもがいる場合は、子どもの手の届くところや視界に入りそうな場所に置くことは危険です。優れたツールである反面、危険が伴うアイテムということを認識し、事故のないよう安全に使用しましょう。

アウトドアナイフは自分だけの1本を!

アウトドアナイフは自然のものを利用するバトニングやブッシュクラフトなど、アウトドアでの楽しみをさらに広げてくれるアイテムです。また非常時などのさまざまな場面で役立つので、手元にそなえておくと安心です。豊富なラインナップの中から目的や用途、スタイルに合ったナイフを選べば、きっと長く使え満足できる1本になるでしょう。自分だけのお気に入りをぜひ手に入れてみてください。

今回紹介したアイテム

商品画像Helle(ヘレ) ディディ ガルガルCold Steel(コールドスチール) ペンドルトン ライトハンターMOSSY OAK シースナイフ BOKER Magnum(ボーカー マグナム) シースナイフ エルクハンターSHIMANO(シマノ) シースナイフ ロングUNIFLAME(ユニフレーム ) UFブッシュクラフトナイフ鍛冶屋トヨクニ ダマスカス・コンパクト山鉈120鍛冶屋トヨクニ 土佐アウトドア剣鉈120モーラナイフ ブッシュクラフトサバイバル ブラックブレードモーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティーモーラナイフ ガーバーグ マルチマウントビクトリノックス アウトドアマスターLCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) CS フィールドナイフBABACHO(馬場長金物) 多喜火鉈110mmBush Craft(ブッシュクラフト) モダンスカンジ・アロカスオピネル カーボンスチール No.10オピネル ステンレススチール No.09 オーク永尾駒製作所  肥後守 青紙割込 大冒険倶楽部 フォールディングナイフ3-1 L-19G・SAKAI(ジー・サカイ) プレッピーSpyderco(スパイダルコ) エンデューラ4 直刃ビクトリノックス ハンティング Pro M ALOXGerber(ガーバー) ベア・グリルス フォールディング シース ナイフBUCK KNIVES(バックナイフ) BUCK 279BKS アルファハンターバックナイフ フォールディングハンターDuratech フォールディングナイフビクトリノックス ソルジャーナイフビクトリノックス ハントマンビクトリノックス エボリューション S557 ウッドLEATHERMAN(レザーマン) フリー T4レザーマン WINGMANレザーマン WAVE+ Black中林製作所 VERTEX 20LOGOS(ロゴス) マルチツール14キャプテンスタッグ CSマルチツール13
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