ワンポールテントおすすめ30選!後悔しない選び方・設営方法とたたみ方も解説
シンプルなつくりとおしゃれなデザインが魅力のワンポールテント。ソロ向けからファミリー向けまで幅広いサイズの商品が、コールマン・ロゴス・DOD・ノルディスクなどの人気ブランドから販売されています。しかし適したサイズや、使いやすさを左右するポイントを見極めるのは難しいもの。この記事では、ワンポールテントの選び方とおすすめ商品を人数別に紹介します。設営のコツも解説するので、キャンプライフの参考にしてください。
ワンポールテントとは?
ワンポールテントとは1本のポールを中心に立てて設営するテントのことで、天井がとがった三角形が特徴です。ドームテントなどと比較して設営が手軽なことや、おしゃれな外観から多くのキャンパーが愛用しています。
ワンポールテントのメリット
まずは、ワンポールテントならではのメリットを確認しておきましょう。
- 設営が簡単
1本のポールでテントの頂点を立ち上げるというシンプルな構造で、ほかのタイプのテントと比較しても簡単に設営できます。キャンプ初心者の人は、ポールの組み合わせなどで戸惑うことも多いはず。ワンポールテントなら設営や撤収にかかる時間を短縮でき、アクティビティに時間を費やせるのもうれしいポイントです。
- コンパクトかつ軽量
テントの重量が増える要因のひとつであるポールが1本だけのため、収納時の「軽さ」も大きなメリットです。ドーム型などポールやフレームが多いテントと比べるとコンパクトに収納できるのも魅力。
- 風に強い
六角形(ヘキサゴン)や八角形(オクタゴン)など、頂点の多いワンポールテントは、風を面で受けずに点で受け流すことが可能。頂点が増えるほどペグの数も増えるため、四角形<六角形<八角形の順で風に対して耐性があります。
- おしゃれな外観
特徴的な三角形のシルエットもワンポールテントの大きな魅力。雰囲気を楽しむことも重要なキャンプで、テントの見た目が気に入るかどうかは非常に重要です。存在感を放つワンポールテントの外観は、ほかのテントにはない大きな魅力といえます。
ワンポールテントのデメリット
購入を検討するうえで、メリットだけでなく、デメリット(弱点)も把握しておくのがよいでしょう。もっとも大きなデメリットは「室内にデッドスペースが生まれてしまう」ということ。
円錐形という特性上、中心部分は十分な高さが確保できる一方で、端にいくほど天井が低くなるので、どうしても居住スペースが限られてしまいます。側面の低いところは荷物置き場にするなど、限られたスペースを有効活用できるような工夫は必要です。
また、室内の中央にポールがあるため、それを考慮したレイアウトを考える必要もあります。二又ポールを活用したり、ポールを囲うように設置できるテーブルを使ったり、ワンポールテントの居住性をあげてくれるアイテムをうまく活用すると良いでしょう。
大人数で使うなら、側面を立ち上げて居住性を高めたベル型テントを検討するのもおすすめです。ベル型テントについては以下の記事で詳しく解説しています。
ティピーテントとの違いは?
