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オピネルナイフのカスタム

オピネルは育てるナイフ!愛用者に聞いた「オピネルカスタム」の魅力

※本記事には一部プロモーションが含まれます

アウトドアナイフの定番ブランド「OPINEL(オピネル)」。シンプルで頑丈、機能的という万能なナイフを作り続け、愛用者も多いナイフブランドです。アウトドア愛好者の中には、自分なりにカスタムして、世界に1本だけの「オリジナルオピネル」を創作している人も多数。カスタムを手掛けるユーザーに、ナイフの魅力とともに、カスタム方法を聞きました!

オピネルは、育てるナイフ

オピネル(OPINEL)は、19世紀から続くフランスの老舗ナイフメーカー。シンプルかつスタイリッシュな構造で、世界中の人々に愛されています。かつては、あの有名な画家パブロ・ピカソも愛用していたとされます。今年に発売された創立130周年のモデルは、国内でも告知からわずか2週間でほぼ完売状態となり、日本のアウトドア愛好家のファンの多さ見せつけました。

愛用者たちが語る共通の思いが、「オピネルナイフは、消耗品ではなく育てていくもの」という魅力。長い間使い続けていけるよう防水処理を施したり、ハンドル部分に装飾をつけて独自にカスタム(通称#オピネルカスタム)を行っている方も多くいます。実際にどのようなカスタムが行われているのか、さっそく見ていきます。

彫刻や装飾でデザインされたクオリティの高いカスタマイズ!

@uchi.yoshi0814さんのオピネルカスタム

オピネル愛用歴は8年。子どものファーストナイフとして、オピネル#7をカスタムした@uchi.yoshi0814さん。「安全装置が付いて安心できることから、オピネルをファーストナイフに選びました」。 子どもの手のひらに合わせてグリップ形状を変更し、青色に塗装。さらに、グリップエンドにアルミを装着し、ロープ編みを付けています。刃の部分は、切れ味を良くするために、研ぎ直しと鏡面仕上げを施しています。装飾でガラッと雰囲気が変わり、カッコよく仕上がっています。

@tatsuya9271463さんのオピネルカスタム

アウトドア歴と同じく、オピネルナイフの愛用歴15年ほどになる@tatsuya9271463さん。今回のカスタムは、人気釣具メーカー、メガバスの釣竿のグリップをイメージし、ハンドル部分に彫刻。クオリティの高いカスタムの内容から、手先の器用さが分かります。 @tatsuya9271463さんは3年前から、石川県能登半島にある自宅の庭をキャンプ場としてオープンした経営者。興味のある方は、WEBサイトをチェックしてみてください。 運営するキャンプ場はこちら:CAMPING SPOT HAMANO

@kenbee6さんのオピネルカスタム

高校時代から友人やソロでアウトドア活動を続け、今年で36年ほどの@kenbee67さん。オピネル愛用歴は20年以上で、ご自身のアウトドアの多くのシーンにはオピネルが手元にありました。 カスタムの基本は、柄のブレード収納部溝加工、黒錆加工、ピーナッツオイル漬け。その上で、装飾やペイントを施しています。「今までに10本近くのオピネルナイフをカスタムした」という@kenbee67さん。モットーは、「長年使い込んだものは最強である!」。カスタムすることで、新鮮味を加え、さらに長く愛用することを目指しているそうです。 そんな@kenbee67さんにオピネルの魅力を語ってもらいました。「オピネルは安価なので加工にチャレンジしやすいし、軽くて構造もシンプルですが、丈夫で機能的です。包丁としても優れてますが、土に穴掘ったり、パラコードやロープ切ったり、タフな使いかたにも耐えるのもすごいです」。

ナイフを長持ちさせるためのカスタム術「油で防水処理」

ここで、ナイフを長持ちさせるため、オピネルの弱点を克服するためのカスタム術を1つ紹介します。オピネルナイフはハンドルが木製のため、水分の影響で膨張や歪みが生じてきます。そこで、ハンドルが水分を含みにくい状態にするため、「油」に浸して防水処理を施すことで、ナイフの出し入れがスムーズになります。
詳しい処理方法やオピネルナイフの保管方法、安全な使い方が知りたいという方は、こちらをチェック▽
ナイフの切れ味をキープするためのナイフシャープニングの方法は、こちらをチェック▽

アウトドアに1本ほしいオピネル

アウトドア愛好家なら、1本は持っていたいオピネルナイフ。ハンドルが木製であるため、カスタムもしやすく、自分だけのオリジナルナイフとしてますます愛着がわきます。#2~#12の10のサイズや、キッチン用やガーデニング用など、さまざまラインナップが用意されています。長年愛用したくなる使い勝手と魅力を、ぜひお試しください。

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