最強のフォールディングナイフ19選!頑丈でかっこいい軍用タイプもおすすめ
折りたたみ式ナイフ「フォールディングナイフ」は持ち運びに優れ、かっこいいデザインが魅力。今回は、頑丈な最強軍用モデルや安心安全な日本製、高級な名品などを紹介します。アウトドアはもちろん、所有欲をみたす観賞用にぴったりのものまでそろえました。
「フォールディングナイフ」は折りたたみできるナイフ
フォールディングナイフとは、刃物を折りたためるコンパクト設計されたナイフのこと。刃の素材や形状、ハンドルの素材や形状などが多様で、シーンに合わせて選ぶことができます。折りたたむと半分ほどの大きさになるため持ち運びにも優れ、アウトドアで活躍するアイテムのうちの一つです。
フォールディングナイフの使い道は?利用シーンを紹介
フォールディングナイフは、キャンプや登山、フィッシングなどの
あらゆるアウトドア活動で役立ちます。
例えば
- ロープを切る
- 枝を切る
- 食材を切る
- 魚を締める(さばく)
- フェザースティックをつくる
- カトラリーなどの制作
など
フォールディングナイフはさまざまなシーンで活躍するため、アウトドアへ出かけるときに持っていると便利。特に携帯性に優れているため、ブッシュクラフトやサバイバルにもおすすめです。
フォールディングナイフでバトニングは可能?
フォールディングナイフは、焚き火などの際にナイフで木を割るバトニングなどのハードな使い方は、基本的に向いていません。理由は刃が折りたためる構造上、強度が弱い一面があるためです。バトニングには大きな力が加わるため、耐えきれずに壊れてしまう可能性があります。フォールディングナイフは上で紹介した通り、細い枝やロープなどを切るなど細かな作業や手軽に使いたいときにおすすめです。
アウトドアでバトニングをする場合は、折りたたみではないナイフを選びましょう。アウトドアナイフには折りたたみできる「フォールディングナイフ」のほかに、折りたたまないタイプの「シースナイフ」があります。バトニングには、頑丈で衝撃に強いシースナイフがメジャーです。バトニングをしたいなら、シースナイフを選択してみてください。
フォールディングナイフおすすめメーカー
フォールディングナイフはさまざまなメーカーから販売されています。中でも有名な3つのメーカーを紹介しましょう。
OPINEL(オピネル)
フランスの老舗ナイフメーカーで、シンプルで使いやすいデザインが特徴です。ブレードは高炭素鋼を使用しており、切れ味がよく、再研磨がしやすいのもメリット。
中でも、ブナ材を使用したハンドルは高級感がありキャンパーに人気。握りやすく、デザイン性も高く評価されています。価格もお手頃で、初めてフォールディングナイフを購入する人にもおすすめです。
オピネルナイフのおすすめを紹介!安全な使い方やお手入れ方法も
アウトドアナイフの人気ブランド「オピネル」は、アウトドア初心者でも使いやすいと定評があります。今回は、オピネルのナイフを一挙紹介!焚き火のための木材を切ったり、食材を切ったりと、さまざまな使い道があるため、特徴を理解してシーンにあったナイフを選びましょう。また、使い方やナイフを長持ちさせる裏ワザまで、幅広くお伝えします。
Spyderco(スパイダルコ)
アメリカで誕生し、現在は日本で製造されているナイフメーカー。高品質なナイフが多く、切れ味や使い心地に定評があります。ヒマラヤ山脈遠征にも採用され、登山家の間でも人気。ブレードに大きな穴が空いているのが特徴で、「サムホール」と呼ばれ特許を取得しています。
ブレードの素材も、高品質な「VG10」や、サビないことで有名な「H1」など、多彩なステンレス鋼を使用しています。ハンドルも高級感があり、握りやすく耐久性の高い素材を採用。高品質なフォールディングナイフを探している人におすすめです。
使いやすい!キャンプに役立つスパイダルコのナイフ6選
