小さい頃から家族とよくキャンプやハイキング、登山に行ってました!最近は、友人とグランピングをしたり、家族と登山したり、気軽に楽しんでいます。好きなブランドはスノーピークです!特にほおずきLEDランタンが気に入っています。
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バトニングにおすすめのナイフや、使い方のコツ、注意点を紹介!安全に薪を割ろう
2022.10.14ノウハウ
焚き火やブッシュクラフトをするときは、薪を割ることから始めます。薪割りというと斧や鉈で薪を割ることを想像しますが、最近ではナイフを使って薪を割る方法が人気になっています。中には、バトニングという言葉を初めて聞く方もいると思います。今回はバトニングのコツや注意点、ナイフの選び方といった始める前に身につけるべき基礎的な知識を紹介します。
バトニングとは
バトニングとは、ナイフを使って太い薪を細く割る技術です。焚き火やブッシュクラフトに欠かせない方法です。バトニングは、リレーで使われるバトンが由来です。
その名の通り、薪にナイフを当てて、棒で叩くことで太い薪を細くします。薪はすべて斧や鉈で割れるとは限りません。バトニングは、斧や鉈では割ることが難しいような細い薪を割るときに使えます。キャンプ中、薪をなるべく安全に扱うことができるおすすめな技術です。
バトニングのコツ
垂直にナイフをふり下ろす
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薪の木目を観察し、なるべく木目に逆らわないように垂直にナイフをふり下ろしましょう。刃先ではなく、持ち手近くの刃からしっかり木を当て、地面と平行になるようにします。ナイフを身体と平行になるようにすると、自然な力で薪を割ることができます。刃を斜めにすると、力が加わりにくいのでナイフは気をつけて使いましょう。
力が逃げないように固定する
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土の上で薪を立てると、薪が割れにくくなります。また、不安定な場所で作業すると、怪我につながる危険があります。平らな石や切り株の上といった薪を安定して立たせられる場所で、台を固定して作業しましょう。ナイフに力が入りやすくなり、上手く薪を割ることができます。
薪の太さに合わせて叩く位置を変える
薪の太さにあわせて、叩く位置を変えると上手くまっすぐ割ることができるため、おすすめです。薪が太い場合、ナイフの刃先を当てて根元を叩くとバトニングができます。ナイフの刃先を使ってバトニングすると、初心者の方はナイフが破損してしまう可能性があるため、慣れてからやってみましょう。
斧・鉈よりもナイフを使う方が安全に薪を割れる
薪割りは、斧や鉈を使って薪を割ることが多いです。斧や鉈は、太い薪だと手で押さえなくてもいいため安定して割ることができます。しかし、細い薪だと安定して立たせることができないため、安定して割ることができません。反対に、ナイフは、手で押さえて作業するため、薪を細く安全に割ることができます。
バトニングに適したナイフの選び方
ナイフの種類
ナイフには大きく分けて「フォールディングナイフ」と「シースナイフ」の2種類があり、次のような特徴があります。
・フォールディングナイフ(刃を折りたたんで本体に収納できるタイプ)
・シースナイフ(刃を折りたたまず、ケースに収納するタイプ)
バトニングに使用するナイフは、シースナイフがおすすめです。折りたたむタイプだと、薪を割るときに力が入り、刃と持ち手の連結部分が取れてしまう可能性があります。シースナイフは折りたたむタイプではないため、耐久性において優れています。
刃の素材
おすすめは、ステンレスです。サビに強いため、木々の使用以外に水辺での使用にも適しています。メンテナンスの頻度が少なく、キャンプ初心者が買いやすい素材です。キャンプに慣れてきた方は、カーボン素材がおすすめです。切れ味抜群ですがサビやすいため、こまめにメンテナンスが必要になります。
ナイフの形
バトニングをするとき、ナイフの刃は先端がなるべく頑丈な作りになっていることが望ましいです。ナイフの形は、ドロップポイントと言われる形状が最もバトニングに向いています。薪をまっすぐに割りやすいため、初心者にも扱いやすい形です。
刃の厚さ
刃が薄いと折れたり曲がってしまう可能性があります。また刃が薄いと、薪を左右に押し広げる力が働かないため、薪割りに時間がかかります。刃の厚さは、平均で2mm程度です。刃の厚いナイフを買うときは2.5mm以上をおすすめします。
刃の長さ
バトニングをするためには、刃にある程度の長さが必要になります。理由はバトニングをするときに、薪からとび出た刃の先端部分を棒で叩いて薪を割るためです。刃の長さが10cmあると、余裕をもって薪を割ることができるためおすすめです。刃が長すぎるナイフを使うと、ナイフに力が入りにくくなるため気をつけましょう。
バトニングに適したナイフおすすめ10選
バトニングの注意点
節がある薪は避ける
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バトニングには、木の繊維向きに沿って刃を縦に入れる場合と、横にいれる場合があります。刃を縦に入れる場合は、太い薪を細く割って焚き付けにするときで、刃を横に入れる場合は、少し太い枝を切断するときや表面に深い切込みを入れるときです。どちらのやり方も節があると、割りにくいです。薪の節は周辺の木目が変形していてとても硬く、ナイフの刃を傷めてしまう可能性があります。なるべく節がないきれいな薪を探して薪割りをしましょう。
グローブは必ず着用する
薪を扱うと、ナイフで割ったときでてくる木のささくれが手に刺さり、怪我をする恐れがあるためグローブは必ず着用しましょう。また、グローブは滑り止めがついているため、素手で行うよりもナイフに力が入り、薪を割りやすくなります。
ナイフの破損
バトニングをするときに、ナイフが破損してしまうことがあります。本来ナイフは、切るための道具です。薪割りに使うと大きな負荷がかかってしまいます。刃が欠ける程度はまだ大丈夫ですが、折れた場合非常に危険です。ナイフの扱いには十分に気を付けましょう。
ナイフの破損は力の入れ過ぎが一番多い原因です。他にも、バトニングに適したナイフを使ってないことが原因の一つです。バトニングに適した丈夫なナイフであれば、破損するリスクを抑えることができます。
バトニングに向いている薪の特徴
片手で掴める程度の太さに割られた薪
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バトニングに向いている薪は、ナイフで割りやすい片手で掴めるサイズです。あまりに太い薪だと、ナイフに収まりきらないため、斧や鉈で割るほうがやりやすいと思います。バトニングは、斧や鉈で割れない薪を割る技術のため、ナイフに合う薪の大きさを考えて探しましょう。
スギやヒノキなどの針葉樹
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木には大きく分けて「広葉樹」と「針葉樹」の2種類があり次のような特徴があります。
・広葉樹(密度が高く硬い)
・針葉樹(密度が低く軟らかく、着火しやすい)
バトニングは薪を着火しやすくするために行う技術で、
針葉樹は着火しやすいという特徴からバトニングに向いています。
バトニングを学んで、楽しく薪割りしてみよう!
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バトニングはナイフがあれば薪を割れます。ナイフは斧や鉈のように大きな道具ではないため、持ち運びにも便利です。現在、多くのキャンパーが行っているおすすめの技術です。覚えておいて損はない技術なので、キャンプをする方は挑戦してみることをおすすめします。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||||
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商品名 | Ahti Vaara 95 | Kauhavan Puukkopaja フィンランド製ナイフ | Bush Craft グリーン ナイフ | MOSSY OAK シースナイフ | リアルスチール アウトドアナイフ | Ministore Direct アウトドアナイフ | KA-BAR アウトドアナイフ | VICTORINOX シースナイフ | コンドル シースナイフ | ボーカー シースナイフ |
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