ワンポールテントは、「ティピーテント」や「モノポールテント」と呼ばれることもあります。ティピーテントと呼ばれるのは、ネイティブアメリカンのうち、平原に住む民族が移動型住居として使っていた「ティピー」に形が似ているため。
天幕を1本のポールで支えるもの全般を「ワンポールテント」、その中でも居住性がより高いものを「ティピーテント」と異なる意味合いで呼び分ける人もいます。
ワンポールテントの選び方
手軽さやおしゃれな外観が魅力的なワンポールテントですが、サイズや仕様によって使い勝手が異なります。選び方のポイントをおさえて、後悔しないワンポールテントを見つけてください。
サイズ(収容人数)
ワンポールだけに限らず、テントを選ぶ際は、実際に使用する人数より1人分大きいサイズのものを選ぶのがおすすめです。
大体のテントには商品ページや外箱に推奨の使用人数が記載されていますが、多くの場合表示されているのは「最大収容人数」。たとえば「3人用」のテントを表示通り3人で使用した場合、室内に荷物を置くゆとりがなくなってしまうことが多いです。
ワンポールテントの場合、天井に向かってすぼまった形状をしており、中央にはポールが立っているため、特に室内が狭くなりがちです。1人分大きいサイズを選んでおくと、窮屈感も軽減されます。
高さ
「高さ」もテント選びで見逃せないポイント。ワンポールテントの場合は、テントの中心部で立ったまま着替えができる「高さ200cm」がひとつの目安です。
天井が高いとそれだけでテント内の窮屈感も軽減されます。座って過ごすことが多かったり寝るだけだったりする人は、200cm以下のものも選択肢に入れましょう。
素材
ワンポールテントに使われることが多い素材は「コットン」「ポリコットン」「ポリエステル」の3種類。それぞれ水や火の粉への強さ、重さなどが異なるので、特性をチェックしましょう。
焚き火をしたり、冬場も含めて通年利用したりする人はコットン・ポリコットンを選びましょう。
コットン100%のテントは自然な肌触りが特徴。火の粉が多少かかっても燃え広がりにくいので、テントのそばで焚き火をしたい人にもうってつけです。保温性、吸湿・吸水性にも優れているため、季節を問わず快適に過ごせ、結露がしにくいのもうれしいポイント。一方で、ポリエステルやポリコットンに比べると重さがネックとなります。
ポリコットンは、コットンとポリエステルを混紡した素材のこと。コットンの耐火性と、ポリエステルならではの耐久・耐水性を兼ね備え、コットン100%のものより軽量なのが特徴です。持ち運びやすさを重視するならポリコットン製のものを検討しましょう。
公共交通機関で移動する人やツーリングキャンプにはポリエステルがうってつけです。軽量でコンパクトになる点が大きな特徴で、積載が限られている際に活躍します。速乾性にも優れており、手入れが簡単なのもメリットです。一方で結露しやすかったり、熱に弱かったりするのが難点。火の粉が当たると穴が開く恐れがあるので、焚き火をする際はテントから離れた場所でしましょう。
ショックコード・ストッパーがあると組み立てが簡単
簡単に設営できるのが強みのワンポールテントですが、なかにはより組み立てやすさに配慮したものもあります。ポールの内部に「ショックコード」と呼ばれるひもがあるものは、コードの張力を生かして広げるだけでポールの接続が可能。ショックコードがあればポールを分解した後もまとめて保管できるため、ポールの一部を紛失するリスクも減らせます。
インナーテントの中心に、センターポールを立てるストッパーがついているものも便利です。ポールを立てる場所が一目でわかり、ポールが中心からずれてしまうことも防止できます。
荷物が多い人・室内を広く使いたい人は前室付きに決めよう
前室とはインナーテントとフライシートの間にあるスペースのことです。デッドスペースができやすいワンポールテントはほかのテントに比べて居住空間が狭くなりがち。前室があればちょっとした荷物を置いたり、靴を脱ぎ履きしたりする際に便利です。多めの荷物を持っていきたい人は前室があるテントを選択しましょう。ポールで入口をつり上げてタープ代わりにできるものは日除け・雨除け・風除けとしても活用できます。
防水性能は耐水圧1,500mm以上を選ぼう
雨の日でも快適にキャンプを楽しみたいなら、防水加工が必須です。雨予報ではなくても山間部のキャンプ場では天気が急変しやすいので、念のため防水性能を確認しておきましょう。
防水性能を確認する際は、耐水圧(mm)の数字をチェック。耐水圧とは、生地にしみこむ水の圧力を抑える性能のことで、数値が高いほど防水性能に優れています。耐水圧の目安は以下の通りです。
- 500mm…小雨に対応
- 1,000mm…通常の雨に対応
- 1,500mm〜…大雨に対応
耐水圧1,000mm以上のテントであれば通常の雨には対応できますが、あくまで最低ラインと考えるのが無難。天候の急変に備えて
安心感を高めたい人は耐水圧1,500mmを基準に選びましょう。
耐水圧…?初心者キャンパーの疑問、テントの耐水圧を徹底解説!