ナイフを選ぶなら、機能性をしっかり兼ね備えた製品を選びたいもの。そんなときにおすすめなのがスパイダルコのナイフです。切れ味は抜群で、片手で簡単に扱えるのが特徴。持ち運びも便利で、安全性にもしっかりと配慮されています。今回は、キャンプに使える機能性抜群のナイフをご紹介します。
GERBER(ガーバー)
1939年にアメリカで創業した老舗ナイフメーカー。優れた耐久性と高い信頼性が特徴です。軍や警察にも採用されている堅牢なつくりで、実用的なナイフを多く販売しています。
ハンドルはグリップ力が高く、耐久性に優れた素材が使われており、雨や湿気にも強いのも魅力。タフに使えるためサバイバルナイフにもぴったりです。デザイン性も高く、高機能ながらリーズナブルな価格も人気の理由。切れ味や耐久性を保ちながら、ナイフ初心者にも優しいブランドです。
日本製の名品フォールディングナイフ5選
ものづくりに優れている日本でつくられた国産ナイフは、丈夫で長く使い続けられるものばかり。また日本人の手に馴染みやすいつくりになっています。今回は世界からも注目されている国産の人気モデルをそろえました。
鋭い切れ味が特徴のステンレスVG10を採用しているフォールディングナイフ。スパイダルコはアメリカのメーカーですが、日本で製造を行っているアイテムです。腐食や摩耗にも強く、丈夫なつくりが魅力。ハンドル部も頑丈なガラス繊維強化ナイロンFRN製で、
全体に凹凸を施した滑りにくい構造になっています。
【基本情報】
- 全長:142mm
- 刃長:58mm
- 重さ:37g
- ブレード素材:ステンレス鋼
- ハンドル素材:FRN(グラスファイバー強化ナイロン)
1958年創業の関に本拠地を置く「Gサカイ」が販売している、コンパクトで軽いフォールディングナイフ。数多くのメーカーのOEM生産を手がける
ハイクオリティな切れ味と、メンテナンスのしやすさが特徴。
【基本情報】
- 全長:105mm
- 刃長:42mm
- 重さ:20g
- ブレード素材:420j2
- ハンドル素材:ステンレス
コスパのいい日本製のフォールディングナイフ。
刃に厚みがあり丈夫なので、大きな魚でも楽に絞められます。ステンレス製でサビにも強く、手入れが面倒な人にもおすすめ。
ユニフレームらしいスマートなデザインと、使いやすさで人気のモデルです。
ブレードはノコギリ状になっており、切れ味抜群。小枝などを切るのに最適です。持ち手にカラビナフックを搭載しているため、そのまま引っ掛けて運べます。
【基本情報】
- 全長:228mm
- 刃長:90mm
- 重さ:165g
- ブレード素材:SK-5(炭素工具鋼)
- ハンドル素材:ステンレス鋼
明治27年創業の永尾駒製作所が手がけた、まるで刀のような風格がある折りたたみ式ナイフ。大きめタイプで握りやすく、切れ味も抜群で
フェザースティックもつくるのにも役立ちます。
【基本情報】
- 全長:215mm
- 刃長:95mm
- 重さ:70g
- ブレード素材:合金鋼
かっこいい軍用フォールディングナイフ5選
アウトドアでナイフを使うなら、実際にプロが使用している本格的なものが使いたい!という人もいるのではないでしょうか。ここからは、軍用として実際に使用されていたものや、かっこいいフォルムが特徴のタイプを紹介します。
軍や警察などで制式採用されているガーバーのロックバック式タイプ。ナイフデザイナーのブラッキー・コリンズ氏のデザインで、
シンプルで使いやすいのが特徴です。ブレードには420HCステンレスを採用、ハンドルはグラスフィルドのため、頑丈で軽量。
【基本情報】
- 全長:155mm
- 刃長:57mm
- 重さ:35g
- ブレード素材:420HCステンレス
- ハンドル素材:グラスフィルドナイロン
初めてブレードロックを採用したバックが販売している、あらゆるシーンで活躍する人気モデル。ハンドルの素材にはエボニーウッドを使用し、真鍮との相組み合わせも抜群。
