- 丸ごと焼ける
- 下ごしらえが簡単
- 火が通りやすい
- 火が通っていることが分かりやすい

出典:PIXTA
バーベキューにおすすめの野菜を紹介!下ごしらえのやり方や調理方法も
2023.01.11ノウハウ
バーベキューといえば肉や魚介類が思い浮かびますが、野菜も欠かせない食材です。今回は、バーベキューにおすすめの野菜を紹介!「丸ごと焼ける」「ホイル焼き」「下ごしらえが簡単」の、3つのカテゴリーに分けて解説していくので、自分の好みに合った野菜を買ってバーベキューを楽しみましょう!
バーベキューにおすすめの野菜とは?
野菜は、焼き加減を見極めるのが難しい食材。火が通っていなかったり焦げてしまったりと、残念な思いをした人も多いのではないでしょうか。バーベキューに適した野菜の条件は、以下の4つ。
丸ごと焼ける野菜
定番の野菜から、ちょっと意外なものまで、丸ごと焼ける野菜を紹介します!丸焼きは最も簡単な野菜の調理方法。ボリュームもあるので、大人数でのバーベキューにおすすめです。
【トウモロコシ】
糖度が高く、水分も多く含んでいる野菜。収穫にあたる6〜9月ごろが旬な時期となります。
【下処理の仕方】
包丁やアルミホイルなどの調理器具は必要なし!皮付きのまま網の上に乗せるだけでOK!
【おいしく食べるコツ】
実の周りには皮が何枚も巻きついていますが、皮がついた状態で焼くだけで蒸し焼きのような状態に!焼き上がりにしょうゆをまんべんなくつければ、より香ばしくなります。
【ミニトマト】
旬の時期は7~8月と、代表的な夏野菜のひとつ。品種によって糖度が大きく変わるので、自分の好みに合ったミニトマトを購入しましょう。
【下処理の仕方】
泥や汚れを落とす程度に軽く洗い、ヘタを取るだけでOK!
【おいしく食べるコツ】
アルミホイルに包んで焼いたり、3~4個まとめて串に刺して網焼きでもおいしく食べられます。皮に焦げ目がついたら食べごろ!
【ナス】

出典:PIXTA
水分が多く、夏バテ防止にもつながる野菜。ハリと弾力がありずっしりと重く、首まで太いものがおいしいです。旬な時期は6~9月で、8月末から9月に収穫されるものは秋茄子と呼ばれます。
【下処理の仕方】
表面を軽く洗い、水分を含ませた新聞紙やキッチンペーパーと、アルミホイルで重ねて包んでおくだけでOK!
【おいしく食べるコツ】
バーベキュー後半の炭火が落ち着いたころにじっくり焼きましょう。皮が焦げやすいので、こまめにまわして焼く部分を変えるのがポイントです。
【アスパラガス】
グリーンアスパラガスの旬は5月中旬から6月頃、ホワイトアスパラガスは4月下旬~6月中旬頃です。
【下処理の仕方】
水で丁寧に洗い、下の硬い部分を切り落とす。
【おいしく食べるコツ】
軽く塩をふって、網の上へ。穂先が焦げないように、時々転がしましょう。
【しいたけ】

出典:PIXTA
旬な時期は3~5月と9~11月。味や香りがよく、 うまみ成分であるグアニル酸を多く含んでいます。
【下処理の仕方】
天然物や自家栽培の場合は、前日に必ず虫出しをしましょう。やり方は、塩を少し入れた水に椎茸を30分ほど浸すだけ!農家で栽培されたしいたけであれば、表面についた汚れを軽く拭き取るだけで下処理完了です。
【おいしく食べるコツ】
いしづきを取ったら、傘の部分に十字の切り込みを入れます。傘を下にして焼きましょう。味付けはしょうゆや塩がおすすめ。
【タマネギ】