キャンプ初心者の方がまず購入するキャンプアイテムといえば、テントですよね!テントは一万円以下のものから数十万円かかるものまであります。その価格差の要因の一つは耐水圧!耐水圧はどのテントを購入するか決めるときにとても重要な要素になります。今回はキャンプ初心者の方の疑問である耐水圧の基準から、見るべきポイントまで全てを徹底解説!
夏はベンチレーターやメッシュ・冬ならスカートや煙突穴付きがおすすめ
季節に合わせて、快適性にかかわる機能にも注目しましょう。
夏のキャンプではベンチレーターやメッシュ付きが効果的です。ベンチレーターとは、テント上部に設計された換気用の窓のこと。外気を取り入れて内部の温度調節をしたり、結露を防いだりする役割があります。日差しが強くテント内が蒸れやすい環境では、ベンチレーターやメッシュ生地を上手に活用して、通気性を高めることが重要です。
冬のキャンプではスカートや煙突穴が装備されている製品が活躍します。スカートはテントの裾に付いた、テントと地面の隙間をなくす生地のこと。テント下から冷気が侵入するのを防ぎ、内部の保温性を高める効果があります。また煙突穴があれば薪ストーブが使用でき、冬でも暖かく過ごせます。
ワンポールテントのおすすめアイテム30選
ここからは実際に、Amazonや楽天で購入できるおすすめのワンポールテントを紹介します。
ソロ・デュオ向け小型モデル8選
広々とした寝室、チェア・ソロテーブルを置けるスペースの前室を備えています。収納時はバイクにも積載しやすいコンパクトサイズになるため、
ツーリングキャンプやソロキャンプにぴったり。広い前室はバイクを入れることやリビングスペースとして活用することが可能です。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:290×290×183cm
- 収納サイズ:14×50cm
- 重さ:2.6kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:1人
カーキ・ベージュ・ブラウンの3色展開。
耐水圧が5,000mmで、突然の雨天にもしっかり対応してくれます。ポールは丈夫で軽量なジュラルミン製です。こちらはポリエステル素材の製品ですが、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるポリコットン素材の製品もあります。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:240×240×150cm
- 収納サイズ:60×17×17cm
- 重さ:2.2kg
- 耐水圧:5,000mm
- 人数:1人
ソロテーブルやチェアを設置できる広々とした前室をつくることが可能で、快適な居住スペースに。
通気性に優れたベンチレーションも完備しており、結露や熱気を軽減。インナーテントを外せば、シェルターとしても使えます。
【基本情報】
- 素材:難燃性バルキーポリ
- 使用サイズ:330×290×180cm
- 収納サイズ:19×53×19cm
- 重さ:4.8kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:1人
ポリコットン素材のため通気性がよく、結露を軽減できるため季節により使いわけがしやすいテントです。スカートも装備されているため、下から入り込む冷気を遮断。
前室が広いためバイクや自転車も置きやすいです。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:270×270×170cm
- 収納サイズ:53×27×19cm
- 重さ:6.28kg
- 耐水圧:1,500mm
- 人数:1人
形はワンポールテントですが、二股ポールが付属しているテント。
中心にポールがないため、スペースを有効活用することが可能です。テント生地にはUVカット機能や、シルバーコーティングによる遮熱機能が付いています。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:280×280×175cm
- 収納サイズ:16×16×70cm
- 重さ:4.5kg
- 耐水圧:1,984mm
- 人数:1人
火の粉に強いポリコットン素材を使用したソロ用ティピテント。オールシーズン使えるようにスカートも装備。
前室は3パターンにアレンジ可能で、1本で大きい前室として、入口を2本のポールでつり上げれば日除けや風防として使うことができます。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:240×240×150cm
- 収納サイズ:57×22×22cm
- 重さ:6.5kg
- 人数:1人
重量900gと超軽量なソロキャンプテント。高密度メッシュインナーを採用しており、結露を軽減し、虫の侵入も防いでくれます。設営方法は10分足らず。前室付きで靴やリュックが置きやすく、居住性や利便性に優れています。