ブレードの厚みも3mmあり、丈夫なつくりでガタつきがなく、手にしっくりくる逸品。
【基本情報】
- 全長:220mm
- 刃長:95mm
- 重さ:204g
- ブレード素材:420HCステンレス鋼
- ハンドル素材:エボニーウッド、真鍮
世界一のシェアを誇るアメリカのベンチメイドが手がける、
軍や警察向けにつくられているブラッククラスのフォールディングナイフ。優れた刃持ちと高い耐久性を備えたプロモデルです。厚みがありタフなハンドルは握りやすく、力をしっかりいれられます。
【基本情報】
- 全長:227mm
- 刃長:97mm
- 重さ:132g
- ブレード素材:クルウェア Tungsten Gray Cerakote CPM-CruWear (62-64HRC)
- ハンドル素材:G10
米国老舗銃器メーカースミス&ウェッソンのブラックがかっこいいフォールディングナイフ。
440Cステンレスのブレードはブラックテフロンコートされ、汚れやサビなどがつきにくいのが特徴です。ギザギザの部分でロープや小枝などをカットしやすく、尖った刃先で細かな作業にも適しています。
【基本情報】
- 全長:180mm
- 刃長:80mm
- 重さ:88g
- ブレード素材:440ステンレス(テフロン加工)
- ハンドル素材:アルミ合金
空軍に採用されたナイフを販売しているスウェーデンのファルクニーベンーの強度と切れ味に優れたフォールディングナイフ。
独自鋼材で硬度62HRCの硬さを誇る3G鋼を使用し、丈夫で切れ味が長持ちします。落ち着いた栗色のマイカルタハンドルは、水や汚れに強く利便性も良好。
【基本情報】
- 全長:158mm
- 刃長:67mm
- 重さ:91g
- ブレード素材:3G鋼
- ハンドル素材:マルーンマイカルタ
キャンプ料理におすすめのフォールディングナイフ4選
キャンプ料理にはフォールディングナイフがぴったり。特にソロキャンプや登山での調理は、持ち運びに優れたものがいいでしょう。一方、しっかり料理をしたい人は刃の長さがあるものが使いやすくておすすめです。
シンプルなデザインと取り回しのしやすさで人気のオピネルのナイフ。ブナ材を使用したハンドルは丈夫で握りやすい形状のため、どんな人でも使いやすいモデルです。また、
セーフティロックを搭載しているため、安全に使用できます。
【基本情報】
- 刃長:100mm
- 重さ:75g
- ブレード素材:ステンレススチール(サンドビック12C27M)
- ハンドル素材:ブナ材
切れ味のいいカーボン製のコンパクトな折りたたみナイフ。メンテナンスがしやすく、普段は食器用洗剤で洗うだけとお手入れも楽です。手のひらサイズで
ちょっとカットしたり皮を剥いたりする、ペティナイフのような使い方が可能。
【基本情報】
- 刃長:73mm
- 重さ:30g
- ブレード素材:ハイカーボンスチール(XC90)
- ハンドル素材:ブナ材
ほかにない独特の形状のナイフです。まな板と平行にすれば手がテーブルに当たらない設計になっており、切りやすいのがポイント。
コンパクトながらしっかり調理できる優れものです。
【基本情報】
- サイズ:203mm
- 重さ:60g
- ブレード素材:ステンレス鋼
料理のシーンで活躍する切れ味のいいセラミック製のナイフ。
わずか30gと超軽量タイプで持ち運びに優れ、軽い調理しかしない登山などの包丁としても優秀です。非常に安い価格で、お試し用としてもおすすめです。
【基本情報】
- 全長:181mm
- 刃長:190mm
- 重さ:30g
- ブレード素材:セラミック
高級なフォールディングナイフ5選
フォールディングナイフは使いやすいものを求める一方で、「デザインにこだわったかっこいいものが欲しい!」と思っている人も多いもの。ここからはちょっと高いけれど、特別なアイテムを紹介します。コレクションとして集めている人も必見!
