ユニフレームのUFブッシュクラフトナイフを紹介！頑丈で薪割りOK

ユニフレームは以前より斧やナタ、のこぎりなどの刃物製品を展開していましたが、2020年12月に待望のブッシュクラフトナイフが登場。本格的な仕様と使い心地で話題となりました。 ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフの特徴や他社製品の違いはどこにあるのでしょうか。

ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフはとっても頑丈。ナイフの背を棒で叩いて薪を割る「バトニング」などのハードな使い方にも耐えることができます。太すぎる薪を細く割って、焚きつけ用の薪を作るときなどに大活躍。 その強さの秘密のひとつ、持ち手の部分まで刃が繋がっている「フルタング構造」についてはのちほど詳しくご説明します！

ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフは持ち手の太さがちょうど握りやすく、グリップが効いていて滑りにくくなっています。安全に使用することができるため、手元での細かい作業となるフェザースティック作りにもぴったり。 取り回しがききやすいサイズのブッシュクラフト用ナイフは、力加減がしやすいのも特徴です。

ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフは火起こしの際にに火打ち石として使うことが可能。刃の背の部分は角が立っており、手持ちのファイヤースターターに擦って火花を起こすことができるのです。

つまり、薪割り・着火剤(フェザースティック)作り・着火まで、この一本でほとんどまかなえてしまうということ。まさにブッシュクラフトを楽しむためのナイフと言えるのではないでしょうか。

さて、ここで「フルタング」というナイフの構造についてご説明します。フルタングナイフというのは「持ち手の後ろの部分まで刃が繋がっているナイフ」のことです。

「タング」とはナイフのハンドルを取り付ける金属部分のことですが、ハンドルの取り付け方によって「フルタング」「ハーフタング」「ナロータング」などいくつかの種類に分かれます。その中でもフルタングはもっとも耐久性が高いのが特徴。バトニングはナイフの根元部分に負荷がかかるため、バトニングを行う場合はフルタングのナイフを選ぶようにしましょう。

ブッシュクラフト ナイフの刃の厚さはおよそ3mm程度のものが多い中、ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフは3.5mmとやや厚めに仕上げられています。この厚みはナイフの頑丈さとバトニングのしやすさにつながるポイントであり、重くなりすぎたり扱いづらくなったりしない絶妙なラインの厚さに設定されているのはさすが！

カーボン素材と違ってこまかなメンテナンスを必要としないステンレス製なので、アウトドアナイフ・ブッシュクラフトナイフが初めてという人にもおすすめ！ また、ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフで使われているステンレスは「8A」と呼ばれる素材を使用しており、錆びにくく切れ味がよく研ぎやすいという特徴が。メンテナンスの手間は少なく、丈夫で長く使える一本と言えそうです。

ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフには、ベルトループが付いたシース(鞘)も付属しており携行に便利。腰に下げておけば両手も自由になり、必要なときにサッと取り出すことができます。

さて、アウトドアナイフで有名どころと言えばスウェーデンの老舗ブランド「モーラナイフ」ですが、そのモーラナイフで唯一フルタング構造のナイフである「ガーバーグ」とユニフレーム UFブッシュクラフトナイフを比較してみました！

こうして比べてみると全長や刃の長さ、厚さ、重量にいたるまで数値上はほとんど同じであることがわかります。しかし刃やハンドルの形状が違うので、それぞれ握りやすさや力の入れやすさなどは個人によって感想に差が出そうです。 また、特筆すべきポイントは価格。ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフはハイスペックなフルタングナイフでありながら、同様のモーラナイフ ガーバーグスタンダードよりも半額に近い価格で購入できてしまうのです。ブッシュクラフトナイフ最初の一本としても、気軽に手に入れやすいところがポイントではないでしょうか。

ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフは、初心者さんの最初の一本としても上級者さんのこだわりの一本としてもぴったりなナイフでしたね。手軽ながら本格派のスペックを実感することができ、これ一本で火起こしに必要な作業がほぼ完結するといううれしいアイテム。 ブッシュクラフトに興味がある方やこれからナイフの購入を検討されている方はぜひチェックしてみてくださいね！