【基本情報】
- 素材:ナイロン
- 使用サイズ:210×60×115cm
- 収納サイズ:11×11×40cm
- 重さ:900g
- 耐水圧:3,000mm
- 人数:1人
蚊帳とフロアシートがついて、1.5人用の広さを備えていながら重量690gと、
広さと軽さのバランスを両立しているテント。雪や強風にも耐えられる六角形のデザインが魅力。通気性が良いので、夏も涼しく過ごしやすいです。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:267×199×122cm
- 重さ:690g
- 人数:1人
3〜4人用の中型モデル9選
室内が広く天井が200cmと高いので大人でもかがまずに出入りでき、着替えも簡単です。前室がありますが、別売りのターブと組み合わせればさまざまなサイトにアレンジ可能。
初めてテントを購入する人、ファミリーでのキャンプにおすすめ。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:385×325×200cm
- 収納サイズ:19×60cm
- 重さ:6.2kg
- 耐水圧:1,500mm
- 人数:3〜4人
簡単な設営とコンパクトな収納が魅力の3人用テントで、持ち運びや自宅での保管もしやすいです。インナーテントは全面メッシュ仕様。テント上部に
二つのベンチレーターが装備されているので、通気性が良く快適です。小物収納用のポケットも装備されています。コンパクトなのでソロやデュオキャンプにもおすすめです。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:320×270×170cm
- 収納サイズ(約):14×14×52cm
- 重さ:3.1kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:3人
優れた軽量性・耐久性・耐水性を持つポリエステルリップストップ生地を採用。フライシートには表面に撥水加工を施し、突然の雨にも耐えられます。単体で利用すればシェルターになり、別売りのインナーテントやフロアシートを利用することで、お座敷スタイルにカスタムできます。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:420×442×280cm
- 収納サイズ:63×22cm
- 重さ:8.5kg
- 耐水圧:1,500mm
- 人数:3人
テンマクデザインのサーカステントはコスパ抜群!おすすめ3選紹介!
テンマクデザインの「サーカステント」は、コスパが高く、見た目がおしゃれということで、アウトドア好きの方にも人気があるテントです。一時期は売り切れでなかなか手に入らなかったことがあるほど。ここでは、そんなテンマクデザインの「サーカステント」の魅力について紹介します。
軽量かつ丈夫なアルミポール1本のシンプルなつくりで、設営撤収が楽なティピー型ワンポールテント。最大4人が入るほどの広さを備え、
6角形型フライシート単体で設営すれば、シェルターとして使えます。ベンチレーションが自在に開閉可能。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:300×250×180cm
- 収納サイズ:65×15×15cm
- 重さ:3.2kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:3〜4人
遮光性・難燃性・耐久性に優れたポリコットン素材のワンポールテント。撥水加工と防カビ加工を施しているので、急な雨も安心。乾きやすく、長持ちしやすいです。
軽量で抜けにくい付属のY字ペグを使えば、より簡単に設営できます。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:400×350×215cm
- 重さ:7.4kg
- 耐水圧:428mm
- 人数:4人
ナバホ柄が印象的なワンポールテント。フレームには、航空機にも使用される7075超々ジュラルミンが採用されていて軽量で強靭。
総重量は4.1kgと同じサイズ感のテントの中でも軽量な部類で、女性でも持ち運びしやすいです。
【基本情報】
- 素材:難燃性ポリタフタ
- 使用サイズ:300×250×180cm
- 収納サイズ:18×52×18cm
- 重さ:4.1kg
- 耐水圧:1,600〜3,000mm
- 人数:2〜3人
人気抜群!ロゴスのワンポールテントなら、可愛く快適にキャンプが楽しめる
ロゴスは、ファミリーキャンプやソロキャンプ、最近では女子キャンプなど、幅広い品揃えが特徴のアウトドアブランド。そんなロゴスの商品の中でも、ワンポールテントは特に人気が高く、キャンプやフェスでも一際目立つ存在です♪人気抜群のロゴスのワンポールテントで、可愛く快適にキャンプを楽しみませんか?