コラボオリジナルロゴが施されている特別感のあるナイフ。100年以上の歴史を持つ肥後守(ひごのかみ)ナイフと、有名アウトドアメーカーロゴスのコラボにより完成した商品です。
日本刀と同じ製法で鍛錬した特別手づくり鋳造は、抜群の切れ味。メンテナンスの手間がかかるものの、道具を育てたいアウトドアユーザーにぴったりです。
【基本情報】
- 全長:175mm
- 刃長:75mm
- 重さ:60g
- ブレード素材:炭素鋼(青紙)、真鍮
スパイダルコの人気シリーズデリカに、ダマスカス鋼とチタンを採用した折りたたみナイフ。
ブレードには美しい模様入りで特別感を演出。
デザインもさることながら、チタン製のため軽量で使いやすさも良好です。スパイダルコ特有の穴に指をかければ、簡単にブレードを引き出せます。
【基本情報】
- 全長:180mm
- 刀長:64mm
- 重さ:71g
- ブレード素材:ダマスカス(VG-10コア)
- ハンドル素材:チタン
アクシスロック入門編のロングセラー商品。
ベンチメイド独自のアクシスロック機能により、親指で弾いてスピーディなオープンが可能。また、高級鋼材であるCPM-S30Vを採用しているため、刃持ちがよくサビにも強いため使いやすいでしょう。
【基本情報】
- 全長:205mm
- 刃長:88mm
- 重さ:110g
- ブレード素材:CPM-S30V、58-60HRC
- ハンドル素材:ガラス強化ナイロン
シャープな見た目がかっこいいスパイダルコのフォールディングナイフ。ブラックで統一されていながら、ネジやハンドルなどそれぞれ異なる質感で、コントラストを楽しめるのが魅力です。
人間工学に基づいてデザインされたG-10ハンドルは、すべらずにしっかり握れます。見た目・切れ味・使いやすさ全てに長けたモデルです。
【基本情報】
- 全長:197mm
- 刃長:76mm
- 重さ:116g
- ブレード素材:CPM S30V
- ハンドル素材:G-10
大きめのグリップで重厚感のあるフォールディングナイフ。
フォールディングナイフでは不向きなバトニングにも耐えられる丈夫さが魅力。柔らかい食材の調理にもつかえ、皮むきも可能。パラコードを編んでつくられたストラップ付きでつり下げるのにも役立ちます。
【基本情報】
- ハンドルの長さ:136mm
- 重さ:186g
- ブレード素材:ステンレス
- ハンドル素材:アルミ
フォールディングナイフを入れておけるケース2選
フォールディングナイフは、折りたためるためケースがついていないものもあります。ケースがないと傷ついてしまったり、不意に刃が開いてしまったときにも危険です。ケースに入れておくことで、傷つきなども防げ、安全に持ち運べます。フォールディングナイフと一緒に、入れておけるケースもチェックしておきましょう。
丈夫な素材で耐久性が高く、中に収めたナイフをしっかり保護します。
マジックテープの面積が広く、多少大きなものでも収納できるでしょう。ビクトリノックスのフォールディングナイフとそろえてもgood!
ベストやザック、ベルトに装着できるナイフケースです。高密度1000Dナイロンを採用し、耐久性があり見た目もおしゃれ。
ナイフだけでなく、懐中電灯やスマホなど小物を入れるポーチとしてもぴったり。
フォールディングナイフの選び方
アウトドアで活躍するフォールディングナイフには、さまざまなメーカーから多くの商品が販売されています。形や用途も異なるため、選び方を間違えると自分が使いたいシーンでは不便になることも。ここからは、フォールディングナイフの選び方を詳しく解説するので、必ずチェックして自分に合ったものを探してみてください。
刃の素材は「ステンレス」「カーボンスチール」「セラミック」の3種類
フォールディングナイフの刃の素材には、
「ステンレス」「カーボンスチール」「セラミック」が多く使われています。それぞれに特徴があり、使いやすさも異なるので自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがベストです。また使い続けるものなので、使用するだけでなく使用後のメンテナンスのしやすさもチェックしておきましょう。
- ステンレス鋼
クロムなどの合金成分を含む鋼材で、サビや腐食に強い性質があります。簡単に研ぐことができ刃持ちも良いため、頻繁に使う方におすすめ。比較的安い価格で手に入るので、初心者でも安心。ただし、硬度が低く切れ味がカーボンスチールに劣ることがあります。
- カーボンスチール
カーボンスチールは、炭素の含有量が高く、硬度が高い鋼材です。そのため、刃を細く研ぎ上げることができ、切れ味が非常に鋭く切りやすいという特徴があります。一方で、サビや腐食に弱いため、メンテナンスを怠ると錆びる可能性も。こまめな手入れが必要です。