出典:PIXTA
旬な時期は3〜5月。 柔らかくて甘味が強いのが特徴で、生のままでもおいしく食べられます。
【下処理の仕方】
泥や汚れを落とす程度に軽く洗うだけでOK!
【おいしく食べるコツ】
皮のまま、頭の部分に深く十字に切り込みを入れて、アルミホイルで包む。炭の中に入れておくと早く焼きあがります。味付けは、バター&しょうゆやオリーブオイル&塩などがおすすめ。
【焼き栗】
旬な時期は9〜10月。秋の味覚に欠かせない食材です。常温では鬼皮と渋皮のあいだに産みつけられた虫の卵が孵って食べられなくなるおそれがあるので、5℃以下の低温で保存しましょう。
【下処理の仕方】
水かお湯にしばらく漬けておいて皮を柔らかくしたら、鬼皮、渋皮の順に剥いていきます。
【おいしく食べるコツ】
平らな部分に縦に切り込みを入れてから網の上に!皮に焦げ目がついたら食べごろです。鬼皮と渋皮を剥いたら、2つに切ってスプーンで中身を掘りだしてもOK。
【ピーマン】

出典:PIXTA
旬な時期は6〜9月頃。夏の時期が最も安く出回り、おいしく味えます。
【下処理の仕方】
半分に切って、中にある白いわたと種を手で取ればOK!
【おいしく食べるコツ】
ホイルに入れ柔らかくなるまで焼き、熱々のうちに鰹節を適量まぶしたら、しょうゆをかけて完成!
【ししとう】

出典:PIXTA
6月から夏にかけた時期が旬。育った環境などによって辛みがある場合がありますが、基本は辛みがなく、食べやすい食材です。
【下処理の仕方】
軽く水で洗い、ヘタを取ったら爪楊枝で穴を開けるだけでOK!
【おいしく食べるコツ】
天ぷらや炒め物、煮浸しなど、どんな料理に合う。味付けに鰹節をふりかけるのがポイント。
【エリンギ】

出典:PIXTA
秋から冬にかけた時期が旬。油との相性がいいので、バーベキューの食材だけでなく、炒め物にしてもおいしく食べられます。
【下処理の仕方】
石づきを切り落としてから長めに切り、薄切りや細切りにして使う。手で細く割いてもOK!
【おいしく食べるコツ】
切り方によって食感と味が少しずつ変わるので、いろんな切り方を試してみましょう!
【たけのこ】

出典:PIXTA
旬な時期は3〜5月。 成長がすごく速く、すぐに竹になってしまうので、生のたけのこは限られた期間でしか味わえません。丸ごと焼く場合は、収穫されてから時間の経ってないものを必ず選びましょう。
【下処理の仕方】
表面の泥を洗い流し、穂先を切っておきましょう。皮は何枚も重なっていて剥くのが大変なので、縦に半分に切っておくのがおすすめ。
【おいしく食べるコツ】
強火で皮ごと豪快に焼いてみましょう!筍の皮が全体的に黒くなってきたら食べごろ。しょうゆや塩などをかけて食べるとおいしいです。
バーベキューの醍醐味!ホイル焼きにおすすめの野菜
バーベキューの醍醐味であるホイル焼きができる!おすすめの野菜を紹介します。アルミホイルに包むだけなので簡単です!
【ジャガイモ・サツマイモ】

出典:PIXTA
ジャガイモの旬な時期は3~5月の春と9~11月の秋の年2回。 春先のものはホクホク感は薄れますが甘みが増すので、バーベキューでもおいしく味わえます。さつまいもの旬な時期は10~1月です。
【下処理の仕方】
きれいに洗ってから芽を取り除き、皮は剥きましょう。泥をよく洗い落とせば皮付きでもOK!
【おいしく食べるコツ】
網の上だと火が通りにくいので、小ぶりのものをアルミホイルに包んで炭の中へ。焼き上がったら串をアルミホイルの上から刺して中まで火が通っているか確認しましょう。
【ニンニク】

出典:PIXTA
6月から8月にかけての夏が旬な時期。水分を抜くことで貯蔵性が高くなり、日持ちするようになる食材です。
【下処理の仕方】
手で剥きにくい場合は包丁と親指で皮を挟んで引っ張るようにして皮を剥きましょう。 にんにくは手のひらで軽く押すと薄皮がむきやすくなります。
【おいしく食べるコツ】
ニンニクは傷つけると匂いが発生しやすいので、ホイル焼きで丸焼きにするとそこまで匂いは強くありません。タンパク質や糖質の消化を促進したり、代謝を高める効果があり、体にとても有益です!
【カボチャ】