メインポールを伸縮し、両サイドのファスナーを開閉することで、
六角形から八角形までさまざまな張り方を楽しめるテント。入口にポールを立ててシェルターとしても利用可能。ogawaではポリコットン素材のタッソTCも販売しています。
【基本情報】
- 素材:ポリエステルリップストップ75d
- 使用サイズ:[六角形]370×370×250cm、[八角形]480×480×195cm
- 収納サイズ:74×22×22cm
- 重さ:4.1kg
- 耐水圧:1,800mm
- 人数:3人
最大3人が収容できる広さを備え、ゆったりとした居住空間のベル型テント。
センターポールを立てるだけとシンプルな設計なので設営撤収が簡単。メッシュ窓もついているので換気をしながら、虫の侵入も防げます。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル65%、ナイロン35%
- 使用サイズ:265×300×200cm
- 収納サイズ:30×97cm
- 重さ:15.5kg
- 耐水圧:350mm
- 人数:3人
ノルディスク「アスガルド」徹底比較!ファミリー向けやウトガルドとの違いも
ノルディスクの「アスガルド」は、多くの人が憧れるコットンのベルテントです。Mini(ミニ)、7.1、12.6、19.6の4種類のサイズ違いがありますが、どれを選ぶのがいいのか悩むキャンパーも多いはず。今回は、それぞれを比較して詳しく紹介。ファミリーキャンプに向いたモデルの紹介やウトガルドとの違い、気になる雨への強さなども解説します。
最大4人が入るほどの広さを備え、
広々とした居住スペースを確保したベル型テント。ポリコットン素材を使用し、通年過ごしやすいです。グランドシートを取り外せば、大きなシェルターのようにもなり、蒸し暑い夏も涼しく快適!
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:300×300×200cm
- 収納サイズ:75×28×25cm
- 重さ:17.5kg
- 人数:4人
5〜6人用のファミリー向けモデル13選
「DOD ワンポールテントS」と同様の性能を備え、サイズがワンランクアップしています。最大5人が入るほどの広々とした居住空間を備えながら、収納時はコンパクトサイズになり、持ち運びも簡単。軽量テントの王道商品です。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:370×325×200cm
- 収納サイズ:58×18×18cm
- 重さ:4.5kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:5人
大人8人が寝られる床面積を確保した大型ワンポールテント。広々と使用したいなら4〜6人程度での利用がおすすめ!
同じサイズ感のワンポールテントのなかで、群を抜いてリーズナブルです。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:460×460×300cm
- 収納サイズ:62×25×25cm
- 重さ:12kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:8人
軽量なテクニカルコットン素材によって1年を通して快適に過ごせるベルテント。最大10人も入る超大型サイズです。
中央のポールと入口のAポールを設置するだけで、簡単に組み立てられます。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:470×500×300cm
- 収納サイズ:42×116cm
- 重さ:20kg
- 人数:8〜10人
火の粉などの熱に強いポリコットン素材のベルテント。水や汚れに耐性があり、四つの換気窓を備えているため通気性も良好です。
夏は涼しく冬は暖かいのでシーズンを通して快適に過ごせます。サイドが立ち上がったベル型のため、隅々までスペースを活用できるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:400×250cm
- 収納サイズ:85×30×30cm
- 重さ:25.5kg
- 対水圧;3,000mm
- 人数:4〜5人
スタイリッシュなルックスと快適性を兼ね備えた人気モデル。フロントドアとテント下部、天井部にはメッシュウィンドウを備え、通気性にとても優れているので一年を通して快適に過ごせます。