- セラミック
軽くて切れ味がいいのが特徴。基本的に食材を切るのに適したタイプです。セラミックは金属ではないため、食材に金属のにおいがつかず、フルーツをカットするのにも適しています。サビの心配もないためお手入れも楽なのがメリットです。ただ、耐久性には劣るため、固い食材には使いにくいでしょう。
ナイフの研ぎ方を初心者にもわかりやすく解説!しっかり研いで安全なナイフに
買ったばかりの切れ味がいいナイフも何度も使えば性能が下がってしまうので、こまめなメンテナンスが欠かせません。今回は、初心者にもわかりやすいようにナイフの研ぎ方を詳しく解説!上手くナイフが研げるようになれば、ナイフも長持ちしやすく、愛着も増します。苦手意識があるナイフ研ぎを、この機会にじっくり時間をかけて挑戦してみましょう。
薄いタイプは料理に使いやすい
料理にフォールディングナイフを使用する場合は、切れ味に注目しましょう。一般的に刃が薄い方がスムーズにカットでき、料理がはかどります。刃の断面が湾曲しているホローグラインドなら、食材が張り付かずに切りやすいでしょう。
ただし刃が薄いと刃先が折れやすく、強い力がかかった場合には耐久性に問題が生じる可能性があります。また、薄い刃はより柔らかい素材で作られることが多く、刃持ちが劣るケースも。刃の厚みや設計などを考慮し、使用目的に合わせて選ぶことが重要です。
ハンドルの握りやすさを確認
安定した握りやすさを求めるなら、ハンドルは見逃せないポイント。手にしっかりとフィットし、安定しているものがベストです。手元が安定すると、力を入れやすく正確な切断作業を行え、作業を効率的に進められます。疲れにくいため、長時間の作業でも快適に使用できるでしょう。
刃の形状はシーンに応じて選ぶ
フォールディングナイフの刃は、さまざまなの形状があります。一般的によく見るストレートブレードは、まっすぐな刃で切れ味が鋭く、幅広く使用できるタイプです。ほかにも先端が丸くなった形状のドロップポイントブレードは、万能なブレードとして有名。クリップポイントブレードは、尖った形状で硬い素材のカットや細かい作業に適しています。
種類がたくさんあるため「いろいろあって迷ってしまう」という方は、刃がストレートなのかギザギザになっているのかに注目してみましょう。ストレートなものはさまざまなシーンで幅広く使えオールマイティに使いたい人におすすめです。一方ギザギザの刃をしているものはノコギリのような役目を果たし、切り裂く作業に適しています。特にアウトドアでは、ロープや枝を切るときに重宝するでしょう。
なかでもギザギザな面とストレートな面の両方を兼ねそなえたものは汎用性が高く、フォルディングナイフ1本でキャンプしたい人におすすめです。
使いやすいロック方式をチェック
フォールディングナイフは折りたたんだ際に刃が飛び出してこないようにロック機能が搭載されています。ロック機能にもさまざまな種類がありますが、大きく分けて
ライナーロック(フレームロック)・バックロック(ロックバック)があります。
- ライナーロック(フレームロック)
ハンドルの中にあるライナーというパーツを押すとロックが外れて刃を閉じられる一般的なタイプ。片手で簡単に出し入れでき便利。ただし閉じるときに指を切ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
- バックロック(ロックバック)
ハンドルの後方にあるロックスイッチを押すことでロックを解除できるタイプ。ほかのタイプに比べ、ロックが外れにくく信頼性のあるロック方式です。刃がはみ出して怪我をする心配を減らします。
フォールディングナイフの中には、
ロック機能がついていないものもあるので、安全に使用するためにもチェックしておきましょう。
持ち運ぶならサイズと重量をチェック
フォールディングナイフは、折りたたみタイプなのでコンパクトになるためキャンプなどのシーンに加え、登山や釣りなどで使うのにも優れています。一般的な大きさは手のひらサイズですが、刃先が長いタイプや重量の重たいものもあり、持ち運びに不便なものも。
トレッキングなどでサバイバルナイフとして持ち歩くことが前提なら、軽量でコンパクトなサイズを選ぶのがポイント。また、中にはケース付きのものや、ベルトなどに引っ掛けられるものもあります。携帯性に優れたものを選ぶと、アウトドアシーンで使いやすいでしょう。
かっこいいフォールディングナイフでアウトドアを快適に!
フォールディングナイフは、折りたためて便利に使えるナイフ。アウトドアではさまざまなシーンで使え、一つは持っていたいアイテムです。種類が多くどれにしようか迷ってしまいますが、選ぶナイフによって得意、不得意があるので、自分にあったタイプを選ぶのがポイントです。