出典:PIXTA
秋から冬にかけてが旬な時期。水分を抜くことで貯蔵性が高くなり、日持ちするようになる食材です。
【下処理の仕方】
種とワタをスプーンで取り除き、好みの大きさに切り分けます。カボチャは皮ごと食べられますが、傷や汚れがある部分は硬いのでそぎ落としましょう。
【おいしく食べるコツ】
食べやすいように一口サイズに切りましょう。甘くてほっくりした食感で、スイーツ好きな人ならやみつきになるおいしさです。
【もやし】

出典:PIXTA
人工栽培されるため、年中おいしく食べられます。天候や季節も関係なく育つ万能食材です。
【下処理の仕方】
保存状況によって出てきた匂いが気になる場合はさっと水洗いしましょう。また、ひげ根が気になる方は調理前にひげ根を取ると食感がよくなります。
【おいしく食べるコツ】
少ない調味料でシンプルに炒めたり、肉や野菜を組み合わせて調理しましょう。
【マッシュルーム】

出典:PIXTA
人工栽培によって年中食べられますが、マッシュルームは9〜12月が旬。ホワイト種やブラウン種などの色によって品種が分けられますが、味は変わらないので好きな色を選びましょう。
【下処理の仕方】
軸の先の汚れた部分を切り落とし、柔らかい布やキッチンペーパーで全体的に拭いてあげるだけで下処理完了!
【おいしく食べるコツ】
実は、マッシュルームは半生で食べるのがポイントです!焼いた際の香りと、生の食感を両方味わえるのが半生の魅力。軽く表面を焼くだけで簡単にできます。
下ごしらえが簡単な野菜
調理に時間をかけられないファミリーキャンパーさんや料理が苦手な方に向けた、包丁で切るだけで、下ごしらえが完了する野菜を紹介!
【パプリカ】
6月~9月頃が旬な時期。普通のピーマンと同じ形や大きさで色が付いており、甘みがあります。彩り豊かになりバーベキューにぴったり!
【下処理の仕方】
半分に切って、中にある白いわたと種を手で取れば完了。白いわたは苦味があるため、取り除くと食べやすくなります。
【おいしく食べるコツ】
彩りのきれいなパプリカは、火を通すことで甘味がアップします。ヘタと種を取り除いたら、適当な大きさにカットして、皮のほうを下に置きます。皮が焦げても少しふくらむまで待ちましょう。
【ニンジン】

出典:PIXTA
秋の終わりから冬にかけての10~12月頃が旬な時期。特に冬のニンジンは栄養価が高く、甘いのが特徴です。生でも食べられます。
【下処理の仕方】
へたを取って皮をむき、1cmくらいの斜め切りか輪切りにしましょう。事前に軽く下ゆでしておくと、火の通りが早くなります。
【おいしく食べるコツ】
薄く斜めにカットして、じっくり火を通せる場所に置きましょう。
【ズッキーニ】
初夏から夏にかけてが旬な時期。サイズは20〜30cmと長く、上から下まで均等な太さであります。新鮮なものは、表面は爪が立つくらいやわらかく、ハリやツヤがあるのが特徴です。
【下処理の仕方】
水でよく洗うことが大切です。皮は少し表面にべたつきのあるような質感なので、しっかり洗って汚れを落としましょう。
【おいしく食べるコツ】
油との相性がいい野菜なので、煮たり揚げたり、加熱して食べるのがおすすめです。
【長ネギ】

出典:PIXTA
晩秋から春先にかけてが旬な時期。長ネギは、根元を切ってビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するのがおすすめ。カットした場合はラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
【下処理の仕方】
長ネギは緑色が濃い方にいくほど辛みが強くなっていきます。味の変わり目を目安に、4つの部位に切り分けましょう。
【おいしく食べるコツ】
焼けば甘味が出て、柔らかくなります。鶏モモと一緒にバーベキュー串に刺して焼くと食べやすく、絶品です。
バーベキューで野菜を堪能しよう!
丸ごと焼きOKのものからカットするだけで良いものまで、バーベキューにおすすめの野菜を紹介しました。野菜があるだけで栄養バランスが取れますし、食事のアクセントにもなります。野菜だけの変わり種バーベキューも楽しいので、ぜひ挑戦してみてください!
ライター紹介

自然と、友だちになろう。あなたも、わたしも、「ワクワク」とたくさん出会えますように。