Aフレーム構造の大型ドアは出入りがしやすく、窮屈感を解消。付属のフロアシートはジッパーで簡単に取り外せ、フロアパターンのアレンジも楽しめます。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:390×370×270cm
- 収納サイズ:80×27cm
- 重さ:16.7kg
- 耐水圧:10,000mm
- 人数:6人
メインポールのみのシンプルな設計で設営撤収が簡単です。最大8人が入るサイズで、ゆったり快適。
テントの内側から屋根部分のベンチレーションをひも一本で調整でき、結露や熱がこもるのを防げます。天井をメッシュ仕様にすれば星空観察にもぴったりです。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:400×400×275cm
- 収納サイズ:32×99cm
- 重さ:13.4kg
- 人数:6~8人
美しい流線形のデザインを採用し、大人数でも狭さを感じずストレスフリーに過ごせるテント。
ドッキング機能が付いているため、必要に応じて2~3帳つなげられます。アイボリーカラーを採用し、ラグジュアリーなキャンプシーンの演出にも有用です。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:590×500×260cm
- 収納サイズ:82×30×34cm
- 重さ:13.5kg
- 耐水圧:1,800mm
- 人数:6人
「スノーピーク スピアヘッド Pro.M」と同様の性能を備えていながら、サイズがワンランクアップしたテント。
グランピングを楽しみたい方やワンランク上のおしゃれなキャンプを楽しみたい方におすすめです。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:680×600×280cm
- 収納サイズ:87×33×38cm
- 重さ:16kg
- 耐水圧:1,800mm
- 人数:8人
大人数で使えるオクタゴン(8角形)スタイルの大型ワンポールテント。
同じサイズ感のワンポールテントのなかでも軽量な点が特徴です。ポールは丈夫なスチール製。4カ所にベンチレーションが備わっていて、通気性も確保されています。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:460×460×300cm
- 収納サイズ(約):77×35×35cm
- 重さ:17kg
- 耐水圧:2,000mm
- 人数:8人
前面出入口には雨を遮る便利なひさしが付いているので、雨天時の出入りが簡単。大型メッシュを採用し、天井には
ベンチレーションを装備しているので室内換気を自在に調整できます。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:405×265×270cm
- 収納サイズ:80×35×33cm
- 重さ:14.7kg
- 耐水圧:[フライ(TC部分)]350mm、[フライ(ポリエステル部分)]1,800mm
- 人数:6人
デザインが特徴的な個性派モデル3選
約20平方メートルを誇る、広大な居住スペースを備えたピラミッドテント。出入り口に
V字ポールを追加したことで、広さと通気性を両立しています。壁にはジッパーで開閉できるメッシュ窓が設けられており、自在にテント内を換気できるのもポイントです。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:450×500×260cm
- 収納サイズ:68×35.5×35.5cm
- 重さ:20kg
- 耐水圧:2,000mm
幅100cmもの広々とした前室を備えたティピーテントです。テント内に雨が入り込むのを防いだり、日差しを防いだりできるので、快適性が大きく向上。天井の換気窓は結露を防ぎ、熱気を外に放出する役割を担います。
【基本情報】
- 素材:ポリアミドWR(耐水性)FR(難燃性)
- 使用サイズ:380×380×255cm
- 収納サイズ:58×29cm
- 重さ:6.5kg
- 人数:4〜6人
2本の補助ポールによって、広々とした居住空間を実現。天井の高さは2mと、大柄な大人も楽に移動できるほどの高さを備えています。
高い防水性と引き裂き強度を備えたポリコットン素材を使用し、秋冬キャンプの冷気もシャットアウト!
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- 使用サイズ:440×440×290cm
- 収納サイズ:66×23×23cm
- 重さ:15.5kg
- 耐水圧:2,000mm
ワンポールテントをより快適にするアイテムにも注目
テントを支える1本のポールを二又にわけられるポール。テントの
中心にポールがなくなるため、テント内の空間を自由に使えます。高さ調節・角度調節が可能なので、さまざまなワンポールテントに使用可能。ワンポールテントでもレイアウトを楽しみたい人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:378.5×8×3.5cm
- 収納サイズ:58×17×9cm
- 重さ:3.5kg
防水生地のグランドシートをテントの下に敷くことで、フロアの耐水性を高めたりテント本体の摩耗軽減に役立ったりします。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル
- 使用サイズ:205×165cm
- 重さ:300g
- 耐水圧:1,500mm
ワンポールテントの中心にあるポールを囲むように設置できるテーブルです。デッドスペースになりがちなテントの中心を上手に活用し、テント内をより快適に。テーブルは
中央で二つに分離するため、高さの異なる二つのテーブルとしても利用可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ:直径90cm 高さ29.5/35/41.5cmの3段階調節
- 収納サイズ(約):91×45×8cm
- 対応ポール径:32mm
- 重さ:4.7kg
- 耐荷重:30kg
ワンポールテントとタープを簡単に連結できるアイテムです。テントとタープを近づけて設営できるので、
サイドウォールや前室がないワンポールテント内への雨の侵入を軽減できます。連結に必要なロープとカラビナが付属しているので、シーンに合わせて長さをアレンジ可能です。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- サイズ:25×25×15cm
- 重さ:170g
ワンポールテントの設営方法とたたみ方
ここではワンポールテントの設営方法とたたみ方のコツを解説します。
【設営方法】
1. インナーテントを広げる
グランドシートを敷き、インナーテントを広げます。ワンポールテントは一度テントを設置すると簡単には移動できないため、位置決めが重要。石や傾斜がないこと・地面が荒れていないことを確認して場所を選びます。
2. ペグ打ちでテントを固定
ペグをあらかじめインナーテントの周りに並べ、テントを対角線上にピンと張りながらペグ打ちして固定します。
3.フライシートを重ねる
インナーテントの上に、入り口をあわせるようにしてフライシートを重ねます。重ねたら、インナーテントのペグにフライシートのフックを掛けます。
4. ポールを立てる
インナーテントとフライシートの頂点をあわせ、テントの中央にポールを立てます。設営時には脱ぎ履きが簡単な履き物を着用することがおすすめです。
5. ガイロープを張る
ガイロープを対角線で引っ張り合うようにペグ打ちして固定します。
設営にかかる時間は約20〜30分。ポールが1本でペグの数が多いものの、簡単に設営することができます。以下の記事で詳しく解説しているため参考にしてみてください。
【ひとりでたてるもん!】〜vol.2は ワンポールテント編〜
一人でテントやタープを設営するまでの手順を紹介する連載企画「ひとりでたてるもん!」。連載の2回目は、人気の高いワンポールテントの設営です。一人で設営ができれば、もう一人は別のことができる!でも大きなテントやタープを一人で設営できる自信がない。そんな方に向け、テントやタープの形状ごとに、一人で設営する手順とコツを紹介します。
【たたみ方のコツ】
・ポールの長さに合わせてたたむ
収納袋はポールの長さに合わせてつくられていることがほとんど。明確にたたみ方を覚えていなくても、ポールの長さにそろうようにたたんでいけば収納袋に収まります。
1.フライシートは頂点を引っ張って形を整える
フライシートの形を整える際、頂点をもって引くと整えやすいです。イカのような状態に整えた後、縫い目に合わせて三角形にたたむのがおすすめ。
2.ポールの長さに合わせて四角形にたたむ
三角形の状態から頂点と端を内側に折ると四角形にたたみやすいです。このときにポールの長さと辺の長さがそろうようにしましょう。
3.ポールは真ん中から折りたたむ
ポールは端からではなく真ん中から折りたたみましょう。真ん中から折りたたむことで、中のショックコードにかかる負担を軽減できます。
4.ポールを芯にして巻く
フライシートの生地の上にたたんだインナーテントを重ね、ポールを芯にして巻いていきます。インナーテントをフライシートよりも少し小さめにたたんでおくと、はみだしを予防できます。
ワンポールテントを使っておしゃれで快適なキャンプを満喫しよう
手軽に設営できて見た目もおしゃれなワンポールテント。居住性が低くなりがちな点がデメリットですが、ワンポールテント用のテーブルや二又ポールをうまく活用すれば、弱点は大幅に解消できます。面倒に感じがちな撤収作業も、ポールの長さを目安にたたむだけなので簡単。お気に入りのワンポールテントでおしゃれキャンプを満喫してください。